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「さよなら田中さん」著者:鈴木るりかさんの第2弾これは、中学生の時に書かれているようです。またまたびっくりです14歳、明日の時間割表紙の裏に書かれていた言葉内容は書籍の案内よりお借りしました文学界騒然の中学生作家待望の第2弾小説!現在、青春時代のまっただ中にいる方はもちろん、学生時代が遠い昔という大人や遥か彼方という熟年世代まで、どんな世代も共感できる、笑える、そしてホロッと泣ける、全方位型エンジョイ小説の誕生です。短編小説を学校の時間割に見立て、7つの物語が展開さ
鈴木るりか待望の新刊「落花流水」を読んだ。鈴木るりかさんは中学2年生の時の2017年に「さよなら、田中さん」でデビュー。それから1年に1冊ペースで「14歳、明日の時間割」「太陽はひとりぼっち」「私を月に連れてって」を発表。毎年彼女の誕生日(10月17日)近辺に発行されていた新刊発売が2021年は途切れてしまった。なんでだろ、と思っていたが鈴木るりかは高校3年生、バリバリの受験生であり、学業を優先して新作の執筆は控えていたそうなのだが、やっぱり書きたくなって書いちゃったそうである(笑)で、いつも
鈴木るりか先生の2冊目の本、読みましたー。短編集で、1作目とは登場人物が異なりました。目次が科目別になっているのですが、家庭科のお話が一番好きです!次は道徳。読み終えた時。不思議な感覚です。悲しいような、切ないような。でも、頑張って生きていくしかないんだ。みたいな。科目により、主人公が違うのだけど、どの子もみんなしっかりしているように感じた。私が同じ年齢の時、どうだったかな。しっかりはしていなかった。でも、同じように色々と考えていた。一生懸命、考えていた。もしかした
2017年に「スーパー中学生、現る!!」とのアオリとともにデビューした当時14歳の鈴木るりかの第一作「さよなら、田中さん」が面白かったので読んでみたのがこれ、第二作の「14歳、明日の時間割」。まず簡単に「さよなら、田中さん」の印象から書くと、この作品はるりかさんが小学4年生時~6年生時の作品の大幅な改稿と書き下ろしで構成されている。母子家庭で暮らす田中花実とその母親の生活を描くストーリーだ。改稿されているとはいえ、やはり多少の「青臭さ」があるのは否めないが、それでも「小中学生でこんな小説が書ける
また泣いてしまった。心の奥にチクチク響く、今るりかちゃんと同世代の人も、かつて同世代だった人にも共感できる本でした。これくらいの年代の頃、私もこんなにフラットにものごとを考えられたらよかったのに。体育の苦手な茜ちゃんの88歳のおじいさんが家で死期を待つ場面で自分の祖父母が亡くなったときのことを思いだしました。私の祖父母たちは病院で寝たきりだったり、突然亡くなったり、あまり穏やかでない亡くなり方だったので、自宅でゆっくりと死期を待つ、というのが穏やかでぜいたくな良
作者の鈴木るりかさんの前々作「さよなら、田中さん」の登場人物が再登場する、3編の物語が入った小説です。「さよなら、田中さん」を読んでから「太陽はひとりぼっち」を読むことをオススメします。3作目も素晴らしい作品でした!「親子」「家族」について考えさせられる1冊です。はじめは、「さよなら、田中さん」の主人公、田中花実ちゃんとそのお母さんを取り巻く物語である「太陽はひとりぼっち」。中学生になった花実ちゃん。引き続き決して裕福とは言えない生活ですが、明るいお母さんと一緒に日々生活をしています。そん
毎週日曜日にお届けする書評コラム「千波留の本棚」。第285回は鈴木るりかさんの『14歳、明日の時間割』をご紹介しました。14歳、明日の時間割[鈴木るりか]1,430円楽天みずみずしい才能が眩しいです。詳しくは本文をお読みください。↓「千波留の本棚」第285回鈴木るりか『14歳、明日の時間割』「千波留の本棚」1〜50回を収めた書籍『パーソナリティ千波留の読書ダイアリー』ならびに、読み終えたお勧め本はこちらでお求めいただけます。
14歳、明日の時間割読みました。さよなら田中さんも面白かったけど、これもよかった
前回のブログは、矢部太郎氏「大家さんと僕」の番外編と完結編。番外編「大家さんと僕」と僕には、沢山の著名人から寄せられた言葉が詰まっていた。その中で、グラッとよろめいたのが、15歳の小説家<鈴木るりか>さん。矢部太郎という人となりを、鮮やかな切り口で言い表していた。短い文面なのに、一瞬で惹きつられてしまったワタシ。若干15歳で、プロの小説家。その若さに反し、言葉を知り尽くしていて、鈴木るりかという物書きの目線が、えらく老成しているような気がした。彼女が生まれ育った家の隣は、図書
私がパーソナリティを担当している大阪府箕面市のコミュニティFMみのおエフエムの「デイライトタッキー」。その中の”図書館だより”は箕面市立図書館の司書さんが選んだ本をご紹介するコーナー。私は司書さんのコメントの代読をし、そのあと自分の感想も付け加えます。今日は鈴木るりかさんの『14歳、明日の時間割』ご紹介しました。14歳、明日の時間割[鈴木るりか]1,404円楽天著者鈴木るりかさんは2003年生まれ。現在高校生ですね。小学4年生、5年生、6年生の時、
