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著者山田真生出版社マイナビ2022年初版相手が間違えればすぐ有利!囲碁・AI流定石の基本と変化(囲碁人ブックス)Amazon(アマゾン)近年、プロの布石でよくみられる小目への小ゲイマカカリに対するケイマ受け、コスミ受けの解説が詳しい。最近の布石は軽重判断が問われる場面が多く、手抜きした場合の打ち方が詳しいのは嬉しい。コスミ受けが挟まれた場合の打ち方が載ってないのはその意味では少し残念だったか。星の小ゲイマジマリに対するカタツキも解説されている。他に金
第44期囲碁名人戦挑戦手合いはAI布石を勉強するうえでかなり参考になることが多いので情報をまとめてみました。ありがたいことに朝日新聞のウェブサイトでは観戦記が無料で見られます。kifudepot|張栩-芝野虎丸第44期名人戦挑戦手合七番勝負第1局第44期名人戦挑戦手合七番勝負第1局張栩vs芝野虎丸の棋譜を表示します。www.kifudepot.netkifudepot|芝野虎丸-張栩第44期名人戦挑戦手合七番勝負第2局第44期名人戦挑戦手合七番勝負第2
ダイレクト三々に入られた場合、プロの碁では壁を利用して模様を広げるより弾力を活用してさばくことが多い印象。お手本になりそうな実戦を集めてみる。⇓「虎丸の自選自解好局集」で解説されているさばき方は結構参考になる。日本棋院のYoutube中継が残っているし、朝日新聞のサイトでも解説が残っている。kifudepot|張栩-芝野虎丸第44期名人戦挑戦手合七番勝負第5局第44期名人戦挑戦手合七番勝負第5局張栩vs芝野虎丸の棋譜を表示します。www.kifudepot.net並
⇓右下のように小目にかけてから手抜きして足早に立ち回るのがAI布石の一つの特徴であったりする。参考になるプロの棋譜をいくつか載せておく。⇓わかりやすく説明されている。kifudepot|大西研也-広瀬優一第43期新人王戦決勝三番勝負第1局第43期新人王戦決勝三番勝負第1局大西研也vs広瀬優一の棋譜を表示します。www.kifudepot.net白は右下を攻められてもひたすら手抜き。足早な展開を目指す。AI流の打ち方を体現している。kifudep
芝野虎丸さん解説の碁ワールド誌掲載の「感覚一新」が面白い。布石の講座なんだが、過去の棋譜を題材に現在ではこう打つだろうということを示している。現代碁は隅を最重視しているがこうして過去の碁と対比してくれるとそれが鮮明になる。AI定石だけ追っていると全体が見えにくくなるが、こうやって全体を示してくれるとそれほど難しいことでもないと思えてくる。
現代の棋譜を並べて、これからマスターしていきたいことを列挙します。今回は「小目の小ゲイマカカリ⇒コスミ受け」です。ハサミ第48期棋聖戦Bリーグ黒:羽根直樹白:依田紀基このハサミがよく見られます。秀策流はカケですけどね。第44期棋聖戦七番勝負第6局黒:河野臨白:井山裕太すごい難解な攻防でしたね…隅の動き方第5回夢百合杯世界囲碁オープン戦2回戦黒:一力遼白:廖元赫封鎖されても生きる手はある。ただし生きて、周りがガチガチになってしまって却って不利を招く
AIの打ち方にはいまだにかなり違和感がある。私が感じる違和感をひとつひとつ言語化してみたい。ずーっとモヤモヤしているので、言葉にすることで違和感が無くなるかもしれないという試みです。はじめにことわっておきますが、あくまで個人の感想です一番打ち方が変わったのは小目への小ゲイマカカリだと思います。小目への小ゲイマカカリは挟まれると根拠が得にくく、攻められやすいです。2000年あたりに呉清源先生から提唱された「21世紀の碁」では小目への小ゲイマカカリは部分的に悪手とまで言い切って
村川大介著NHK出版出版NHK囲碁講座テキストの別冊付録をまとめたもの。AI流定石の解説だが、定石手順の複雑な説明には深入りせず二者択一式問題形式のあっさりとした内容。定石の中身に入る前にAIが好む布石についての説明があり・相手を凝らせる・足早に打ちたがる・石を捨てたがるなどに言及している。AI定石を使いこなすにはそういった背景を理解するのはかなり大切なことです。AI定石を使いこなすのに苦労されている方には一読の価値ありです。寝っ転がって読める気軽さが
山田晋次著マイナビ刊2019年の著作プロの棋譜を題材にAI定石を駆使した布石の解説を行っている。あまり細かい定石の変化については述べられていないので、その点は別の書物など情報源で補完する必要はある。どのようにAI定石を布石に活用すればいいのか、いまだにわからない人は多いと思うのでその点は非常に良いと思う。定石書というより布石の本かな。扱っている棋譜は全部で14局。中盤入り口のところで手順は省略されている。このマイナビの「誰でもカンタン!図解で分かる」シリーズ
「AI定石のあれやこれや」元晟溱著東京創元社AI定石のうち8型をまとめたもの。星の定石と、小目のシマリから派生する定石を取り扱っている。ダイレクト三々も含まれるが未完成の超難解型は避けられている。2019年12月の刊行物だが2021年の現在でも使用されているのでわりとかたまった型のみ扱われていると思われる。初期のアルファ碁が用いていた廃れた型などはなく現状で読んでも遜色ないと思う。もちろん古くなった型も含まれているので基本的な勉強に使用して、新しい情報を補っていく
https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/662765/?step=13https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/1197411/?step=13
少年チャンピオンにプロ棋士とコンピュータの戦いをテーマにしたマンガが連載されていてマンガも面白かったけどまさに面白い時代になるんだろうなぁと。永遠の一手‐2030年、コンピューター将棋に挑む‐上(少年チャンピオン・コミックス)永遠の一手‐2030年、コンピューター将棋に挑む‐下(少年チャンピオン・コミックス)(リンクは話題のAMAZON)で昨日ひさしぶりに囲碁中継見てたら解説のプロ棋士の方が「あぁ、これはAIの定石ですね。」と言ってて「(o・д・)!