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近頃はワクワクするような出来事(≒悲惨なトラブルorz)もあまり起こらず、黙々と造形しているのですが、所有のプリンタの近況について箇条書きに書いてみます。・AlunarM508エクストルーダは標準でダイレクトタイプPLA、ABS、TPU造形で使用ABS、TPUの造形が安定しているPETGの造形は相変わらず調整不足でノズル付近にダマが付きやすく積層割れしやすい(というか使っていませんw)造形のキレイさは他の2台には劣るホットベッドへの給電が12Vのため、加
今回からA10君が加わりますので、どうぞ仲良くしてやってください。というか今回はA10ばっかですwまぁ稼働直後にトラブルは付き物なので、ぼちぼち潰していこうかなと思っています。・Geeetechの綴りを間違えていたてっきり、Geetech(ぎぃーてっく)だと思っていたのですが、正しくはGeeetech(ぎぃぃーてっく)でした(e多すぎやわ!w)。そのため、thingiverse検索でA10用のパーツがヒットしなかったようです。それに気づかず操作パネル裏面のカ
ようやく安定してきたかと思いきや、トラブル連発で胸がときめきっぱなしですorzということで、その10行きます。・ノズル詰まりその1(Ender-3)もう聞き飽きた感のあるノズル詰まりですがw、透明プラスチックに色を付けて造形すると、やはり、色のカスのようなものがノズルとテフロンチューブ内に残留します。これによってノズル詰まりが発生しました。詰まりは連続したラインでの吐出は問題なくて、短い時間にリトラクトを頻繁に繰り返すような狭い範囲での吐出の場合に発生します。おそ
これまでに部分的に書いていたものも含めてまとめてみました。・フレキシブルフィラメントの先端カットTPU等のフレキシブルフィラメントのは柔らかいので、先端のカットはリールの巻きに関係なく行ってもOKです。ただし、柔らかいので、なるべく先端が尖るようにカットする方がノズルまで通しやすいです。・プリンタの騒音対策プリンタの稼働音は意外に床を伝わって響く音も大きいです。私の家は木造ですが、2階で使っていると隣の部屋よりも階下の方が騒音が大きいです。以前にも書きま
起こりうる症状の考えられる原因について、自分でも使いたいと思ったのでまとめてみました。私の使っているEnder-3、Alunar-M508をメインとして書いていますが、RepRapPrusai3系列なら同じ傾向だと思います。なお、プリンタのフレームが正しく組まれている(垂直・水平が出ている)、可動部分の摩耗部品交換・グリスアップがされていることが前提になります。1.積層割れ、造形物がスカスカ(フィラメント吐出量が不安定or少ない)・フィラメントの想定温度よりホット
そろそろトラブルも出尽くした感があるので、今回は少なめです。というか、うっかりミスばっかりですねwでは、いきまーす。・フィラメント吐出が(ほんの少し)少ない?その2その8でもよく似た事がありましたが、その時はノズル交換、テフロンチューブ交換、ドライブギア清掃で直ったのですが、今度はそれでも直らず。というかノズルを交換したら更にひどくなったので、交換したノズルをよく見て見るとノズルにサイズの刻印がありませんwでもたしかAliExpressで注文したときは0.
サブタイトルは「2機の3Dプリンタが揃って楯突くか!」です(そろそろネタバレしそうw)・テフロンチューブがノズルパイプに入らない(M508)積層割れが起こったので、ノズルとテフロンチューブ交換を行った際、ノズルパイプにテフロンチューブが入りませんでした。つい最近購入したものだったのですが、以前使っていた余りがあったのでそれと太さを比較したら以前のものよりも若干太いことが分かりました。ボーデンタイプのチューブとして使用するならあまり問題ないのでしょうけれど、タイトなノズル
みなさん、こんばんは。昨年、新しい3Dプリンターを購入しました↓まあ、安かったので買っただけですが、、、↓ALUNAR【工場直販】3DプリンターReprapPrusai3DIY未組立キット組...21,099円Amazon新品ということもあり、今まで順調に動いてましたが突然、樹脂が送りだされなくなってしまいました、、、('A`)同じ現象がマイ3Dプリンター(ibox)でも発生↓しているのでhttps://ameblo.jp/yopike/entry-1
先日、M508で交換したリニアベアリングですが、ケースはまだまだ使えそうだったので中のブッシュのみを交換してみました。ブッシュはaliexpressでこれのLM8UUを注文しておきました(1ロット10個入りです)。ブッシュの交換には硬いスナップリングを外す必要があったので、スナップリングプライヤーという工具をamazonさんで注文しました。先端が分離できるので、先端を交換したり、位置を変えることで、角度や握った場合の先端の動き(開くか閉じるか)を選
2019/8/31追記~Cura4.2.1にも不具合があるようです(詳しくはこの記事のコメントをご覧ください)。2019/9/2追記~バグではなく、仕様らしいです。レポート頂きましてありがとうございます。~追記終わり私のM508で特定のモデルデータだけ、造形開始直後に断続的にポーズがかかったような動きになりました。スライスやモデルデータを再生成しても変化がなかったので、ネットで調べてみたら、どうも同じような現象(特定のレイヤーでポーズがかかる)
