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人生の岐路というほどのことではないですが,多少生活が変わりそうなので,今できることは今やろうとしています。そのくせなかなかブログに手が回らないのですが,忙しいときに,あえて隙間に英語の本を読んだりしていると落ち着くのです。心身の健康のためにも,勉強したい熱発動中。『語学はやり直せる!』(黒田龍之助,KADOKAWA)あなたにふさわしい語学は、あなたにしか探せない。人間は一人一人が違う。勉強法だって、人によって違って当然ではないだろうか。(『語学はやり直せる!』)私は知ら
ロシア語の余白の余白黒田龍之助著白水社発行2021年11月24日発行この本はロシア語学習者およびロシア語学習予定者に向けたエッセイ集です。ロシア語を学習するつもりがない人は、適当に拾い読みしてください、とのことです。第ⅰ章まずはお試しの十話ロシア語で「店」のことを、マガズィーンという。これだと、英語に影響受けている学生は、雑誌と勘違いしてしまう。ちなみにロシア語で雑誌のことはジュルナールという。第ⅱ章通訳は恋のキューピッド第ⅲ章せめて文字だけ
(はじめに)スペイン語前述の韓国人の友人からもう一つアドバイスをもらっている。スペイン語は勉強しておいた方がいいですよ、と言うのだ。人口数十人の村や数百人程度の町を連日通過する。英語は当然通じない。まぁ、巡礼者がすること、欲しがるものは決まっているので、身振り手振りでもなんとかなる。彼が言っているのは、巡礼者同士や地元の人とのコミニュケーションには、スペイン語ができた方が断然楽しいと言うこと。なんてったってスペイン人が約半数、スペイン語に近いイタリア語、フランス語を使う人もかなり多いのだか
果たしてこの言語の学習者はどのくらいいるのかという語学書が一面に並ぶような大きな本屋は貴重だ。『その他の外国語』(黒田龍之助著)に言うその他の外国語の初級学習書を見ているとあっという間に時間が過ぎる。このくるくるした文字のABCはこう表すのか、、このにょろにょろがおはようなのか、、そして性懲りも無くまた一冊買ってしまう。韓国語、スペイン語、イタリア語、タイ語、アラビア語。今日の一冊はこれ。"越來越忘了"(どんどん忘れる)な中国語語の知識を繋ぎ止めるために。さて数日後、行きつけの飲み
先日図書館で面白い本を見つけました!(私にとってですけど…)図書館で予約した本が届いたんですけど合計10冊まで借りられるので何か他に面白い本がないかな?と思って外国語コーナーに行きました。韓国語の所を見たら初めて見る本がありました!(たまに韓国語の所をみるけどいつも同じ本しかないです。)ちょっと読んだらすごく面白かったので借りることにしました。『韓国語楽習法』私のハングル修行40年黒田勝弘私は韓国語勉強歴20年ちょっとなので40年なんて私の倍なので大大大…先輩だわ!と思いました。
佐藤優という人物は強面のイメージがあって、私などそれだけで敬遠しがちなところがあったのだけれど、彼の『十五の夏』を読んでだいぶ印象が変わった。1975年、埼玉県立浦和高等学校1年生になった佐藤少年は、その夏休みに東欧・ソ連の旅に出た。たったひとりで!よく親がそんなことを許したものだと思うのだが、これは高校入学への“御褒美”だったという。旅行費用は彼自身の小遣いを入れて48万円。「可愛い子には旅をさせよ」というけれど、この
先日の通学する神戸市外国語大学での黒田龍之助客員教授の「講演会」から、もう10日も経ってしまいました。その間に、サインしてもらった「ロシア語だけの青春」(黒田龍之助著、ちくま文庫)を読み終えることが出来ました。例によって、筑摩書房のサイトから、「ロシア語だけの青春」の紹介文を引用します。東京の雑居ビルにあった「ミール・ロシア語研究所」で、一人の高校生が全身でロシア語学習に取り組み、人気語学教師になるまでの青春記。解説貝澤哉読み始めると、ぐいぐいと引っ張られて結構はやく読み終える
