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今日も135-67番のフィルムからチョイススキャナー練習中に一度ピンクアップ済みですがちまちまと、レストアしたコマです日本初の交直流両用電機機関車の試作機旧称号は、ED46勿論、休車状態の1975年でしたED92-1この年に廃車保存されずに解体されてしまいました量産機、EF80へと試作結果は引き継がれました客車用としての試作機なので暖房用給電装置の「電暖標示灯」が付いてます装置は、MGではなくAC区間は変圧器DC区間はイン
今日は45年前の3月16日の想い出写真☝曇天の日曜、しかも大安何か良いことがあるかも?ってな訳でもないがダイヤ改正後の田端機関区と大宮操車場の駐機線へ許可を得て、悪友と二人で訪ねた😁良いことが有った❗1番の目玉はED92-1(旧ED46-1)本でしか見たことが無い奴❗小学生の頃プラモデルで作ったぞ!ここに居たんだ~中央鉄道学園か技研かと思ってたおっさん手前のEF62は『篠ノ井』です!技官庁舎の脇に居た!だいぶくたびれてたけど記録出来た😁何とも形容し難いお
私がこのキットに初めて出会ったのは、小学校2年生の頃、昭和49年の夏の事でした。前年のクリスマスに鉄道図鑑を買って貰い、その中にあったED92形のイラストを見て以来、何度も絵に描いたり、歯磨き粉やお菓子の箱を利用して、多分ED92形らしき物を作って、悦に浸っていたのですが、やはり自分でも満足のゆくシロモノでは無いと、感じていました。その年の夏休み、何気にプラモデル屋に入って色々と見ていると、鉄道車両のプラモデルのコーナーに、永大のEF58形やアリイのED70形に混じって、薄い箱のED9
オリエンタル模型のED92形のレストアも無事に終了し、いよいよ最終回となりましたが、このキットへの思い入れは、私の小学生の頃から続いて来たものなので、完成のお披露目も2回に分けて様々な写真をアップし、40数年来の思いをお話して行きたいと思います。まずは完成記念の公式写真をご覧頂き、何とかカタチになった姿としてお披露目です。最初に、このキットが届いて箱を開けた時の絶望感は、今でも忘れられず、復元する事が本当に可能なのか半信半疑で、挫折の雰囲気も漂う、酷い状態だった事を思い出します。
前回迄の工程で、上周りは殆ど完成の域に達しているのですが、残りのスカートの部分を最後に仕上げるパートとして、少しのアップデートを施し、最終段階に入りたいと思います。スカートには連結器以外の表現は無く、最小限の装備だけでも追加しアップデートしますが、スカートのパーツも各部分の寸法が違い、加工するにも現物合わせになってしまいました。まずは元から無い、連結器解放テコを追加します。これは数年前に入手していた、カツミ製のEF65形のジャンクボディから外した物で、取付ピンを含めてそのままの状態
様々な追加、或いは変更して来た、屋上機器の仕上げとして、高圧電線を装着します。一番外側の碍子を連ねる様に、エバーグリーン製のΦ0.75mmの円材で表現します。少々オーバースケールですが、屋上機器全体がオーバースケールのアバウトな物なので、元々このキットにパーツとしてあったならば、この様な感じだったのでは・・・と言う想定です。更に空気遮断器付近の碍子にも、実車の写真を参考に、短くカットした物を装着します。塗装はライトカッパ-を筆塗りで行い、乾いたらティッシュでサッと慣らして艶を出します。
次に碍子を配置します。高圧機器の全く違った配置の部分は、あまりにも酷い状態なので、それを含めてアップデートをします。とりあえず一番上の写真の碍子を仮止めしていない部分が全く違っており、交流を直流に変流する部分が、全く表現されていない状態です。この機関車の一番肝心な、日本で初めての構造の一部が表現されていないのは論外です。そこで最小限の碍子の加工で表現します。まず碍子が無い部分を、実物とほぼ同じ様にt0.4mmのプラバンで段差を作り、実車の写真を参考に、新しい碍子の取り付け孔を開け、一
前回の3本帯に引き続き、車体に細かな部分のデカールを装着して行きます。正面の上下の飾りにシャドウを入れて、3本帯と波長を合わせて、元のデカール様に仕上げ、その間に実車通り、9の字をだいたいセンターに合わせ、形式番号を貼って完成させます。側面も形式番号を車体センターに合わせて貼り、その下にメーカーズプレートを追加します。初期のキットは、メーカーズプレートの彫刻があったのですが、後期は無くなっていました。これらの小さなデカールは、二枚重ねにして僅かながら立体感を持たせ、3本帯と合わせて、
ED92形の外観上の大きな特徴として、極めて重要なポイントである飾り帯の製作です。元々このキットには、飾り帯のデカールが付属しており、当時としては手軽にその雰囲気を表現出来る様になっていたのですが、製造後45年以上経過したデカールは著しく劣化し、既に使い物にならないので、原版をパソコンでスキャンし、復刻する方法を選択します。このデカールは実車に忠実ではなく、シャドウをそのまま、2次元の様に表現している為に、実際のシルバーの部分が反転した感じで、実車に忠実に変更した物を作りたいのですが、
