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先日も紹介させて頂きましたが、やっと契約した実物の生地が届きましたので再度ご紹介したいと思います。エルメネジルド・ゼニアの生地ですが、ブランド名がちょっと変わっていて、TessituradiNovara(テッシトゥーラディノヴァラ)と言います。しかも、もっと特殊なのは、普段のエルメネジルド・ゼニア生地の織りネームはエンジ色なのに、このシリーズはブラウンベースの織りネームなんです。ちょっと光の関係で画像が悪い・・・織りネームがブラウンだということは理解できると思います。エルメ
エルメネジルド・ゼニア生地の中でも特別に最高峰と言われる生地シリーズがあります。何度か紹介させて頂いていますがそのシリーズが「15milmil15」(クインディッチ・ミルミル・クインディッチ)です。このコレクションは、15ミクロンというオーストラリア産のメリノ・ウール繊維の糸の細さから名前を取ったものである。この非常に貴重な繊維を使うことで、ラニフィーチョ・エルメネジルド・ゼニアは、格別にソフトな手触りと質感、弾力性を伴う紡毛繊維(15milmil15)を限定生産しているのである。
「CROSS-PLY」というエルメネジルド・ゼニア生地は春夏のジャケット生地です。ナチュラルストレッチで着心地が良いだけでは無く、涼しいんです。しかも夏らしいシアサッカーなので、暑い時期の肌触りも最高ですよね。これは、裏地を付けずに1枚で着たいです。裏地、芯地、肩パットを全て無くして、生地1枚で仕立てる。シャツのようなジャケットにするのがお薦めです。着こなしとしては、Tシャツの上から軽く羽織る感覚ですね。先日も書かせて頂きましたが、年齢と共に夏でも肌を出したくないで
やっと春らしい季節になってきましたーこの気持ちよい時期に花粉症で悩む方も多いと思いますが、それでも寒々しい季節から春の陽気を感じられるような時期ですよね。まだ、朝夕は肌寒いのですが、そろそろビジネススタイルも変化させていかなければいけません。そして、普段のジャケットも変化をさせていきたいですね。やはり、スーツやジャケットは素材が重要です。私がお薦めしたいこれからの時期のジャケット生地はこちらErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)の生地ですが、Te
エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)の生地シリーズの中でもこれを知らない方は最強ビジネスマンとは言えないのでは?と思えるほど、最強説があるほどの生地「HIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)」なぜ?私がエルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)と契約した頃からあるシリーズですが、その時に話題になっていたのが、このHIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)がニューヨークのウォール街のビジネスマンが多く利用していまし
多くのセレブ達がプライベートでも着ているのがZEGNA(ゼニア)なのはまぁまぁ有名な話。ド派手すぎず、しかも渋い男性に似合うようなスタイル感になってるような気がします。007/カジノロワイヤルでジェームズ・ボンドの適役を演じてから好きになったマッツ・ミケルセン。ダニエル・クレイグもカッコいいけど、マッツ・ミケルセンもカッコいい。このマッツ・ミケルセンが着ているジャケットがZEGNA(ゼニア)のラテカラージャケット。Safariで紹介されていた、このアイテムは⇒これからの
先日、エルメネジルド・ゼニア生地でも高品質でリーズナブルな「LOOP(ループ)」をご紹介させていただきました。生産途中で発生する、従来は廃棄していた余剰の原毛を集めて生産した「LOOP~循環~」というペットネームの新クオリティを紹介します。(中略)ゼニアの工場で生産されるいろいろな素材の原毛が入っているためその品質は高く、上質な光沢があります。価格も素地の割にはリーズナブルな設定となっており好評な素材です。(ゼニアジャパン解説)このような生地です。その「LOOP(ループ)」に
