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前回、前々回、前々々回と、やたらC++のコードばかりで退屈してしまったかと思いますので、今回はGlut_BCCの本来の開発趣旨(注)に沿って、BatchGoodでコンパイルしたGlut_BCCを実際に動かしてみましょう。柱:私はなんでも実験、実証したがる人間なので、OpenGLの座学では飽き足らず「実際にどう見えるのか」を併行して行わないと気が済まない、というのがこのプログラムの開発趣旨でした。まず起動時はこんな感じです。この段階ではGLUTウィンドウはまだ作られていないので、ウィ
前々回GLUTをクラス化したCGLUT.h、前回はGlut_BCCの宣言部分をカバーしましたので、今回は肝心なGlut_BCCProc.hとGlut_CBFuntion.hをザーッと解説します。(深く読むと疲れると思うので、青字当たりをザーと読み流すことをお勧めします。)【Glut_BCCProc.h】////////////////////////////////////////////Glut_BCCProc.h//Copyright(c)10/26/2021byBC
前回は、GLUTをクラス化して使用するCGLUT.hをやりました。今回からBCCSkeltonによるプログラミング部分になります。いつものことですが(と言いつつ、最近はとんとBCCSkeltonで書いていなかったのでお分かりではないかもしれませんが)、説明が簡単な順に、(1)Glut_BCC.cpp-メインのエントリーポイントがあるファイル。(2)Glut_BCC.h-ウィンドウやダイアログのクラス定義やメンバー関数の宣言があるファイル。をやって、最後に(3)Glut_BCCP
前回、「次回はGlut_BCCを作る為に必要なGLUTの機能をクラス化した"CGLUT"クラス(CGLUT.h)を解説します」などと書きましたが、実は単に関数群をクラスメンバーにした程度で「本当に必要があるの?」程度のクラスです。しかし、コーディングの効率とかの効率とか隠蔽化とかの問題ではなく、「私の学習(『フゥーン、そうなんだー』)」効果は結構ありました。要すればGLUTのお作法に沿ってコンストラクターでオブジェクトを作り(従ってその際のパラメーターを内部にメンバーとして保有します
ひょんなことからOpenGLに手を出し、C、C++でGLUTを試した後、C#のOpenTKを導入し、矢張りOpenGLの基本をGLUTで学び直そうとしたことご高承の通りです。(「【OpenGL】3DグラフィックとGLUT」シリーズ)そしてワールド、ローカルの三次元座標、ベクトル行列による座標変換、視点と視野、平行投影と透視投影を一応舐めて、立方体、正三角錐によるソリッド、ワイアー、照光、質感までやってきました。その総括として今回は本ブログの本筋であるBCCFormandBCCSkelt
前回、OpenTKの公式サイトでフリーダウンロードを推奨している「OpenTK.dllとOpenTK.GLControl.dllのバージョン不一致エラー問題」から、(感情的に)OpenTK導入に関わる癇癪玉を破裂させたので、今回はより客観的に書きたいと思います。Windows11に同梱されているC#コンパイラー(C#5)とMSCompAssによるプログラミング環境でOpenTKを利用される方は次の手順で設定を行ってください。(1)OpenTK(Ver3.3.3)とOpenTK.G