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カタリーナ・ノワク氏が28歳の若さで、タイラー・エップ氏の後任としてマイアミGPの社長に就任した。グランプリ主催企業のトップとしてはF1史上最年少であり、今後はイベントのさらなる発展に尽力することになる。マネージングパートナーのトム・ガーフィンケル氏は「カタリーナを社長に迎えられることを嬉しく思う。彼女はこれまで一緒に仕事をしてきた中でも最も才能ある若手幹部の一人だ。ファン体験の革新と、世界最高水準のイベント提供という使命をさらに推し進めてくれるだろう」と歓迎のコメントを寄せた。オー
マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台に開催された2025年F1第6戦マイアミGPは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が今季4勝目/自身通算6勝目を飾りました。今回は、デビュー6戦目にしてスプリントポール、予選3番手を獲得する走りを見せたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)のスピードセンス、そして角田裕毅(レッドブル)の周囲の人間を納得させる仕事ぶりについて、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独自の視点で綴ります。☆☆☆
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは16位でレースを終えた。ストロールはユーズドのミディアムで18番手からスタートし、20周目にユーズドのハードに交換して走りきった。「今日は僕たちにとって難しいレースで、予想通りとてもトリッキーなコンディションだった。僕たちには単にペースがない。今シーズンこれまでのところずっと遅いし、今日も例外ではなかった。レースでは何も起こらずチャンスもなかった。このことは、僕たちに競争力がないことを示して
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは15位でレースを終えた。アロンソは17番手からユーズドのハードタイヤでスタートし、28周目にユーズドのミディアムタイヤに交換して15位で完走した。「厳しいレースだ。週末を通してペースが悪く、難しいレースになるだろうと予想していた。僕たちは今日、シーズンを通して経験しているのと同様の課題に直面し、目の前の混乱をうまく活用することができなかった。さらに改善する必要があるし、イモラで一歩前進
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、ザウバーのガブリエル・ボルトレトはリタイアでレースを終えた。ボルトレトは予選でヒュルケンベルグを上回り、13番手からスタートしたが、パワーユニットのトラブルで30周目にリタイアした。「リタイアするまではよいレースだった。僕たちは(エステバン・)オコンのすぐ後ろ、(ピエール・)ガスリーの前の13番手で安定して走っていたし、最後までそのポジションを維持できると感じていた。ペースは予想通りで、僕たちはハースとレーシングブルズより少し遅れ
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは14位でレースを終えた。ハードタイヤで14番手からスタートしたヒュルケンベルグは、第1スティントを全20台のなかで最長となる35周走り、36周目にミディアムタイヤに交換して14位でフィニッシュした。「今日はかなりクリーンなレースだったし、今年最高のレースのひとつだったと感じている。ターン1で(リアム・)ローソンと(ジャック・)ドゥーハンが衝突したとき、僕はトラブルを回避して、適切なレースペースを
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、ハースのエステバン・オコンは12位でレースを終えた。オコンは9番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、23周目にハードタイヤに交換して最後まで走り切った。「僕たちにとっては堅実なレースだったが、残念ながら前を走る速いドライバーたちと戦うにはペースが少し足りなかった。VSC(バーチャルセーフティカー)導入中にピットストップをしなかったので、あまり運には恵まれなかった。何度かバトルをしたが、いつも同じように終わってしまったので、