欲しかった!!モフモフのコート生地!!エルメネジルド・ゼニアの2024年秋冬生地コレクションから登場していたので予約してしまいました!「TESSITURADINOVARA(テッシトゥーラディノヴァラ)」という名前なのですが、これもErmenegildoZegnaの生地です。アニオナというZEGNAから出ているブランドで使用される生地として使われることが多いのですが、シルクなどの生地で有名です。ゼニアグループは2011年だったと思うのですが、ノヴァラ社を買収によっ
今シーズン(2024SS)エルメネジルド・ゼニアで面白い生地としてあるのが、「FreeStyle(フリースタイル)」なんです。ストレッチ性の強い生地で、これまでのエルメネジルド・ゼニア夏用スーツ生地にあった「トロピカル」や「クールエフェクト」に近いタッチ感のある生地なので、さらっとして心地良い生地です。生地が薄いのですが安っぽく無く、高級ある光沢を出しています。ウール87%に対して、シルク9%が光沢感ある表現があるのでしょうね。さらに、ポリウレタン4%が混紡されているのでスト
先日ゼニアから届いたばかりの今シーズンの新作生地がこのブログで紹介する前に売れてしまいました。夏の最強生地として通常のトロフェオとは違う、ウール&リネン&シルク混紡なので風合いがとても素晴らしい。お客様に見せたら一目惚れしてくれて購入していただきましたが、そもそものこのシリーズも色柄バリエーションが少なく、たぶん早い段階で品切れするだろうと思われる生地だったので仕入れておきました。ちょっとお値段も高級なのでこの1点だけを仕入れておいたのですが、早めに売れてしまったのでありがたいです
先日、今シーズンのエルメネジルド・ゼニア生地のTROFEO(トロフェオ)は、無地シリーズと柄シリーズの2系統ラインナップとしてバンチブックが別れていると書かせて頂きました。もう一つ、人気のTRAVELLER(トラベラー)も2系統ラインナップになっているんです。TRAVELLER(トラベラー)も人気生地ですが、TROFEOよりも高級感は少なく、かつ光沢感も無いためにちょっとゼニアらしさが無いと言えるのですが、独自の「強撚糸」というポイントが人気があるようです。「強撚糸」なので、シワになり
ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)から出てる生地シリーズにLOOP(ループ)のがあります。この生地は2年ほど前のちょうどコロナ禍の時期に登場したと思います。面白いのは、この生地はエルメネジルド・ゼニアがSDGsを考えた取り組みから生まれたような生地なんです。LOOP(ループ)というネーミング通り、再利用から生まれた生地。生産途中で発生する、従来は廃棄していた余剰の原毛を集めて生産した「LOOP~循環~」というペットネームの新クオリティを紹介します。(中
今シーズン2024年春夏生地で、ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)のTROFEO(トロフェオ)シリーズでの夏スーツ生地がとてもエグイ。TROFEO(トロフェオ)といえば、先日もご紹介させていただいたように、ゼニア生地の中心的存在で、ゼニアといえばTROFEO(トロフェオ)でしょと言うくらいで、ゼニアファンであれば知らない人はいないくらいの認知度でもあります。そのTROFEO(トロフェオ)シリーズは、これまで様々なコラボでの生地を生み出しています。TROFEO(
エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)から今シーズン(2024SS)の生地バンチが送られてきたときに、ん?と思ったのが「TROFEO(トロフェオ)」のバンチが2つあるということ。ゼニア生地のトロフェオは一番人気がある生地で「ザ・ゼニア」といっても良いくらいのでゼニア生地の代名詞となっています。この生地を知らなくてゼニア生地を語ることなかれと言いたいくらいの生地です。なのでゼニアのスーツを着てると言ってもこの生地を知らないと本当のゼニアを着てると言えないのでは無いか
「FREESTYLE(フリースタイル)」今シーズンの新クオリティとして登場しました。タテヨコともストレッチのスーツ生地です。見た目は通常の春夏生地です。涼しそうな生地なので、スーツ生地としては最適な生地だと思います。87%ウール、9%シルク、4%エラステンが入ったクオリティはゼニアでも初めてです。表面も滑らかでトレンドなクオリティとなっています。手触りという面では今シーズンは無いですが過去にあった「トロピカル」に似てるような気がします。そもそもがエルメネジルド・ゼ
ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)から2024年春夏の生地サンプルが届いていますが、同時に独自DMの案内も来ています。このDMは私に届くDMでは無くて、当社のお客様に向けたDMとなりますので、当社がゼニアから購入してお客様に送るDMです。これが生地付きなのでかなりの高級感がありますし、実際にDM代金は高価な物となっています。昔は、冊子になっていたのですが現在はこのように折りたたみのDMになっています。2024春夏エルメネジルド・ゼニア生地DMイメージ写
この時期になると、アパレルの店舗では最終SALEを行ってるところもありますが、ショップの一部には「NewArrival」と書かれて今シーズンの新作が並んでいるのを見かけると思います。オーダースーツ店も同じで、新作生地が到着してきています。エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)からも新しい生地ブックが到着しています。毎シーズン、まぁまぁの量が到着するのですがゼニアジャパンによるとこれはジャパン向けにコレクションされたのもで、イタリアの本社に行けばまだまだある
年末の大掃除で見つかった新品のErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)のカフリンクス。カフリンクスは新品でも小さな箱に入ってるので奥にしまっておいたら数年放置された状態になっていました。そんな放置状態の間に、ErmenegildoZegnaはブランドネームをZEGNAに変更してしまったので、このErmenegildoZegnaマークは希少価値あるようになるのか、どうかはわかりませんがちょっと前のカフリンクスになってしまいました。しかし、ErmenegildoZ
2024~2025年のZEGNA(ゼニア)秋冬コレクションが発表されました。ZEGNAのアーティスティックディレクターのアレッサンドロ・サルトリが手がける今回のコレクションは「ザ・カシミア」というようなくらい素材感で溢れています。ムッチャカッコいい。素材感はランウェイを現場で見ないと分からないのですが、それでも動画でもその高級感が伝わってきます。色合いも温かみある色を中心にして、淡色であるのに暖かみを感じるところがポイントでしょうね。それと、ラインが「ルーズ感」になっ
私の好きなブランドにTHOMBROWNE(トム・ブラウン)があります。実際の服を購入したことはないのですが、いつも斬新なコレクションを展開していてランウェイを見てると本当にその個性的なデザインセンスに惚れるんです。何度か私のブログにも書かせて頂いてるのですが、THOMBROWNE(トム・ブラウン)本人のファッションも筋が通った個性的なファッションなので、なんとなく参考になるので好きなんです。そんなTHOMBROWNE(トム・ブラウン)ブランドは、ErmenegildoZegna
今シーズンのエルメネジルド・ゼニア生地を買い付けしてるときに、ゼニアらしくない生地を見つけたので思わず購入してしまいました。ゼニアらしくないとは、何?って感じですが、クラシックな生地が多いのにジャージー素材を豊富にしたことだけでもゼニアらしくないのですが、その生地の柄がポップなんです。ちらちらと赤や黄色の色が出ているこんな生地はエルメネジルド・ゼニア生地を25年間取り扱いして初めてのことです。とても面白いと思って購入してしまいました。ジャージー素材なのでジャケット向けなのですが、
キャメルとはラクダの毛です。色だけが特徴では無く、吸湿性、発散性に優れ、常に乾いた状態になる性質を持っています。特に吸湿性は現存繊維の中で最も大きく、放湿力は羊毛よりも優れていると言われています。また、厳寒期にはマイナス30度を超えることも稀ではない地域に生息するラクダなので寒さに耐えぬく毛髄(毛の中身)が発達し、優れた留熱・保温性を持っています。さらにラクダの毛は、繊維表面が滑らかで、毛が絡み合ったりすることもなく、長期間使っても固くなりません。元に戻そうとする働き(復元力)が強いの
