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花びらのうすしと思ふ白つつじ高野素十躑躅(つつじ)・・・種類は改良された園芸品種を含めると、数百もあるようです。紅・紫・ピンク・白・絞りなど、色は多彩です。高野素十(すじゅう)・・・高浜虚子に師事し、写生が秀でている俳人として有名です。水原秋櫻子、山口誓子、阿波野青畝(せいほ)と並んでホトトギスの4Sの一人にあげられた。<方丈の大庇(おおびさし)より春の蝶>が有名です。花びらのうすしと思ふ白つつじ
2026年1月8日(木)2083句【季語】寒稽古/新年門弟の中のわが子や寒稽古高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の1月8日の句→松過ぎの『松過ぎの〜川崎展宏』2025年1月8日(水)1718句【季語】松過ぎ/新年松過ぎの一日二日水の如川崎展宏(かわさき・てんこう)1927〜2009年。俳人。昨年の1月8日の句→松…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
こんばんは🌛今夜も後藤比奈夫の句を読んで行きましょう。改めて石蕗を黄なりと思ふ日よ後藤比奈夫思い入れがあって石蕗の花を見ていたそうです。そこでの感想。当たり前の感想ですが、句は平凡ではありません。まずはAI君に句を読み解いて貰いましょう。後藤比奈夫は、この句の世界の裂け目の奥にどんな震えを見たのでしょうか|д👁)…ミタこの一句——改めて石蕗を黄なりと思ふ日よ後藤比奈夫——は、比奈夫晩年の「光の再発見」とも言うべき詩学の中核を成す作品の一つです。以下、三層構造で可視化してみまし
2025年11月22日(土)2036句【季語】紅葉散る/冬盃を止めよ紅葉の散ることよ高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の11月22日の句→山茶花を『山茶花を〜正岡子規』2024年11月22日(金)1671句【季語】山茶花/冬山茶花を雀のこぼす日和かな正岡子規(まさおか・しき)1867〜1902年。俳人、歌人。昨年の11月22…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
本日8月13日は「盆の入り」お盆に関する俳句をいろいろ風が吹く仏来給ふけはひあり高浜虚子(歳時記では「迎火」の項目に収録されている。雰囲気がよく出ていて、やはり上手いなあ・・とひたすら感心)づかづかと来て踊子にささやける高野素十(俳句で踊りと言えば、盆踊りのこと。「づかづかと」に臨場感がある)生身魂ひよこひよこ歩き給ひけり細川加賀(「生身魂・いきみたま」年下の者が父母や親方など年上の人に物をあげたり饗応すること。細川加賀の俳句は飄々としてい
■ナジャ猫カード大梅雨おおつゆにぼうぼうとぬまらしきものたかのそうじゅう高野素十の句です。大梅雨にぼうぼうと沼らしきもの大梅雨って言葉がいいですねぇ、梅雨の盛りの、今ならザァザァと止めどもなく降る雨が、水たまりでなく、もはや沼になっている。なんとも大梅雨です。今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝
2025年6月10日(火)1871句【季語】梅雨に入る/夏世を隔て人を隔てゝ梅雨に入る高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の6月10日の句→木下闇『木下闇〜平井照敏』2024年6月10日(月)【季語】木下闇/夏木下闇抜け人間の闇の中平井照敏(ひらい・しょうびん)1931〜2003年。俳人、詩人、評論家。昨年の6月10日の…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
2025年5月15日(木)1845句【季語】さくらんぼ/夏枝かへてまださくらんぼ食べてをる高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の5月15日の句→とぶことの『とぶことの〜日野草城』2024年5月15日(水)【季語】揚羽蝶/夏とぶことのゆるくて大き揚羽蝶日野草城(ひの・そうじょう)1901〜1956年。俳人。昨年の5月15日の句→夏の雨…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
俳句作メモ7昭和の俳人4S明治時代中期において、正岡子規の俳句革新理念を引き継ぎ、俳句を世に広めた最大の功労者の一人が高浜虚子であることは、「備忘メモ11:高浜虚子と客観写生」で記した。特に、俳誌「ホトトギス」を通じて、俳句の作法や鑑賞の基準を示し、多くの俳人を指導育成したことにより、近代俳句の礎を築いたといっても良いだろう。その虚子に師事し、昭和初期に俳誌「ホトトギス」で活躍した四人の俳人がいるが、名前のイニシャルが「S」で始まることから四S(しいエス)と呼ばれている。その
「最近の嬰には天花粉なんて使わないベビーオイルだよ」と言ってた娘だが股づれ(?)の息子を心配し先輩ママの意見を入れてベビーパウダーを買うことにしたそうな帰りに買って来て俺が見ててやるからおまえが買いに行けで揉めて一悶着あり口を聞かない娘に折れて三日後買ってきたがお祝いの頂き物と既にポチッた物を含め現在天花粉が三個家にあるそうな😆何でもネットでポチる世代商品が家に届くのが当たり前の世代忙しくなるのはこれからだよ寝返り打つまでは離乳食までは
