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第12話の「再会」を発表してからずっと、作者として何ともやり切れない気持ちが続いています。そこで今回は作者としての想いを読者の皆様方にお伝えしたいと考えて、番外編を書くことにしました。ご承知のように、髪長私学では禁断のワードとしてきた「断髪」を、第12話では大胆に描きました。そのためもあってか、アクセス数が初日から1500以上にもなり、それが今週もずっと続いています。これほど多くの方々にお読み頂けるとは思いもしませんでした。作者として、望外の喜びであります。第1
~第12話~再会坂本が訪れることになる京都女学院について、少しばかり紹介をしておこう。京都市の南部にある丘陵地に位置する学校法人京都女学院は、2009年に創立されて、今年で15周年を迎える。中等部と高等部を持つ中高一貫教育を行っており、6年間の教育を終えた後に、希望する生徒は2年間の専門部に進学することができる。何と言っても大きな特徴は、女子生徒全員が髪を長く伸ばしていることである。髪の長さが要卒単位となっており、髪が既定の長さに達しなければ卒業することがで
~第11話~新しい舞台へ~第11話~新しい舞台へ結を外に連れ出して、楽しい一日を過ごした坂本であったが、どうしてもあの言葉が心に引っかかっていた。それは、結がポツリと言った「学校に行きたいなあ」という一言だった。しかし、現実は厳しかった。学校に戻ると、またいじめに遭うのではないかというトラウマが結にはあった。その原因は、身長よりも長い黒髪。学校では「みんなと同じ」という価値基準に合わず、それを快く受け入れてもらえる環境にもなかった。かと言って、「みんな
~第10話~二人だけの外出長い黒髪のレイを首からかけてもらい、親子揃っての超ロングヘアーの長さを測った体験は、坂本にとって生涯忘れられないものとなった。坂本「今日は素晴らしい一日でした。本当にありがとうございます」母親「いいえ、こちらこそです。結のために、これほど熱心にご指導頂いてますから、少しでも坂本先生に喜んでもらえたならば何よりです」これ以上ない時間を過ごした坂本は、帰り支度を始めると、母親が何か話したいような素振りを見せた。それを察して、坂本が母親の方に目を向ける
~第9話~5メートルの感動長い黒髪のレイを首からかけてもらった坂本にとって、それはそれは最高のプレゼントであった。さらに、今日のメインディッシュとなるものが待っていた。それは母親と結の髪の長さを測ることである。まず最初に名乗りをあげたのは結だった。結「坂本先生、私からお願いします!」坂本「了解!」坂本は力強く返事をすると、リビングの真ん中に立つように指示した。坂本「こちらへどうぞ」右手を差し出して、結を招き入れる仕草をした。結は自分の長い黒髪を手に持ちながらリビング
~第8話~プレゼント明日は待望の土曜日だ。心の中のワクワクが止まらない。結との授業は月曜日から金曜日の平日に行っている。だが、今日は所用のために授業をすることができなかったので、明日の土曜日に振り替えることにしたのである。授業料をもらっているわけでもないのに、律義にも坂本は授業を振り替えるのであった。結の学習意欲が高まってきたことで、今のペースを維持したいという思いがあった。そして、やはり結の長い黒髪を見たい、そして髪談義をしたいという気持ちも強かったからである。土曜日
~第7話~二つの条件坂本が結の自宅を訪ねる。そして結が笑顔で迎える。そんな二人のルーティーンが3か月目を迎えた。今日もチャイムを押す。結の元気な声がする。そして坂本と結の一日が始まる。坂本がいつものようにドアを開けて入り、リビングにいる結を見た。坂本「あれっ、どうしたの?」結「先生、おはようございます!今日から衣替えでしょ」笑顔で答える結は私服だった。春からずーっと制服姿だったので、坂本には結の私服が新鮮に感じられた。坂本「そうだった。今日から6月だったね。
髪長私学2~第6話~初めての感触自慢の長い黒髪を坂本に褒められ、結は心が満たされる思いであった。自分の分身のように思っている髪を、坂本に触ってもらう。内心はときめきながらブラッシングをする結であった。鏡を見て、仕上がり具合を確かめると、結「先生、お待たせ!」人懐っこい笑顔で坂本に語り掛けた。坂本「毎日のことだとは言え、そんなに長い髪だと大変だねぇ」結「自分では大変だとは思わないんです。だって、これが当たり前になってるし、長い髪が私にとって大事な宝物ですから
