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15日に書いたこの記事の続きみたいなものだ。『【EUフィルムデーズ】反ロシアの国の対照的な二作品エストニアとウクライナ前篇』東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で『EUフィルムデーズ2023』という特集が開催されているので、10日、11日と連続して見に出掛けた。見た作品は、10日がエ…ameblo.jp前回は、京橋の『国立映画アーカイブ』で10日に見た、エストニアの映画『グラット』を紹介した。ちょっと気味の悪い場面のある、グリム童話の世界を思わせるような映画だった。(なお、
東京・京橋の『国立映画アーカイブ』で『EUフィルムデーズ2023』という特集が開催されているので、10日、11日と連続して見に出掛けた。見た作品は、10日がエストニアの『グラット』という映画。11日は、ウクライナの『ヴァディムの旅』という作品だった。エストニアは、バルト三国のうちの一国(最も北寄りに位置している)。ウクライナは、今まさにロシアとの戦争状態にある国で、どちらも『反ロシア』というか『反プーチン』の気風の強い国として知られている。ところが、実際に見た映画は、(もちろん、監督の嗜
昨日(6日)、久しぶりにここに出掛けた。ここは、東京・京橋にある国立映画アーカイブというミニ映画館。シニア料金310円で、国内・国外の(基本)古い映画を大スクリーンで見ることが出来る。先日(5月28日)まで、大島渚監督の映画特集(没後10年映画監督大島渚)をやっていたのだが、途中でいろいろ他の用事で忙しくなってしまい、5月7日に『儀式』『夏の妹』あたりを見たのが最後になってしまった。それで、その後、6月2日~30日の会期で上映されているのが、この『EUフィルムデーズ2023』とい
あらすじチェルノブイリ発電所と同型のイグナリナ原子力発電所。廃墟と化した制御室にニシキヘビがとぐろを巻く。放射線を放つ炉心は、まるで解き放たれた怪物のように、今後何百万年もの時間を潜り抜けていくだろう。エトルリアの遺跡から埋没都市から最新の地下貯蔵施設に至るまで、不滅のものを葬り去ろうとする人間の営為を描く。感想国立映画アーカイブにて開催中の「EUフィルムデーズ」より、リトアニアのイグナリナ原子力発電所の廃炉化の恒久な時間の流れを捉えたアートドキュメンタリー作品。リト
Bonjour,Yuri♪です。EU27か国の映画を見ることのできる「EUフィルムデーズ2022」EUフィルムデーズ2022欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映するユニークな映画祭です。20回目の節目を迎える本年はEU加盟全27カ国が参加し、EUが重視する文化的多様性と社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン:社会的に弱い立場にある人を排除・孤立させることなく、共に支え合う社会)をテーマとした作品を中心にお届けします。各国の近作・話題作を通じて
ハビエル・バルデムとその兄カルロス・バルデムが出演、そして製作にも関わったドキュメンタリー。私は全く知らずに観たのですが^^;バルデム兄弟を通して、グリーンピースの活動を紹介するような作品でした。そりゃあ何か後ろ盾がなければ、南極の海に出かけてペンギンを観察したり潜水艦で深海に潜ったりできないですよね…南極海に海洋自然保護区を設置しようとする運動そのものは素晴らしいと思います(この辺りには、マイクロプラスチックの海洋汚染もまだないそうです)…が、グリーンピースの活動だと知ってなん
キツい現実を描きながらも、重くなりすぎなくてよかった。アレックスとノエミのカップルはそろそろ子どもを作ろうと考えていたのだが、アレックスの母親スザンヌの奇妙な行動が目につくようになり、彼女を病院に連れて行くと…というストーリー。スザンヌの病名は「意味性認知症」で、彼女は自分が病気だと思っておらず、やりたい放題。金銭感覚がおかしくなり、お金は使いたい放題(当然マイナス)だし手書きで運転免許証を作成したり他人の家に入り込んで食べ物をあさったり…悲劇的な話ではあるのですが、スザンヌ