2025年4月20日(日)1820句【季語】蝶/春ある人の顔のあたりに蝶とびて高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の4月20日の句→うららかに『うららかに〜久保田万太郎』2024年4月20日(土)【季語】うららか/春うららかにきのふはとほきむかしかな久保田万太郎(くぼた・まんたろう)1889〜1963年。劇作家、小説家、俳人。…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
(中本真人・著『新潟医科大学の俳人教授たち』)方丈の大庇より春の蝶(ほうじょうのおおびさしよりはるのちょう)高野素十(たかの・すじゅう)今年の俳人協会評論新人賞を受賞した中本真人(なかもと・まさと)君の著書『新潟医科大学の俳人教授たち』を読んだ。中本君は俳人(「山茶花」同人)で新潟大学准教授、古代・中世の芸能史研究者。ずいぶん昔、邑書林刊行の若手俳人アンソロジーの企画で、中本君の作品鑑賞を執筆したことがあり、お会いしたことはほとんどないのだが、いつも注目して
2025年4月14日(月)1814句【季語】夕蛙/春明日はまた明日の日程夕蛙高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の4月14日の句→今頃は『今頃は〜飯島晴子』2024年4月14日(日)【季語】桜吹雪/春今頃は桜吹雪の夫の墓飯島晴子(いいじま・はるこ)1921〜2000年。俳人。昨年の4月14日の句→囀りや『囀りや…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
野に出れば人みなやさし桃の花高野素十今日出かけた時に桃の商品を見て上の句を思い出しました。この俳句の意味は、野に出れば会う人たちは皆優しかった。桃の花が咲いている。という意味で作者が思い切って外に出た時にあった事を詠んだ一句です。この俳句は作者が留学中に詠まれた一句でドイツで引き篭ってた時に外に出てみれば、ドイツの人達に優しくしてもらったという思い出を嬉しさを花に喩えて詠んでいます。作者の思い出とその時の喜びがよく伝わ
2025年3月17日(月)1786句【季語】桃の花/春野に出れば人みなやさし桃の花高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の3月17日の句→あたたかに『あたたかに〜黒田杏子』2024年3月17日(日)【季語】あたたか/春あたたかにいつかひとりとなるふたり黒田杏子(くろだ・ももこ)1938〜2023年。俳人。昨年の3月17日の句…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
2025年2月21日(金)1762句【季語】春の雪/春春の雪波の如くに塀をこゆ高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の2月21日の句→手を容れて『手を容れて〜永田耕衣』2024年2月21日(水)【季語】春の空/春手を容れて冷たくしたり春の空永田耕衣(ながた・こうい)1900〜1997年。俳人。昨年の2月21日の句→冴えか…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
2024年12月2日(月)1681句【季語】十二月/冬それぞれの椅子に人あり十二月高野素十(たかの・すじゅう)1893〜1976年。俳人。昨年の12月2日の句→カレンダー『カレンダー〜星野立子』2023年12月2日(土)【季語】十二月/冬カレンダー一遍上人十二月星野立子(ほしの・たつこ)1903〜1984年。俳人。昨年の12月2日の句→やはらかな…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
雨だれの棒の如しや秋の雨1996年の10月8日の「増殖する俳句歳時記」から掲句、これは高野素十さんの句ですが、穏やかな秋の雨ではないようです。清水哲男さんの鑑賞では、秋は意外に雨の多い季節。この雨は本降り。雨だれもショパンのそれのように優雅ではない。しかし、なぜか心は落ち着く。あたりいちめんに、沛然たる雨音と雨の匂い。だんだん、陶然とした心持ちにすらなってくるのである。(清水哲男)この鑑賞文に出てくる難読漢字「沛然」
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju耕しの女が二人蝶ふたつ女性が二人、畑を耕している。畑で蝶が二匹舞っている。Twowomenareplowingafield.Twobutterfliesareflutteringinthefield.作者が実際に目撃したものか、あるいは、目撃したものを多少脚色したか、それとも、最初から想像のものか。いづれにしても、絵画にすればよいような場面だ。Didth
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju打水や萩より落ちし子かまきり打水で、萩の草から落ちる小かまきり。Asmallmantisfallsfromthebushcloveraswaterissprinkledonit.打ち水のある句一茶打水や挑灯(ちょうちん)しらむ朝参り一茶さんは、夜明け前、打水をしながら、提灯を下げて朝参りに行く人を眺める。AsIssasprinkleswa
