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年明けすぐに、こちらにうかがわさせていただいた。「さ行」予約の取れないお店で、自分もお誘いいただくのを首を長くしてまっているお店の一つ。今回は、新春の料理。と、その前に、本日の日本酒をずらりと見せてもらった。写楽、九平治、一白水成等、10種類。うん、いい品揃えだ。そして、料理が出てくる。相変わらず、見事な八寸。これだけでお節のようだ。そしてまた、酒の進む料理が多い。ちなみに、豪華なみずひきは、弟のまさやさんが作られたとのこと。料理もだけど、それ以外の部分にも手仕事を加え、妥
安く旨いふぐを食わせることで有名な、湯島の「きくち」へ。シーズンの3月末までは6000円のコースが、4月以降は4000円になるという。てっさ(ふぐの刺身)に、ふぐ皮の煮こごり、唐揚げといった定番の他、この店オリジナルのふぐの塩辛。この塩辛、実は娘さんが生の魚が苦手なのだが、これだけは美味しいといって食べるので、気を良くした大将が店での定番として出すことにしたというもの。これ、熱々のごはんの上に載せて、だし汁かけて茶漬けにすると旨いだろうなぁ(笑)あと、飲物としては、たっぷりとヒレの入っ
1月の「さ行」。こちらのお店は、料理をメインで担当されるお兄さんと、サービスをメインで担当される弟さんが二人で営業しているお店。二人の苗字である「佐藤」のはじめの文字と、父親の“正行”さんから1文字取って、店名にしたという。六本木に店をかまえていたのだが、現在は赤坂に移転。移転前から予約の取れない店として有名であったが、現在は一部の予約可能権を持った人しか予約を取ることができなくなっている。当然自力も予約取れないので、今回も誘われての訪問。この店の料理の特徴は、品数が多く、非常に華や
浅草橋駅前のビルの地下にあり、一見さんはちょっと入りにくそうなお店だが、地元の人を始めリピーターの方々で人気のお店。場所は、あの浅草でビブルグルマンを連続して受賞している「とんかつゆたか」が元々あった場所で、移転時に親戚であるこの店のマスターが譲り受けたそうだ。元は和食の料理人から浅草の洋食屋等で修業したというマスター「石橋徹」さんの料理は、一品一品が丁寧に処理されたもので、お任せコースの場合は、客の飲み方等を見て臨機応変にその日にある食材で追加の料理が出てきたりする。8月某日訪問した
松戸駅を降りて徒歩5分。たどり着いたのは、スーパーロピア松戸店。そこに、肉屋の黒犇(くろほん)という精肉店がある。ロピア自体安売りの店で賑わっているのだが、この黒犇も肉が安く賑わっていた。そんな賑わいを横目に、肉屋の裏へと歩を進めると、天井にミラーボールがつるされていた。その前には、「係りの者がご案内致しますので、こちらでお待ちください。黒泉」との張り紙がある。そう、昨年の夏頃から噂となり、すでに予約困難店となってしまった「窯焼き割烹黒泉」だ。黒犇の経営母体が新しく始めた飲食店が
昨年の6月14日に名古屋から四ツ谷に移転してきた天ぷらの「くすのき」が、一時期水曜と木曜のランチのみ開催していた「くすのきの天丼」コースが9月10日~14日までの期間限定で復活営業していたので行ってきた。ちなみに、今後の営業は現時点では未定とのこと。揚げ手は、一番弟子の市原辰也さん。ウン万円の通常コースですら超予約困難となってしまっているこのお店、なんとこの天丼のコースは7000円でいただける。天丼に7000円なんて高いなと思われるかもしれないが、出てくるのは天丼だけではなく、ちょっとし
「けんしろう焼き」で各種メディアを賑わせた岩崎健志郎さんが独立し、新しいパートナーと新しい店を立ち上げた。その名も「焼肉割烹岩崎健志郎」。自身の名前を関したお店で、2019年10月10日に上野にてオープンした。今回のパートナは、広告代理店ということもあり、健志郎さんをフォーカスして、「食道岩崎流」というのを喧伝しようとしている。WEBサイトによると、食道岩崎流とは、「素材を生かし、奇をてらわず、本物の美味しさを追求する食を通して語らい、食を通して楽しみ、食を通して喜びをともにす