公開時には観ていませんでした。EUフィルムデーズ2022にて追っかけ鑑賞。ダフネはダウン症ですが、とんでもなくよく喋るし(しかも発言がしばしば哲学的ですらある)活発だし、流行にも敏感な、ごく普通の女性として描かれています。バカンス中に愛する母が亡くなって、老齢の父親とふたり暮らしになっても悲観的な父とは対照的に人生に対して前向きでなんていうか、すごくパワフル。このダフネのキャラクターが効いていて、単純な感動ストーリーにはなっていないのがとてもよかった。一般公開されたのも納得
この記事の続きだ。『EUフィルムデーズ】欧州各国の珍しい映画を楽しめる『リカルド・レイスの死の年』前篇』しばしば、私が出掛けるのが、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』。5月28日~6月23日の期間。こういう企画をやっている。これが専用のチラシ(表紙を含めて6ペー…ameblo.jp(今回は、映画の全体像を示すために、『ネタバレ』的なことも一部書いている。ご了承をいただきたい。)昨日は、肝心の映画のタイトルを間違えてしまうという失態をおかしてしまった。タイトルは、『リカルド・レ
オランダが舞台の作品ですが、ヨーロッパって今はみんなこんな感じなのかな…トランペットの才能に恵まれたサムが主人公で、彼の成長物語なのだと思いますが、モロッコ系移民の子として育った環境がフランス映画で見るそれとほぼ同じでそっちが気になってしまいました。しかもサムが結構ムカつく奴で(笑)トランペットの才能がなければただのチンピラになってしまうのではないかと。周りが(先生、彼女、友だち、友達の親など)良い人たちでよかった。若干甘々かな、とは思いましたが、留学に行くという希望に満ち
しばしば、私が出掛けるのが、東京・京橋の『国立映画アーカイブ』。5月28日~6月23日の期間。こういう企画をやっている。これが専用のチラシ(表紙を含めて6ページ。国立映画アーカイブのサイトからダウンロード可能)だ。欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が提供する作品を一堂に上映するユニークな映画祭ということである。作品は全部で27作品(その他、オンライン限定の4作品)である。恋愛を扱ったもの、(移民を含め)民族間の対立や分断を扱ったもの、老いや障害を扱ったもの、歴史を扱ったもの、
これはかなりお気に入りの作品。説明がなくても、登場人物がどんな人なのかがとてもよく分かって、周囲の目をごまかすための偽装カップル、エディ(ゲイを自覚しながらも隠そうとする。父と同じ軍人を目指している)とアンバー(卒業したら田舎を脱出してロンドン居住を計画中のパンクなレズビアン女子)を応援したくなるようなお話でした。二人とも可愛くて、この二人が本当にカップルになれたらいいのに…なんて思ったり。(もちろんそれは無理な話)あと、クラスメイトもキャラが立っていてめっちゃ面白かったです。
国立映画アーカイブで現在行われている特集上映、EUフィルムデーズ2022にて鑑賞。ルクセンブルク映画ということで、使われている言語がルクセンブルク語(ドイツ語っぽい)フランス語、英語、イタリア語と多くお国柄を感じさせる作品でした。そして、私はルクセンブルクの発展にイタリアからの移民や出稼ぎ労働者が貢献していたとは知りませんでした。へええ…そうだったんですね。で、お話ですが、イタリアからの移民として長年ルクセンブルクで生きてきたアントニオとDJの仕事を失い、行くあてのない若いレオ(
EUフィルムデーズ2021にて鑑賞。フランスの地方都市に暮らすアナイスとエマというふたりの女の子の13歳から18歳までの5年間を追ったドキュメンタリー。オーディションで出演者を決めたらしいのですが、偶然とても仲のいい友達同士だったとか。『83歳のやさしいスパイ』の時も思ったのですが、ドキュメンタリーにしてはカメラワークや内容が計算されたみたいで、ちょっと出来過ぎ感あり。でも、監督さん曰く「カメラを見ないように」と言っただけだとか。内容については、事実は小説よりも奇なりという言葉が当ては
