ブログ記事340件
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先日ホームページのコラムで「2秒で見分けるヴィンテージベアチェア」という記事を書いたのですが、せっかくなのでブログでも内容を補足しつつご案内してみようかと思います。<ベアチェア>オリジナルは1951年にデンマークのAPStolenより発表されました。とはいえAPStolenが全てを賄っていたわけではなく、フレームの製作はPPMoblerやJohannesHansenに依頼していたようです。APStole
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先日メンテナンスを行ったチェストに、分かりやすい輪ジミと凹みがありましたので、メンテナンスの前→最中→完成後、で同じ場所を比較してみました。<輪ジミのBefore/After><メンテナンス前>なぜここに、という疑問がないわけでもないのですが輪ジミ発見です。くっきりと見えても木の内部に染み込んでいなければ、軽い研磨(サンディング)で目立たなくなります。<研磨(サンディング)終了>無垢材でない場合、削りすぎ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先日持ち帰った雑貨を洗ったり撮ったり調べたりしているのですが、その中でも共通点を感じたのがこちら。艶のある青いボディと、つや消しのネックが印象的です。窯元は向かって左側が「Soholm」、右側が「MichaelAndersen&Son」です。共にデンマーク「ボーンホルム島」に存在する(した)窯であり、何らかの交流らしきものがあったのかもしれません。それぞれ、少し詳しく見てみます。Soholmです
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。これまでにこのブログでも何度かご案内させていただいている「GE290ソファ(チーク)」につきまして、先日無事完成しお客様のご自宅にお納めさせていただきました。輸入後から完成までをダイジェストで振り返ってみようと思います。<デンマークにて買付>買付時点での現地写真です。全く手付かずの状態ですね。この写真から約2ヶ月後、無事日本へ届いた段階で一旦全体の清掃を行い、WEBページにてご紹介させていただきました。
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。現在工房にて、ヴィンテージソファフレームのオイル仕上げが始まりました。せっかくなので、少しご紹介させていただきます。<Before>まず、こちらがサンディング(研磨)が終わった状態のフレームです。乾燥状態だとこんな色をしています。<少量ずつ塗り広げます>過不足なきよう、無垢材でできたソファのフレームに適量を少量ずつ手早く塗り広げます。<塗り残しがないよう作業を進めます>最終的にはいろんな
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。1月の最終週に、デンマークへ買い付けに行くことが決まりました。いつもより少しタイトな日程ではあるのですが・・・良いものを持ち帰ることができるよう、しっかり努めてこようと思います。そして、もし今現在お探しのお品がございましたら下記リンクよりご相談ください。できる限り、ではありますが現地にて探して参ります。→https://cloversky.net/smartphone/page6.html担当大島
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。昨今本場デンマークでも中々お目にかかる機会の少ないウェグナーのGE290チークフレームバージョン。サンディングがひと段落つきましたので、オイルを塗る前の貴重な状態で写真を撮ってみました。さて、サンディングの前はどうだったか見てみましょう。ファブリックの色が変わっているのは現在新しいものに交換中につき、同タイプのものより拝借したことによります。フレームの色がかなり異なるのがわかります。前からも見てみましょう。
明けましておめでとうございます。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。本年もよろしくお願い致します。さて、早速ですが2020年の始まりとともに、CLOVERSKYでは商品の動画を作成・配信させていただくことになりました!CLOVERSKYのページは下記リンクよりご覧いただけます。→https://www.youtube.com/channel/UCy71q3VPCh4GvcwGrkNBEcAデザインマスターのスタッフUさん作成による、写真ではお伝えしきれないサイ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。2019年も残すところあと僅か。今週末から年末年始休みになられる方も多いのではないでしょうか。年末といえば大掃除。1年の感謝を込めて家中を綺麗にする時でもあります。このタイミングで、特に木製家具のお手入れも一緒に行ってみてはいかがでしょうか。<ウェグナーのハートチェアで実践>今回サンプルに使用するのはウェグナーの名作「ハートチェア」です。3本足はデンマークの伝統的なスタイルなのだろうか?と思った時期もありま
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。早速ですが、カイ・クリスチャンセンのNV31チェアを撮影したこちらの写真をご覧ください。4脚がお行儀よく同じ方向を向いているように見えるこの写真ですが、実はそうではありません。角度を変えてみてみましょう。まっすぐではなく、ガタガタなラインになっているのがお分かりいただけるかと思います。少し、上からのアングルに振ってみます。それぞれの椅子が向いている方向が微妙にずれています。これは何が起こって