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Sujuみちのくのまつくらがりの夜涼かな東北の、街灯の明かりもない真っ暗な夏の夜。作者は、外で何をしているのでしょう?It'sapitchblacksummernightinTohoku,withnostreetlights.Whatistheauthordoingoutside?闇夜のある句河内躬恒春の夜の闇(やみ)はあやなし梅の花色こそ見えね香(
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju翅(はね)わっててんとう虫の飛びいづる背中の固い殻を真っ二つに割って飛び立つテントウムシ。これも、長くて、時間を持て余す夏休みの良き遊び相手であった。家の庭までアブラムシを食いにやって来てくれるので、ありがたい。飛び立つのに時間を要し、捕まえるのも簡単です(黄色い液を出しますが)。また、長い羽根をきれいに折りたたんで、丸い殻の中にきちんと収めるところが好きです。Aladybugspl
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Sujuづかづかと来て踊り子にささやけり踊り子は若い女性ばかりではない。体がくの字の祖母が、いつまでも踊り続ける構えなので、長男が寄ってきて、「もう帰ろうよ。おばあちゃん。」とささやいたシチュエーションもあり得る(ないか)。Thedancersarenotallyoungwomen.Thegrandmother,withherbodybentover,looksre
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju蟻地獄松風を聞くばかりなり小学生の頃、夏休み、蟻地獄に蟻が落ちて食われる決定的瞬間を観察したいと、僕なりに粘ってはみたが、その場面を見たことがない。しまいには、蟻を捕まえてきて砂穴の中に入れてみるが、あがいて這い上がり逃げてしまう。あの開店休業のような状況で食っていけるのであろうか?WhenIwasinelementaryschool,duringsummervacati
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Sujuひっぱれる糸まっすぐや甲虫(かぶとむし)オスのカブトムシの角に糸を括り付けて何かを引っ張らせる。ネット検索すると、子どもが遊ぶ姿を観察したのであろうとあるが、そうは思わない。仕事(医者)の合間に、自ら実験(遊び?)しているに違いない。Astringistiedtothehornofamalebeetleandmadetopullsomething.When
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju揚羽蝶おいらん草にぶらさがるおいらん草ことフロックスは、北米原産の宿根草で、花色は、赤紫と純白がある。一方、揚羽蝶は、黒と黄色のまだら(揚羽、黄揚羽)、②ブラック基調及び赤い斑点(黒揚羽)、③ブラック基調及び緑、青の斑点(カラス揚羽)、④ブラックに青の帯状模様(アオスジ揚羽)、⑤行灯の光が漏れているような青、黄色の混じったブラック(ジャコウ揚羽)がある。したがって、色の組合せとしては、2×
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju食べてゐる牛の口より蓼(たで)の花蓼は、苦くて辛く、食用としては、敬遠されがち。とはいえ、蓼食う虫も好き好きとあって、趣向は一概に決めつけられない。もぐもぐしている牛に、それ、うまいかいと尋ねてみたい。Paddyisbitterandspicy,andpeopletendtoavoideatingit.However,insectsthatfeedong
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju方丈の大庇より春の蝶方丈について、これまで鴨長明のような世捨て人の住むハーミテージを勝手にイメージしてきたが、お寺の住職の居室が正しい理解のようだ。蝶のひらひら舞飛ぶ情景の句、いろんな作家の蝶のつかみどころに驚かされる。Upuntilnow,IhadimaginedtheHojotobeahermitage,whereahermitlikeKamoc
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Suju前書き須賀田平吉を偲んで生涯にまはり燈篭の句一つ解説を踏まえると、須賀田平吉氏は、作者の母の弟の嫁さんの弟という関係。親戚関係の付き合いの幅が深いことに驚かされる。ネット検索すると、「まはり燈篭の句」を人工知能に探させたところ、次の句がヒットしたとあった。Basedontheexplanation,Mr.HeikichiSugataistheyoungerbro
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句高野素十Takano-Sujuまた一人遠くの芦を刈りはじむAnothermanbeginscuttingthedistantreeds.芦刈のある句大和物語君なくてあしかりけりと思ふにもいとど難波の浦ぞ住み憂き和田和子蘆刈るや今年かぎりの綱渡舟高橋将夫蘆刈の済みしところに蘆火かな