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アレクサンドル・デュマが書いた、『三銃士』シリーズで、もっとも有名な作品の一つに、『鉄仮面』があります。何度も映画化されている、この小説の時代背景は、ルイ13世ではなくて、息子のルイ14世。国王ルイ14世には、双子のきょうだいがいて、鉄の仮面をかぶせられ、牢に閉じ込められている。。。という設定。この「鉄仮面」、実在する人物ですが、いまでは、とある高位の貴族であった、という説が有力。そして、昨日のこと。フランスのラジオで、歴代の王妃をとりあげた番組を漫然と聴いていたら
改めまして、4月13日(土)の立川福音自由教会での古楽コンサート「ハプスブルクの栄光」にお越しいただいた皆様、ありがとうございました!ご予約の数が今一つ、という感じだったのですが、当日分で多くの皆様にお越しいただき、盛況の内に終える事が出来ました。まず教会を会場にお貸し下さった立川福音自由教会、そして牧師の高橋秀典先生に深く感謝したいと思います。開演前に素晴らしいご講話もいただき、ありがとうございました。またこの教会の信徒であり、北大オーケストラの先輩である高橋保夫さん、奈緒子さんご夫
早くも4月、新年度の始まりですね。街には新社会人の皆さんが行き交う姿が見られます。今月はまず4月13日(土)の立川の教会での古楽コンサートからです。念願のポジティフ•オルガンとテオルボによる通奏低音で、17世紀の作品を演奏します。先日会場でのリハを行いましたが、とても良い響きで、この時代の音楽に相応しいサウンドになりそうです。新しく入手したクリップ式の初期バロック弓も弾き易く、本番が楽しみです。会場は50名以上は入るので、お席は十分にありますが、プログラムを作る関係もありますので、よろしけ
2月も半ばになりました。今月は本番はちょっとお休みですが、来月以降の注目のコンサートやライブに向けて準備を進めております。3月にもいろいろ本番はありますが、4月にちょっと注目の本番があります。立川の教会で古楽のコンサートを企画させていただく事になりました。しかも私にとって念願であった楽器の組み合わせです。17世紀、神聖ローマ帝国の皇帝の座に就いた「バロック大帝」レオポルト1世は、自身が作曲家でもあり、音楽家たちを手厚く庇護しました。その結果首都ウィーンには器楽の先進国であったイタリアな
17世紀、んむざきIMUGEの大昔の話はまだ続きまっせ。「大昔」だからと言って昔話感覚とは別の捉え方をしとるんよね、鷲は…うん。親しみ感じる年代つうのが鷲にあるのね…ちなみに紀元後では鷲の最近の親近感年代は❶0〜30年頃❷130〜250年頃❸1370〜1415年頃❹1485〜1650年頃❺1855〜1920年頃❻1970〜2024年頃どんな具合に親しみあるか、その一つ一つの理由説明は今後、小出しに示してくとして今回は「尚寧王」彼に限定するとどうなるかな
先週のイタリア初期バロックプログラム。演奏されること自体少ないですし、ましてやこの時代ばかりのプログラムというのはリコーダーに限らず少ないと思います。濱田先生のアイデア溢れる音楽は、古えの物であっても前衛的で、スペイン、、、南米の風が吹く世界でした。いただいた感想の中の一つ。「今回はパーカッションが入っていないのにリコーダーだけでこんなにエネルギーがあるのかと驚き、心揺さぶられました」撮ってもらっていた動画を見ましたが、我ながら良く付いていった😅(、、、行けてないところもあって悔しいケ
タンタンの冒険ユニコーン号の秘密2011年12月1日公開ベルギーの人気コミック『タンタンの冒険』をベースにスティーヴン・スピルバーグ監督がフルデジタル3Dで映画化。400年前に消えた帆船“ユニコーン号”の財宝の謎を巡る少年レポーター“タンタン”の活躍を描く。あらすじタンタンは、世界中を飛び回り、スリルと興奮に満ちた冒険を最高に面白い記事にする少年レポーター。ニッカボッカとクルっとはねた前髪がトレードマーク、相棒は勇敢な白いフォックステリアのスノーウィだ。ある日、タンタンはガラスケースに