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。デンマークの巨匠の一人、ボーエ・モーエンセン。J39チェアに見られるように、素朴な木の味わいを好む作家ですが、稀にスチールフレームを使用したデザインも行っています。そんなかの一つが、1952年にデザインされたこちらのテーブルです。ドロップリーフが取り外し式なので、このような姿にもなります。かなり印象が変わったのではないでしょうか。J39チェアを外して、テーブル本来のシルエットを見てみましょう。先
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。最も有名なデンマークの家具デザイナー、ウェグナーによるGETAMA社のGE236ソファのメンテナンスが完了しました。商品詳細ページはこちら→https://cloversky.net/shopdetail/000000000813/オークフレームをサンディング(研磨)後オイルで仕上げ、ファブリックはデンマークKvadrat社のTonicaに張り替えを致しました。Kvadrat社の生地についてはこちら→http
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先週末、「ユールヒュッゲイベント」がCLOVERSKYのショールームで開催されました。ユールヒュッゲの「ユール」はデンマーク語で「クリスマス」の意味。幸福度世界一で有名になったデンマーク独自の感性である「ヒュッゲ」な時間を北欧ヴィンテージ家具と生演奏、デンマークの郷土料理とともにご提供させていただきました。では、その時の模様をダイジェストで。<受付>新設された風防のおかげで、12月の夜ですがイベントスペース
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。今週末、12月7日(土)及び8日(日)にスウェーデンの「幻の羊」を使用したシープスキンをご体感いただけるイベントを開催いいたします。※詳細はこちら→https://cloversky.net/smartphone/page95.html昨日製品が届いたのですが、その中からまずはゴットランドシープを型取った「Marte」をご紹介致します。ゴットランドシープスキンの製品といえばラグやマフラーを連想される事が多いのです
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。いよいよ今週末、クリスマスイベントが開催されます。詳細はこちら→https://cloversky.net/smartphone/page93.htmlそしてその会場となるショールームの準備も着々と進んでいます。まずは、ディスプレイされていた北欧ヴィンテージ家具を移動してイベントのスペースを確保するところからです。普段は見ることのできないスペースが生まれました。ここから、少しずつ形を作っていきます。
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。デンマークから輸入した北欧ヴィンテージ家具ですが、そのままではシミや汚れが目立つためCLOVERSKYでは表面の研磨=「サンディング」を行い、オイルや塗装で仕上げ商品を最も良い状態でお客様にご提供できるよう努めています。先日サンディング途中の状況をお伝えさせていただいたスモールテーブルが完成いたしましたので、改めてご紹介させていただきます。上の写真は天板を撮影したものです。左半分がメンテナンス後、右半分がメンテナン
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。ショールームにお越しいただくお客様の目を引くアイテムの一つがこちらです。デザイナーのお名前は判明していないのですが、見られた方が「ウェグナーのベアチェア?」といわれる機会の多い椅子です。基本的な構造を見ると・はりぐるみのハイバックタイプ・アームの先端が木製・脚部は細く丸い形の木製と言う部分が共通しています。では、本家と見比べていきましょう。<斜め前から><斜め後ろから>
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。北欧ヴィンテージ家具によく使用されている素材のひとつに「チーク材」があります。*ヴィンテージのチークと今のチークの違いはこちら→「チーク材の特徴」そのチーク材を使用したスモールテーブルのメンテナンスが行われていますのでご紹介致します。<研磨中のスモールテーブル>いきなり研磨中のお姿を出してしまいましたが、似通った写真で研磨の前後を比べてみます。<天板><中板>いずれも研磨中のチーク
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。来る12月7日(土)18時より、「ユールヒュッゲ」と題しまして一足先にCLOVERSKYでのクリスマスイベントを開催いたします。そして、当日イベントに華を添えてくださるのがクラリネット奏者の鈴木孝紀さんです。9月に開催されたヒュッゲイベントでも演奏をいただきましたが、とにかく音色が美しいです。通りがかりの方々が足を止めて演奏に聴き入っていたほどです。使用されるクラリネットは1本だけではありません。音色の違い
