ブログ記事3件
一昨年購入したQuattro150Pを使って、久しぶりに天体写真を撮影してみました。15cmF4鏡筒ですが、レデューサーを使うと518mmのアストロラフとして使用できます。りょうけん座のM51(子持ち銀河)を撮影してみましたが、コマ収差は思ったよりないものの、周辺減光はかなりありました。最後にGraxpertを使って画像処理しましたが、お手軽に撮影できるので重宝しそうです。60sで撮影した5枚を処理しましたNGC5229は137億光年の彼方(Wikipedia)
銀河を境に、下側が白っぽくかぶっています下記作業でカブリを除去したもの。Satulation:元画像の飽和度を調整するもので大にすると銀河が濃くなりますこれは作業を容易にするための措置で画像そのものは影響しませんPointprerow:明るさを参照するエリア/ポイントの数です。小さくすると大きな四角になって数が少なくなり、値を大きくすると数が増え四角は小さくなりますGridTolerance:マスクをする範囲を設定します。
光害地での撮影データを完璧に補正するGraXpert/Pixinsight-DEEPSKYSTUDIO私は兵庫県西宮市の光害地にある自宅屋上をスタジオとして星空の撮影を行っています。南には6m道路を挟み阪神電鉄のdeepskystudio.works無料のかぶり取りソフト『GraXpert』:のんたの星のブログ星仲間より無料のかぶり取りソフト『GraXpert』が結構使えると聞き、早速検証してみました。Windows版の他、MacOS、Linux版もあります。Mac版があるの
無料のかぶり取りソフトであるGraXpertが気になっていたので、ホームページからダウンロードして使ってみました。私のM1チップを内蔵したMacにも対応していますが、ソフトを開く際にPCのセキュリティから許可する必要があります。補完方法は4種類に増えていて、Kringingに加えてAIモードが追加されたようです。元画像を読み込ませて緑色になったボタンを上から順に押すだけで補正された画像を手に入れることができ、簡単にかぶり取りができました。左が処理前、右がKringing処
望遠鏡のメンテもしたので早速撮影ですね。最近、天体観測がてらフラット補正を色々試していて馬頭星雲がちょうど良い教材です。ですが、そろそろ自宅前では視野が取れなくなってきました。敷地内の街路樹に邪魔されてしまい1時間の連続観測は無理ですね。そろそろ、自宅周辺でのオリオン座の季節は終わりですわこの日は珍しく、空が赤黒くないです。オリオン座もしっかり見えますので観測+フラットお試しです。今回、試そうとおもっているのはご近所フラットです。簡単に言うと、ライトフレームの星雲フラット化