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11年前に他院でL型シリコンプロテーゼを挿入しました。患者様が気になっていた点は以下です。・外見上、傾いたシリコンのかたちが判る・シリコンが動く・鼻背と鼻尖の皮膚が薄くなっており、特に鼻尖左側にシリコンが突出し、皮膚が透けてきた修正におけるご希望は、・以上3点を改善する・現状のシリコンより薄いものと交換・鼻尖の高さは維持したい・鼻先はまるくし、やさしい印象にする・・・でした。修正手術は次の内容でした。・皮下の浅い層に入っていたL型シリコン(
22年前に入れたL型シリコンプロテーゼに違和感を感じ来院されました。5~6年前鼻背に突出した部位を発見し、それ以降徐々に凹凸が拡がってきたそうです。また最近シリコンが浮き出たようになり、鼻根~鼻背が高くなったと感じていたようです。レントゲン検査を行ったところL型シリコンと皮膚の間には著しい石灰化を認め、シリコンは鼻骨から離れていたため、摘出することになりました。手術は・L型シリコンプロテーゼ摘出術・I型シリコンプロテーゼ挿入術・鼻根から鼻尖ま
患者様は以前より団子鼻を気にされていいたため、1年前、鼻先の目立ちを軽減するため他院でI型シリコンプロテーゼを挿入しました。ところがプロテーゼが曲がり、3ヵ月後、別のクリニックでL型シリコンに交換し、小鼻縮小術を同時に受けました。最終手術から8ヵ月経ったのですが、鼻先の団子鼻が改善されず修正を希望されました。また鼻根から鼻背にかけての皮膚が薄くなっており、シリコンの形状が判り、右鼻尖部にシリコンの一部が突出してました。鼻唇角が開き、鼻柱
15年前に他院でL型シリコンプロテーゼを挿入しました。5~6年前に鼻尖が平坦になったと感じ、最近では鼻先にシリコンが触れ、来院されました。鼻根におけるシリコンの厚さはレントゲン上2.8㎜~3.0㎜で、鼻背中央でプロテーゼは右に偏位していました。またL型プロテーゼの一部が鼻尖で触れ、同部位の皮膚は周囲より薄くなっていました。下外側鼻軟骨はシリコンプロテーゼで圧排されていると推察され、患者様はシリコンの交換と鼻先を鼻中隔延長術で形成をすることを希
低い鼻であり、特に鼻先が上に向いていることが気になり、来院されました。鼻尖は軟らかく、鼻中隔軟骨前縁は鼻孔から15㎜程度も離れた部位に触れ、鼻中隔延長術を選択しました。また鼻根から鼻背にはシリコンプロテーゼを使い、鼻先には鼻尖縮小術を同時に行いました。↓術前正面↓術後3ヵ月↓術前斜め左から↓術後3ヵ月↓術前斜め右から↓術後3ヵ月↓術前横から↓術後3ヵ月手術では皮下脂肪の減量も行っており、その影響
シリコンプロテーゼによる鼻根~鼻背の隆鼻を目的に来院されました。鼻尖側はシリコンプロテーゼによって太くならないことが患者様の強い希望であり、プロテーゼ鼻先側は細く加工し、挿入しました。軟骨間切開は鼻翼軟骨とその頭側にある上外側鼻軟骨の間を切開する方法です。鼻翼軟骨を傷つけずプロテーゼを入れることが可能で術後の鼻尖変形が発症することはほとんどありません。また吸収糸で切開部を縫合するため抜糸はありません。この手術アプローチは患者様への負担が
この患者様は鼻根にヒアルロン酸を注入していたのですが、横に拡がる傾向があったためシリコンプロテーゼを入れることを決意されました。控えめな鼻根~鼻背の隆鼻を希望されたため薄いシリコンにしました。また鼻先がやや下垂していたので同時に鼻尖の挙上も行いました。↓術前正面↓術後2週間↓術前斜め左前から↓術後2週間↓術前斜め右前から↓術後2週間↓術前横から↓術後2週間↓術前下から↓術後2週間
最近はL型シリコンプロテーゼが使われなくなりました。その理由は以下です。・鼻先にある鼻翼軟骨を圧迫し、長期的にみると鼻尖が変形する。「入れた頃は良かったのにアップノーズになってきた」という場合は鼻翼軟骨の圧排とプロテーゼの位置移動が原因です。・鼻先の皮膚の伸展、プロテーゼの入れ方、あるいは同時に鼻先の脂肪を除去するなどの手技によって鼻尖の皮膚が薄くなり、プロテーゼが触れる。「皮膚が薄くなり、気温の変化や飲酒後に鼻先が赤くなる」・・・