3Dプリンタで要求される大事な要素の1つに造形物のできの良さがあると思います。出来上がった造形物のサイズは合ってるけど、スッカスカなものができたり、しっかり積層はされているけど、なんだか幅が狭かったりというように、造形物のできの良さには造形精度と造形品質の2つが大きく関係します。さらにこの2つは造形時のプリンタの状態や設定、フィラメントの品質や特性、気温等の外的要因に影響を受けるわけですが、私だけかも知れませんが、この精度と品質をごちゃ混ぜにしてい
その7、行きま~す。サブタイトルは「死闘、二機の3Dプリンタ」ですw(もうやめよっか)・ベッド高さ調整ダイヤル外れ(Ender-3)造形中に「コロン」といういやな音と共にベッド高さを調整するダイヤルが外れましたorzどうやら、ベッド下のトレーに入っていた工具の先がダイヤルに当たっていたらしく、次第にダイヤルが回って外れたようです。このダイヤル大きいから回しやすいのは良いのですが、周囲のケーブルなんかにも当たりやすくて、しかも回りやすいときたものです
スプールホルダは3Dプリンタ改造の手始めに作るパーツとしてはフィラメントガイドと同じ位ポピュラーなのではと思います。でも、スプールホルダっていろんな種類がありますよね。ということで、ざっくりと私が分かる範囲でスプールホルダの種類と特徴について書いてみました。他を知らないのでプリンタはFDM方式のRepRapPrusai3系列を想定しています。サンプルのリンクはぱっと見で分かりやすいモデルを基準に載せています。また方式などの名称は勝手に付け
3Dプリンタは同じプリンタと名は付きますがインクジェットプリンタ等とは比較にならないほど危険な機械です。安全に運用する際に注意した方が良い所を私の痛い(w)経験を元に書いておきます。特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭や、一緒に造形を楽しもうとされている方には見て頂いたほうが良いかもしれません。なお、他を知らないので、FDM(熱溶解積層)方式プリンタ限定です。【準備時】・プリンタに異常がないか点検すること。異常があった場合は必要な修理等を行ってから使用する
大したことではないですが、知っておくとちょっと便利なことを書きます。・フィラメントの先端カット方向斜めにカットしておくことはご存知だと思いますが、スプールの巻いてある内側から外に向けて斜めにカットしましょう。巻きによる引っかかりを軽減できます。・造形物のベッド接地面の白化を修正ライター(できればターボライター)で軽くあぶりましょう。するとあら不思議、白化が消えますw(あぶりすぎに注意しましょう)・スクレパーの使い方しっかりはがしたい
ふと見たら私の記事がアメブロのネット・技術ジャンルで3位に入っておりました。どなたか存じ上げませんがありがとうございますw言いたい放題なことばっかり書いていてなんかごめんなさいorzということで、その6です。サブタイトルは「Ender-3のトラブルラッシュ!!M508最大のピンチ!?」です。(なんだそりゃ)・ホットベッドのガタつき(Ender-3)ホットベッドを手で動かすと左右方向にガタが出ていました。組み上げた直後にはなかったガ
最近amazonさんで売ってる3Dプリンタのフィラメントが安くなっているような気がします。この記事を書いている現在だとPLA1kgが1300円台(!)で売ってましたwでも、当然安かろう悪かろうなモノも中にはあるわけで(私も白PLAフィラメントでつかまされましたw)、かれこれ激安フィラメントリールを30本程度買ってみた経験から安くて良い(ましな)フィラメントの見つけ方を書いてみます。優先順位の高い順に書きます。(1)寸法精度が良いモノ±0.02の
PLAとかの普通のフィラメントでは速度とか設定はよほど粗悪なフィラメントでなければ結構適当でもそこそこのものが造形できると思いますが、TPU等のフレキシブルフィラメントは結構設定に気を使う必要がありますね。エクストルーダに引っ張られるフィラメントは自身が伸び縮みするのが厄介で、引っ張られるとある程度伸びて踏ん張ってしまい、ある程度伸び切ると一気に縮んでエクストルーダに本来の引き込み量よりも多く引っ張られます。そのため、吐出にムラができやすいように見えま
勝手な事を書きますので、お気を悪くしたらごめんなさい。色んな3Dプリンタ買ってみた系サイトを見てきて思ったのですが、「こういうモノ作ってみた」等と同じかそれ以上に、トラブル関係(造形精度がでない、ベッドはがれ、積層割れ等々)の話題って必ず出てきますね。トラブルが起きたら、とりあえず造形スピードを落とす、温度を変える、インフィルやウォールラインを変える等、造形時の設定で奮闘する訳ですが、それ以前にそのプリンタの組み立て精度に問題ないのかが気になります。
私のAlunar-M508では、プリンタのメニューでPLAとABSの加熱操作が行えます。それぞれ、ノズルとベッド同時、ノズルのみ、ベッドのみと選択して行えるのですが、以前は印刷開始前にノズルとベッドを同時に加熱していました。同時に加熱すれば長いベッドの加熱時間だけで印刷開始できるので時短できると思ったからです。が、これってちょっと良くないことが分かりました。というのも、ベッドの加熱はノズルよりも広い面積を加熱する分、時間がかかります。なので、ノズルが