昨日、神戸市外国語大学で黒田龍之助客員教授の講演会がありました。公開の講演会でしたので市民の方の姿もありました。黒田さんはスラヴ語学や言語学の専門家で多くの著書があります。約1時間にわたってご自身が、留学経験もなく、どのように語学を学び身に着けて来たかを語ってくれました。そして発音と暗唱が大切であるということを教えていただきました。お話のあと30分の質疑応答があり、最後に最新刊の「ロシア語だけの青春」(ちくま文庫)の販売とサイン会がありました。会場で「ロシア語
私は雨の日は書店には行かないようにしている。本の雨ぬれを避けたいのだ。でも、セールともなれば話は違ってくる。(^^;雨の日は人出が減って、ゆっくりと見てまわることが期待できそうだからだ。というわけで、本日は、新宿のBooksKinokuniyaTokyoで開催中の夏のフランス書市へ!現着2時!英語の洋書市に比べるとさすがにこじんまりとしている。向こうの壁面の棚には日本のコミックの英語版がずらりと並んでいる。そして、今回もおな
「外国語の水曜日ー学習法としての言語学入門」(黒田龍之助著、現代書館発行)を読んだ。恥ずかしながら最近まで著者の黒田龍之助氏のことを存じ上げなかった。知ったきっかけは私がいま学んでいる神戸市外国語大学で9月に開催になった、黒田龍之助客員教授講演会「外国語の『単語を増やす』~「外国語10月病」対策講座~」の開催という長いタイトルの講演会のお知らせでした。講演そのものは聞けなかったのですが、代わりにこのブログでも紹介したように、いくつかの著書を読んできました。今回は2000年に発行
神戸市外国語大学客員教授である黒田龍之助氏の「ポケットに外国語を(ちくま文庫)」を読んだことはすでにブログで紹介しました。この本の中で長澤信子さんの著書「台所から北京が見える」の紹介があり、興味がわいて読んで見ました。文庫版は1999年の発行で古書しか入手ができませんでしたが、定価の680円を大幅に超える値段になっていました(笑)まず、amazonの紹介記事を引用します。なにかをはじめたい人へ、夢を実現させる方法を公開夫には仕事が、子どもには子どもの未来がある。私にも家
突然ですが、高校で英語を勉強していた人ならだれでも、面白くない長文問題を沢山読まされた経験、ありませんか?私はそれがとっても苦手でした!(笑)集中力が続きませんし、眠たくなります。でも、もしその文の内容が次々読みたくなるような、面白い話だったらきっと長文を読む練習もあんなに苦痛じゃなかったと思います。そして特に近年、高校生は難しいアカデミックな文章を読まされる機会が増えているように思います。そこで、面白い文章を読むことで、英語の力を伸ばしたい!という気持ちを
先日、通っている大学で黒田龍之助氏の講演がありました。オンラインでなく対面の講演でしたので聴くことができませんでした。とりあえず著書を2冊、「ポケットに外国語を(ちくま文庫)」、「外国語を学ぶための言語学の考え方(中公新書)」を注文してみました。やがて到着しました。本の奥付を見ると東工大でも教えていたことがあるそうでご縁を感じます。さて、昨日は休日で幸い授業がありませんでしたので、読書にあてました。まずは「ポケットに外国語を」から読み始めました。文庫本ながら3
知る人ぞ知る本の復刊なのだそう。私はTwitterで書影を見て発売日に買うことを決めました。そして即読了。大昔の本でも色褪せないのは、やはりそこに描かれている人の息遣いが感じられるからなのでしょうか。そもそも私自身が英語よりも他の言語をいろいろ勉強したいタイプなので、黒田龍之助先生のエッセイやいわゆるボログリット(数カ国語に通じる人)の話を聞くのが好きです。この種田さんは北海道の網走で育ち、まずは英語にどっぷりハマって、それから他言語に派生した方です。1938年生まれの筆者ですから、
雪すごかったですね☃️職場でこれは帰りにどうなるかなぁ思っていたのですが、そのまま普通に降っていてゆっくり歩いて帰りました。翌朝が凍りそうで怖い…あとせめて明日は暖かい一日でいてほしい。そして夜は、今年のレッスン初めでした。いまだにオンラインですけど、こういう日はすごく助かります。温かいお部屋でレッスンです。予習復習量が多いし、必ず当たるので大変なんですけど、この休み中にラジオ講座で復習していたので余裕を持てて受講できました。正直進みは早いのと、学習経験者が半分を占めるので完全な初