髪長私学2~第5話~心の葛藤ピンポ~ン「は~い、お入りください」週初めの月曜日。いつも通りに始まる一週間。坂本が結の自宅を訪れて、チャイムを鳴らす。程なく中から結の声がする。彼女のお出迎えが、坂本にとって頑張るエネルギーになっている。結「坂本先生、おはようございます!」いつもの制服姿、いつものキュートな笑顔、そして足元よりも長く伸びた艶やかな黒髪。このルーティーンで坂本の心にスイッチが入るのであった。坂本「結さん、おはよう!」噴き出しそうな笑顔を見て、結も笑って
~第3話~親子の願い母親と吉岡結は、道に迷いながらも坂本の自宅までたどり着いた。アポなしで自宅を訪ねたことへの罪悪感も多少はあったが、やはり娘に最大限の配慮をして下さった先生に感謝の気持ちを伝えたい。その想いがチャイムを押させた。インターホン越しに来意を伝え、母親と結は少しドキドキしながら待った。程なくして坂本がドアを開けた。その瞬間、結「先生、坂本先生!どうして辞めてしまったの?」母「先生・・・。」玄関先ではゆっくりと話が出来ないと思い、坂本は二人を自宅に入ってもらうことにした
髪長私学2~第2話~真実女子生徒の頭から水をぶっかけてしまった坂本は、職員室に戻り、事の詳細を学年主任に伝えた。そして、そのまま校長室へと向かった。校長の大城文雄(55歳)は冷静沈着な男である。事の重大性は十分に認識していたが、落ち着いた口調で切り出した。大城「坂本先生、どうしてこのような事になってしまったのか、説明してもらおうか」坂本はまだ少し動揺していたが、落ち着いて話し始めた。坂本「この度の件は、誠に申し訳ございませんでした。授業をしている時に、気持ちが抑えらなくなってしまい
髪長私学2第1話男性教師の決断ここは滋賀県にある公立の中学校。中学1年の数学を担当する坂本和也(35歳)は、4時間目の授業のために教室に向かった。不登校だった女子生徒が昨日から登校しているので、特に注意を払って欲しいとの指示が学年主任から出ていた。授業は文字式の計算である。前回の授業の復習をしてから、今回の単元の説明に入った。クラス全員が真面目に授業を受けている。しかし、気になる噂を聞いていた。このクラスにいじめがある、と。単元の説明を終えて、練習問題を演習させることにした。坂本が
昨年の9月28日に第13話をアップロードして以来、日が経ってしまった。お陰様で、ピクシブで閲覧数1万7344回、いいね128、ブックマーク297までになった。アメブロでも同時掲載をしているが、髪長私学関連で週に600件以上のアクセスが続いている。作者として、誠に有難いと同時に、これほどたくさんのフェチさんがいるのかと思うと、非常に心強い読者やファンの方々から、続編の掲載を希望する声が届く。そろそろ書き始めようかなと思う今日この頃である。同じ趣味嗜好を持つ人たちとの
『髪長私学』で描いたロングヘアーカフェ(通称ロンカフェ)は、京都女学院の現役の生徒たちや卒業生たちが働く場であった。黒髪超ロングヘアーに魅了された多くのお客様が訪れ、女性美の極致を堪能しながらコーヒーを味わうお店として描いた。今回は、お客様がすべて黒髪超ロングヘアーの女性だったら・・・といあう想定にしてみた。そのような女性しか入店できないとなると、実質的に商売あがったりになるのだが。彼女たち見たさに、多くの男性客が訪れ
女性の割合が圧倒的に高い京都女学院の職員たち。足の踏み場には最新の注意が必要のようだ。ダウンスタイルが基本なので、身長よりの長い黒髪の女性職員は決して珍しくない。このような職場で働いてみたいと思う男性は少なくないだろう。当ブログにお越し下さいまして、誠にありがとうございます。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。感謝byRyuta
9月15日に掲載した『美玖のプレゼント』は、予想外の反響がありました。未だに多くのアクセスがあります。また、国内最大級の作品コミュニケーションサービス「ピクシブ」にも同時掲載しており、髪長私学の全作品で1万2000以上の閲覧数があります。作者として、望外の喜びであります。読者の方々から多くのコメントやご感想も頂戴しました。その中で『美玖のプレゼント』の続編を希望する方々が少なくなかったことです。作者としては、ハッピーエンドで終わり、一話完結のつもりで書いたのですが、それらの
