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先日、6N6Pプッシュプル真空管アンプが完成しましたが、各部の電圧測定値が全体的に低いのがとても気になってました。テスターが悪いのか??疑惑が浮かんできました。正確な電圧を出すパワーサプライを持っていないので、アジトのコンセントにテスターをつっこんでみたら、、、100Vないっすよ。。。そんな。。。。じゃ、古くてお安いテスターで確認。家庭用のコンセントは、普通このくらいの電圧ですわな~!おいおい、よっぽどこっちの方が信頼出来るテスターでした。という事で、
過去一最高のパフォーマンスを見せてくれている、6N6Pプッシュプルです。CCCPの印字やら、ヒーターのオレンジ色やら、癒されます。
先週は真空管の不良で電圧調整が出来ませんでしたが、6N6Pを2本調達してきて電圧調整も終わって、さて音出しです。ピー!!ギャー!!!とんでもない音がスピーカから出てきました。速攻で電源オフして回路図と配線をにらめっこです。発振する理由はNFBの間違いか、プッシュプルなので出力トランスの接続間違いと思い、その周辺をチェックします。んーー間違ってない。。。もしかして!?オリジナルの回路は、春日無線のKA-8-54P2。しかし私は、コスパの良い東栄変成器のOPT-10Pに変
6N6Pプッシュプルの配線が完了しました。真空管を挿して最終通電試験です。出力段カソード抵抗(560Ω)の両端電圧をチェックします。電源をオンにすると、6N6Pのヒーターが赤くなり、だんだん電圧が上がります。が、、、、、右チャンネルと左チャンネルで電圧値が大きく異なります。(18.1v:10.2v)。(ピンボケ~!)(これもピンボケ~!)これは配線ミスか、真空管の不良が考えられます。まずは、簡単な問題判別で真空管を左右で入れ替えます
6N6Pプッシュプルでヘッドフォンを使えるようにする為、TRSフォーン・ジャックを取り付けます。私が作製した真空管アンプで初の試みです。TRSフォーン・ジャックの配線には頭使いますよね~。(私だけかもしれませんが)ヘッドフォンジャックを入れた時には、スピーカーからの音は切断されるようにするには、工夫が必要で、、、後は、シャーシに取りつけて配線するのみ。大丈夫か。。。
JFETのバイアス特性は温度によって変化するそうで、差動ペアとなっている2SK2881の温度安定を得るために、1.2mmの銅線を100均のエポキシボンド(2液式)で、2つの2SK2881を熱結合させました。さぁ、配線作業を始めます。いつもお決まりの、AC100Vまわりから手をつけます。実体配線図です。(MiniWattersProject-情熱の真空管から借用しました。)ACインプット&トランス周辺電源スイッチ&LED周辺次は、母線(ア
シャーシの塗装が終わったので、部品を実装してみました。トランス類を左側に寄せて、真空管を右側へ。シャーシの短い面を正面にするレイアウトは初めてです。自作真空管アンプでBASSブーストや、ヘッドホン端子を実装するのも初体験になります。さてさて、次は配線作業になります。また汚い配線になってしまうのか。。。
最近はインターネットラジオ作製に熱が入ってしまっていましたが、久しぶりに6N6Pプッシュプルの作製に戻ります。木枠のシャーシに挑戦してみましたが内部に補強を施した結果、部品を実装するスペースが激減してしまい、不本意ながらいつも通りのアルミシャーシで組み立てる事にしました。リード社のS-4というシャーシです。W=300/H=60/D=200というサイズです。全面にマスキングテープを貼って、まずは大物のトランス類を置いて様子を見ます。今回は縦長配置に挑戦してみます。
左右チャネル部のラグ板が完成しました。先日完成した電源部と共に。プッシュプルとはいえ、JFETを使ったハイブリッドな真空管アンプなので、シャーシ上には2本の真空管しか見えない質素な外観になるので、前のブログでも書きましたが、木枠の木製シャーシで作りたいと思います。
6N6Pプッシュプルのシャーシは留め切りの木製シャーシにしようと思い、シマホでヒノキ材を買って45度切りに挑戦。以前2x4用に購入していたマイターボックスを使いましたが、正確な45度切りには程遠い加工になってしまいました。こりゃあダメですわ。どうしましょうかね。。。
朝からハンダごてにぎって、部品実装してたんですが、無いんですよ。33Ωの抵抗器が、、、自分で作ったパーツリストにも書いてないので、そりゃー100%買い忘れになりますわな。仕方ないので秋葉原に行って来ました。1本8円の抵抗器を10本。(本当に必要なのは4本ですが)数倍の電車代をかけて。。。せっかくなので、新宿まで足を伸ばして新宿西口ヨドバシカメラの酒店でコイツです。日本酒をお燗する時に温度を計る温度計です。これで、居酒屋のアルバイトさん気分になれ