数ヶ月前にエルメネジルド・ゼニア生地をゼニアジャパンから頂いたと書かせて頂きました。来春の新作生地なのですが、どんな感じで作ろうかと悩みましたが、ダブルのブレザーで仕立ててみました。久々にダブルブレザーですがゴールドボタンが苦手なためガラスボタンにしてみました。ラペル幅は少し大きく、ボタンは6×2というクラシックスタイルなのですが、生地はジャージーなんですよね。このようにパッと見る感じでは分からないと思います。ジャージー素材は光沢ありませんが、この新しいバージョンはこれまで
以前紹介させて頂いた秋冬のハイパフォーマンス生地ですが、これがやはり最高です。この生地はもともと夏物でしか展開していなかったのですが、シワに強くアクティブに動いても丈夫な生地として人気がありました。それが秋冬として登場したので、自分用に早速仕立ててみました。ハイパフォーマンス生地に関しての詳細はこちらをご覧下さい『エルメネジルド・ゼニア秋冬のハイ・パフォーマンスはシワになりにくいビジネス用生地』何度か書かせて頂きましたがエルメネジルド・ゼニア生地のHIGHPERFORMANCE
当社が25年以上も契約しているイタリアの生地ブランドのErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)ご存じの通り、生地だけでは無く、プレタ(既製品)として全世界でショップ展開しています。このイタリアを代表するラグジュアリーブランドであるゼニアは、「エルメネジルドゼニア(ErmenegildoZegna)」という名で展開していたのですが、2021年にニューヨーク証券取引所への上場に合わせてブランド統合が行われ、ブランド名はシンプルな「ゼニア(ZEGNA)」になったんです。
何度か書かせて頂きましたがエルメネジルド・ゼニア生地のHIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)はかなり昔から夏のゼニア生地として人気でした。オーストラリア産スーパーファインメリノウールを強撚した素材。80年代半ばにゼニアが開発した機能性高いクオリティで、弾力性がありシワになりにくく、シワが出来ても直ぐに伸びる特徴があります。なのでアメリカの金融街であるウォール街のエリートはゼニアのHIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)を着ていたと聞いたことがあります。
昨日は、エルメネジルド・ゼニア生地の中でも定番でありながら上質でクオリティが高い「TROFEO(トロフェオ)」をご紹介させていただきました。この「TROFEO(トロフェオ)」生地で仕上がったスーツを見るだけでもその上質感は誰でも理解できるほど素晴らしい生地です。しかし、世界的トップ生地ブランドには更なる上があります。「15milmil15」(クインディッチ・ミルミル・クインディッチ)生地解説このコレクションは、15ミクロンというオーストラリア産のメリノ・ウール繊維の糸の
「このスーツの生地はエルメネジルド・ゼニアだぞ!」ってなるだけで、高級ブランド生地のスーツだと思われます。当然ながら、世界的ブランドZEGNA(ゼニア)の生地だし、TOMFORD(トム・フォード)などの他のブランドにも生地を提供してる世界的なブランドなので「エルメネジルド・ゼニア生地だ」といえば高級と思えます。でも、エルメネジルド・ゼニア生地の中でもランクがあるんですよね。そのランクを知る事で本当にエルメネジルド・ゼニア生地を詳しく知ってるか、着こなし出来てるかと理解できます。
今期2023年秋冬から新しくコレクションに追加されたシリーズ「ISLANDFLEECE」(アイランド・フリース)って読むんだろうなぁ(笑)ゼニアジャパンによる生地の解説↓「ISLANDFLEECE」フォークランド諸島に位置する南極にほど近い島にいる羊の原毛から生産されております。海風がもたらす気候でのびのびと自由に育った羊からは世界で最も美しい白い原毛が得られるようです。羊が育む牧草には化学肥料なども使用されておらず環境に配慮したTrasableでSustaninableです
そもそもエルメネジルド・ゼニアの生地というのはラグジュアリーな高級生地なので、どのシリーズも高級感満載の生地ですが、その中でも更にハイレベルな生地をゼニアは推してきています。まず、14milmil14です。きましたね!このシリーズは滅多と出てこないのですが、今シーズンは登場しています。秋冬だけの高級シリーズとして14milmil14があるのですが、これはカシミアなどでもなく単なるウール表記なのにここまでの高級感あって誰が触ったとしても分かるくらいの手触りはかなりの逸品です。生