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F1ファンがフェリー移動中にメキシコGPを観戦していた際、誤ってアダルト作品が放映されるという前代未聞のトラブルが起き、船内が騒然となった。事件は10月26日、フランスのディエップからイギリス・ニューヘイブンへ向かう便で発生。機材トラブルでフランスへの折り返しが決まっていた状況の中、船内のテレビ放送が問題を引き起こした。◼️船内で起きた“誤放映トラブル”の詳細英紙『TheArgus』によると、ある乗客は「子どもたちがリクライナールームから悲鳴を上げて走り出てきた」と証言。「何人かの
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを舞台に開催された2025年F1第20戦メキシコシティGPはランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインを飾りました。ノリスとオスカー・ピアストリ(マクラーレン)のドライビングスタイルの違い、オリバー・ベアマン(ハース)の4位入賞、そして今大会チームメイトとのタイム差を縮めた角田裕毅(レッドブル)と、レッドブルの来季ラインアップ決定延期について、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独自の視点で綴ります。☆☆
F1での5年目に突入した角田裕毅は、2025年第3戦からレッドブル・レーシングのドライバーとして新たなチャレンジをスタートした。元ドライバーでその後コメンテーターとしても活躍したハービー・ジョンストン氏が、角田の戦いについて考察する。今回はメキシコシティGPの週末を中心に振り返る。──────────────────実は先週末、私はメキシコシティまで出かけてきた。そして、我らが角田裕毅にとって非常に心強いデータと最新ニュースを持ち帰ってきたのだ。「いやいや。角田はQ3にも進めず、ポイント
フェラーリF1チーム代表のフレデリック・バスールは、F1メキシコGPでキャリア最高の4位を記録したハースF1チームの新人オリバー・ベアマンを称賛した。20歳のルーキーは初の表彰台にわずかに届かなかったものの、堅実な走りでチームのシーズン最高成績を導いた。バスールはフェラーリ・ドライバー・アカデミーでベアマンの育成を指導してきた人物であり、レース後には「正直、途中まで表彰台を狙えると思っていた」と語った。「彼は本当によくやった。シーズン序盤からずっと良い走りをしているが、予選か決勝のどちらかで
メルセデスの広報担当ディレクターであり、メキシコシティGPを欠席したトト・ウルフ代表に代わってチームを率いたブラッドリー・ロードは、メキシコシティGPでのチームオーダーに関する「難しい状況」について振り返り、判断が遅れたことを反省した。メルセデスのジョージ・ラッセルは、4番グリッドからレースをスタート。しかし6周目に目の前のルイス・ハミルトン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が繰り広げた激しいバトルの煽りを受けてポジションを落としてしまった。メルセデスにとって頭の痛
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのフランコ・コラピントは16位でレースを終えた。コラピントはハードタイヤで最後尾からスタートし、第1スティントを全20台のなかで最長となる47周走った。16番手を走行していたコラピントはピットストップで最後尾の17番手に下がり、最後はカルロス・サインツ(ウイリアムズ)のリタイアに伴い16位でのフィニッシュとなった。「最後のスティントでソフトタイヤと少ない燃料で見せた有望なペースを除けば、僕たちにとっては長く孤独な
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは15位でレースを終えた。ガスリーは18番手からミディアムタイヤでスタート。1周目には3つポジションを上げ15番手を走行したが、7周目には18番手に後退した。その後他車のピットストップに伴い16番手まで上がったガスリーは、33周目にソフトタイヤに交換し、1ストップでレースを完走した。「チームとしてとても難しいレースだったし、見直すべき点がたくさんある。順調なスタートだったが、僕たちはスタート