雨、雨、雨ですね。ソフトボールの試合も早々に延期が決定。そんな日はインドアで作業です。2SK30A-GRと2SK2881の選別を行いました。なんとかギリギリ選別出来ました。次は、電源部の作製です。15Pのラグ板に部品を取り付けます。電源部が完成しました。来週は左右チャネルを組み立てます。梅雨のあいだに基板作製が終わればいいですね~。
6N6Pプッシュプルで使用する、J-FETの選別です。選別にはこの治具を使います。いつ作ったか忘れましたが、久々の登場です。まずは、2SK30Aです。気温25~30℃において3.8mA±0.1mAまたは4.1mA±0.1mAが目標です。6本買ってきたのでこの中から優秀選手を選びます。はい。以下のとおり。3.75mAと3.83mAです。いましたね。6本の内2本だけが許容範囲でした。ギリギリです。次は、2SK117→2SK2881に変更し
次の真空管アンプは、6N6P全段差動プッシュプルです。J-FETと真空管のハイブリッドな真空管アンプとなります。これがとても理にかなったアンプなのですよ。そもそも真空管は使っていれば、経年劣化をする消耗品。一旦調整しても、時間が経てば電圧、電流は変化するのが当たり前です。そこで、前段に半導体(J-FET)を採用して、極力値の変動を抑えて、長い間一定の性能を発揮してもらおうという設計です。これを設計されたのは、「ぺるけ」こと、木村哲さんです。真空管アンプの書籍も多く出版され
【概要】真空管アンプキットAMP-12DX(NPO法人ラジオ少年)をベースに、6N6Pプッシュプル、オペアンプによる直結ドライブのアンプを作成し、作業場のBGM用に使えるか試してみました。【動機】「NPO法人ラジオ少年」が販売していた真空管アンプキットAMP-12DX(13.2k円)を2020年2月に購入して(既報)、作ろう作ろうと思いながら半年以上経ってしまいました。「6414」と言う双三極管4本を使い、終段をプッシュプル(PP)にしてあるものです。主要パーツは使いつ
前報の構想編(1)と並行して、実はもう一台真空管アンプ自作キットを買ってしまったんです同じく「NPO法人ラジオ少年」の出しているAMP-12DXです(13.2k円)。「6414」と言う双三極管4本を使い、終段をプッシュプルにしてあるものです。自分自身、プッシュプルはAFもRFも経験がないので、ぜひやって見たかったんです。さてこれも、回路図通りではなく、少し変更して流行りの「差動プッシュプル」にしてやろうと考えていました。しかし、使われる双三極管「6414の特性表」を見ると、気になるこ
今年の秋から冬にかけてはしっかりと秋雨が降っています。ゆったりとオーディオを楽しむにはちょうどよい季節です。オーディオ関係の記事のリクエストもいただきましたので、今回はメインで使用しているアンプをご紹介します。真空管式のミニワッターというものです。これはぺるけさんというアンプ愛好家の方が設計なさったもので、その記事を読みながら見よう見まねでつくりました。正式には「平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター」といいます。電子回路に詳しい人なら名前からだい
前作のアルバムから2年8か月ぶりのリリースということでずいぶん久しぶりですが、感覚的には「もう、そんなに経ちましたか?」という感じです。前作のときはわざわざ横浜でのプロモーションイベントに足を運んだのですがそれもつい先日のことのようです。レコード屋さんに行く時間もなかなかとれないのでタワレコの通販から購入しました。不在だったので自転車で郵便局まで取に行きました。開封するとCDとともにポストカードが同封されていました。ポストカードはおまけでしょう。基本的に
一応支障なく音が鳴るようになり、試運転も10日ほどになってきました。部屋にいるときにはなるたけ電源を入れて音楽を鳴らすようにしています。ミニワッター2014(自作2号機)と少しだけ比較試聴をしましたが、平衡型ミニワッター(自作4号機)のほうが、若干硬質でまだ長時間聴き続けられる感じではありません。残留ノイズも少し大きいようです。心当たりもありますので、対応をしてみることにしました。装着済の底板を外しにかかります。配線については「とりあえず繋いだ」状態であった
ここまでくれば、最後はいよいよボリューム・XLR端子・スピーカー端子の取り付けです。あと一息です。再度アンプ基板を取り出します。のちのちのメンテナンス時にリード線が突っ張らないように、アンプ基板は浮かせながら配線していきます。基板をシャシーに取り付けた状態でギリギリのコード長で組み付けてしまうと、部品取替えなどのメンテをするためにいちいちリード線のハンダを外す必要が出てきますので。まずはボリュームの取り付けからいきます。と、なぜかボリュームが微妙に入りません。
さていよいよアンプ基板の組み込みです。まず、プレート(2番ピン・7番ピン)からリード線を引き出します。今回はLchは(緑/白)、Rchは(紫/白)に統一しています。のちのメンテナンスを考えて、アンプ基板を浮かべた状態で周辺基板・端子類と配線していきます。こうするとトラブルの際にリード線がつっぱって基板が引き出せなくなることを防止できますので、後で楽です。また配線もしやすく、関係のない配線を半田ごてで焼いてしまう事故も防げます。半固定抵抗を接続します。電源基板と接