ついにトラブル対応にEnder-3が参戦!戦いの行方は・・・!?(なんだそりゃ)ということで、後ろに()で機種名を追加して区別しました。・造形サイズ異常その2(M508)エクスポートを使用しなくても再び造形サイズがちょっぴり大きくなりました。原因はCURA上で水平展開に0以上の値をいれていたためでした。CURAでは水平展開の値がレイヤーと同じ外郭セクションにあるので、勘違いしてレイヤーと同じ値を入れていましたorz水平展開の説明によるとプラス値は大
Ender-3稼働レビューの続きです。2台体制にして、一番大きいメリットはやはり造形スピードですね。単純に同じ材質なら(同じフィラメントが2セット必要ですが)倍のスピードで、異なる材質なら並行して印刷が可能になります。また、1台故障しても2台目で継続して印刷できるのは安心できる点ですね(まぁ、そんなに印刷をしない人にはメリットにはなりませんけど)。デメリットは、印刷速度が倍になった分、フィラメント消費量も倍になることですw印刷失敗時のフィラメント使
前の記事にもちょろっと書いたんですが、2台目の3Dプリンター構想が発動してしまいまして、AmazonさんからEnder-3というこれまた格安の3Dプリンターが届きましたwということで、こいつのレビューをAlunar-M508と比較して書いてみます。このEnder-3って機種も、どうやらReprap-Prusai3系列のようなのですが、M508と大きく異なる部分としてフレームがあります。M508はアクリルですが、Ender-3はアルミ製なので、剛性が非常に
というわけで、その4いきま~すorz・SDカードデータの不整合Windows10で頻繁にSDカードを抜き差ししていると、たまに「このドライブで問題が見つかりました。今すぐドライブをスキャンして修正してください」といったメッセージが表示されることがあります。SDカードをPCからいきなり抜いたりするとそうなる場合が増えますが、安全に取り外すを実行していても出ることがあります(これはもうSDカードかカードリーダの製品上の問題かもしれませんけどw)。こいつを無
プリンタのメニュー内には予熱設定としてPLAとABSの2つが入っています。が、温度設定が今の環境に合わない人もいると思います。この設定もconfigration.hを修正すれば、変更できます。以下、修正箇所です(赤枠つけるの忘れましたw)。PREHEAT_1_TEMP_HOTENDが最初(PLA)のホットエンド温度、PREHEAT_1_TEMP_BEDが最初(PLA)のベッド温度、PREHEAT_1_FAN_SPEEDが最
引き続いて、Alunar-M508の機能追加です。こっちにも書いたんですが、一応ソース修正箇所を追加して再掲してみました。印刷中に突然の停電に見舞われた場合、頼もしい機能がこいつです。configration_adv.hの以下の行を修正します。POWER_LOSS_RECOVERYのコメントを外して、コンパイル・ファーム書き換えします。595~596行はコメントのままでOKです。名前の通り、印刷中に電源が切れた場合、電源を再投入すると、印刷を
ここをいきなり見た人は訳の分からない見出しでスミマセン。Alunar-M508のオートレベリング(じゃないんですが)の補足に近い内容です。なので、ここだけ見ても意味不明なので、先にオートレベリングの記事をご覧ください。印刷中(特に印刷開始直後)、configration.hに設定したZ_PROBE_OFFSET_FROM_EXTRUDERの値を変えたい場合、プリンタのメニューからTune⇒ProbeZOffsetで値を修正することができ
以前に書いたフィラメント切れ検出機能の追記です。スイッチの配線はあまり詳しく書いてないですが以前の記事をご参考下さい。以前の記事にD12ピン使用と書きましたが、D11ピン使用でした、ゴメンナサイ。configration.hの以下の行を修正して、コンパイル・ファーム書き換えします。FIL_RUNOUT_PINに使用するピン番号を指定します(D12ピンでも使用できると思います)。configration_adv.hにも実際にフィラメントが切れた場合の動作
その4としましたが、補足です。オートレベリング時のベッド面測定時、センサーをベッドに近づけるスピードが設定できます。以下、configration.hの修正箇所です。私は待てない人なので、スピードを通常の2倍にしています。普通は遅くする(あれ、SLOWって書いてありますね)みたいですが、それでどこまで精度が上がるか分からないのと、とにかく私は待てない人なので(しつこいw)、スピードを上げています。ちなみに遅くする場合は#defin
さらに続きです(長くなったなw)。※Z_PROBE_OFFSET_FROM_EXTRUDERに設定する値の測定方法(コンパイル・ファーム書き換え後に行ってください)(1)プリンタメニューからAutoHomeし、InfoScreenに出ているZ軸の値をメモっておきます。(2)A4用紙をベッドとノズルの間に置き、メニューからZAxisMoveで0.1mmずつZ軸を下げて行きます。(3)A4用紙がノズルとベッドとの間で少し抵抗がある位の位置まで下が