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アニエス・ヴェルダの「5時から7時のクレオ」にエディット・ピアフが登場すると言えば、「そんなの嘘だ。」とおっしゃる方が多いことだろう。本人が画面に登場するわけではないが...まず、この映画が1962年の作品だということを念頭に置いて欲しい。主人公のクレオが付き人と一緒にタクシーに乗るシーンで、女性運転手がラジオの音楽を流していた。それがうるさかったので、彼女は止めてくれと言った。では、ニュース番組ならいいでしょう?ということで、運転手はもう一度ラジオを付けた。アニエス・ヴェ
【放送時間】午後7時半からsideA、同じく午後8時半からsideC。明日の早朝午前2時半からsideBで。今年24回目は「温故知新の名作映画」。先日、2本の60年以上前に作られた欧州の名作映画を映画館(「シネマ神戸」)で観ました。1961年製作のアンリ・コンピ監督の「かくも長き不在」とアニュエス・ヴァルダ監督の1962年「5時から7時までのクレオ」がそれです。原題にも、認知症の課題として通じるものがあるのが前者。後者は、今、生きている瞬間が輝くことが生きる一番の
【今回観た映画】かくも長き不在(1961仏・伊)5時から7時までのクレオ(1962仏・伊)八甲田山(1977日)街が眠る時(1959日)その人は遠く(1963日)ルパン三世(2014日)スノーデン(2016米)ディファイアンス(2008米)大脱獄(1975日)黄泉がえり(2003日)かくも長き不在★★★☆☆1961仏・伊。98分。アンリ・コルピ監督。マルグリット・デュラス脚本(共同)。アリダ・ヴァリ。ジョルジュ・ウィルソン。第二次世界大戦後。パリ郊外でカフェを営むテ
作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/7854↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。・クレオ:シャンソン歌手午後7時に、検査の結果を知る予定のクレオはガンを心配しながら、午後5時からの時を人に会ったり、移動したりしながら、過ごしていた。すると午後6時ごろ、散策していた公園で今夜帰隊するという帰休兵(♂)に、話しかけられたー取材対象の人間に”真実”を語らせる形式(シネマ・ヴェリテ))なんだそうです。時系列に
『ラ・ポワント・クールト(LaPointeCourrte)』は、アニエス・ヴァルダ監督が1955年に撮った長篇劇映画監督デビュー作になります。南仏の漁村ポワント・クールトで生まれたフィリップ・ノワレ(役名:彼)が、バカンスのため12年振りにパリから故郷へ戻る。その数日後、フィリップ・ノワレの妻・シルヴィア・モンフォール(役名:彼女)がパリから列車に乗ってポワント・クールトに向います。結婚して4年目を迎えた2人は倦怠期に陥っていて、シルヴィア・モンフォールは夫婦関係に終止符を打つため
「5時から7時までのクレオ」(原題::Cléode5à7)「5時から7時までのクレオ」プレビュー1962年4月11日公開。アニエス・ヴァルダの傑作心理ドラマ。第15回カンヌ国際映画祭に正式出品。監督・脚本:アニエス・ヴァルダキャスト:クレオ:コリンヌ・マルシャンボブ:ミシェル・ルグラン若い男:アントワーヌ・ブルセイユ恋人ジョゼ:ホセ・ルイ・ド・ビラロンガあらすじ:クレオ(コリンヌ・マルシャン)はブロンド髪の美しい娘。最近クレオは
本日の映画『5時から7時までのクレオ』TSUTAYA渋谷癌だと思い、死を怖れる歌手クレオの5時から7時まで淡々と彼女を追っていて、それでいて心の中がわかる。アニエス・ヴァルダ監督これも名前は知っていても見たことが無かった映画先週から風邪をひいて寝床で映画♥️これじゃなかなか治らない。
ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち2020年2月21日(金)からYEBISUGARDENCINEMAほか全国順次開催2019年1月26日に逝去したフランス音楽界の巨星ミシェル・ルグランの没後1年/生誕88年特別企画として、デジタル・リマスター版特集上映「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たちHommageàMichelLEGRAND」ミシェル・ルグランは、2019年1月26日にその生涯に幕を下ろすまで、数多くのきらめく音楽を世に送り出し人々を魅了し続けて
日曜日。少し寝坊。ワールドカップを観てたからじゃないんだけどね、ちょっと...寝坊。ていうかね、歳を取るごとに若い頃にあったスポーツに対する情熱が年々衰えてきてて、それに加えて昨年の東京オリンピックや今開催されているワールドカップ、カタール大会には様々な政治的な暗部が駄々洩れということもあって、全く観ていない訳ではないんだけど、それなりに楽しめてはいるんだけど、余計な「雑念」がどうもね。日本がドイツとスペインに勝つという「奇跡」が起きていても、自分でも驚くほどテン