国立映画アーカイブで行われていたEUフィルムデーズ2021にて鑑賞。監督さんのメッセージ付きでした。ベルギー作品(フランス語)です。今回はうっすらネタバレしているのでご注意ください。主演は『燃える女の肖像』のノエミ・メルラン。この人って表情があまり変わらないという印象で、今回は髪型のせいもあってか、昔のオドレイ・トトゥを思い出してしまいました^^;遊園地の乗り物に恋をするって、なんだかヘンタイの香りがぷんぷんするのですが、私の想像ほどのすごさではありませんでした。あんなハッピー
🇨🇾キプロス映画🎬【SmugglingHendrix】🇪🇺EUフィルムデーズで、先月🎞️上映された🎬【スマグリングヘンドリクス】(2018)🏤国立映画アーカイブで見てきましたスマグリング・ヘンドリクス|上映作品|EUフィルムデーズ20212004年にEU加盟を果たしたキプロス共和国と、独立を宣言したもののトルコ以外の国に承認されていない北キプロス・トルコ共和国が隣り合わせに存在するキプロス島の首都ニコシアは世界唯一の分断首都。お金もなく、恋人にも出て行かれたミューシ
『ユニコーンを追え』ÜKSSARVIK/CHASINGUNICORNS2019年エストニア映画108分脚本・監督・製作・編集:ライン・ランヌ製作:トヌ・ヒーライド撮影:アンツ・タミック美術:カトリン・シペルガス編集:ムーニカ・ポダーサル音楽:ジャネク・ムード音響:マーカス・アンドレアス出演:リーサ・パルク(オイエ)、ヘンリク・カルメット(トヌ)、ヨハン・アーブ(投資家トム・マーカソン)、ロジェリオ・ダグラス・ジュニア(ピーター・グラヴィタス)、クリスト・ヴ
『この世界に残されて』Akikmaradtak2019年ハンガリー映画88分脚本・監督:トート・バルナバーシュ脚本:ムヒ・クララ原作:F・バルコニ・ジュジャ撮影:マロシ・ガーボル音楽:ピリシ・ラースロー編集:ムーゴー・アグネスプロダクションデザイン:ライク・ラースロー美術監督:キス・ドルカ衣裳デザイン:レンゲル・リタメイクアップ:クンド・バーバラ録音:ザンドキ・バリントサウンドデザイン:ルカーチ・ペーテル・ベンヤミンキャスティング:アッシャー・イルマ
試験が終わったので、楽しみにしてた「頑固じいさんとしあわせな時間」を観ましたこれ、去年フィンランド映画祭で上映したんですよね。その時は見られなかったんだけど、映画館で見なくて良かった。泣いたーしかも嗚咽しながら😅そして、笑えるシーンもちゃんとあるし、これはおすすめ!お茶目な頑固じいさん必見です。この作品の他にもオンラインで映画を見られます!EUフィルムデーズは6/25まで青山シアターで開催中〜https://eufilmdays.jp/支払いに楽天ペイが使えて便利青山シアターは今月末
今年で18年目になる「EUフィルムデーズ」。残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止になりましたが、代わって「EUフィルムデーズ2020オンライン」と題したオンライン映画祭を開催中です。20カ国21作品の内容はこちら会期・料金・プログラムのページでタグでサクッと分かりますし、チラシをダウンロードすると、あらすじが分かります。明日18日(木)で配信が終わるフランス語(日本語字幕)の『バルバラセーヌの黒いバラ』やポーランド語(日本語字幕)の『メモリーズ
がライクなアーティストのひとり…エッシャーさま~🙆❇↓昨年、ハルカスへ観に行った分リブログなんですとっ!エッシャーさまの、ドキュメンタリー映画ですって‼️( ̄□||||!!?…ワォ!これは、みたいよ~‼️yes東京⁉️みれないのかなぁ?と検索してみたら…こんな記事を発見‼️「EUフィルムデーズ2019」19年5月31日~6月27日=国立映画アーカイブ/6月7~30日=京都府京都文化博物館/7月3~13日=広島市映像文化ライブラリー/7月18~28日=福岡市総合図
この作品の特徴は、マカロニウエスタン調の平凡なストーリーに、複雑な映像演出を施した点だ。時間を表示しながら(なぜここまでするのか不明だが)、クロスカッティングを使って、鮮烈な印象を与える。また、目、手などのアップ、逆光を多用して、鋭く切り返していく。さらに、ビクリとさせるような銃声が、BGM以上にアクセントとなる。話は、ほとんど重要ではない。金塊を奪って、アジトに戻る途中で、車に乗せた三人は、ルースの妻子。その後警察に嗅ぎつけられ、ややこしい展開になる。前半の地中海の青と長閑な村との美しいコン
