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前回の続き。↑去年の今ごろ愛犬は最期まで脳腫瘍と鼻腔内腫瘍(腺がん)に苦しめられていた…はずだったんだけど報告書の最後の一文「鼻腔内に腫瘍は認められず、髄膜腫も小型でした」おおお?(もはや言葉にならない。汗)◆鼻腔内腫瘍2022年5月に鼻腔内腫瘍(腺がん)と診断され北海道大学動物医療センターにて放射線治療(SRT)を受ける。2023年末、CTで再び腫瘍を確認し翌月から分子標的薬(パラディア)を開始したが、体重減少により32回で治療
あまりに気力がなさすぎて、下書きのままタイミングがずれてしまった(^_^;)何がかというと、名古屋第二日赤の研修医による誤診報道。知れば知るほどそれって研修医の責任?深夜の救急が研修医しかいないなんて珍しいことではないし、経験が少ないからこそ身分は研修医。不幸に不幸が重なって最悪の結果を招いたのは組織の問題だよね。研修先を選ぶのも慎重にならざるを得ないね。で、こちらは検査を受けに二次診療の動物病院を受診してるのに、検査前の問診でなぜか診断されて、それが誤診だったという話。愛犬
夜間や休日診療、高度な治療が可能な2次診療や専門医も増えたし、何より使える薬が増えた。ゴハンの質が良くなって、室内飼い、フィラリア、マダニの予防も当たり前になった。いいことだらけ。犬はますます長生きする。でもそうなると増えるのが、がん。ヒトと同じ。北大がイヌの抗PD-L1抗体の臨床研究のためにメラノーマの患者(犬)を募っていることは、道内でもあまり知られていない。犬と暮らしていても、多くの場合は大学病院まで行ったりしないしね。(行かずにすむならそのほーがいい)獣
早いもので2回目の月命日。元々、大人しいワンコで夜20時過ぎたら抱っこしててもベッドかコタツの中に入っちゃうし昼間もおるかおらんか分からんぐらい静かでよく探さなあかんぐらいの子やったから本当におらんなった今も…コタツの中、布団を探せばおる気がする。。ARDS(急性呼吸窮迫症候群)動物ではあまり例を見ない病気らしいけど防ぐこともできず、発症したら一瞬で致死率100%先生の説明曰く長い期間、膵臓の炎症と戦ってたから肺に水が溜まって呼吸不全を起こす。らしいけど‥長い期間‥
ヒトは「日本では1年間に300~400人が新たに鼻腔がんと診断されます」日本頭頸部外科学会HPより鼻腔がん|特定非営利活動法人日本頭頸部外科学会www.jshns.org一方、犬は↑放射線治療を受けられる飼い主様へ(補足資料2017)より、一部転載放射線治療外来|北海道大学動物医療センター北大動物医療センターのウェブサイトです。診療科のご案内や、診療日、休診日など掲載しています。また、獣医師の先生向けのページもあります。www.vetmed.hokudai.ac
月曜朝に献体→火曜昼には荼毘にふされ、夕方スピード帰宅した愛犬。同じ週の木曜日、剖検の報告書が届いた。早いなぁ。まずは一通り被毛や皮膚など見た目、内臓がどうなっているのかが書かれている。その大半は年齢なりの変性だったり、できものだったり。後悔したのはやっぱり頭。前頭葉が頭蓋骨に癒着していた。脳腫瘍が大きくなって脳が圧迫され腫れることで結果的に癒着がおこるから、おそらくそういうこと。下に押されれば脳ヘルニアとか脳幹がやられ呼吸が止まっただろうけど、上に押されていた。あんなにグ
動物医療センターのHPには「献体のお願い」のページがあるし、センターにはパンフレットもある。そのわりには電話のやり取りはスムーズとは言い難くて、もしやこれは歓迎されてない?と心配になったチワワ級の小心者。途中何度か「必要ないならいいですー」と言いかけた。笑タイミングが悪かったのかもしれないし(学会シーズン)、ウチは病院を離れて半年以上経ってるからかもしれない。他大の獣医学部ではご献体が少なくて解剖実習が大変と聞いているけど、北大は違うのかなぁ。まずは、安易に実験動物を使
