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鹿島神宮は、境内の深奥。清浄で静謐な「御手洗池」です。この池は、誰が入っても胸までの深さと伝わっています。
《鹿島『神の道』を歩く2》2020年6月、鹿島神宮の摂社坂戸神社・沼尾神社を巡りました。巡礼には、いわゆる『神の道』を使いました。常陸國・一之宮鹿島神宮摂社・沼尾神社『神の道』とは、トレッキング・ルートの呼び名で、その一部に『鹿島三社巡り』の古道が組み込まれています。今回は、坂戸神社から沼尾神社までをご紹介します。【沼尾神社】当社は、『常陸国風土記』に記載される古社です。→「天の大神の社、坂戸の社、沼尾の社、三処を合わせて、総べて香島の
常陸國・一之宮鹿島神宮2020年6月、『鹿島三社巡り』をしてきました。(「東国三社巡り」ではありません。)まずは、『三社詣りの古道』を歩いて、坂戸神社と沼尾神社へ。そこから潮神社を経て鹿島神宮。という巡礼でした。境内案内の記事は既に書いているので、今回は、《御祭神》について。とします。◇鎮座地:茨城県鹿嶋市宮中◇御祭神:武甕槌大神◇御朱印:あり◇社格等:◎とんでもなく古い神社「創建年ランキング」を見ました。関東圏の神社では、鹿島神宮と安房
《鹿島『神の道』を歩く1》2020年6月、鹿島神宮の摂社である坂戸神社・沼尾神社を参拝しました。巡礼には、いわゆる『神の道』を使いました。常陸國・一之宮鹿島神宮摂社・坂戸神社『神の道』を歩くとは、『鹿島三社巡り』の古道を歩く、ということです。この古道は、「神の道」ルートの一部。今回は、入口から坂戸神社までをご紹介します。(注)鹿島三社巡り→上記三社を巡ること。「東国三社巡り」とは、別モノです。【坂戸神社】~清澄で静謐な森。そして
常陸国一之宮鹿島神宮《5つの清澄スポット》境内でも、とくに気の良い場所を5か所ピックアップしてみました。①祈祷殿近くの所管社~祖霊社②奥参道の摂社~奥宮③奥参道深奥の磐座~要石④本殿裏手の磐座~鏡石(補)奥参道唯一の末社~熱田社①【祖霊社】当社とそれを抱擁する森は、驚くほど空気が澄んでいます。また、いつ訪れても人に遭遇したことがありません。筆者は、この空間をいつも独り占めしています。左に見える小さな祠は、権殿。重要社
常陸國一之宮鹿島神宮2019年10月、鹿島神宮に行きました。1年ぶり、3回めです。今回、参拝前夜に突然行きたくなりました。”たんなる思いつき”と、思いつつ出発しましたが、思いつきではありませんでした。記事の核心は以下の5点です。①鏡石:本殿裏手②三笠社:本殿傍ら③香島大神④遥拝所:坂戸神社・沼尾神社⑤高房社:拝殿の向こう正面①【鏡石】鏡石は、本殿裏手。玉垣の外側に鎮座しています。正確には、外玉垣(図に描かれてない柵)と内玉垣で形
2018年9月、鹿島神宮に行きました。雨が降り続いた直後の晴天。森が輝いていました。常陸國・一之宮鹿島神宮本殿が北向き。これは、有名な話。さらに、御祭神は本殿内陣で東向きに鎮座。つまり、武甕槌大神は横向きです。よって、参拝者は拝殿で手を合わせても、実は祭神と正対してないのです。◆御手洗池~静寂の極み。【社殿配置の妙】鹿島神宮は社殿配置が一般の神社と異なります。①参道と社殿の位置関係《参道右手》に拝殿&本殿~大鳥居&楼門をくぐって
6月29日(金)に参拝しました、鹿島神宮のつづきです。part2です鹿島神宮の中でも特に強いパワーをいただけるスポットが、①本殿②奥宮③要石④御手洗池だと言われていますpart1の最後に奥参道をご紹介しましたが、奥参道は、【本殿】武甕槌大神の「和魂(にぎみたま)」から、【奥宮】武甕槌大神の「荒魂(あらみたま)」へと向かう道。巨木に覆われた荘厳な雰囲気の奥参道を進みながら、気持ちが徐々に高まっていきます奥参道の突き当たりに突然現れる、美しくも神々しい風景摂社奥宮です。
6月29日(金)、念願だった一宮へ日帰りで参拝して来ました常陸国一宮の鹿島神宮です鹿島神宮は、全国約600社ある鹿島神社の総本社で、関東最古の神社です。千葉県の香取神宮と並んで国家鎮護の軍神として古くから信仰され、東国経営の拠点とされて来ました。6年に1度、例祭に勅使が参向する勅祭社でもあります。「神宮」と名のつく神社は今ではいくつもありますが、平安時代までは伊勢の他に神宮と呼ばれたのは、鹿島神宮と香取神宮だけでした。東国に神宮が2社もあったのは、太陽が昇る方位が非常に重要視され