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1メキシコGPのドライバーズパレードに緑のルチャドール(メキシコの覆面レスラー)マスクを着用して登場し、会場を大いに沸かせた。マスクにはチームカラーのグリーンが施され、さらにバイザーまで取り付けられており、メキシコ文化への敬意をユーモアたっぷりに表現した姿だった。パレードでは、ジョージ・ラッセルやエステバン・オコン、オリバー・ベアマン、アレクサンダー・アルボン、オスカー・ピアストリ、そしてザウバーのガブリエル・ボルトレトらがアロンソの姿を見て爆
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。アロンソは14番手からソフトタイヤでスタート。スタート直後の接触で順位を落とすも、アロンソは14番手の位置を取り戻して維持し、20周目にピットに入りユーズドのミディアムタイヤに交換した。しかし34周目に、アロンソは予防措置としてリタイアを選択した。「僕にとっては難しいレースだったし、週末を通してペースに苦しんだ。スタートはよかったが、その後接触があり
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは14位でレースを終えた。ストロールはソフトタイヤで19番手からスタートし、26周目にユーズドのミディアムに交換。43周目に再度ソフトに履き替えて、最後尾から14位まで追い上げてフィニッシュした。「メキシコに来るにあたって、僕たちは常に現実的な期待を抱いていた。それに、これまでにもこのコースは僕たちが苦戦してきたところだ。だから、今日19番手からスタートすることは決して簡単ではなかった
F1メキシコシティGP決勝中、リアム・ローソン(レーシングブルズ)の目の前でマーシャルふたりがコースを横切るというインシデントが発生したが、メキシコのモータースポーツ連盟がこの件について、ローソンの行動を非難するという驚きの行動に出た。スタート直後にクラッシュが起きた後、マーシャルがデブリを回収していたが、接触のためピットストップを行ったローソンがコースに復帰し、ふたりのマーシャルに遭遇した。ターン1とターン2の間でマーシャルはローソンの目の前でコースを横断、ローソンは無線で驚きを示し、レー
メキシコのモータースポーツ連盟「OMDAIスポルト・メヒコ」は、F1メキシコGPで起きたリアム・ローソン(レーシングブルズ)とマーシャルの“接触寸前”の場面について、ドライバー側の対応に非があったとの見解を示した。同連盟は火曜に声明を発表し、1周目に発生したカルロス・サインツ(ウィリアムズ)との接触によるデブリを回収するためにマーシャルが出動した場面を分析。ローソンの車載映像を含む多数のスクリーンショットを提示し、「ダブルイエロー旗が提示されていたにもかかわらず、十分に減速しなかった」と主張し
FIA(国際自動車連盟)は、2025年F1メキシコシティGPで発生した2つの物議を醸した場面について公式声明を発表した。ひとつは序盤にリアム・ローソン(レーシングブルズ)がマーシャルと接触寸前となった危険なシーン、もうひとつは終盤に導入されたバーチャルセーフティカー(VSC)に関する判断だ。◼️ローソン、マーシャルと接触寸前の危険な場面レース序盤、ローソンはターン1のコーナーでデブリ回収作業を行っていた2名のマーシャルと遭遇。間一髪で衝突を避ける形となり、深刻な事故を回避した。ローソンは
2025年F1メキシコシティGP決勝で、リアム・ローソンはリタイアに終わった。ローソンは、スタートの発進自体は良かったが、ターン1の出口でカルロス・サインツ(ウイリアムズ)にヒットされ、マシンにダメージを負ったため、2周目にピットに入らなければならなかった。一度はコースに復帰したローソンだが、結局ダメージが大きすぎたため、5周でリタイアすることになった。なお、ローソンが3周目にコースに復帰した際、ターン1から3ではダブルイエローフラッグが振られていたが、ターン1出口でローソンのすぐ
2025年F1メキシコシティGP決勝で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは13位に終わった。ハジャーは8番グリッドから1周目に11番手に後退。ミディアムタイヤでファーストスティントを長く取ったものの、34周目のピットストップ直前は10番手にとどまった。セカンドスティントを15番手から始め、47周目にポイント圏内に。しかしレース最後の10周は、ユーズドソフトタイヤでポジションを維持できなくなり、62周目から64周目に3つ後退、最終的に13位フィニッシュとなった。「フラストレーショ