ガンの検査の結果待ちの焦燥感だけで見せる映画。
画像引用元:www.amazon.co.jp■原題:Cleode5a7■監督:アニエス・ヴァルダ■出演:コリーヌ・マルシャンアントワーヌ・ブルセイエ■1962年90分ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダ初期の傑作で、ガンの診断結果を待つ若い女性歌手クレオの5時から7時までをリアルタイムで切り取った作品。ポップ歌手のクレオは自分がガンではないかと疑い、病院で精密検査を受ける。その結果が判明する7時までの間、クレオは
アメリカ映画原題BLUENIGHTアニエス・ヴァルダの出世作の「5時から7時までのクレオ」と似ている構成で医師の(悪い)診断を受けてからの町を彷徨するヒロインの一日を描く。まあヴァルダ作に比べると大分違うが、構成的には面白い。日本ではサラ・ジェシカ・パーカーは結局TVの人の印象であるし、「SEXandtheCITY」の人気は日米では温度差もありあのレネー・ゼルウィガーも日本では興行力があまりないし上記の作家性のある構成をアメリカ映画では求められていないので
アニエス・ヴァルダ監督アニエス・ヴァルダさんは『シェルブールの雨傘』のジャック・ドゥミ監督の奥様『幸福』『歌う女、歌わない女』などの監督さんです。オープニング。カードで占ってもらうクレオ。このシーンだけがカラーです。しかし、不吉なカードが・・・クレオ(コリンヌ・マルシャン)はポップシンガー。すれ違う誰もが振り向かずにはいられない美しい娘ですがしかし今は、大きな悩みを抱えている。このところ、体調が悪く病院で
5時から7時までの時間の流れをリアルタイムに映し出す本作。絶対に拾っておかなければいけないという伏線があるわけではないので、映画のドセンターだけを見ているよりも、ちょっと俯瞰で眺めていられているような作品なんじゃないかと思います。ある意味でとっても退屈で、「あれ?もう一回観ようかな」なんて思いも浮かんできたり。色々と解説を読み漁って、一番気になったのが・・・5時から7時までのクレオ』は、実存主義的ないくつかの主題をあつかっていることで知られ、死ぬこと、つまり絶
年間371本目(7月42本目)2020年公開洋画25位40本中通算邦画7,954本洋画6,595本合計14,549本なんと90歳で死ぬまでこの映画を作っており、死期を予期してのアニエスの辞世の句しかも、自身の長い創作活動を振りかえり自分の言葉で、その作品を振り返り、自身で、「なぜこの映画を作ったのか?」を自身で解説している。アニエス・ヴァルダ回顧展の映画によるカタログみたいなものである。作品もドラマ映画だけでなく、彼女が好きであったドキュメンタリーや
「5時から7時までのクレオ」観ました▼5時から7時までのクレオアニエス・ヴァルダHDマスター[DVD]Amazon(アマゾン)945〜2,900円予告編▼私が大好きなアニエス・ヴァルダ監督の作品。しかも、この時代の有名人が映画の中にずらーり登場.......音楽も手掛けた名作曲家ミシェル・ルグランがクレオの友人である音楽家ボブ役を、ジャン=リュック・ゴダール、アンナ・カリーナも出ています......豪華!!パリ
こんにちは。久しぶりにフランス映画のお話。独断と偏見のレビューです。辛口だったらごめんなさいまず一つ目は「キッチンでの出来事」(Cuisineetdépendances)俳優さんたちはよかったんでしょうけど、なんだかうるさく感じてしまったコンディションが良ければ耐えられたか?お次はフランスの女子サッカーチームができるまでの実話をもとにした作品。”COMMEdesGARÇONS”サッ
今年になってからフォローさせて頂いている幾つかのブログが相次いで休筆宣言をされた。また私の身辺において闘病中の方もいて御病気による事情と聞けば察するに余りあるものがある。それでなくとも昨年から1年余りも続くコロナ禍の状況下精神の疲弊を余儀なくされる方も多いだろう。私自身も日々いろいろと考えることの多い中先日たまたま耳にしたフランス映画Cléode5à7(5時から7時までのクレオ)大好きなパリ14区のモンスーリ公園がロケ地であり以前記事に取り上げたこともある
ヌーベルバーグに分類される映画。ヌーベルバーグはカイエ派と左岸派に大きく二分されるらしい。カイエ派にはゴダール、トリュフォー、ロメールなどがいて、左岸派にはアラン・レネ、ジャック・ドゥミ、本作の監督アニエス・ヴァルダが含まれる。左派はドキュメンタリーを出自とする作家が多いらしい。確かに、パリの街中を歩くクレオが見る風景を、カメラは、行きかう人たちをニュースの映像のようなタッチで映し出していく。クレオはおしゃれな若い女性。ポップソングの歌手として売り出し中だ
