ブログ記事21件
新年久しぶりに新展開があったので、ブログを書いてみようと思います。今までも意識の周波数を身体の動きによってコントロールする方法について、i-KeyProgramとしてご紹介してきました。この方法は自分の心地よいと感じる感覚にフォーカスすることを目的としていました。今回発見した方法では、意識の拡がりと高揚感がより強調され、合気道の技の効果も激しくなります。元々この方法は、ふと先師のやり方のイメージが出来、それを試す中で誰でも再現できる身体の動きに辿り着きました。具体的には、片手ずつ視線
i-KeyProgramを改良するなかで、保育理論の遊びの研究をしていて、本当の心と身体のリラックスの鍵は0〜6歳にあることが解ってきました。特に①心地よい生活が保障されていたこと。②その中で他人に心地よく受け止められ、自分も相手を受け止める心地よさを体感していること。③そしてイメージを膨らませ、それをみんなで共感し共鳴しながら、いろんな遊びに挑戦してきたこと。これらの感覚を持っていると、人生の様々シーンでリラックスと集中力を使って乗り越えていくことが出来ます。i-KeyProg
気合術の気合(有心)は有声で、合気(無心)は無声。合気柔術はこの無声無心の気合を柔術に応用したのだそうです。播州陰陽道で合気は音魂という説もあり、無声を有形にイメージして対象に当てるのが合気のはじまりなのかも知れません。
記念写真のときに「あごを引いて!」と言われますか?また身体計測で身長を測るときに「あごを引いて!」と言われますか?心当たりがある方は、「あごを引く」という動作が正しく出来ていない可能性があります。と言えるのも、1週間前に整体の先生から教えていただくまで、私自身「あごを引いて!」と言われ続けてきたからです。実際に私がやってきた「あごを引く」は、そのままの姿勢で文字通り「あご先を首に近づける」というものです。しかし正しい「あごを引く」では、この動作自体は結果に過ぎず、前提として「腹斜筋に力
デヴィッド・R・ホーキンズ『I<わたし>』の17章「内なる小径」に、経験に先立つ「気づきと呼ばれるフィールド」の存在が指摘されています。この「気づき」は自然な機能として、「考えること」を「観察者/目撃者の意識の非個人的な機能としての知ること」に置き換えるとされています。つまり考えが起こる寸前の瞬間に、「気づき」が起こり、自然に対象を「知る」状態になるということです。それは「気づきの光」が対象の真実を照らし出すかのような現象で、心的原因をもつ身体の不調の改善にも効果があります。私には10
i-Key~ココロとカラダの調和でわくわくを見つけよう!Facebookfacebookページにi-KeyProgramの紹介ページを作成しました。先日公開したi-KeyProgramの手順とプレゼンの様子をご覧いただけます。i-Key〜MindfulArtsAmebaOwnd
先の記事でキネシオロジーテストとi-Keyの共通点について触れました。そこでわかったのは、i-Keyの手法は自分のイメージで宣言なしにテストが行えるため、パートナーの質問を必要とする一般的なキネシオロジーテストより利便性が高い可能性があるということです。またbodyworkによって意識レベルを高めてからテスト=i-KeyCheckを行うのも、キネシオロジーの観点からみても有効だという確証が持てました。そこで今回、カラダとココロを調和させて自分が創造的になれることを見つけるi-KeyP
i-Keyは、もともと合気の研究過程で見つかった、意識と身体の反応を、ポジティブな用途に限定して活用するという発想から生まれました。この発想は特に何かに影響されたわけではないのですが、2018年6月に復刊した2004年出版のデヴィッド・R・ホーキンズの「パワーか、フォースか」で論じられているキネシオロジーテストと、かなりの共通点があることが判りました。まずキネシオロジーテストでは、人の意識レベルを1〜1000のスケールで表現したときに、200以下のネガティヴな人は正しい反応が得られないという