10月8日の日曜日、芸術の秋?を満喫すべく、チェンバロ奏者の髙野凜ちゃんと、リュート奏者のお母様、髙野美佐子さんとの演奏会へ行って来ましたって、すでに20日近く過ぎてしまいましたが会場は、先日、ヴァイオリニストの窪田真佑子さんと凜ちゃんのお二人が演奏されたスタジオピオティータです。プロフィールの中に、お二人が今後もブリゼ様式コンサートをシリーズ化されるようなことが、書かれていますが、ブリゼ様式って、なんなん?ということで、調べるとこんな風に紹介されている情報を見つけましたスティルリュテとバ
※こちらの記事は、平成29年3月13日に書かれたものです。皆さんこんばんは。今回は『哲学ニュース』というブログの「大航海時代(だいこうかいじだい)に日本が侵略されなかった理由wwwww」という記事について。16世紀ごろ、西ヨーロッパ諸国は世界の海に進出し、南米やアジアの国々を次々と植民地化していったわけですが、なぜか日本は侵略されなかった。その理由を検証している記事な訳ですが、それをこちらでも検証してみましょうということです。まず、そもそも「大航海時代」とは具体的にいつやねん、というこ
17世紀のイギリス。清教徒革命の最中、メイクピースは母のマーガレットと二人で暮らしていた。メイクピースには幽霊を憑依させる力があり、マーガレットはその力を抑えるために深夜の墓地に彼女を置き去りにしたりしていた。そんな日々の中、今晩も墓場で過ごすように言われたメイクピースは母に反抗する。そこで暴動に巻き込まれた二人、マーガレットは亡くなり、メイクピースは旧家の出身だった死んでいた父の一族の屋敷で暮らすことになる。そこで知った一族のおぞましい秘密とは……。『影を呑
ヴァイオリンの歴史の源流を巡ります。ヴァイオリンは16世紀の後半、ルネサンス時代の終わりぐらいに北イタリアで誕生したと云われています。そして17世紀、バロック時代が始まり、器楽音楽が分野として発達すると共に旋律楽器の花形の地位を確立しました。初期の器楽ソナタは楽器の指定が無く、高音楽器であればリコーダー、コルネット、ヴァイオリンなど、低音楽器であればヴィオラ·ダ·ガンバ(バス·ガンバ)やファゴット、チェロなどが使われましたが、やがて各々の楽器に特化した昨日が作られるようになりました
8月に入りました。暑いですね。今月は古楽ライブです。このユニットは鎌倉で続けている喫茶店での古楽ライブから始まって、もう数年ぐらいになります。私はホールではなく、ジャズのようにカフェやライブ·バーで古楽を気楽に聴ける機会を作りたいと以前から考えていました。テオルボの杉山さんと出会って、持ち運び出来る楽器でユニットを組めたので、この試みを始めました。杉山さんにはいろいろ無茶振りをお願いしていますが、毎回しっかり応えていただき、感謝しております。そもそもバロック時代までは、今のようなコ
にほんブログ村原題:Benedetta2023/2/172023/8/02監督・脚本ポール・ヴァーホーベン脚本デヴィッド・バーク原案ジュディス・C・ブラウン「ルネサンス修道女物語:聖と性のミクロストリア」音楽アン・ダッドリー出演ベネデッタ・カルリーニ/ヴィルジニー・エフィラフェリシタ修道院長/シャーロット・ランプリングバルトロメア・クリヴェッリ/ダフネ・パタキアジリオーリ教皇大使/ランベール・ウィルソンアルフォンソ主席司祭/オリヴィエ・ラブルダン修道女・クリ
しばらく休んでいた額縁摸刻ですが、ここ数日に集中して自宅で作業し、彫刻はどうにかこうにか終わりが見えました。イタリアのエミリア地方で17世紀に作られた額縁のレプリカです。▲サイズはB5くらいで、結構小さい・・・けれど。上の写真がノクロなのは半分カッコ付けていますが、もう半分はカラー自粛であります。というのも、白木に赤い血の跡が点々とあるのです。彫刻刀で小さな切り傷を作ってしまっても、ティッシュでチャッと拭いてそのまま作業をするのですが、当然止血はしておりませんから、気づくと赤
本来ならば、この日はフェット・ド・ラ・ミュージック(音楽祭)の日で、パリのあちこちで、音楽祭が開かれ、最も日が長い夜にみんなが音楽を楽しみ、浮かれている日のはずでした。ところが、夕方、16時54分、パリ5区サンジャック通りで大爆発が起こり、建物1棟はほぼ全壊、爆発により、周辺に引火し大火災が起こり、音楽祭気分も爆発とともに吹き飛んでしまった感じになりました。パリの建築物には、旧建(旧建築)、新建(新建築)という区別の仕方をすることがありますが、この爆発の起こった建物は、