~第13話~黎明今日も坂本の一日のルーティンワークが始まった。いつものように、チャイムを押して結が出迎える。結「先生、おはようございます」坂本「結、おはよう。今日も元気そうだね」結「はい、元気ですよ」坂本「今日は結に連絡することがあるんだ。リビングで話すよ」結「先生、何だか朝のホームルームみたい」そう言って、結は笑った。そして飲みかけだったミルクティーのマグカップを手に持って椅子に座った。坂本「来週早々にも京都女学院という学校に行くんだ。結が通える学校か
~☆~☆~☆~今回は『髪長私学2』の連載を離れ、短編小説を書いてみました。勿論、黒髪超ロングヘアーを題材にした作品です。画像に関しても、いつもと違ってアニメ風にしてみました。短い期間で書き上げた駄作ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。~☆~☆~☆~大学からの帰り道だった。駅の改札を出て、地下通路を歩いていた。ふと前を見ると、懐かしい顔。こちらに向かって歩いてくる男性が目に入った。「何をしてるの?声をかけるのよ!」心の中から誰かに言われたような気がした。佐々木美玖(さ
第12話の「再会」を発表してから一週間。あれからずっと、作者として何ともやり切れない気持ちが続いています。そこで今回は作者としての想いを読者の皆様方にお伝えしたいと考えて、番外編を書くことにしました。ご承知のように、髪長私学では禁断のワードとしてきた「断髪」を、第12話では大胆に描きました。そのためもあってか、アクセス数が初日から1500以上にもなり、それが今週もずっと続いています。これほど多くの方々にお読み頂けるとは思いもしませんでした。作者として、望外の喜びであり
~第12話~再会坂本が訪れることになる京都女学院について、少しばかり紹介をしておこう。京都市の南部にある丘陵地に位置する学校法人京都女学院は、2009年に創立されて、今年で15周年を迎える。中等部と高等部を持つ中高一貫教育を行っており、6年間の教育を終えた後に、希望する生徒は2年間の専門部に進学することができる。何と言っても大きな特徴は、女子生徒全員が髪を長く伸ばしていることである。髪の長さが要卒単位となっており、髪が既定の長さに達しなければ卒業することができな
~第11話~新しい舞台へ結を外に連れ出して、楽しい一日を過ごした坂本であったが、どうしてもあの言葉が心に引っかかっていた。それは、結がポツリと言った「学校に行きたいなあ」という一言だった。しかし、現実は厳しかった。学校に戻ると、またいじめに遭うのではないかというトラウマが結にはあった。その原因は、身長よりも長い黒髪。学校では「みんなと同じ」という価値基準に合わず、それを快く受け入れてもらえる環境にもなかった。かと言って、「みんなと同じ」基準に合わせるために、大
髪長私学2~第6話~初めての感触自慢の長い黒髪を坂本に褒められ、結は心が満たされる思いであった。自分の分身のように思っている髪を、坂本に触ってもらう。内心はときめきながらブラッシングをする結であった。鏡を見て、仕上がり具合を確かめると、結「先生、お待たせ!」人懐っこい笑顔で坂本に語り掛けた。坂本「毎日のことだとは言え、そんなに長い髪だと大変だねぇ」結「自分では大変だとは思わないんです。だって、これが当たり前になってるし、長い髪が私にとって大事な宝物ですから」坂本
髪長私学2~第5話~心の葛藤ピンポ~ン「は~い、お入りください」週初めの月曜日。いつも通りに始まる一週間。坂本が結の自宅を訪れて、チャイムを鳴らす。程なく中から結の声がする。彼女のお出迎えが、坂本にとって頑張るエネルギーになっている。結「坂本先生、おはようございます!」いつもの制服姿、いつものキュートな笑顔、そして足元よりも長く伸びた艶やかな黒髪。このルーティーンで坂本の心にスイッチが入るのであった。坂本「結さん、おはよう!」噴き出しそうな笑顔を見て、結も笑ってしま
髪長私学2~第4話~家庭教師中学を依願退職した坂本の新しい仕事は、吉岡結の家庭教師だった。報酬は受け取らず、不登校の女子生徒を救うべく奮闘することにしたのであった。だが、日々の生活がある。これを機会に学習塾で教えてみよう。独り身であり、家族を養うという切羽詰まった事情もないので、坂本自身はそんなに重く考えてはいなかった。昼間は吉岡結の家庭教師、そして夕方からは学習塾で教えればいい。そんな考えでいた。早速明日から無報酬の仕事が始まる。家庭教師初日、午前9時の約束だったが、少し早