タイトルが好きで観たかった作品アニエス・ヴァルダ監督作品、フランス・イタリア、90分コリンヌ・マルシャン様、アントワーヌ・ブルセイエ様、ミシェル・ルグラン様、ドミニク・ダヴレー様ジャン=リュック・ゴダール様、アンナ・カリーナ様、エディ・コンスタンティーヌ様他ヌーヴェル・ヴァーグというと、理屈っぽい感じ似合いそう?で、普通の予告編と違うの選んでみました。「クレオ(コリーヌ・マルシャン)は、ポップシンガーである。クレオは、生体組織診断の結果を待つ間、
ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダ初期の傑作で、ガンの診断結果を待つ若い女性歌手クレオの5時から7時までをリアルタイムで切り取った作品-CLEODE5A7-監督脚本アニエス・ヴァルダ出演コリンヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイユ、ドミニク・ダヴレー他こちらは1962年制作のフランスイタリアの合作映画です。(90分)
寒かったー朝から降り続く雨のせいかもしれないけどとにかく昨日は肌寒く、「ヒーター入れたい…」なんて思わず。お家にこもって映画観たりじっくり湯船に浸かったりローカロリーな土曜日を過ごしました。『5時から7までのクレオ』久しぶりにヌーベルバーグ感じました。そして若かりし頃のミシェル・ルグランのハンサムさよ『エノーラ・ホームズの事件簿』ストレンジャー・シングスで知った、ミリー・ボビー・ブラウン主役の冒険?推理?が楽しい作品。その昔はお休みの前にレンタルビデオ屋さんに行って何本
前に見た「顔たちところどころ」の監督アニエス・ヴァルダが50年前に作った作品。1950年代のフランスで起こった映画運動ヌーヴェルヴァーグで有名な作品らしい。ヌーヴェルヴァーグって映画用語ではよく聞く言葉なんだけど、古い映画をあまり見ていない自分にはよくわからない。それで、ヌーヴェルヴァーグというのはどういうものか、アニエス・ヴァルダの実力はいかに、と思ってこの映画を見てみたわけだ。いつもならここで序盤のあらすじを書くところなんだけど、この映画に関してはストーリーの見せ方もひとつの魅力のよ
アニエス・ヴァルダ1962年の作品5時から7時までのクレオを観たストーリーらしいストーリーは無い検査結果を待つクレオの5時からの1時間半を時間軸に沿って描いてる1962年のパリの街の喧騒風景クレオのファッションシーンの全てが生き生きして見事で主役の女優ですら景色の1つに見えてしまうクレオの抱える不安は死を怖れる普遍的なものだけどそれは残念ながら彼女から伝わってこないアルジェリアからの帰還兵が出て来てようやく死への恐怖と生の喜びが身近なものになったなんでかな主役の
1962年の映画です。監督は女性のアニエス・ヴェルダ。いわゆる”ヌーベルバーグ”の作品の一つとされています。クレオという女性が、病気の不安に押しつぶされそうになる夕方、医者に検査結果を聞くまでの二時間弱の過ごし方をリアルタイム(風)に描いています。数日前に受けた検査結果をその夜7時に医者に聞くことになっているクレオ。仕事はポップシンガーで、そこそこ優雅な生活を送っているのですが、その日は不安がいっぱいです。それが高じて5時に占い師を訪ねてタロットカードで占ってもらいます。その占いで最終
第8回マルカフェ映画部、土曜日おやつの時間の開催です。にゃーにゃーにゃーな日。今回は、マスターおすすめの短編映画で、映画のたのしみを語らいます。2016年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画『キアヌ』(原題:Keanu)!監督はピーター・アテンチオ、主演はキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピール。日本国内で劇場未公開作品です。キアヌ・リーブスが、声優としてカメオ出演しているそうですよ。おやつには、手づくりどらやきをご用意させていただく予定。です。一緒に焼き焼きしましょう。
11月2日を予定していたマルカフェ映画部、都合により「11月9日(土)」に変更となりました!第六回マルカフェ映画部、土曜日おやつの時間の開催です。今回は、部長おすすめの短編映画を以て、映画のたのしみを語らいます。題材は、ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダ初期の傑作『5時から7時までのクレオ』!作中には、ジャン=リュック・ゴダール、アンナ・カリーナ、エディ・コンスタンティーヌ、そしてジャン=クロード・ブリアリが、劇中でラウールがクレオとドロテに観せるサイレント映画のなかの
ヌーヴェルヴァーグというと一番に頭に浮かぶのはジャン・リュック・ゴダールになってしまう私。ゴダール以外の昔のフランス映画観たいなーと思って動画配信のサイトを眺めていて「ん?これ観たことない!観よう!」とピンときたのが、この映画『5時から7時までのクレオ』でした。5時から7時までのクレオAmazon(アマゾン)クレオ可愛い☆ニューヨーク時代の黒柳徹子さんみたいクレオは、病院で受けた検査の結果を知るまでずーっと「自分が癌なのではないか?」というループに陥り