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2026年に向け、アメリカのトップ・シングルシーターであるインディカーからF2へと異例の転向を果たすのが、インディカー勝者のコルトン・ハータだ。7シーズンにわたるインディカー参戦経験を携え、彼は来季のF2開幕と同じ月に26歳を迎える。これは、F2ドライバーとしては明らかに高い年齢層に属する。だが、彼のチームメイトも同様だ。宮田莉朋もすでに26歳であり、2人が所属するハイテックは、F2の中でも際立って“成熟した”ラインアップを形成している。F1では、F2に参戦する若手よりも年下のドライバーが昇
キャデラックF1のテストドライバーを務めるコルトン・ハータは、2026年FIAフォーミュラ2選手権に向けた準備の第一歩として、今週アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われたHitechTGRとの初公式F2テストに参加した。テスト初日から2日間で、ハータは合計172周を走行。新しいマシンとシリーズに慣れることを主眼に置いた、多忙なプログラムを消化した。水曜午前のセッションでは32周を走り、1分39秒792を記録してテストをスタート。午後に入るとさらに51周を重ね、ベストタイムを1分39秒
FIAF2に参戦するハイテックTGRは12月8日、2026年シーズンのドライバーとして日本の宮田莉朋を起用すると発表した。TOYOTAGAZOORacingの若手ドライバー育成プログラム『TGR-DC』の一員である宮田は2026年、新たなチームからFIAF2参戦3年目を迎えることが明らかにされた。2023年に全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGTGT500クラスという国内トップカテゴリーでダブルタイトルを獲得した宮田。2024年よりFIAF2に挑戦を開始し、初年度の20
12月7日、2025年FIAF2第14戦ヤス・マリーナのフィーチャーレース(決勝レース2)がアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催され、ジョシュア・デュルクセン(AIXレーシング)が今季2勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は8位でチェッカーを受けて今季7度目の入賞を果たし、最終戦を終えた。なお、2025年のチームタイトルは王者レオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング/マクラーレン育成)を擁するインビクタ・レーシングが獲得。ダブルタイトルを手にすると
12月6日、2025年FIAF2第14戦ヤス・マリーナのスプリントレース(決勝レース1)がアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われ、アービッド・リンドブラッド(カンポス・レーシング/レッドブル育成)が今季3勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は14位でレースを終えたが、セッション終了後にレオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング/マクラーレン育成)にタイムペナルティが科され、13位に繰り上がりとなった。第14戦決勝レース1のグリッドは5日に行われた予選ト
12月5日、2025年FIAF2第14戦ヤス・マリーナの公式予選が行われ、ロマン・スタネ(インビクタ・レーシング)が最速タイムを記録し、7日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は14番手で予選を終えている。30分間の予選は日本時間20時(現地時間15時)より、気温27.7度、路面温度35.4度、雲の多い晴れのドライコンディションのなか、スタートを迎えた。スタートともにコース入りを果たした全車は開始5分後に最
11月30日、2025年FIAF2第13戦ルサイルのフィーチャーレース(決勝レース2)がカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで開催され、ビクトール・マルタンス(ARTグランプリ/ウイリアムズ育成)が今季初優勝を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)はマシントラブルに見舞われたか、序盤にリタイアとなった。また、2位でチェッカーを受けたレオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング)が最終戦を残して2025年シーズンのドライバーズタイトルを獲得し、2024年のFI
現地時間11月29日、2025年FIAF2第13戦ルサイルのスプリントレース(決勝レース1)がカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、リチャード・フェルシュフォー(MPモータースポーツ)が今季4勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は16位でレースを終えている。第13戦決勝レース1のグリッドは28日に行われた予選トップ10のリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したドライバーズランキング4位のフェルシュフォーがリバースポールを獲得。フロ
11月28日、2025年FIAF2第13戦ルサイルの公式予選が行われ、オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ/レッドブル育成)が最速タイムを記録。30日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得したかと思われた。しかしセッション中に他車の走行を妨害したと判断されたゲーテは、第13戦の2レースにおいてグリッド降格ペナルティが科されることに。これにより、フォルナローリが繰り上がりでフィーチャーレースのポールポジションを獲得するかたちとなった。【レオナルド・フ
11月28日、2025年FIAF2第13戦ルサイルの公式予選が行われ、オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ/レッドブル育成)が最速タイムを記録し、30日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は16番手で予選を終えている。30分間の予選は日本時間29日1時10分(現地時間28日19時10分)より、気22.7度、路面温度28.1度、日が沈みフリー走行から路面温度が12度低下したドライコンディションのなか、スタートを迎