2025年のF1マイアミGPは、米国でのテレビ視聴率において前年から大幅な減少を記録した。ロイター通信およびニールセン・レーティングスのデータによると、先週末にハードロック・スタジアム周辺で行われた同レースは、ABCの放送で平均217万人の視聴者を集めた。これは、F1が米国で新記録を打ち立てた昨年の310万人から約30%の減少となる。今回のレースでの視聴者数のピークは240万人だったが、これも2024年大会の360万人から減少している。さらに、F1マイアミGPは週末の米国で最も視聴されたモ
2025年F1マイアミGP決勝で、レーシングブルズのリアム・ローソンはリタイアに終わった。15番グリッドからスタートしたローソンは、1周目にジャック・ドゥーハンと接触、最後尾に落ちた。そのまま最下位を走り続けたローソンだが、チームは接触の影響を考慮してリタイアさせることを決め、36周でレースを終えた。「とても良いスタートを切った。ターン1に向けて目の前に大きなギャップができたので、そこに入り込み、前を走っていたドライバーの後ろに付いて走っていたが、その時に横から衝撃を受けた。そこでマ
2025年F1マイアミGP決勝で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11位で終えた。ハジャーは11番グリッドからスタート、4周目にルイス・ハミルトン(フェラーリ)にかわされた後、12番手を走行。22周目にタイヤ交換を行ったが、その後、バーチャル・セーフティカーが導入された。レース後半は11番手を走行。前を行く角田裕毅(レッドブル)に5秒のタイムペナルティが出たため、ハジャーは角田の5秒以内でフィニッシュするために奮闘。2台のギャップはチェッカー直前まで5秒前後を推移したが、最
ウィリアムズF1チームは、先週末のF1マイアミGPで内部の混乱に見舞われた。カルロス・サインツJr.が、アレックス・アルボンによるチームオーダー無視と受け取れる行動に強い不満を示したためだ。サインツは11周目にアルボンにオーバーテイクされた際、チームから「ポジション維持」の指示が出ていたと信じており、順位を譲る形となったこの出来事に強く反発した。結局、サインツは9位でフィニッシュし、アルボンは5位入賞を果たした。しかし、ウィリアムズF1のチーム代表ジェームス・ボウルズは、アルボンがチームの指
ポイント圏内でチームメイト同士が接近したレースをしているチームでは、時としてふたりのポジションを巡って、チーム内の緊張は高まるケースがある。2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースでのフェラーリは、まさにこの問題に直面した。フェラーリはレース中盤に7番手のシャルル・ルクレールと8番手のルイス・ハミルトンが1秒以内の差となり、ルクレールよりもペースが速いと主張するハミルトンが「ポジションを入れ替えてほしい」という旨の無線を何度もチームに入れていた。チームは数周にわたって熟考した末にポジショ
F1マイアミGPに世界的K-POPグループBLACKPINKのメンバー、ロゼが登場し、世界中のファンから大きな注目を集めた。今回の登場は、彼女が出演する映画『F1/エフワン』のプロモーションの一環であり、同映画のオリジナル・サウンドトラック(OST)に収録される新曲「Messy」を披露するためであった。ロゼは、映画と音楽の両面でこのプロジェクトに関わっており、彼女のグローバルな影響力とF1というモータースポーツの世界が交差する、極めて象徴的な場面となった。彼女が登場したイベントの終盤では、F
フレデリック・バスールは、F1マイアミGPでシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンの間で起きたチームオーダーの状況に対するスクーデリア・フェラーリの対応を擁護しつつ、ハミルトンが見せた苛立ちについても「完全に理解できる」と語った。レース終盤、ハードタイヤで走行する7位のルクレールの背後に、ミディアムタイヤで異なる戦略を採っていたハミルトンが8位で迫っていた。ハミルトンはメルセデスのキミ・アントネッリを追えるだけのペースがあると感じており、自身を先行させるよう提案した。しかし、チームがポジシ
F1マイアミGPでフェラーリ内におけるポジションの入れ替えが議論を呼んだが、シャルル・ルクレールはレース後、チームメイトのルイス・ハミルトンに対して「何の悪感情もない」と語り、あくまで問題はチームの対応にあると強調した。レース中、ハミルトンはミディアムタイヤを履いていたにもかかわらず、ハードタイヤを使用していたルクレールの後ろにとどまる状況に不満を表し、チームに対して前に出してほしいと無線で訴えた。結果的にチームはハミルトンを先行させたものの、前方のアントネッリに迫ることができず、再びルクレ
フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1マイアミGP決勝中に飛ばしたチームラジオでの皮肉交じりの発言について、「怒っていたわけではないし、無礼なつもりもなかった」と釈明した。戦略判断の遅さに対する苛立ちはあったものの、それは「勝利を求める強い気持ち」の表れであり、「闘志を持ち続けている限り、謝るつもりはない」と語っている。予選では12番手に沈んだハミルトンは、決勝序盤をハードタイヤでスタート。中団での混戦の中、フェラーリのもう1台を駆るシャルル・ルクレールと同じ集団で順位を争っていたが、レース中
2025年F1マイアミGP決勝で、フェラーリのルイス・ハミルトンは8位という結果だった。12番グリッドのハミルトンは、ハードタイヤでスタート、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、エステバン・オコン(ハース)をパスして10番手に上がり、バーチャル・セーフティカーが導入された際に、最初にピットに入り、9番手にポジションを上げた。セカンドスティントでは、ルクレールとハミルトンが、先行するカルロス・サインツ(ウイリアムズ)にチャレンジする展開に。3台でのバトルの末に、フェラーリ2台は
2025年F1マイアミGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは7位という結果だった。ルクレールはミディアムタイヤでのファーストスティントでは、グリッドの位置を維持して8番手を走行。29周目、バーチャル・セーフティカーの終わりにピットストップを行い、レース後半は7番手から開始した。セカンドスティントでは、ルクレールとハミルトンが、先行するカルロス・サインツ(ウイリアムズ)にチャレンジする展開に。3台でのバトルの末に、フェラーリ2台はサインツの前に出ることに成功した。その後
…ちょっとブログにするには色々あり過ぎて…コリャ難しいシーズンになりそう。まず、角田選手はまずまずで本当に良かった!何より、あの嫌なマシンでポイント取れてるのが良いし、凄いのがなんとなくでもレッドブルのマシンがどこのセクターで稼がないとタイムが出ない事を学習出来てること⚠️コレはローソン批判じゃなくて、コレがわからないからセカンドキラーって言われてるのさ、レッドブルレーシングのマシンは!色々書きたいけど、本当にタイヤマネジメントが難しいマシンでよくハジャーに最後5秒
F1第6戦マイアミGPを終えたウイリアムズのカルロス・サインツは満足しておらず、13周目の途中にチームメイトのアレクサンダー・アルボンに追い抜かれたときは、「ばかにされた気分だった」と語った。サインツは、アルボンに追い抜かれたときに「ポジションを固定するつもりだ」と言われたと説明したが、一方でスタート後のターン2でアルボンと衝突したため、ペースがあまり出ていなかったことも認めた。ウイリアムズに貴重な2ポイントをもたらしたサインツだが、スプリントとメインレースの両方でチームのレースペースを決め
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝最終ラップに発生したルイス・ハミルトン(フェラーリ)との接触について、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)は、ハミルトンの動きがドライビング標準ガイドラインに抵触するものだったと指摘した。接触が発生したのは、事実上の最終コーナーにあたるバックストレート終端のターン17だった。7番手を走行していたハミルトンに対し、サインツがイン側から仕掛けたところ、ハミルトンがターンインを開始。軽く接触したが、両車に大きな損傷はなく、ハミルトンが0.391秒差で8位、サイ
カルロス・サインツJr.は、F1マイアミGP決勝で9位入賞を果たしたものの、接触と戦略面での不運が重なり「もっと上を狙えた」と悔しさをにじませた。7番手スタートのサインツは、1周目のターン3でチームメイトのアレックス・アルボンと軽く接触。これによってマシンに軽微なダメージを負い、さらに装着していたのが4周使用済みのタイヤだったこともあり、第1スティントから苦しい展開を強いられた。「スタート自体は悪くなかったけど、他のマシンは新品タイヤだったし、自分は中古。しかも接触でダメージもあった。最初の
ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、マイアミGP決勝で5位入賞を果たし、今季ここまでで最大の収穫となる結果に大きな手応えを語った。6番手スタートのアルボンは、序盤にエンジン温度の問題に苦しみながらも徐々にペースを上げ、中団グループの中で圧巻の走りを披露。最終的にはメルセデスのジョージ・ラッセル、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ5位でチェッカーを受けた。「本当にいいペースだった。エンジン温度の問題があったから、とにかくカルロス(・サインツ)を早めに抜くことが重要だった。それが
しっかし…先ずビックリしたのがフォーメーションラップがSCで引っ張ってるのに、急にスタンディングスタートに変更になったこと⚠️こんなレースコントロール30年F1見てるけども…初めて見たわ…💧そりゃ、アントネッリやられるわ…スタート困ったやろな。久しぶりにノリスはラッキーパンチやったな(笑)角田くんもかなりラッキーやな、でも、次の予選の為にマシンを労ったのが良かったし、セカンドドライバー扱いされたのが今回はコインの表やったが…!💡あのレッドブルのシグナルマン⁇!あ
レッドブル・レーシングがF1マイアミGPでマックス・フェルスタッペンのマシンに投入した新型フロアは、車体全体のダウンフォース増加を狙った一般的な開発の一環であり、今季レッドブルF1が抱えるバランスの問題を直接的に改善することを目的としたものではなかった。現在もその問題に対処する開発プログラムは継続中であり、RB21をより扱いやすく、幅広い種類のコーナーで安定したバランスを保てるクルマに仕上げることが目指されている。この課題に関連したアップデートの一部は、次戦イモラで投入される見込みだ。RB
マックス・フェルスタッペンは、2025年F1マイアミGPの週末に、父親として初めてレースに臨んだ。週の初めに第一子・リリーが誕生し、人生の節目を迎えたばかりの王者は、予選で見事ポールポジションを獲得。だが決勝では苦戦を強いられ、最終的には4位でのフィニッシュとなった。それでも、フェルスタッペンの口から語られる言葉には、これまでとは異なる穏やかさと責任感がにじんでいた。「娘が生まれてから数日間は家で過ごすことができた。新しい命が無事に生まれたことを、自分の目で確かめる時間を持てたのは本当に良か
レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が、角田裕毅のパフォーマンスに満足していると明かした。成績不振のリアム・ローソンに代わり第3戦日本GPからレッドブルに移籍した角田はその後の4戦で6ポイントを獲得。その間63ポイントを獲得している4連覇王者の相棒マックス・フェルスタッペンに近づけずとも、コンスタントに入賞争いに食い込む走りを見せている。日本人ドライバーの現状を受け、独紙『Bild』に「角田を起用したのは正しい選択だったか?」と尋ねられたマルコ博士は「そうだね」と回答。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、マイアミGPでマックス・フェルスタッペンが、より速いマクラーレン2台に対して示した抵抗力に「驚いた」と認めた。レッドブルがマイアミ・インターナショナル・オートドロームで最高のパッケージを持っていなかったにもかかわらず、フェルスタッペンは序盤のラップでリードを維持することに成功した。ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、わずかながらアドバンテージを得て、1秒以上のギャップを広げたが、14周目にオスカー・ピアストリのペースに屈
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、4度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンを持ってしても4位、しかもマクラーレンに大差をつけられたF1マイアミGPの結果が“憂鬱”なモノだったと認めた。予選でフェルスタッペンはマクラーレンのランド・ノリスを抑えポールポジションを獲得すると、レーススタートでは再びノリスとの激しいポジション争いを制し、レースをリードした。ノリスはスタート直後のバトルで6番手まで後退したものの、その後はチームメイトのオスカー
F1第6戦のマイアミ・グランプリで、レッドブルの角田裕毅はスプリントで6位、決勝で10位と、いずれも入賞を飾ってこの週末は計4ポイントをチームにもたらした。度重なるトラブルでSQ1敗退(18番手)を喫した初日だったが、スプリントでは早めのタイヤ交換が奏功して9番手まで順位を上げ、さらに上位が次々にペナルティーを科せられたことによって、繰り上げでポイント圏内の6位まで浮上と、一転して幸運に恵まれることとなった。予選では3戦連続でQ3進出を果たし、10番グリッドからスタートした日曜日の決勝