昨日の台風19号で被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と、被災された皆様の生活が元に戻れる様に、心からお祈り致しております。走行部分の不調の原因は判明したので、その対策は完成後でも十分可能と判断した上で、肝心の車体の工作を、どんどん進めて行く方向で、この先は美しく仕上げなければならない部分でもあり、手際の良さと工作の経験が活かされる場面なので、気合いを入れます。正面の窓枠の色入れは、モールドが結構しっかりとしているので、マスキングの良し悪しで、そ
電装部分が一応でもカタチになったので、車体の方を少しでも進めるべく、側面の窓枠を吹き付けにより色入れをします。側窓とキャブ窓のサッシ部分を残して車体をマスキングし、そのままアルミシルバーを吹き付けます。モールドが非常に曖昧で、しかも全ての窓枠の大きさが微妙に異なり、今では考えられない、手書きによる設計の精度の低さがよくわかり、このキットが古き良き時代の、大らかな製品だった事を、身をもって感じさせられます。少しギラついた感じですが、後に半艶しのクリアを吹き付けると、それも治まると思います
屋根のカラー選択は色々と検討した結果、完成した暁には、一緒に展示を予定している、モア製の同形式のモデル(旧形式番号ED46形)に合わせて、シルバーに決定しました。実はこのキットの屋根は、実車を鏡に映した様な虚像状態なので、それを比べる為にも同色とした方が面白いと思い、シルバーを選択しましたが、恐らくこれで正解だと思います。マスキングしての塗装は、シルバーに塗る部分がモールド内なので、至って簡単でした。次に電装部分を一応構築してゆきますが、以前から言っている様に、走行は殆ど諦めなので
今回はまず車体の本塗装を施します。一般的な市販品のピンク色を各種比べた結果、最も平凡なミスターカラーのピンクを選択、これは幻の製品である鉄道模型社のモデルに一番近い様に感じたからで、同時代の本格的な鉄道模型の面影を再現する事にしました。実車の車体色については、当時のカラー写真の記録も少なく、色のデータも無さそうです。カラー写真の資料にしても、退色や変色によって、どこの資料が正確とは言えない状況で、鉄道色の『○色○号』というのでも無く、どの資料を見ても記載は残っていない模様です。そこで
車体の形がまとまったので、電気機関車の模型として大切な、パンタグラフに着手します。オリジナルのパンタグラフは変形している上に、もう分解が不可能なので、代わりになる物を考えていましたが、本格的なHOゲージ用のパンタグラフを使うと、妙に立派になり過ぎてアンバランスさが目立ち、大雑把な出来の外観に似合わず、これは困ったと思っていた時、ジャンクボックスから、同世代の永大製と思われるパンタグラフを発見、これを利用します。実車と異なるフリーのディテールですが、当時は共通で使っていたと仮定すれば納得が
前回は、平行四辺形に組まれていた車体を、一旦バラしたところ迄でしたが、すぐに再び元の箱状態に戻す作業に取り掛かります。これが単純な作業に見えて、ことのほか大変で、平行四辺形で接着されていたものを、無理矢理に完全な長方形に戻す、と言う事は外した元の接着断面でそのまま戻す事は出来ず、新しい接着面を削って生み出す事になります。写真の接合面の白い部分は、瞬間接着剤の注入による目地止で、これは加工の途中なので完全な状態ではなく、更に修正を施す事になりますが、洒落では済まされない歪みです。正確な
今回のレストアにあたり、このキットの歴史を、軽く流す程度でお話したいと思います。まずは15年程前に入手した、ストックの未開封品の様子をご覧ください。製造発売元のオリエンタル模型は、1960年代初頭から、HOスケールの鉄道プラモデルを、本格的な鉄道模型に手が届かない世代に向け、数多くの種類のキットを世に送り出しました。有名な製品として151系こだま号(先頭車)、EF30形のショーティーであるEB30形があり、これらは、当時の鉄道模型マニアにも一目置かれたキットで、現在では貴重品の部類
バンダイ製ホンダTN360の完成直後ですが、新たなプラモデルのレストア記を始めます。今回は鉄道模型・・・と言うよりも、鉄道模型プラモデルと言った方がお似合いの物件です。オリエンタル模型の国鉄ED92形電気機関車。このキットの『製作放棄』と思しきものです。ED92形電気機関車は、私にとって思い入れのある機関車で、この普通の国鉄機と明らかに違う美しい容姿、1両という特異性が気になり、小学1年生の頃に図鑑で初めて見て以来、ずっと愛し続けて来た、憧れの電気機関車で、それはこのキットにも