君たちはどう生きるかを観た。今年の邦画大注目のうちの一本は、出来の悪いハウルと、想い出のマーニーを足して2で割って、さらにそれを長〜く引き伸ばした感じだ。映画監督に『これが最後』は無いし、周囲がどんな状況(ジブリの制作体制一旦解体)でも、創作し続けたいに決まっている。もちろん今までの功績や影響力を考慮すれば、アニメ界の巨人ではあるが、何がしたかったか、なぜ作ったかは、観客のほとんどには理解されない。途中、スピリチュアル方面や宇宙人方面へ物語が展開しそうになるが、ならない。あくまでも宮崎駿の頭の中