「i-Key(あいきー)Program」は、カラダとココロが調和した感覚を、合気の原理を使ったカラダの動きで生み出し、それをいつでも再現させるために、それぞれのオリジナルイメージを描き出すことを目標としています。武術としての合気はいろんな方が扱っておられます。そして武術はどうしても、それを発揮すると武力に起因する問題が起こる可能性があります。私は、現代において武術を武術として扱うことは、あまり意味がなくなってきているのではないかと感じています。それならいっそ武術の要素をゼロにしたら、新し
先日とても力の抜けた脚をもつ灯籠を見つけました。腰〜脚にかけて柔らかで力みのない佇まいに一目惚れしてしまいました。実は人も脚、特に膝の力を抜くのはとても重要です。肩の力みを取ることはよく言われますが、膝の力みを取ることはあまり言われません。しかし膝のゆるめて立つということは、リラックスした感覚が上半身から下半身全体に行き渡る結果を生み出します。そして肩の力を抜いただけでは感じられない、身体全体が調和したリラックス感覚を味わうことが出来るのです。また、このリラックス感覚とヴィジョンを結び
昔耽読した王陽明の伝習録。その中の一番好きな文章が「抜本塞源論」です。久々に読んでみて、全く現代と同じような状況で驚きました。拙い表現ですが、一部要約するとこのようなことではないかと考えています。本当の学問は、自分や世の中の全ての人々、物事全てを一体のものとして感じて、それぞれの本分に生きることで、知識やテクニックで他と比較競争するものではないことを教えてくれます。それは、目が聴くこと、耳が持つことを羨まないように、また手が探るものがあれば足で進むように、身体のそれぞれの部分が一心同体の
以前、柔らかく微細な「弱い力」は、固く荒い「強い力」よりも大きな影響を与えることについて書きました。ではその「弱い力」はどのようにしたら遣えるのでしょうか?強い力というのは、例えば他人に手を強く掴まれた時に感じる"力感"と同質のものです。力感は"リキみ"とか圧力とか痛みとも表現できます。人はこのような強い力を感じる時、触られた部分に限定して、その力感を感じます。仮にこの力感を感じている部分に、イメージで黒色を着けてみましょう。それはどんな風に見えるでしょうか?きっと相手の手の指の形
前回は2人組でワクワクした状態を確認する方法について書きました。今回はワクワクした状態になるために、どんなイメージを持ったら良いのかについて書いてみたいと思います。まず必要なのはワクワクするとは「どんな感覚」なのか?という定義です。感覚ですから、心や意識だけではなくて、そこには何らかの身体性も含まれているというのは明らかだと思います。また、英語ではexcitmentなので高揚感を伴うものなのは確かでしょう。そこで今回は仮に、ワクワクする感覚とは「心のエネルギー状態が高まったときに感じる高
自分がワクワクしているかどうか、自分でわかりますか?ワクワクするというのはとても曖昧で、これがワクワクしている状態ですと言い切る自信のない方は、案外多いように思います。でも安心してください。ワクワク状態なのか判定する方法があります。これは以前から合気道で基本が出来ない方に長年教えてきたやり方の応用で、2人1組で行います。まずリラックスして、自分がワクワクすることをリストアップします。5〜10個くらい書けたら、1番ワクワクするものから順番に並べ替えます。そこまで出来たらパートナーと向かい
意識のチカラと物理的な力、どちらが強いと思いますか?当然、ダンプカーとケンカをすると負けてしまいます。しかし、人対人では状況が変わってきます。なぜなら人には物理的な力に加えて「意識(イメージ)」があるからです。しかも人は物を動かそうとするとき、「動かそう」という意識(イメージ)が先にないと、物を動かすことも出来ません。必ず意識が先にあるのです。そのため人対人の状況では、物理的な力よりも、意識のチカラの方が優先されます。これはおそらく実際に体験しない限り、本当に納得は出来ないと思います