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船2011年10月28日公開ダルタニアンと三銃士の活躍を、壮大なVFXを駆使して描くアドベンチャー。あらすじ17世紀。まだ若いルイ13世が王位を継承したフランスでは、リシュリュー枢機卿が、権力掌握のために暗躍していた。その頃、ヴェネチアでは三銃士のアトス、ポルトス、アラミスが、アトスの恋人ミレディの裏切りに会い、ある設計図を奪われる。敵国イギリスのバッキンガム公爵のもとへ向かうミレディ。3年後。憧れの銃士になるために南部の田舎からパリに向か
Telegramt.me織姫@S0AItH6NU7kTYMw驚きです!これは17世紀の金庫です。ちなみに中には、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドをあしらったロマノフ皇帝の黄金の剣が入っており、金庫そのものに勝るとも劣らない素晴らしい芸術品です。…https://t.co/py0EhWUPm42023年04月17日15:25ちなみに中には、エメラルド、ルビー、ダイヤモンドをあしらったロマノフ皇帝の黄金の剣が入っており、金庫そのもの
空飛ぶ十字剣1977年3月26日公開武術の達人が、親の仇でもある宦官に立ち向かう姿を描く立体映画。あらすじ17世紀、明王朝時代。滅びつつある王朝の宦官首領のツァオは権力をほしいままにしていた。彼に追われた天子の弟は、武道寺の総本山ホアン・チュー寺に隠れている。そして、そこには家族をツァオに殺され復讐を誓うタンもいた。ある日、タンの留守中の寺をツァオが襲い、天子の弟も僧達も殺される。決意と行動の時がタンに訪れた。ツァオの刺客からも切り抜け、タンとツァオとの対決が迫る。かつて天子の弟
ベネデッタ2023年2月17日公開「ルネサンス修道女物語聖と性のミクロストリア」を原案に、17世紀に実在した修道女ベネデッタ・カルリーニを描くサスペンス。幼くしてカトリック教会の修道女となった女性が、聖痕や奇跡によって人々にあがめられる一方、同性愛の罪で裁判にかけられる。あらすじ17世紀のペシアの町(現在のイタリア・トスカーナ地方)。幼い頃から聖母マリアと対話し奇蹟を起こす少女とされていたベネデッタは、6歳で出家しテアティノ修道院に入る。純粋無垢なまま成人したベネデッタは、ある日修道院
しばらくは古楽含め、クラシック系でのコンサートが続きます。次の日曜日はこちらです。聖職者、つまり司祭や修道士であった音楽家は何人か知られています。有名なのは18世紀のヴァイオリニスト、AntonioVivaldiでしょうか。髪の毛が赤みを帯びていたので「赤毛の司祭」と呼ばれていたそうですね。しかしミサなど神父の仕事はせずにヴァイオリンばかり弾いていたとか。今回のプログラムの中ではMontalbanoが聖フランシスコ会の修道士、Leonardaが聖ウルスラ会の修道女です。Leonard
りりぃもフランス宮廷風にジャン・ド・ラ・フォンテーヌ1621ー1695ルイ14世の時代に活躍した詩人無邪気で天衣無縫な方だったらしいイソップ物語の寓話で有名フランス語韻文数々の格言を残した方全ての道はローマへ通じるなど視点が鋭く風刺は苦笑あたたかい人柄が忍ばれるあたたかい文章現代社会でも通用する方ネットでラ・フォンテーヌの名言を検索されると〜爆笑苦笑幸運に耐える能力も必要である運命を変える為に選んだ道で人はしばしば運命の人に出会う良い結婚はあるが楽しい
神とその被造物である自然を愛した中世の聖人、アッシジの聖フランシスコ。その流れを汲むウィーンの修道院には多くの知られざる曲の楽譜が眠っています。作者不明の17世紀の作品と伝えられる、聖歌「wieschönleuchtetderMorgenstern」によるヴァイオリンと通奏低音の為のソナタもその1つです。今回はこの作品をメインに、神や自然への賛美をテーマとした作品や、聖職者でもあった音楽家たちの作品を、古楽器の神秘的な響きでお届け致します。戦争や疫病で大変な世界を、平和の祈りで満た