こんにちは日本で唯一、赤鼻と歌姫のコンビ道化師クラウンYAMAとオペラ歌手宮城摩理の『青い卵』ですブログにお越しくださりありがとうございます昨日はcompanyma(亮くん、えりちゃん、蓉子ちゃん)との作品作りこのメンバーでどんな遊びが出来るか?動ける人達にクラウン要素入れたらどうなるか?色々楽しい可能性がたくさんだ!人と話すと1人の時よりアイデアが出る新しい発見もある当たり前だがそれが嬉しい、楽しいどうやるんだ?予算は?売れるのか?そんなも
京橋にある国立映画アーカイブで5月31日~6月27日まで「EUフィルムデーズ」が開催中で、先週行ってきました。この日はポルトガルの短編映画3本立て上映の日で、「ウォーターパーク(Aquaparque)」「恐怖の設置(AInstala??odoMedo)」「いかにしてフェルナンド・ペソーアはポルトガルを救ったか?(ComoFernandoPessoaSalvouPortugal)」という作品が上映され、さらに終了後にゲストトークショーがあり、翻訳者を務めたポルトガル大使館員が来て色
縁のない作品というのはあるもので、行ける時間になかなか上映がなかったり、行こうと思ったらアクシデントがあったり、もうDVDかTVしかないのかと思ったらEUフィルムデーズ2019で上映があり、本当にようやく観られました。もう最初に雪景色の中に鹿が現れたシーンで、この作品よい!と直感。思い通りの名作でした♡『私の20世紀』も面白かったけれど、断然この作品が好きです。2人が同じ夢を見る(しかも鹿!)という発想もそれぞれが孤独で不器用なのも食肉工場の赤色の鮮烈な印象もそして、
必死なメモφ=φ(・_・シュバババ誤字だらけの支離滅裂🙋♀️(せんせー!チェコ語にすると質問内容分からないっす!でも興奮してチェコ語喋ってしまう気持ちめちゃくちゃよく分かる!!通訳者さんが母国として語る言葉も大事だし日本の学者や研究者が教示してくれる言葉も大事だから、スリートークしてくれそれか私がチェコ語も学ぶから待っててくれ!!)殉教者の伝統があるよね?どの民族も殉教の伝統がないと生き延びれないもちろんキリストの殉教者は沢山いるまぁチェコにクリスチャンの殉教者はいないけ
相変わらずメモなので支離滅裂🙋♀️篠原琢先生東京外大のチェコ近代、中欧、東欧プラハの春の崩壊とは状況と折り合うこと、でした妥協していく、それは絶望議長も大統領も屈していく初めはソ連は国へ帰れ!と言っていたけどソ連落書きを消したりろうそくを灯す時にスパイが潜むしかも、明るい調子で折り合っていくのに耐えられなくなるヤン真実は日々過ぎ去る日常の向こう側に存在している忠実でなければいけないヤンは忠実でありたかった彼は殉教者として描かれていたと思う(たしか今はヤンパラフ
メモなので、支離滅裂🙋♀️()は私の個人的な思い「ハリウッド映画のようにメロドラマではないドキュメンタリーにしたのは何故ですか?また音楽も少なめでしたよね(そうかな?)」自分の国、チェコの国民なのでドキュメンタリースタイルで撮りたかった忠実に撮りたかったロシアとドイツの存在、大きい国に挟まれて影響を受けてきた歴史がある小さい国、それがチェコ私たちは人生はつらいことを覚えた熱いパトスを表現するのを好まない国民アメリカや大国はメロドラマティックな展開好むだろうチェコ人の涙
子供扱いされるのにうんざりしたヒッピー世代4人のおじいちゃんたちが主人公のコメディ映画。老人ホームを出てシェアハウスで暮らす計画には資金が必要だが、次々トラブルが降りかかり、計画はわき道にそれ続ける。いったい彼らの運命は?主役の1人を演じるアンドレ・ユングは『明日、戦争の後で』(2015、EUフィルムデーズ2017上映)にも出演。昨年のルクセンブルク大ヒット作。老後を考えると、バラ色とは考えにくい。せめて、くすんだバラ色程度なら、有難い話だ。老後ということなたなると、どうやら全世界共通のような
ラスティ・ボーイズビバ老後!(2017)子供扱いされるのにうんざりしたヒッピー世代4人のおじいちゃんたちが主人公のコメディ映画。老人ホームを出てシェアハウスで暮らす計画には資金が必要だが、次々トラブルが降りかかり、計画はわき道にそれ続ける。いったい彼らの運命は?主役の1人を演じるアンドレ・ユングは『明日、戦争の後で』(2015、EUフィルムデーズ2017上映)にも出演。昨年のルクセンブルク大ヒット作。「EUフィルムデーズ2018」(18年5月26日~6月21日=国立映画