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。デンマークを代表する家具デザイナーのハンス・J・ウェグナー。そのまた代表作の一つである「GE29ソファ」はGETAMA社が現在も生産を続けるベストセラーでもあります。登場から半世紀の間にマイナーチェンジも経ており、それ故に「ヴィンテージを」とご指定されるお客様も少なくはないのがこちらのモデルの特徴とも言えます。(新旧GE290の簡単な比較をまとめた記事はこちら)さて、CLOVERSKYでは現在潤沢な在庫がござ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。ショールームに来られたお客様とお話をする中でよく話題になるのが「北欧のお家って、とても広いから皆さん広々と家具を置いていらっしゃるのかしら」というものです。実は、デンマークにおける人口密度が高い都市部の住宅事情は日本の大都市のそれと大差がないのです。(もちろん広いお家もありますが、大多数の一般家庭を考えた場合のお話です)その中でいかに効率良く、快適な家具を配置するためにかがデザイナーと、住人の腕の見せ所でもあります
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。今回はお客様よりお預かりした写真をもとに、「古民家と北欧ヴィンテージ家具の相性」について見ていこうと思います。<古民家と北欧ヴィンテージ家具>お客様いわく、1年がかりで改修をされた古民家です。完成に合わせ、CLOVERSKYよりデンマークのデザイナーイルム・ウィッケルスの”カペラチェア”をご購入いただきました。ローズウッドのフレームですが、空間によく溶け込んでいます。メンテナンスを行う際、「ローズウッ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。新たにメンテナンスが完了したアイテムより、違いが分かりやすい部分をピックアップしてみました。<GE290チェア>さて、最も絵になる斜め前からのシルエットですが、メンテナンス前の写真と見比べてみましょう。<メンテナンス前>この位置からだと正直少し分かりにくいので、近寄ってみます。<前足/メンテナンス前>前足部分のアップです。何箇所か横向きのシミが残っており、木目も少し荒い感じです。<前足/メ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。11月に入り、冬の気配がそろりと忍び寄ってくるようになりました。気温の変化は体にこたえますが、風邪などひかぬよう気をつけて過ごそうと思います。さて、本日ご紹介するのは「家具の先端に付けるフエルト」につきまして。CLOVERSKYではご購入時に、ご希望のお客様には無料でフエルトをお付けするサービスをご提供させていただいております。丁度今、取り付け中の家具がありましたのでご紹介いたします。<イメージ写真>今
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。阪急百貨店梅田本店での催事も今日から後半戦です。ただ今展開中のレイアウトを改めてご紹介してみようと思います。〈正面〉エスカレーターから正面に見えるのがこちら。ベアチェアとOXチェアが目印です。〈右側エリア〉ウェグナーのダイニングセットとオーレヴァンシャーのチェアが並んでいます。ダイニングセットのチークが特に「美しい」と評判です。〈右側奥エリア〉オーマンジュンのサイドボードと、ロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージが人気
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。今週から阪急百貨店梅田本店での催事に参加しているのですが、家具を彩る雑貨も同時に運びました。陶器は破損のリスクが高いため、しっかりと梱包してスーツケースで運びます。今回はその模様を少しご紹介いたします。<準備するもの:プチプチと養生テープ>プチプチは特筆すべきことはありません。梱包の仕上げはこの場合養生テープの方が便利です。粘度の強いテープだとプチプチに強く張り付きすぎて、開梱時に思わぬアクシデントが発生するリ
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。明日から始まるイベントのため、梅田阪急様に梱包された家具を搬入しています。〈運び出し直前のショールーム〉さて、どのような売り場になるのでしょうか。担当大島
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。家具のメンテナンスを行う際、可能な限り分解をするのですが今回遭遇したのがこちら。ある家具の一部です。マイナスねじを外せばすぐに取れそうに見えるのですが。。。実は、土台とパーツがしっかりと接着されていているため、下手に外そうとしない方が良いという結論になりました。サンディング(研磨)はパーツに分解した方がやりやすいのですが、今回は他の部分に影響が出ないようしっかり養生して慎重に作業を進めています。メン
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先週末開催させていただきましたイベントのレポートです。今回は本番編をご案内させていただきます。イベントリーダー、Hさんの挨拶にて幕が開きました。いよいよ演奏開始です。照明の具合も程よく、良い雰囲気です。今回鈴木様にご準備いただいたクラリネットは2種類。見た目もさながら音色にも個性があり、美しい時間が流れるように過ぎ去ります。本物の音色は場所を選ばすに人を感動させる力があるのだなあ、と改めて
こんにちは。北欧ヴィンテージ家具と雑貨のCLOVERSKYです。先週末開催させていただきましたイベントのレポートです。少々ボリュームがありますので、準備編と本番編の2回に分けてご案内いたします。まずはショールーム内のレイアウト替えと照明のセッティングです。今回のテーマはデンマークの概念である「ヒュッゲ」なので、キャンドルをイメージした照明を準備しました。今回はクラリネット奏者、鈴木孝紀さんの演奏が見所ですのでその時の背景となる家具のエリアが美しく浮かび上がるよう、客席か