2022年12月10日土曜日先先週末はエスカラードマラソンでしたが、先週末はエスカラードのお祭り本番でした!エスカラードとは、1602年12月11日にジュネーブがサヴォワ公国から独立を勝ち取ったことを記念するお祭りで、市民が自分たちの力で独立と共和制を維持した歴史から、いまもジュネーブ市民の誇りとなっています。そもそもエスカラードとは、はしごのことです。1602年、寒い12月の夜、サヴォワ軍が奇襲をしかけてきました。ジュネーブの城壁をよじ登り、夜のうちに攻め込んでジュネーブを占領しようと
10月29日はこちらのコンサートです。千葉県柏市に、自らの手でヨーロッパのお城を建ててしまった方がおります。建築家の高丸重信さんです。住宅地に忽然と現れるお城!コンパクトながらフランスのお城とも姉妹協定を結んでいる本格的な造りで、フランス文化のサロンも主宰されています。サイトはこちら。http://www.comaljoh.com/シャトードコーマル公式サイトwww.comaljoh.comスピネットという小型のチェンバロもあり、定期的にコンサートもやっております。
10月8日の古楽ライブ、ちょっと集客が危ぶまれたのですが、ほぼ満席に近いお客様にお越しいただき、無事終了しました。今回はヴァイオリンの無伴奏の曲もあり、かなりエネルギーを使いましたが、良いライブになったと思います。このデュオにチェンバロの山口範子さんを加えたトリオのコンサートを来年2月12日(日)15時から中野のSpace415にて行います。詳細はまたお知らせ致します。
デジャヴュ1988年6月4日公開17世紀に存在した革命家イェナチュの謎の死をめぐって現代のジャーナリストが過去に入ってゆく姿を描く。あらすじ17世紀のスイス。グリソン州独立の最大のヒーローであるイェナチュは、宿敵ポンペウスを殺し、権力を手中に入れた。しかし、数年後には“謎の人物”によってイェナチュもまた殺された。現代のジャーナリスト、クリストファーにとって、この史伝は、興味のあるものになった。それは、イェナチュの墓の発掘を指揮した人類学者トプラーとのインタヴューの仕事がきっかけだっ
台風一過、急に秋になりましたね。10月から本格的な秋のコンサートのシーズンが始まります。10月は古楽のライブから。こちらのユニットも回数を重ねて来ました。22日は初リハ、今回もユニークなレパートリーでお楽しみいただこうと思います。19世紀、古典派以降音楽都市として知られるザルツブルクとウィーン、その原点は17世紀にありました。ハプスブルクの華やかな宮廷文化に彩られたウィーン、対してザルツブルクはカトリックの司教が領主を兼ねる宗教都市、しかし17世紀に司教領主となったカール2世リヒテンシュタイン
CharlesⅡ(1630-1685)今日はエリザベス2世女王の国葬"Queen'sFuneral"が行われた。ちなみにBBCNewsの"Funeral"という単語を見て即意味が分かったのは、葬送行進曲"FuneralMarch"のおかげである。クラシック音楽もときにはタメになる(^^♪そして先日の記事にも書いたように、新国王はチャールズ3世である。そこでふと思った。最近チャールズ国王という名前を聞かないが、前のチャールズ国王、つまりチャールズ2世ってい
僕に絵画の教養はありませんが、昨夜お客さんに良かったよ〜と聞いたので✨てんしばを抜けていき〜🎵明後日、9月9日〜始まるオクトーバーフェストの設営を横目で見ながら😊大阪市立美術館に到着💨そんなに人はいてないんかなぁ〜なんて事はなく💦チケット買うのにも15分ほどかかりました😅こういうのに来たことがあまり無いので💦困惑気味で入場✨入場料2100円というのに老若男女たくさんの人が来てるんですねぇ😊小芝風花ちゃんがナビゲーターをしてる音声ガイドプログラムも借りて、ゆっくりと17
BS11で放送された海外ドラマの方を先に見ていたのだが、個人的にはドラマの素晴らしさに軍配をあげたい。ただ、原作の良さがあってこそ、のドラマなので、ぜひとも両方とも触れてほしい。17世紀のオランダ。黄金時代を築き上げた華やかな時代。18歳の主人公ペトロネラ、通称ネラがアムステルダムにやって来た。彼女は名家だが没落した家を救うため、大商人たるヨハンネスに嫁いできた。が、夫は仕事が忙しく家にあまりいない。幸いなことに夫は妻を大事には思っているようだが、なぜだが夫婦生活が営まれない。