スプリングスティーン孤独のハイウェイを観た。これは良くない。ブルースの熱心なファンでさえ、本作の出来には満足できないだろう。飛ぶ鳥を落とす勢いの"ロックンロールの未来"時期の、異色アコースティックアルバム『ネブラスカ』が世に出るまでを描く本作は、ラストいくら"ブルースが鬱病と闘っている"とテロップで説明しようが、観客の共感は生まれない。どおりで主演ジェレミーのロック調の曲の歌声はイマイチなのに、ネブラスカの曲になると本物と間違うほどの歌声だ。真面目に静かに作劇されても、ブルースが世界中に大ブレイ