創業80年以上の実績を持つ栃木県の酒販店「増田屋(ましだや)本店」の増田信義さんが立ち上げた日本酒のブランド「ANGEL4」。縛りとして、1.純米吟醸無濾過生原酒2.精米歩合55%の純米吟醸3.無濾過の生原酒4.各県の保有する酵母を使用というものがあり、これを、4つの県にある4つの蔵元が醸すもの。そしてもう1つ重要なのが、仕込みは全て女性杜氏が担当している。参加している蔵元と杜氏は、下記の4名。群馬県町田酒造町田恵美さん長野県幻舞千野麻里子さん栃木県朝日榮
ここのオーナーは、原価って言葉を知らないのかもしれない。いや、知ってはいるだろうが、あまり気にしてないのだろう(笑)いきなりメニューの紹介だが、この日のコースは、下記のようなものだった。・前菜の3種盛り。イベリコのトントロ、プチトマトは上にジェノベーゼソース、桜型に固められたゆで卵にはキャビアが乗っている・イベリコのスライスをバーナーで炙って・トロトロオムレツは、トリュフオイルの香りが・シチューは濃厚・メンチカツサンドは、肉汁がじゅわっと・イベリコ豚のステーキ・イベリコ松茸鍋
大森駅の近くにある和食のお店「みこころや」。元々予約の取れないお店だったのだが、ミシュランにてビブルグルマンに選出されてしまい、さらに予約を取りにくくなってしまった。そんなお店のたまに在籍してる看板娘(?)経由で友達が貸切予約を取ってくれたので、久しぶりに伺ってみた。今回は、初のカウンター席。大将の料理する所を存分に鑑賞させていただいたのだが、動きがキビキビとしていて所作も美しく、ついつい見惚れてしまう。カウンター5席にテーブル8席のお店だが、店主一人で調理を全てこなしている。今回は
元SMAPの香取慎吾さんがディレクションしているアパレルショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」のフレンドショップという位置づけで、稲垣吾郎さんがディレクションを務め料理やワインをセレクトして出すレストラン「BISTROJ_O」が、10月4日、LOFT等の入る銀座Velvia館の9階にオープンした。以前は、ひらまつ系のフレンチレストラン「アイコニック」が入っていたフロアーだ。店名についてる「J_O」とは、オランダ語でやんちゃとおてんばから一字ずつ取ったもので、香取さんのアパレルブランド
昨年に引き続き、日本酒の日(10月1日)に、千駄木の肉と日本酒を貸切っての日本酒会を42名で開催。今年の10月1日は、消費税増税の日でもあり、こちらもメニュー見直しを兼ねての値上げが行われた。まあ、元々旨い和牛焼肉がたっぷり出て、セルフで60種類の日本酒が飲めて6500円という、利益ほとんど出ないのではないかという値段設定だったのだが、ようやく7000円に値上げすることとなった。元のままの内容で7000円に値上がりしても納得できる内容だったのだが、今回の値上げでは、さらなる料理のグレードア
燗酒の凄い店があるという話を聞いたのが1年ぐらい前のこと。その時に教えてくれた某グルメな方からは「じきさんは、先入観無しで実際に行ってみたほうがいいです」と言われ詳細を教えてもらえなかった。そうこうするうちに、数名から同様にお勧めされていたのだが、今回ついにお店に伺うことがかなった。「燗酒バーGats」マスターのマサさんの本業は、プロのジャズミュージシャン。燗酒は翌日に残りにくいというのを聞いて、飲んだ翌日にも演奏に影響が出ないようにと燗酒を飲み始めたそうだが、その奥深さに触れ、色々と
2月某日、品川の焼鳥屋にて。席に座ったら、2つ隣の席から「あっ、じきさん」という声が。なんと、渡部さんと別の友達が座ってた。その後も、後から知り合いが別の席に。ここしばらく、この店のことをこう呼ぶ人が多い「忍べない店」と。以前、『マツコ&有吉かりそめ天国』にて有吉さんが渡部さんのことを揶揄して「グルメマフィア」と呼んだことがある。都内の予約の取れない店に行く方法について「マフィアみたいなネットワークで動いている」とし、「レストランマフィアの連中が情報交換している」と言ったのだ。ま
「みんな、いい笑顔してますね」厨房のおっくんこと奥野シェフと話をしてたら、そう言われた。店内を見回す。ほんとだ、皆楽しそうに食べ、飲み、語り合ってる。美味しいものを食べると、人は自然と笑顔になる。こういう笑顔を引き出せたのも、この店「ラブリアンツァ」の美味しい料理があってのことだ。この店がオープンした年から始まった貸切での誕生日会も、今年で4年目。今回は、カウンター席まで使っての着席MAX50名にて開催させていただいた。今回は、貸切の特別料理。会が始まると「今日は、これをお出しし