その他の外国語―役に立たない語学のはなしAmazon(アマゾン)1,300〜5,060円・メモ黒田先生の語学エッセイ、多言語学習者あるある等を中心に複数の言語を学ぶものにとって多くの有用な情報が満ちている。英語を大学で教えることになったせいか内容もややスラブ諸語から一般的な外国語についての記述に遷移した印象を受ける。ただ読むに従って、記述に違和感を覚えることが多くなった。原因はなんだろうとあれこれ考えた末、多分黒田先生は自分の行動についても他人の行動についても、満足と思
外国語の水曜日―学習法としての言語学入門Amazon(アマゾン)651〜8,894円・メモ黒田先生を知るきっかけとなった書籍だ。随分前、銀座のイエナ書店で色々本を見ている頃気がついた。外国語は勿論だが水曜日ってどういうことだろう。読んでいくと黒田先生は私の母校の教養課程の語学語の教師だということが分かった。なるほど。同級生の中にも水曜日の午後に人文系の研究室に出入りしている人が数人いたことを思い出した。読んでみると水曜の午後にいろんな言語を学ぶ学生たちが黒田先生の研究室
羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門Amazon(アマゾン)734〜6,293円・メモ黒田先生の、スラブ諸語に関するさまざまなトピックスを集めた著作。ロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語などを称してスラブ諸語というとのことで、これらに共通する歴史そして個々の固有の歴史などを確かな文章力でまとめ上げている。特に私にとっては古代教会スラブ語に関する非常にディープな話がとっても面白かった。ただし今後の人生でスラブ語圏に切り込む気力・体力・知
語学はやり直せる!(角川oneテーマ21)Amazon(アマゾン)673円・メモ黒田先生が書かれた言語学習のコツ、多言語学習の勧め、言語教師としてのあり方などを体験談を織り交ぜながら楽しく語る書籍だ。本書を読んでいると確かにその通りと思える点、わかっちゃいるができない点などが想起され非常に楽しい。多言語学習の点では、現在授業などで扱う外国語が羅希伊西葡と多岐にわたるので納得させられる部分が大きいと思うw[語学はやり直せる!/¥755][黒田龍之助著/角川書店(200
『世界のことばアイウエオ』著者黒田龍之助2018,筑摩書房内容1言語につき見開き2ページで書かれたエッセイ集。メジャーな言語から聞いたことのないマイナー言語までアイウエオ順で紹介されています。『物語を忘れた外国語』を読んで黒田さんの文体が好きだなぁと思ったので他の作品も読んでみました。『エッセイ『物語を忘れた外国語』』『物語を忘れた外国語』黒田龍之介令和3年,新潮文庫*大学でロシア語や英語を教えていた言語学が専門の著者が書いた言語にまつわるエッセイ。*子どもたちと一緒だと…am
『物語を忘れた外国語』黒田龍之介令和3年,新潮文庫*大学でロシア語や英語を教えていた言語学が専門の著者が書いた言語にまつわるエッセイ。*子どもたちと一緒だとなかなか本屋さんに滞在できない。本屋をプラプラして好みの本を発掘するという時間をめっきり待てずに過ごしている。けれど、この本は本屋さんで見つけたのだ。*「物語を忘れた外国語」とはどういう意味なのか。本を読み進めていくと、このエッセイは2つの特色があるようだ。一つは「役に立つ」という側面でばかり語られる外国語という存在
カネを積まれても使いたくない日本語(内館牧子)朝日新書一読してこれは、口うるさいオバさんのぼやきは聞き流すに如かず、という印象。言っていることはわかる。ただ、非論理的で一方的な主張はあまり共感を覚えなかった。内館氏は言うまでもなく作家、脚本家で言葉を生業にしているとはいえ、言語学者ではない。したがって、というか内容が感情的でひとりよがりの部分が多かった。多く引用しているのが、どうやら親しい関係らしい北原保雄氏のコメントならびに同氏が編纂を担当した明鏡国語辞典(大修館書店)である