あんなに毎日時間が足りなかったのに、愛犬を看取りすっかりもてあましてしまった先週末。睡眠不足もこれで解消ーとはいかず、夜はちゃんと2〜3時間おきに目が覚める。まだ受け入れられないらしい。当たり前だね。週末まで頑張ってくれたおかげでゆっくり一緒にいられたけど、ありったけの保冷剤を使ってシートに絡んで温度管理。お顔もあまり見られず寂しかった。大学に献体した。↑また来てしまった北大動物医療センター息を引き取ったのが土曜の朝で、土日はセンターが休み。電話も繋がらないので引き渡し
木曜から何も食べなくなって金曜には水を飲むのも嫌がって土曜の朝に旅立ちました。一般的には食べなくなってから1週間くらいが目安。準備しようとしていた矢先に先を越されてしまった。苦深夜3時にジタバタが止まらなくて、イーケプラも効かない、グリセリンは飲みたくない、アセプロマジンなんか絶対飲めない。この苦しいのは何とかしてあげないとーと最後の御守りミダゾラムを鼻から噴霧。寝たのは1時間くらいかなぁ。明け方にはまたヒンヒン鼻を鳴らしては寝て、を繰り返し。こちらも寝てしまっ
無理だと思っていたのに今年も近所の八重桜の前で写真が撮れて鼻腔内腺がんの放射線治療からは2年経過して、なんとか生きている。詳細は過去記事『愛犬ががんになりました-1』明日は我が家にハニさんがやってきた一年記念日。放置してしまったブログ、いい加減に出来事をまとめないと戻ってこれないな、、と重い腰をあげてみる。笑こちらは昨…ameblo.jpウチの場合は腫瘍が小さいうちにみつけることができたので、受けたのはもっとも負担が少ない定位照射(SRT)3回
昨日火曜は朝から久々にいい天気。おかげでお昼まではとても調子がよかった。(夜ゴハン後は暴れてイーケプラのお世話に)ちなみに、最近は天気が良いと鼻水も出ない。鼻水は腫瘍のせいだけど、こっちも何らかの影響を受けているのかなぁ。脳腫瘍と場所が近いから鼻の腫瘍も押されてる可能性もないわけではないよーな、ちがうよーな。単純に抗生剤の効果かもしれないけど。ウチのアイドル撮影会。笑調子の良いとき、気温が穏やかなら少しでも外に出てお日さまにあたる。ずっとこんな感じならいいのにな
日曜日。激しくジタバタ。(自分で起きられないので寝たまま)部分発作も目立つ。夜はいつもの薬(コンセーブ、オメプラゾール)と脳圧を下げるためのグリセリンに、発作予防のレベチラセタムを追加。23時過ぎにようやく寝る。朝4時に過去最大級の大暴れ。立たせようとしても身体全体が斜めスライディング状態。もう足が床に着かない。グリセリンを追加でのませること4回&レベチラセタム。落ち着いたのは5時半。8時過ぎに再びジタバタ。抱き上げると前脚は固縮(ぴーんと伸びたまま力が入った状態)、頭全
太陽フレアのせいか、低気圧と強風のせいか、一昨日から体調がよくない。まぁ、いい日なんてもうないよね。いくらグリセリンでCSF(脳脊髄液)を減らしたところで限界がある。頭の中の悪いヤツはますます大きくなっている。苦しくなるときほど、とにかくジタバタ動きたい。それはそーだ。引き取ったときからじーっとしていられなくて、ストレスがかかればかかるほど回っていたんだもの。苦笑自分でたてなくったって、頭から"まわれー。動けー"と指令がきていることには違いない。基本は変わらない。ステージが
さすがにもうダメかと思った💦この季節10何年ぶりとかの爆弾低気圧の影響を直撃して、夜間救急へ駆け込んだ数日前の続き。22時からグリセオールを30分かけて点滴してもらって帰宅。その後も部分発作(頭の震えやピクピク)は続いていたのでイーケプラをシリンジでお口に投入。寝る→AM3時半再び暴れ始めた。ということは…痛い思いをして点滴したグリセオールの降圧効果はちょうど5時間。自宅で事前にグリセリン(2倍希釈。以下同)を使ったものの改善できなかったので、グリセオール注も効果が期
今日の札幌はまた3月に逆戻りしたかのような気温。明け方には4度になるらしい。雨降ってるし風も強い。愛犬、当然具合悪い。去年春の放射線治療以来、最悪の体調。夕方あたりからジタバタが止まらなくなって、グリセリンも追加、追加で3回飲んでも落ち着かないし、部分発作や頭の震えもとまらない。明日いっぱいはおかしな天気だし、このまま様子をみてもラクになることはないなと、かかりつけ②の夜間救急へ。現在グリセオール点滴中。(マンニトールをお願いしようと思って行ったんだけど、グリセオ