ホテルのロビーから階段を降りると中庭の庭園に出られる。薄暗い小道を歩いてゆくと小川を渡る橋にゆきつく。すでに何人かたむろっていて、小川の方を見やっている。小声だが、歓声があがった。すると、緑色の儚い灯りがすうっと空に舞い上がった。蛍だ。橋から小川を見やると、なんと多くの蛍が居るのだろうか。ひとところで点灯しているものや、ふうわりと舞い上がるもの、様々である。都心でこれほどの蛍を見ることができるとは思いもしていなかった。「椿山荘」何度も訪れているのだが、庭園に出たのは初めてだっ
なかなか夜に伺うことのできていない銀座の「喰いきりひら山」でのランチ会。かなり前の1月訪問だが、その時は、特別な客じゃないとランチ営業はしないようになったと言っていたのだが、4月9日より限定15食で「和風タンシチュー御膳」を2000円にて提供しているそうだ。昼営業の大変さから夜営業のみにしたのだろうが、昼の要望も高く、このようにメニューと食数を決めての対応となったのだろう。内容は、タンシチューに先付け、土鍋炊きご飯、香物、酒かすクレームブリュレが付いてこの値段とのことだから、かなりお値打ち
2019年5月22日に、パリ・モンマルトルに本店を構える肉の名店サクレフルールの3号店が、神楽坂・軽井沢に続いて日本橋にオープンした。すでに終了してしまったが、オープニング記念で5月26日まで看板メニューの「ステック・フリット」が半額だったので行ってきた。スティック=ステーキとフリットはジャガイモのフリットのこと。当日はサーロインとフィレが売り切れとのことだったが、参加者4名だったので、人数多い時に注文してみたいものがあったので、それを注文。Tボーンとトマホーク。Tボーンは、T字形の骨
KINTANさんが、こんなサービス始めたらしいです。誰か、ここで結婚パーティーしてみないかなぁ(笑)1人あたり9000円だと、会費10000円にすると余剰金で余興のプレゼント代も賄えるんで、需要あるんじゃないかな?“肉好きに捧ぐ、肉通が唸る究極の肉食ウェディング”焼肉KINTANがプロデュースする『THEKINTANWEDDING』がサービス開始https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000007632.html【THEKINTA
親を昔、恵比寿の筑紫樓へ連れて行ったことがあるのだが、そのときに食べたフカヒレラーメンを忘れられないと何度か言ってたのを思い出し、当時の筑紫樓で総料理長をされていた蔭山さんのお店「蔭山楼」へ親と弟夫婦と甥っ子を連れていった。オーナーシェフの蔭山さんは、何度か自分主催の食事会にも参加されていたので、趣旨と予算を伝えてあとはお任せでコースを頼み当日を迎えた。最初に出たのが、蒸し野菜等の3種盛り。野菜も飾り切りしてあったりと見た目も美しい。その後に出たのは、ハタのカルパッチョ。をを珍しいと思
上京してきた親が、鰻を食べたいというので入谷の「のだや」さんへ。この店、遅い時間に行くといい鰻が売り切れになってしまうこともあるので、17時という早めの時間で予約しておいた。いつもは、入ってすぐの部屋で食事していたのだが、今回は初めて1階の離れの方へ。壁にはテレビが付けられビデオが流されている。この店が紹介された時の番組を流しているようだ。当日は、GW中ということもあり、三河一色産の「かねみつ」と宮崎県産の「わしょう」の2種類のブランド養殖鰻しか出せないとのことだった。親と自分とで違う
日比谷ミッドタウンにある「RestaurantTOYOTokyo」。中山豊光シェフが2009年にオープンしたパリの本店は予約の取れない店としても有名で、その日本支店ということで注目の中オープンしたのだが、未訪のままだった。それが、令和を記念して、シャンパンフリーフロー付きのランチコースを10800円で期間限定提供するというので行ってきた。フリーフローとなるのは、「ビルカール・サルモン・ブリュット・レゼルヴ」。現在7代目となる家族経営の上質なシャンパンを造るドメーヌ。グラスが空く前に
