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日本が誇る木造曲線美。pic.twitter.com/bA0QR9NdJQ—IoriTakano(@_iori_xx21)December18,2024臥龍廊(永観堂禅林寺)山の斜面に沿って諸堂をつなぐ階段になった長い廊下。ここから眺める紅葉の枝葉も美しい。臥龍廊とは屋根の反りが龍の背中に似ていることから名付けられた。この臥龍廊の下に「三鈷(さんこ)の松」呼ばれる大きな松の木がある。臥龍廊(永観堂禅林寺)-コトログ京都山の斜面に沿って諸堂を
◆最後のディナー/島田荘司御手洗潔からの電話が、時空を超えた奇蹟を起こす!絶対的推理と圧倒的感動が煌めく怪事件龍臥亭(りゅうがてい)で出会った里美と石岡に新たな事件が。僧侶を救うため、老婆は噴火で一面灰に覆われた畑から誰にも見咎められず大根を引き抜いた!?(「大根奇聞」)英会話学校で知り合った孤独な老人がとったイヴの夜の謎の言動。過酷な運命の連鎖を圧倒的筆力で描いた表題作ほか。日本を去った御手洗潔から、驚くべき啓示がもたらされる!(講談社BOOK倶楽部より)読了。久しぶりに御手洗潔シ
備忘録。この3ケ月の間に読んだ本達。仕事が繁忙期に入ったので、なかなか読めなかったのですが、島田荘司さんの御手洗潔シリーズの「アトポス」・「龍臥亭事件」・「Pの密室」売り出し中のロック・バンドが事件に巻き込まれ行方不明になるシーンから始まる、堂場瞬一さんの、ボーダーズ2「夢の終幕」。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉と世間から呼称される、悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が主人公の、中山七里さんの御子柴礼司シリーズ「殺戮の狂詩曲」。宮部みゆきさんの「理由」を読了
(画像はAmazonの商品ページからお借りしています)下巻はほぼ全編を使って実際にあった「津山事件」「津山30人殺し」を島田氏が資料をもとに考察した結果を書いておられます。それ自体は島田氏の筆の巧みさもあり読みやすくて興味深くもありました。ただ、上巻で500ページ以上かけて展開された事件が放り出されたままで、最後に付け足しのような解決が書かれているのにはなんだかな〜という気分になってしまいました。推理小説としてこんな形に無理するのではなく、津山
(画像はAmazonの商品ページからお借りしています)新書の2段組で446ページもある長編です。私が読んだ島田荘司氏の作品の中では1〜2のボリュームですが、上巻で御手洗潔が出てくるのは電報(もはや懐かしい)と手紙のみでした。紙幅に相応しく次々と事件が起こってくるので退屈はしませんでした。題材としては横溝正史氏の「八つ墓村」と同じく実際にあった津山事件(津山30人殺し)をモチーフにしているのかなと思いました。本作の主人公の石岡和己は御手洗潔の友人でシリ
☆☆☆龍臥亭事件・下巻御手洗潔シリーズ10島田荘司著光文社文庫龍臥亭事件〈下〉(光文社文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,335円龍臥亭事件(下)【電子書籍】[島田荘司]楽天市場770円島田荘司さんの本格推理小説御手洗潔シリーズ、第10作です。01.占星術殺人事件02.斜め屋敷の犯罪03.御手洗潔の挨拶04.異邦の騎士05.御手洗潔のダンス06.暗闇坂の人喰いの木07.水晶のピラミッド08.眩暈09.アトポス10.龍臥
☆☆☆龍臥亭事件・上巻御手洗潔シリーズ10島田荘司著光文社文庫龍臥亭事件〈上〉(光文社文庫)Amazon(アマゾン)100〜3,581円島田荘司さんの本格推理小説御手洗潔シリーズ、第10作です。01.占星術殺人事件02.斜め屋敷の犯罪03.御手洗潔の挨拶04.異邦の騎士05.御手洗潔のダンス06.暗闇坂の人喰いの木07.水晶のピラミッド08.眩暈09.アトポス10.龍臥亭事件上巻/龍臥亭事件下巻裏表紙に書かれた説明龍臥亭事
光文社ノベルス版。何年かぶりの再読、いや再再読?です。奥付を見ると1996年1月発行なので…24年前あとがきを読むと約1年がかりで書かれたとのこと。ということは、実際に島田先生が執筆中には、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件があった年ということになります。構想には何年も費やされているでしょうし、当時、島田先生はロスアンゼルスにお住まいだったので、直接、それらの出来事が作品に影響したかどうかは定かではありません。でも、発行当時、世紀末の退廃的な雰囲気をもって読んでいたような気がします。