2025年F1第20戦メキシコGP決勝で、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)は、2度にわたるピットレーン速度超過によって5秒ペナルティとドライブスルー・ペナルティを科されるという、屈辱的な展開に見舞われた。だが、この異例の事態を招いた原因はドライバーエラーではなかった。背景には、1周目のターン1でフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を含む三つ巴のバトル中に起きた、リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)との接触事故があった。◼️悪夢の起点:T1の接触とセンサー破損すべては1周目
F1メキシコシティGPの最終盤、カルロス・サインツJr.のウイリアムズがサーキットの最終区間でストップしたことで、バーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言された。このVSCが宣言された理由について、FIAが説明した。メキシコシティGPの決勝レース終盤、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)による2位争いが白熱した。しかし残り2周となったところでVSCが宣言され、ふたりの戦いに水を差した。このVSCが解除されたのは、ふたりがセクター1を通過した後
ウィリアムズのカルロス・サインツは、2025年F1メキシコGP決勝でピットレーン速度超過のためにドライブスルーペナルティを科された。サインツにとってはこの日2度目のピット違反であり、チームはピットリミッターの不具合に苦しんでいたことを示唆している。サインツはレース中の最初のピットストップで速度超過を犯し、5秒加算ペナルティを受けた。31歳のスペイン人ドライバーは48周目にピットインしてそのペナルティを消化したが、その際にマシンの挙動に問題を訴えた。彼のウィリアムズFW47はピットレーン内で「
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのカルロス・サインツは17位でレースを終えた。サインツは、予選で7番グリッドを獲得したが、前戦アメリカGPで受けた5グリッド降格ペナルティを消化し12番手からスタート。しかしターン1での接触によりフロントタイヤのセンサーが壊れ、スピードリミッターが機能しなくなってしまった。サインツは17周目に最初のピットストップを行うが、この時80km/hと定められているピットレーンで0.2km/hのスピード違反を犯し、5秒のタイム
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは12位でレースを終えた。アルボンは、ハードタイヤで17番手からスタート。第1スティントを長く走り、13番手まで順位を上げた。41周目にソフトタイヤに交換し、周囲のマシンよりもフレッシュなタイヤを活かしてポジションをを4つ取り戻し12位で完走した。「僕としてはちょっと遅いレースだった。僕は、レース序盤にハードタイヤを履いていたふたりのドライバーのうちのひとりだったが、ペースが足りなか
フェラーリF1のルイス・ハミルトンは、ハースF1チームのオリバー・ベアマンがメキシコGPでキャリア最高の4位を記録したことを受け、祝福のメッセージを送った。ルーキーイヤーを戦うベアマンは、日曜の決勝で12ポイントを獲得し、チームにとっても今季最大の成果をもたらした。メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われた第20戦は、ベアマンにとってこれまでで最も充実した週末となった。予選では1分16秒410のタイムで10番手につけ、ポールシッターのランド・ノリスとの差は0.874秒。
フェラーリF1チーム代表のフレデリック・バスールは、メキシコシティGPについて「週末全体としては我々にとって良いものだった」と述べた。決勝ではシャルル・ルクレールが2位表彰台を獲得し、ルイス・ハミルトンも強力なペースを示した。ルクレールは日曜の決勝(71周)を通じてほとんどの時間を単独走行で過ごしたが、終盤には追い上げてきたマックス・フェルスタッペンに迫られる展開となった。2戦連続の表彰台獲得となったルクレールは、予選でハミルトンとともに2番手・3番手を確保し、スタート直後には優勝したランド・
マクラーレンのランド・ノリスは、F1メキシコシティGPで圧倒的な勝利を収めてチャンピオンシップの首位に立った後、2025年シーズンの初めに自信を失った瞬間があったことを明かした。タイトル争いで自分を疑ったことはあったかと問われたノリスは、「シーズン序盤は確かにそうだった。自分のマシンのせいにしたくなかった。僕はそういうタイプじゃないんだ」とスカイスポーツF1のインタビューで説明した。「勝てるマシンがあって、オスカー(ピアストリ)が勝っていた時は、自分のマシンが十分ではないという言い訳はで