前回「可能性の実現に必要な、ただ100%イメージした状態であると信じて動く」ための「i-Key(あいきー)」という「100%イメージ」を身につけるテクニックがあることについて書きました。そして今回、この「100%イメージ」を身につけるi-Keyの3つのステップについて書いてみます。まず最も知っていただきたいのは、自分の身体で体感したことが、一番信じられるということです。当然といえば当然です。では次に、自分の身体で体感した感覚に最も近いイメージがあれば、どうでしょうか?これも信じるこ
「いい会社」は永く続く。ポイントは「心地よさ」だと思います。この10年で効率化が進んだ会社では、残業もほとんどしなくてよくなり、今では機械で出来るような、単純で不快な業務はかなり減ってきています。しかしここから乾いた雑巾をさらに絞るように、効率化をするのはただ苦しいだけで、それがいい会社とは言えないと思います。効率化ではなく、人にしか出来ないことだけをやる。そんな創造力のある会社になるには、働く人それぞれが、その瞬間瞬間で夢中になれることを見つけられるようになる必要があります。では
「丹田に力を入れなさい」武道に限らず、あらゆる場面で登場するこの言葉。力を入れたらどうなるか、知っていますか?丹田はだいたいおヘソのすぐ下の少し内部にあると言われている身体のポイントです。一般的に丹田に力を入れることは、重心が下がるため動作が安定し、丹田を意識して呼吸することで、リラックス効果や集中力が高まると言われています。しかし、実際におヘソの下の筋肉に力を入れたり、お腹を膨らませて呼吸をしたりしてみても、変に前かがみや反り腰になったり、お腹ばかりを意識して集中出来なかったりします。
「i-Key」〜enjoyyourinternalactivity〜さあ、上を向いて肩の力を抜いて真っすぐ座ってお腹と腰の力も抜いてみようそしてお腹で感じてみようわたしのスキは?イヤは?わたしのスキはどんな感情?わたしのイヤはどんな感情?スキな〇〇。何をしているともっとスキかな?スキな〇〇を〇〇する時の心地良さを感じているとイヤな〇〇にもあの頃はいろいろ楽しいことあったなさあ、わたしのイヤを手放してわたしのスキに包まれよう。スキに包まれたわたしが観る世界はきっと
「強い力」と「弱い力」ではどちらがより人に影響すると思いますか?「強い力」と聞くと、ボディービルダーのような筋肉を想像するのではないでしょうか?では「弱い力」と聞くと子供の力といった感覚でしょうか。人の力には、物理の世界でもあるように「強い力」と「弱い力」が存在します。そしてそれらには次のような特徴があります。「強い力」には強いという特徴の他に、堅い、粗い、瞬発的というような特徴があります。同じく「弱い力」にも弱いの他に、柔らかい、微細、継続的という特徴があります。これを踏まえると「
前回、余計な思考をストップさせる効果のあるi-Key運動を使って、自分の気になる言葉をピックアップし、そこからリラックスして自分のスキな言葉とイヤな言葉に向き合うやり方を紹介しました。では、20個ピックアップしたスキとイヤの言葉は、どう扱って行ったらいいのか一例を提案します。まず前回同様にお腹と腰の筋肉をリラックスさせた状態で真っ直ぐ座ります。それからスキとイヤの言葉から一番お腹で強く感じた言葉を一つずつ選びます。この時も頭は使わず、自分の心地よさと不快感を基準にします。それが出来たら、
合気の研究を続けてきて、技術的にどうしても解決したかったことがあります。それは「一人でも身体イメージを変化させて、合気の感覚を作り出すことは出来ないか」ということです。2人であれば色々と方法があり、それは今まで人に教えるときにも実践して、効果を確認してきました。しかし、今まで伝えただけで一人で合気の感覚を再認識してもらう手法は、考案出来ていませんでした。それがこの2ヶ月で、ある程度手法を確立させることが出来ました。その手法とは「バレーボールのオーバーハンドトスのような運動を20回行い、