天候にも恵まれたGW。自力で起き上がることのできない愛犬を家に残し遊びに行くわけにもいかないので、元々予定は動物病院のみ。あとは犬の介護とリハビリと、家の片付けかーと思っていたのに。実際外出したのは日用品の買い物と動物病院だけ。なのに、なぜこのタイミングで感染?それも再び。笑検査こそしてないが、さすがに2度目ともなるとわかる。この節々の痛み、倦怠感、頭痛、おかしな鼻づまり。あーアレだ。前回死ぬほど苦しかった咳と痰は軽いのがせめてもの救い。介護生活の寝不足と、仕事がちょっ
グリセリンでなんとか乗り越えた今回の低気圧。もうクタクタ。お腹の上で寝る。笑ゴハンが食べられるようになって体力が少しだけもどった分、こうしたときのジタバタがまた激しくなってしまった。本体にパワーがあれば、その分病気の勢いも増すのは当たり前のことで、ある意味生きてる証。仕方ないか。4月半ばを過ぎたあたりから食欲復活の兆しが見え始め、ついたあだ名は自動飯食い装置。手のひらまでパクパクしてくる。笑悪性腫瘍の治療を始めた頃から食べ渋るようになって、あれもこれもイヤだ、
ついにGWに突入してしまった。予想を遥かに超えて頑張っている🐶↑少し暖かい日は外へ。後ろ脚はもう力が入らない今日も朝昼は順調にゴハン。食後はできるだけ歩いてもらって、くたびれたら身体をタテぎみに寝てもらうのがルーティン。しかし、午後から全然寝ない。苦支えられたまま歩くも後ろ脚はナックリングでぐにゃんぐにゃん。寝かせると前脚バタバタ。それを繰り返すこと1時間。前脚は固縮してるしこれはダメだ💦と、グリセリン(浸透圧利尿)登場。様子を見ながら1mlを同量の水で希釈
4月中旬。寝た姿勢でジタバタするのも弱々しくなった。でも、できることも増えた!と思わないとやってられない。笑それが介護生活。元気だった頃では考えられない。なんと鼻ほじほじ。腫瘍の弱り目に祟り目で感染しているお鼻。ドローっとした鼻水が粘ったり乾燥したりで、放っておくとふさがってしまう。当然呼吸がしずらくなるので何とかしないといけないのに、ネブライザーもぬるま湯で拭かれるのもイヤイヤで超絶大変!だったのが、最近は神対応✨役立っているのがこれ。アフィリエイトはやら
昼過ぎのこと洗面の白い床にポツポツと血が2箇所その前に洗濯機に激突してたな、とは思ったものの出どころの候補が3つあり先ずは鼻から、とティッシュで拭いたら即ビンゴ。残りは血尿か足先の良性(多分)腫瘍そうか鼻腔内腺癌の放射線治療から1年と4ヶ月とうとう再発か…楽観的に考えたらアレルギーか?と思ったら夫が朝の4時から高熱を出し、ゴルフをキャンセル。わたし3時に寝たんですけど、と思いながらあれだこれだと市販薬のストックからペラック(トラネキサム酸)とロキソニン(NSAIDs)を選び再び
4月に入り自分では立つことはもちろん、歩けなくなった愛犬。食はますます細り、呼吸はクフーっと常に痰が絡んだ雑音入り。肉球は冷たく、顔からは血の気がひいて歯茎も真っ白。脈も細く乱れてとびまくり。もう今年の桜は見られないねーと話していた。ところが…例年5月に咲くはずの桜が開花(今年は4月18日)。そしてなぜか再びゴハンを食べ始める愛犬。この期に及んで体重微増。ペロちゃんの色も淡から淡紅。脈もしっかりしてきたし、抗生剤のおかげで痰も大分楽になった。すごいなぁ。本能行動のみ起動
前記事の続きで、振り返り。一般的に脳腫瘍の治療(根治)は手術、放射線の2択。(内服については後述)オペは腫瘍のできた場所や大きさによって難しいことが多く、できる施設も獣医師も限られている。一方、放射線治療は施設によって効果が異なり、国内の獣医療において北大はトップクラス。かかりつけからは鼻腔内腫瘍と同様、北大での放射線一択と言われた。鼻腔内腫瘍の治療(初期だったため定位照射3回)で効果もわかっているので、我が家は再び放射線治療を選択した。問題は照射のプラン。根治か
そろそろ終わりが近いので、脳腫瘍の経過を振り返る。引き取ったのは2021年8月。某保健所で譲り受けの手続きを終え、帰宅したのは夕方近く。少しでも落ち着けるように、シーツで囲んだサークルにいれる。今までの引き取りっコたちがそうだったように、シニアだし程なく寝るだろうと思っていたのに…おかしい。ゴハンを食べたあとも全く寝る素振りがない。笑日付を超え3時過ぎてもずーっとウロウロが止まらない。結局、ウチに着いてから一度も座ることなく12時間以上歩きっぱなしだった。明らかに