『龍臥亭事件』島田荘司|出版社:光文社|発売年:1996年|ページ数:577+592頁(文庫版)◯ジャンル推理/ミステリー/ホラー/時代__________________◯謎ランク|★★★★★★★★★★|アンフェアだが提示される謎は凄い|◯物語の楽しさ|★★★★★★★★★☆|御手洗不在でも心配無用の面白さ|◯キャラクターの魅力|★★★★★★★★★☆|ヘタレ果てた石岡君と美女たち|◯リーダビリティ|★★★★★★★★☆☆|とにかく長いが、作中作(津山事件)
最近のミステリ、洋の東西を問わず(日本含む)、誇大広告に惹かれて読んでみると「がっかり」というケースが多い。自分的には、あの『占星術』ショックがあまりに強烈かつ衝撃的であり、未だにそれを引きずっている感じ。これは多くのミステリ・ファンが同意してくれるんじゃないかと思う。そもそも『占星術』ショック‥‥と聞いて何のことかわからないのだとしたら、これはもうミステリ・ファンとしては「モグリ」であろう。ミステリ史上に於いて、あの作品はそれだけ衝撃的だったのだ。自分がちょっとしたき
島田荘司さんの「龍臥亭事件下」読了しました。石岡が遭遇した、岡山県の村での大量連続殺人事件の犠牲者はさらに増え、村は地獄絵の様相に…。村人の言う“村の業”とか“因縁”とは何か?言い知れぬ恐怖が支配する深夜、伝説の男の亡霊が現われた…!?彼による30人殺しとは?現代に甦る昭和史の残忍な悪意とは?御手洗潔の友人・石岡和己が解き明かす五十数年に及ぶ壮大な謎とトリック!傑作巨編。石岡くん好きにもたまらない1冊。面白かったです。下巻は思ったより時間がかからず読了することができました。津山三十人
島田荘司さんの龍臥亭事件(上)、読了しました。読みやすいのですが、なかなか時間がとれず1ヶ月近くかかりました御手洗潔が日本を去って1年半。彼の友人で推理小説作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。2人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。まだ上巻だけですが…龍臥亭の描写が細かく書かれ、石岡くんも言っている素晴らしい景観、見てみたいですね。
「龍臥亭」。勿論、島田先生の石岡君主演の「龍臥亭事件」の舞台となる建物です。ネットを見ていてこの「龍臥亭」によく似た建物があると書き込みがありました。ので検索してみました。ありました。平面がそっくりです。「龍臥亭事件」には平面図しか書かれていないので立面は不明ですが、この建物と同じだと思われます。ファンの皆様はご存知の「龍臥亭」の平面図です。似ているのは山形県の旧済生館本館(三層楼)です(国指定重要文化財)。写真を山形県のHPからお借りしました。龍臥亭は緩やかな
龍臥亭事件〔上・下巻〕読了いたしました。石岡君、頑張られましたね石岡君の手紙を読んだ御手洗さんの電報でのアドバイスも、核心をついていて凄かったですけどこの事件、石岡君がいらっしゃなくて、地元の刑事さんたちだけでしたら・・・貝繁村の新たな祟りという形で迷宮入りした気がいたしますネタバレにならないように書くのは難しいのですがこの事件、計画した人と実行している人が違うのではないか?となった時点で、私はある人物を思い浮かべ、まさかね〜とは思いましたがいつもは鈍い私ですが(笑)今回は冴えていま
島田荘司さんの『龍臥亭事件』〔上巻〕を読了いたしました。横溝正史さんの『八つ墓村』のオマージュかな?と思いました。子どもの頃、母と一緒に金田一耕助シリーズの映像は殆ど観ているのですがどれがどれか?ごちゃごちゃになってしまっていますので(どれも衝撃的だったのは覚えています)この機会に、金田一耕助シリーズ、横溝正史さんの原作本で一つ一つ読み直していこうと決めました読破計画がまた増えましたお話は、島田荘司さんの『龍臥亭事件』に戻ります。岡山県の田舎の平和な村で、金田一耕助シリーズを彷彿
こんなにのんびりしていても良いのか?と、気になったりもしますが^^;のんびりする時間もあるから、頑張れるんだと信じて(笑)遠慮なくのんびりしまくっています休暇と言えば島田荘司さんの長編というのが、最近のお約束で『アトポス』では残念ながら出てこなかった御手洗さんの相棒、石岡君が主役となる長編上・下巻なので、こちらも大長編『龍臥亭事件』を拝読し始めました。カバーが違うのが届いてしまったのですが…同じ光文社文庫なので大丈夫かなどちらのカバーも、私はそれぞれ味があって気に入っています「