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1メキシコシティGPで3位表彰台を獲得し、タイトル争いをつなぎとめた。首位のランド・ノリスとの差は36ポイントに縮まり、望みをわずかに繋ぐ結果となったが、フェルスタッペンは「完璧な週末でなければ勝てない」と厳しい現実を口にした。しかしレース後は、FIA(国際自動車連盟)の判定をめぐって他陣営が一斉に反発。フェルスタッペンのコース外走行にペナルティが科されなかったことに対し、ジョージ・ラッセルやフレデリック・バスールらが怒りを露わにし、メ
2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはリタイアでレースを終えた。ヒュルケンベルグは13番手からソフトタイヤでスタート。スタート直後の混乱のなか16番手、18番手と順位を落としてしまい、後方から巻き返しを狙うことに。他車のピットストップの間に15番手まで上がったものの、ヒュルケンベルグは25周目にリタイアとなった。「今日は明らかにとても厳しいものだった。フォーメーションラップからパワーの問題が発生し、そのせいで基本的にレースは
2025年F1メキシコシティGP決勝で、ザウバーのガブリエル・ボルトレトは10位入賞を果たした。16番グリッドから1周目に13番手に上がり、ミディアムタイヤからソフトに替える1ストップで、タイヤをうまくマネジメントして走り切った。62周目にはアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)を抜いて10番手に上がり、1ポイントをつかんだ。「全体として、今日の結果には満足している。16番手スタートからポイント圏内でフィニッシュできたことは、僕たちのレースペースが強力であること、チームの戦略が素
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1メキシコGP決勝で発生したチームオーダー騒動について、「やるならすぐにやるべきだった。もしくはやらないべきだった」と語り、チームの対応が後手に回ったことへの不満を明かした。決勝では、残り約30周の時点でラッセルが5番手を走行。前方にはチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが、さらにその前にはハースのオリバー・ベアマンが3番手で走行していた。背後からはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が迫っており、ラッセルは自分の方が速いと感じてアントネッリの前に
ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1メキシコGP決勝で複数のドライバーがコーナーをショートカットしながら順位を維持したことに対し、「理解できない」とFIAの対応を強く批判した。スタート直後、ターン1〜3で5台がコースを外れたにもかかわらず、裁定はなし。ラッセルは「明らかに間違ったブレーキングをしたのに罰がない」と怒りをあらわにした。「3人のドライバーがコーナーをカットしてポジションを保っているのが理解できない。ブレーキを遅らせてミスしたのに、そのままショートカットして何の罰もない。正直、
2025年F1メキシコシティGP決勝で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは6位だった。ラッセルはスタート直後、後ろのグリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)からかわされ、5番手に。フェルスタッペンがコーナーをカットしてコースに復帰し、前のポジションを維持したことに、ラッセルは憤っていた。その後、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、フェルスタッペン、ラッセルがポジション争いをするなかで、フェルスタッペンが一時コースからはみ出し、戻ってくる際にラッセルに寄せる形になったこと
2025年F1メキシコシティGP決勝で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは6位だった。アントネッリは22周目にピットイン、アントネッリとラッセルは連なって走ることになった。アントネッリはベアマンを追うが、オーバーテイクできず。ラッセルは自分の方がチームメイトより速いとして、ポジションを入れ替えるようチームに何度も頼むが、チームは数周にわたってそれを拒否。ラッセルがいら立ちを募らせるなか、チームはついに要求を聞き入れ、41周目に順位入れ替えが行われた。しかしそのころにはラッ