ついに本格的な介護生活に突入。歩くのも排泄もサポート必須。首をあげていられるのは短い時間だけ。飲むのも食べるのもようやくといったところ。用が済むとグッタリ。あっという間に眠ってしまう。そうなると呼びかけにもほぼ応じない。お別れも近い。さて、お鼻の2次感染問題。前回の抗生剤(ビクタス2週間)が終わって2日後にはまた青っ鼻。再び抗生剤(エンロクリア)を開始。さらに、2日の抗生剤ロスがひびいたのか、もともと白かった左の眼球がより真っ白に。瞼は色のついた分泌物で塞がる始末。目まで感染
直接的に腫瘍によるものではないけど、昨日の補足で痰と鼻水について。昨年末くらいから、食べたものを鼻に逆流させてしまうことが多くなった。その都度軽くパニックになって逆くしゃみ。数日後、青っ鼻がぶら下がるというのが恒例に。培養して出てきたのは大腸菌や腸球菌。弱り目に祟り目💦昨年から繰り返し抗生剤(ビクタス)のお世話になっている。抗生剤を繰り返すのはダメな使い方。でも使わないと窒息して死ぬんだわー。最近は力がなさすぎて逆くしゃみはおろか、自分で痰を切ることもできないし。2週間抗
週3回で処方されたパラディアは1月中旬からスタートして32回が終了。食欲がなさすぎてのめない日もあったものの思ったより続いた。えらいえらい。元気だったときは3.75kgあった体重も現在2.4kg。すっかりガリガリで悪液質っぽい。脳腫瘍によるフラつきがひどくて起きていられないことも増え、調子の良い日でも自力で立ち上がるのはもう無理。すっかりフレイルも超えてしまった。現在の体調は回復の見込みが薄い。攻めの薬はこのへんで終了かな。ということで、以下振り返り。パラディア錠15
週単位で衰えていく⤵️薬も増えていく⤵️2週間前のお写真。雪の上はフリーズ。ロードヒーティングの上ならほんの少しは動く(ゆっくーり回る)。寒いから3分で終了。現在はもう散歩どころではない。フラフラしながら回るか、ウロウロであちこちぶつかりまくり。(おかげさまで部屋中養生だらけよ)去年までは気圧とか天気とか満月新月とか、旋回がひどい日には理由がみつかったんだけど、今年に入ってからはもうよくわからない。ほぼ毎日、困った感じで回ることが増えた。全然ダメな日は朝起きられず、ゴハンも
なんか元気になってきたんじゃない?それに意外とおしっこ溜められるような気がすると思って試しに滋賀のホテルを取ってみましたの。うに家からノンストップなら1時間半から2時間。1時間ごとに休憩を入れて、と思ったら雨が強くなりまして、途中のPAの身障者用駐車場は屋根があるのでそこでくるくる回っておしっこするかなと思ったけど寒さのあまりしない…長浜着いて行くとこあったので歩かせてもしない…え?大丈夫?と思ったらホテルついて部屋に入ってトイレシートひいてあげたらじゃーじゃーしっこしました。そ
で、よーやく現在。飼い主が帰宅しても無反応。呼んでもつついても反応しないし、トイレもどこでもいいんだそーだ(泣。でも出るだけまし)ほぼ認知症っぽい。水も以前ほど飲まなくなった。鶏肉の匂いのついたスープを飲ませて脱水対策は怠らない。なんとか頑張ってくれてはいるけれど、起きている間はほぼグルグル。ここ数日は夜中も起きてグルグル。(起きない日もある)安定の左マワリ認知症のようにただ回り続けるときもあるけど、苦しいとか辛いとかで困っていることのほうが多くて気の毒になる。
2のつづき。放射線か分子標的薬かーモヤモヤ悩みに悩んでいたところ、大学病院受診を目前に急転直下。北海道に今季最大級の寒波が到来した日の夜(最大級ってのは1シーズンに何度もくるから厄介💦)、体調は最悪。ゴハンが食べられないのはもちろん、グルグル旋回が止まらない。ひたすら回る。脳腫瘍の影響からか愛犬は吐き気とかちょっと困ったときにはすぐ回るんだけど、このときはそれとは様子が違っていて。去年、脳腫瘍の放射線を受ける直前がこうだったなぁ。。とグリセリンを多めに飲ませるも、ほぼ変化な