9月21日、2025年FIAF2第12戦バクーのフィーチャーレース(決勝レース2)がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで開催され、ジャック・クロフォード(ダムス・ルーカスオイル/アストンマーティン育成)が今季4勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は11位でレースを終えたが、セッション終了後にジョセップ・マリア・マルティ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)にペナルティが科され、10位に繰り上がりとなった。フィーチャーレースのグリッドは19日に行われた
9月20日、2025年FIAF2第12戦バクーのスプリントレース(決勝レース1)がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで行われ、ディーノ・ベガノビッチ(ハイテックTGR/フェラーリ育成)がFIAF2初優勝を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は12位でレースを終えている。第12戦決勝レース1のグリッドは19日に行われた予選トップ10のリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したラファエル・ヴィラゴメス(ファン・アメルスフォールト・レーシング)がリバースポー
9月19日、2025年FIAF2第12戦バクーの公式予選が行われ、ジャック・クロフォード(ダムス・ルーカスオイル/アストンマーティン育成)が最速タイムを記録し、21日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は19番手で予選を終えている。直前に行われたF1のフリー走行1回目で発生した縁石破損の修復作業の影響を受け、30分間の予選は日本時間19時05分(現地時間14時05分)より、気温25.5度、路面温度38度、雲
FIAF2に参戦するトライデントは9月15日、ローレンス・ファン・ホーペンとマクラーレン育成のマルティニウス・ステンスホーンというふたりのドライバーを起用することを発表した。2025年FIAF2参戦にあたり、当初はサミ・メゲトゥニフ、マックス・エスターソンという新人ふたりを起用していたトライデント。しかし、前戦イモラ終了時点でメゲトゥニフが2点、エスターソンが無得点と苦戦が続き、チームランキング最下位という状況だった。そんなイモラ戦終了後の9月13日、トライデントはチームのSNSにてメゲ
FIAF2に参戦するトライデントは9月13日、2025年シーズンも残り3戦6レースを残すなか、ドライバーであるサミ・メゲトゥニフ、マックス・エスターソンとの契約を終了することをチームのSNSを通じて発表した。イタリアに拠点を置くトライデントは、F1のサポートレースとして開催されるFIAF2、FIAF3をはじめとしたシングルシーターレースに参戦。特にFIAF3では強豪の一角であり、2023年はガブリエル・ボルトレート、2024年はレオナルド・フォルナローリ、そして2025年はラファエル
9月7日、2025年FIAF2第11戦モンツァのフィーチャーレース(決勝レース2)がイタリアのモンツァ・サーキットで開催され、ルーク・ブラウニング(ハイテックTGR/ウイリアムズ育成)がポール・トゥ・ウインでFIAF2初優勝を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は14位でフィーチャーレースを終えている。フィーチャーレースのグリッドは5日に行われた公式予選で決定され、ドライバーズランキング4位のブラウニングが初のポールポジションを獲得。フロントロウ2番グリッドにクッシュ・マイ
9月6日、2025年FIAF2第11戦モンツァのスプリントレース(決勝レース1)がイタリアのモンツァ・サーキットで行われ、レオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング)が今季4勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は11位でスプリントレースを終えている。第11戦決勝レース1のグリッドは5日に行われた予選トップ10のリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したディーノ・ベガノビッチ(ハイテックTGR/フェラーリ育成)がリバースポールを獲得。フロントロウ2
9月5日、2025年FIAF2第11戦モンツァの公式予選が行われ、ルーク・ブラウニング(ハイテックTGR/ウイリアムズ育成)が最速タイムを記録し、7日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は18番手で予選を終えている。30分間の予選は、日本時間22時58分(現地時間15時58分)より、気温25.6度、路面温度37度、快晴のドライコンディションのなか、スタートを迎えた。開始4分後、アレクサンダー・ダン(ロダン・
現在FIAF2の選手権をリードしているのは、ルーキーのレオナルド・フォルナローリ。F2参戦1年目でチャンピオンを争うのは並大抵のことではないが、にもかかわらず彼は未だどのF1チームの育成プログラムにも所属していない。これについて彼がF2で所属するインヴィクタのジェームズ・ロビンソン代表は「衝撃的なこと」だと表現する。そして、将来に向けて陣営を補強したいF1チームにとって、フォルナローリが掘り出し物的な存在になると述べた。フォルナローリは昨年、トライデントからFIAF3に参戦してチャン
予選前にフリー走行が1回しかないFIAF2では、45分間のフリー走行が週末の行く末を左右すると言っても過言ではない。ただ、2025年FIAF2第10戦ブダペストのフリー走行序盤、宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)はターン2でマシンを止めてしまい、1周もタイム計測を行うことができなかった。「レースで使うタイヤのスクラブ(皮剥き)を終えてピットに戻り、フリー走行で使うタイヤに履き替えました。そこからピットロードを出てアクセルを全開にしたのですが、エンジンパワーが戻りませんでした。メイン
