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執筆中の『間違いだらけの靖国論議』の執筆姿勢を、ご参考までにチラ見せでご紹介しておきましょう。以下にご紹介するのは「第一部靖国問題Q&A」の2番目。***Q2A級戦犯を分祀すれば靖国問題は解決するのか?【質問】「靖国問題を解決するにはA級戦犯を分祀すればよいのだ」という主張をときどき見かけます。この意見についてどう思いますか?【回答】はっきり言って箸にも棒にもかからない意見です。まず、そのような主張をする人が「靖国問題」という名のも
東京裁判のA級戦犯広田弘毅を描いた小説、落日燃ゆ、を読んでいる。現実政治の中で泥まみれに世界平和の理想を求めた外交官、外相、首相。なぜ、このひとがA級戦犯で死刑となったのか、明らかに冤罪である。死刑制度はなくさないといかん。冤罪の償いが出来ない。失われた命に償いはできない。落ち着いたら、縁の地を訪ねたい。ググると出生地の福岡県しか出てこない。晩年住んだ鵠沼海岸にはなんもなあらしい。リベラリストに解放区、湘南はふさわしいのだが、、、舞い上がれなぜか、山下美月が南野陽子にみえた。悪く
さて、中曽根「公式参拝」が巻き起こした波紋に関連する国会審議のありさまを資料に基づいて追ってきましたが、初回「公式参拝」があった一年後の昭和61年(1986年)夏、直前までやるかやらぬかで揉めたあげく、結局第二回「公式参拝」は見送られることになりました。その直後の昭和61年8月19日の衆議院内閣委員会の審議から、公明党の鈴切康雄議員が質問に立ったときの問答を追ってみましょう(資料【六五二】)。ダウンロードは↓こちらから。ndl-dl-dss-frontdl.ndl.go.jp
さて、「公式参拝」した中曽根康弘首相を向こうに回して堂々と渡り合った熱血漢小林進議員のエピソードですが、最後のひとつをご紹介します。時は昭和60年(1985年)12月13日、衆議院外務委員会でのやりとりです(資料【六三三】)。ダウンロードは↓こちらから。ndl-dl-dss-frontdl.ndl.go.jp***〔小林進委員が、櫻内義雄前外務大臣(日本国際貿易促進協会会長)が十二月初旬に中国の呉学謙外務部長と会って、靖国神社にA級戦犯
昨今、「万年野党の立憲民主党に未来はあるのか」といったテーマで政治の話が論じられるとき、「何でも反対」じゃだめで「提案型野党」でないといけないとか、ゆさぶりをかけるような物の言い方をする人がいますね。そんなことを言われてすぐに足下がぐらつく現代の野党政治家の不甲斐なさについて、あらためてとやかく言おうとは思いません。が、過去の史料を読んで「あのときの、あの野党政治家は、あれだけは言っちゃいけなかったはずだ」と思える発言をみつけたときには、歴史の教訓としてマークしておきたいと思います。
中曽根康弘首相が「A級戦犯さえ靖国神社から外せば、中国も納得してくれて、公式参拝を続けられるんじゃないか」と模索したのに対して、中曽根よりさらに右翼的な立場から「そんなことをしたら、相手をますますつけ上がらせる」といった論陣を張るようになったのが産経系のメディアです。「もしA級戦犯を靖国神社から外したら、中国はきっと『A級だけでは足りない。B級、C級も、それが祀ってあるところに日本の首相が公的に表敬することは中国人民の心を傷つける』とか言い出すに決まってる。あの連中には一度譲ったが最後、ま
中曽根康弘政権の退陣が決まった1987年の秋、毎日新聞の朝刊第1面に「中曽根政治の軌跡」という特集記事が連載されたことがあります。その第二回(10月1日)にはつぎのような記述があります。***(以下引用)昭和六十一年二月二十七日午後四時ごろ――。東京・丸の内の三菱鉱業セメント会長室で、風変わりな組み合わせの密談があった。部屋の主である大槻文平同社会長(日経連会長=いずれも当時)が、松平永芳靖国神社宮司に懇請するように切り出した。大槻氏「私は専門家
1年前に書いた記事です。ご参考に供します。
このたび「追記」を加えましたので、あらためてリブログします。
近年、わたしが傍から聴いていて、愚かしく、じれったく思えてならないのが、ある私立学校で生徒や保護者会が延々と続けている「制服論争」です。その中高一貫私立学校(かりにA校としておきましょう)は、所在都市を代表する新興エリート校でしたが、創立年度の古い首都のエリート校にはかなわないというコンプレックスがあってか、そこの在校生には、殊更に武張った学ランの制服姿をこれみよがしにひけらかして集団で街中を闊歩し、近隣の学校の生徒を威圧する悪しき風習がありました。教員の中にもそうした生徒の気風を、
何度も書いておりますように、わたしのこのブログでは政治の話は原則として書きません。ただしひとつ例外があります。靖国神社やそれと関連する「戦没者追悼」の問題に関連して、あまりにも歴史を知らないいい加減な議論が世にはびこっていることに業を煮やしている身として、わたしから見て明らかにおかしいと思える俗論を批判する記事は、ときどき書きます。今日はそのテーマです。今日、家の中の整理をしていて、長い間見失っていた新聞記事の切り抜きを見つけました。2013年8月10日付け『朝日新聞』のオピニオン面の「記
もう、いつの間にか8月も終わるんですねぇ。8月と言えばお盆、お盆と言えば15日の終戦の日。今年も安倍総理はこの日、靖国神社には参拝しませんでした。政権の閣僚も全員が参拝を見送り、これは2年連続だそうです。閣僚の一人も参拝しないのが2年続いたのは少し淋しい気持ちもありますが、一方では既存メディアの狂乱的な報道もそのぶん控えられたので梅之助の血圧が上がる事もなく、何だかサバサバとした気持ちです。個人的には、靖国神社に関して総理がやるべき事は総理の参拝自体より、如何に「誰もが参拝できる道を切り開
アイドル新党なでしこ!第32話靖国で会おうhttp://ameblo.jp/shingekinosyomin/entry-12278363590.html更新情報です。上記サイトに第32話が公開されました。そういえば今回のエピソード、珍しく経済に関する話が一切なかったですね^^■第01巻アイドル新党なでしこ!第001話総理大臣になるアイドルアイドル新党なでしこ!第002話第二次所得倍増計画アイドル新党なでしこ!第003話君が代(独唱)アイドル新党なでしこ
小池百合子の問題点・移民拡大「自民党国際人材議員連盟」会長、石破茂支持、A級戦犯分祀、嘘吐き小池百合子は、外国人の単純労働者(事実上の移民)受け入れを推進する「自民党国際人材議員連盟」の会長だ!(顧問は石破茂)http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000079871.html【朝日新聞】終盤情勢・小池氏が優勢増田氏追う2016/07/2500:32、テレ朝news朝日新聞が分析した東京都知事選の終盤情勢は小池百合子氏