電源部のテストがOKでしたので、ソケット周りの配線を仕上げます。まず、間違っていた赤線を7番ピンから6番ピンのつなぎかえます。9番をセンターピンのアースに接続します。グリッド(4か所、2番ピン・7番ピン)に発振防止用の1kΩを付けます。カソード(4か所、3番ピン・8番ピン)に3.3Ωを付けます。同時にテスト端子(赤・黒計4か所)にも配線します。(黄線)センターピンにアース母線を付けます。1.6mmの銅線を使いました。560Ω(3W)を取り付ける。ここまでで
お次はヒーター系(6.3V)とAC系(100V)の配線です。LED内蔵のロッカースイッチなので、抵抗とダイオードで点灯させます。コードに抵抗をハンダ付けしてダイオードとともに接続します。収縮チューブで絶縁処理してねじります。ソケットまわりに赤黒のテスト端子を付けます。(DCバランスチェック用)(のちほどこの端子もトラぶります。)LEDスイッチとともにヒーター回路を配線します。セロテープで配線を留めてハンダ付けしていきます。(どっち
いよいよシャシーにパーツを組み付けていきます。ここからが結構つらい行程です。早く鳴らしたいという思いを押さえつけて確実に一歩一歩進まなければなりません。集中力も低下しますし、焦りも出ます。ある意味自分とのたたかいの様相を呈してきます。電源基板にリード線を取り付けます。ACインレットを取り付けます。ヒューズソケットを取り付けます。真空管ソケットを取り付けます。裏はこうなります。平ラグを取り付けます。なかなか順調です。トランスを取り
追加穴をあける作業が終了しましたので、次はボリュームの処理に進みます。アルプス電気の27mm角ミニデテントボリューム4連50KARK27114Aです。バランス伝送では、左右の各チャンネルでHOT・COLD・アースがありますので、4連ボリュームになります。アンバランス伝送では通常2連ボリュームを使います。シャフトが長く、ノブが飛び出るので、13ミリ縮めます。(黒線部分)そのままでは切り屑が入るので、マスキングします。金ノコでよいのですが、手が疲れるのでルータ
あと半固定抵抗とスピーカー端子の穴が残っています。半固定抵抗とスピーカー端子の位置を現物で合わせます。こんな感じですね。4つのスピーカー端子の間隔は余り取れません。16ミリ間隔程度です。半固定抵抗は30ミリの間隔です。シャシーを裏返して再度スピーカー端子の配置を確認します。トランスカバーを避けるのでやはりこれくらいの間隔になります。間隔が狭くとも裏側ではなく天板なので、これでもスピーカーケーブルが挿しにくいということはないのではないかと思います。変に角度をつけ
シャシーの穴あけが続きます。次は電源基板の取り付け穴を開けます。電源スイッチ側(向かって右)の空間に余裕があるので、それほど無理して電源トランス側(向かって左の四角い穴のほう)に寄せる必要もないように思います。内側から寸法を測ります。そして表面にマークします。15ピンの平ラグは2か所で固定します。3.5ミリの穴を開けて、電源基板を仮に取り付けます。アンプ基板も仮に取り付けます。電源基板とアンプ基板はパーツの干渉も問題なさそうです。
パーツのレイアウトについてはこのように決まりました。ということで、今回は追加分の穴あけをやります。正直穴あけ加工は好きではありません。危ないし、切り屑が出て部屋が汚くなるし、手が痛くなるし汚れるし、なによりも失敗をしないようにと神経を使います。まずは穴あけ時のキズ防止のために表の全面にマスキングテープを貼ります。XLR端子がうまく取り付けられるかどうかが今回のレイアウトのポイントとなりますので、最初にそれから取り掛かります。XLR端子を取り付ける穴はリアパネ
いよいよ懸案のレイアウトです。ひとつの山場です。電源基板とアンプ基板をシャシーに仮置きしました。手前に並ぶパーツは、左から4連ボリューム、DCバランス調整用の半固定抵抗(ポテンショメータ)、XLR端子、スピーカー端子です。ボリュームの位置はすでに穴が開いて決まっているので、仮につけてみます。バランス用の4連ということで、かなり大きいですね。本体部分が通常の2倍あります。残りのパーツをどうレイアウトするかですが、レイアウトするにあたりいくつか要件があります。(その1)
今回は増幅部(アンプ基板)です。左右チャンネル分2枚(1階と2階)あるのですが、まずは部品の多い1階の基板からとりかかります。実体配線図(ぺるけ氏ホームページより)はこんな感じです。平ラグと図面にホールごとに1から20の番号を振ります。こうすることによりパーツをずれて取り付けてしまうことを防げます。途中はこんな感じです。はんだ付けをした部分と取り付けた部品はマーカーでひとつひとつ塗りつぶしていきます。最後まで取り付けるとこういうふうになります