ゴールデンウイークはテニスに読書。めちゃ、安上がり!14歳、明日の時間割1,404円Amazon「さよなら、田中さん」で衝撃的なデビューを果たした、今春高校生になったばかりの天才小説家の2作目。国語、家庭科、数学、道徳、昼休み、体育、放課後と時間割仕立てに「わたし」を変えて思春期の少年少女のこころの機微を言葉巧みに詰め込んだ秀作だと思います。親への強烈なツッコミで始まった「国語」の章で、あぁ1作目と同じなの?と、少し構えて読み始めましたが、それは単なる罠。ぐいぐいと引き寄せ
「14歳、明日の時間割」を読みました!14歳、明日の時間割1,404円Amazon中学生作家、鈴木るりかさん話題の2作目です。「さよなら、田中さん」もとても良かったけどこちらも評判通りとても良い本でした。時間割にならって、1時間目~放課後まで語り手が入れ替わる7つの連作短編集です。全編に出てくる中原くん。なかなか罪な男です。素敵すぎて…年齢のことばかり言ってはいけないんでしょうけど、やっぱりすごい15歳ですね~😆編集者さんのお話とか、実体験もあるんでしょうか。体育の
いやぁ〜スゴイこの作家さん、中学3年生、今度高校生ですこの本は短編で、1つ1つ語り手が変わります。でも、当たり前だけど、書いているのは15歳の作家さんただ1人。。。15歳でいろいろな人物を分けて書けるってスゴイですよねそして、生きること、死ぬことを見つめて受け入れて書いてるって。。。そして、この年頃の微妙な心の動きとか、普通の作家さんはその頃を思い出しながら、想像しながら書いていると思いますが、鈴木さんは、リアルに今感じていることを書いてるから、響きます思春期の表現できない
もっと早くにこの記事を書きかけていたのに、なんだかすっかりおそくなってしまって遥か昔のことのような気がしています…。本の注文のことです…。学校で、今年度発注した本。最後に発注したのは去年の10月26日。それも7冊。なんとか年内に届かないかなぁと思っていたのだけれど、全く本屋さんから連絡がなく12月中も、そして年明けにも「どうなっていますか?」「できるだけ早くおくってほしい」と連絡をしていました。そしたら…、1月の終わりに、「2月は過ぎる」と言われ「なんてこと!遅
昨年、この本を見つけた時に中、中学生書いた小説!!?是非、是非とも読んでみたいっ!と思って、即購入📖!こんにちは!心屋認定カウンセラーわこですその本がこれっ!📖さよなら、田中さん1,296円Amazon★10万部のベストセラー★「12歳の文学賞」大賞を受賞引き込まれるようにどんどん読み止まらなくなって一気読み終わった登場人物の一人一人がリアルにイメージできるし心の機微も上手く表現出来てて(お前が言うなっ!笑えたり、ジーンときたり……「生きる」ということを
前回の記事に引き続きまたまた鈴木るりかさんの話になってしまいますが…。以前記事にした感想文コンテスト(こちら)「『さよなら、田中さん』を読んで100字で感想を書こう」というもの。さよなら、田中さん1,296円Amazonなんと!「さよなら、田中さん図書券」、当たりました〜^^昨日ポストに届きました。とても丁寧なるりかさん直筆のお手紙付き。そしてそして、一人暮らしをしている次女も!次女に締め切り直前の9/30の23時半過ぎに、「感想文送ってみる?100文字だよ」とラ
ビギナーズラックという言葉がある。初心者が、初心者が故に幸運を得る…。さて、この「14歳、明日の時間割」の作者である鈴木るりかさん(15歳)。彼女にはこんな言葉、全くあてはまらない。その証拠がこの2作目の作品だ。「中学生が書いた、ということで話題になったんでしょ?」とどこかでチラリとでも思ったあなたは、頭(こうべ)を垂れた方がいい。鈴木るりかさんのデビュー作「さよなら、田中さん」、素晴らしかった。大きな事件が起きるわけでもないのに、思いもかけない展開にやられた。さよなら、田中さん1
デビュー作、「さよなら、田中さん」も話題になった、現在15歳の中学生、鈴木るりかさんの2作目の短編小説集。発売日の朝イチで購入し、夜一気読みしました。主人公は14歳の中学生6人と先生1人。どの作品もユーモアにあふれ、クスッと笑える所も多々あるのですが、それぞれが「厳しい現実」と向かい合いながら生活しています。大人から見ると、14歳らしいなあ、という可愛らしい心の揺れが描かれたかと思うと、いつまでもぬくぬくと「子ども」ではいられない現実がドンッと突き付けられます。そんな中でも、一歩一歩前に進
昨年「さよなら、田中さん」でデビューした中学生作家鈴木るりかさんの第2作目が今月17日に発売になります。今週の夕方のニュースなどでも取り上げられていたのでご存知の方もいるかな。1年でもう2冊目の本がでるなんて。すごいなぁ。書きたいことがスルスルとあふれてくるのかしら??この小学館の力のいれよう!!今度の作品もますます面白いものになっているようです。あさのあつこさんや俵万智さんの紹介文もすばらしい。今から楽しみ〜「14歳、明日の時間割」表紙絵は「大家さんと僕」で有名なお笑いの矢部