今日は午前中はお父さんの病院の付き添いでした。私は先週持病の定期検診だったので東京の病院に行ったけどお父さんは循環器内科と腎臓内科は近所の病院に転院したので久しぶりに東京の病院に行きました。今日は呼吸器内科の検査をしました。血液検査、X線検査、呼吸器の検査をしました。今日全部結果が出ないのでまた来週検査結果を聞きに行きます😣3週連続東京の病院なので疲れるけど健康管理の為なのでしょうがないですね…今日は朝から病院だったので朝勉はお休みしました。午後から勉強しようと思ったけど読書が楽し
3月半ばの土曜日お一人様でぶらり旭川鉄旅ランチのあとは、旭川駅構内を探索まずはここ駅の構内に彫刻美術館とはしかも入場無料ですこの時は彫刻ではなく、色んな国の、様々な時代の椅子が展示されてました。受付の方に確認したら、撮影は可とのことでしたので座ってみたい美しい曲線なんだか、とても豊かな気分になりましたそして通路には彫刻美女さんがお隣はアイヌ文化についての展示旭川周辺では、上川アイヌと呼ばれる人々が、コタン(集落)を形成し暮らしていたそうです。思いがけず、駅から出ずとも
著者である黒田氏の「初エッセイ」だそうです。これまでも黒田氏はいろいろな本を書いていますが、本人はあくまで言語学について書いているそうで、エッセイではなかったようです。1章はロシア語関係、2章は外国語学習あるある、3章は海外旅行会話あるあるで、今までの本と何か違うかというとそんなことはなく、いつもの黒田節が炸裂してます。4章は黒田氏がチェコで講演を行なったときのドタバタをまとめた内容になっているのがエッセイっぽいでしょうか。どの章のエピソードからでも読み始められるので気楽に
Licoさんのブログです。教え子が「ガルパン(←アニメの名前)」のファンで「ロシア語で『カチューシャ』歌いたいです」と言い出したのが7年前。教え子は高3だったのですが「君、ちょっと待ちたまえ。ロシア語は格変化が大変だし、あのキリル文字読めると思うか」と一旦思い止まらせました。そして、一浪が確定して「先生、やっぱりロシア語やりたいです」とピュアな笑顔で言うので「わかった。じゃあ、私も。」と言う「スクラム学習法(『ドラゴン桜』をご参照下さい」でスタート。実はこの「一年のブラン
”ポケットいっぱいの外国語”黒田龍之助講談社(2007/7)この著者の作品はいつの間にかたくさん読んでいる。『物語を忘れた外国語』『言語学の考え方』『世界の言語入門』『寄り道ふらふら外国語』『はじめての言語学』『世界のことばアイウエオ』『外国語をはじめる前に』『語学はやり直せる!』『にぎやかな外国語の世界』『もっとにぎやかな外国語の世界』『ポケットに外国語を』『その他の外国語エトセトラ』12作品か・・。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東大大学院露文科博士課程修了。ロシア語、ベ
政府より大幅な権限委譲を受けたK東京都知事は、古書店街の封じ込めを狙いとして、神保町一帯の都市封鎖ならびに地域住民の外出禁止措置に踏み切った。新型ウイルスの感染経路のひとつに古書売買が浮かび上がってきたためである。しかし、科学的検証を欠いた状態でのこの施策断行には反発も多く、厳しい警戒の目をかいくぐり、無謀にもこの地域への潜入を試みて均一セール本を求める人々が後を絶たないのだという。だが、そもそも、この時期に営業している店などあるのだろうか?それら噂の真偽を確かめよというのが、今回の編集
黒田先生。読み始めるとサラサラと一気に読めてしまう。語りかけ口調の文がとても読みやすい。あのゆったりとした授業を聞いているかのような気分。黒田先生の著作は、言語一般についてが多いのですが、今回は英語だけに特化した一冊。珍しく。色んな角度から英語教育について書かれていて、うんうんとうなづきながら読んだ。どんな、本でも小説でも漫画でも娯楽映画でも必ずプラスになる。英語でならそれは勉強になる。有難いお言葉で。ちょこちょこ入る小ネタにクスっと笑ったり。読んでみたい本もいくつか紹介されて