変態紳士こと髙嶋政宏さんが「変態メシ」として紹介しているこのお店。通常は、ちゃんとした鮨屋だけど、店内に臭いがついてしまうため月に1度を限度にタイ料理とのフュージョン料理を出してくれる。こういった常識にとらわれない料理、常人には思いつかないような料理、それらを総称し、我々は敬意を込めて「変態メシ」と呼ばせてもらっている。いや、決して店主が変態とかそういう意味では…ゲフンゲフン…まあ、そういうことで今回もその変態ぶりを堪能させてもらった。最初にパクチーの白和えが出て、かなりパクチーなのに
都内には、いくつか「日本酒の聖地」と呼ばれる店がある。日本酒の品揃えが良いのは当然として、店主の日本酒に対する情熱が高く、多くの日本酒好きを吸引するような、そんな店々である。1月のことだが、3日連続でそんな日本酒の聖地と呼ばれる店を続けざまに訪問してきた。まず初日は、池尻大橋の「つくしのこ」。基本のコースにあわせて、色々と日本酒を出してくれるお店。料理は、この店のおかあさんが作っており、料理本も出している料理上手な方。ほっこりと優しくて日本酒に合う料理が多く、冬の時期の鴨鍋は、毎シー
24人の猛者に対して、用意された肉塊は約80kg。肉だけで一人3kg以上用意されている。しかも、その上カレーやパスタまであるという。なんかおかしい…肉塊UNO恵比寿店にて開催した、「暴食の会」。そっか、こんなタイトルにしたのが間違いだったのかもしれない。オーナーの宇野さんと、マネージャーの宇野さん(ご兄弟)が、二人とも悪い笑顔で笑っている。「どうだ、食べきれないだろう」そう、語っているかのようだ。このお店、通常でも3500円のコースが肉5種類が食べきれないぐらいにどんどん追加で
あー、もう写真見れば説明も必要無いんじゃないかな。ってことで以上!:とか書くと、ヤクザな店主から出禁になりそうなんで、ちゃんとしたレビューを(笑)千鳥町の「THELIVING」名物のジャンボパフェ。シーズン毎に色々なフルーツを用いているのだが、このシーズンは溝の口にある武笠農園「座ったままでイチゴ狩り」@THELIVINGの「奈良さんのイチゴ」が用いられている。これ聞いた人が、そうか奈良県のイチゴは旨いのかと勘違いしていたが、これは、武笠農園管理者の奈良翔太さんによるイチゴと
とある見島牛のブローカー(本人否定)が、とあるラーメン界の雄へ「見島牛の牛コツでラーメン作って!」と依頼し、それが実現した。依頼主は、あえて名前を書かないが、ミスターM。依頼を受けた側は、魚雷等多くのラーメン屋を手掛ける塚田兼司。今回、ラーメン業界の大御所を始め、超美食な方々や、漫画家の江口達也さん含め、限定12名のシークレットイベントとして魚雷にて見島牛ラーメンの会が開催された。そう、ラーメンの会と聞いて参加したのだが、その内容は、ラーメンに留まらなかった。先ずは前菜で、最初は、野
こちらのお店、実は2回目の訪問である。初回の訪問は、「安くて旨い鮨屋があるんですよ」と、鮨評論家…もといラーメン評論家の大崎さんに誘われて昨年9月に訪問。多摩川線下丸子駅から徒歩5分の場所にある「鮨波づき」。大将は、「銀座久兵衛」で7年修業した後、海外にて修業。ロサンゼルスの方で仕事をしていたため、ハリウッドセレブにも鮨を握っていたそうだ。そんな店主、鮨が旨いのは当然として、つまみも独自のものがあり旨い。特に、発酵系を旨く使ったものがあり、これが鮨へとうまく繋がり全体としてのリ
昨年末、惜しまれつつも閉店してしまったお店。「煮込みやなりた」料理もワインも安くて美味しく、常連達による予約で一見さんはほぼ予約の取れないお店だった。店主の成田さんは、自分からはあまり話しかけないけど、常連達はカウンターに居座って成田さんと色々と話をする。それは、料理の話であったり、ワインの話であったり、成田さんが毎年行く欧州でのビストロ巡りの話であったりする。あとは、ちょっとエッチな話等…そういう時、ちょっとはにかんだようないい笑顔をする(笑)そんな常連の集う店だから、当然客同士
名物のひな鶏素揚げにかぶりつく。うわっ、やわらかくジューシーだ。1匹まるまる揚げたものを4つの部位に切り分けて出されるので、1つ1つがそれなりの大きさとなっている。鳥を揚げ物にすると、水分が抜けてパサパサしてしまいがちだが、ここの素揚げはしっとりとジューシーである。これだけ大きいのにちゃんと真ん中まで火が通っており、決して生焼けというようなことはない。しっかりと温度管理し、低温で約30分かけてじっくりと揚げることによって、この素晴らしい揚げ加減を実現しているらしい。また、これだけ大量