8月3日、2025年FIAF2第10戦ブダペストのフィーチャーレース(決勝レース2)がハンガリーのハンガロリンクで開催され、レオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング)が今季3勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は18位でフィーチャーレースを終えている。フィーチャーレースのグリッドは1日に行われた公式予選で決定され、参戦3年目のロマン・スタネ(インビクタ・レーシング)が初のポールポジションを獲得。フロントロウ2番グリッドはポイントリーダーのフォルナローリとなり、
8月1日、2025年FIAF2第10戦ブダペストの公式予選が行われ、ロマン・スタネ(インビクタ・レーシング)が最速タイムを記録し、3日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は17番手で予選を終えている。30分間の予選は、日本時間22時55分(現地時間15時55分)より、気温27.2度、路面温度44.6度、快晴のドライコンディションのなか、スタートを迎えた。各車はスタートと同時にコースインし、最初のアタックに向
予選でのフロントロウ獲得、フィーチャーレースでの2位表彰台と、FIAF2参戦2年目の宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は第9戦スパ・フランコルシャンにて、これまでの苦戦を跳ね除けるような好走を見せた。「初日からマシンは悪くなく、フリー走行から6番手にいたので、前戦シルバーストンのようなマシントラブルさえなければ、予選でもトップ10に入れるだろうと感じていました」と、宮田はレースウイーク後の取材で振り返った。「予選はフリー走行からどれだけ大きくタイムを上げられるかが鍵だったので(編注
レッドブルF1のジュニアドライバーであるアービッド・リンドブラッドは、先週末のFIAF2ベルギーGP決勝で失格となった件について声明を発表し、「僕たちが当然得るべきものを奪われた」と語った。リンドブラッドは日曜のF2決勝(フィーチャーレース)で2位フィニッシュを果たしたが、レース後の車検でタイヤ圧が規定値を下回っていたことが判明し、失格処分を受けた。ピレリが設定したウェットコンディションでの最低空気圧は、フロント16.0PSI、リア14.0PSIだが、リンドブラッドのすべてのタイヤがこれ
7月27日に行われた2025年FIAF2第9戦のフィーチャーレース終了後、同レースでポール・トゥ・ウインを飾ったと思われたアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/マクラーレン育成)に10秒のタイムペナルティ、そして暫定2番手のアービッド・リンドブラッド(カンポス・レーシング/レッドブル育成)に失格の裁定が下った。これにより、暫定4番手でチェッカーを受けた宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)が、正式結果で2位に繰り上がった。ドライの予選でポールポジションを獲得し、ウエットコ
7月27日、2025年FIAF2第9戦スパ・フランコルシャンのフィーチャーレース(決勝レース2)がベルギーのスパ・フランコルシャンで開催され、アレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/マクラーレン育成)が今季3勝目を飾った。フロントロウ2番グリッドスタートの宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は4位でレースを終え自己最高位を更新した。フィーチャーレースのグリッドは25日に行われた公式予選で決定され、ダンが今季2度目のポールポジションを獲得。フロントロウ2番グリッドに予選自己
7月26日、2025年FIAF2第9戦スパ・フランコルシャンのスプリントレース(決勝レース1)がベルギーのスパ・フランコルシャンで行われ、レオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング)が今季2勝目を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は8位でチェッカーを受け、今季4度目の入賞を果たした。第9戦決勝レース1のグリッドは25日に行われた予選トップ10のリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したオリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ/レッドブル育成)がリバース
FIAF2参戦2年目の宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は今季苦戦が続いていた。そんななか宮田は第9戦スパ・フランコルシャンの予選を自己最高位となる2番手で終えた。27日に開催されるフィーチャーレース(決勝レース2)をフロントロウからスタートを迎える見込みだ。予選直後に行われた、F1ジャーナリストの尾張正博氏によるインタビューの模様をお届けする。*********──今回、スパで予選2番手を獲得できた要因は?「ヨーロッパラウンドに入ってから、クルマのパフォーマ
7月25日、2025年FIAF2第9戦スパ・フランコルシャンの公式予選が行われ、アレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/マクラーレン育成)が最速タイムを記録し、27日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。フリー走行から好走を見せた宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は予選自己最高位となる2番手で予選を終えた。30分間の予選は、日本時間22時(現地時間15時)より、気温22.4度、路面温度39度、朝から立ち込めていた霧が晴れた晴天のドライコン
FIAF2に参戦するAIXレーシングは7月9日、2026年シーズンの同選手権においてエマーソン・フィッティパルディJr.を起用すると発表した。彼は2度のF1チャンピオンに輝き、現在78歳となったエマーソン・フィッティパルディの息子だ。1972年と1974年の2度にわたってF1ドライバーズタイトルを手にし、1989年と1993年にインディ500を制した偉大な父のもとに生まれた彼は、2007年生まれの現在18歳。父エマーソンの孫でレーシングドライバーのピエトロ(ELMS参戦中/現在29歳)、そ