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2020年代後半、海運株は明確に評価が見直されつつあります。その背景にあるのが、“ShipsafterChips(シップス・アフター・チップス)”という世界構造の変化です。本記事では、長期投資家が知りたい「海運3社(商船三井・日本郵船・川崎汽船)の違い」「ShipsafterChipsとは何か」「どの銘柄を長期保有すべきか」の3点を、最新トレンドと構造変化から分かりやすく解説します。■1.“ShipsafterChips”とは何か(海運株が今なぜ注
ー紅海情勢・米中関係・LNG需要の拡大で成長余地はむしろ拡大ー日本郵船(NYK)は、2025年度第2四半期決算で通期予想を下方修正したものの、長期投資の観点では評価がむしろ高まっている海運株です。本記事では、地政学リスクの高まる現在、なぜ日本郵船が“持続的に成長できる銘柄”として注目されるのかを、決算データと事業構造から分かりやすく解説します。■1.日本郵船の企業価値は「地政学」でこそ強まる海運業は地政学の影響を最も受ける産業ですが、裏を返せば政治リスクが参
商船三井は、日本を代表する総合海運会社です。海運株と聞くと、「市況次第で業績が大きく振れる」「高配当だが不安定」といったイメージを持つ投資家も多いでしょう。しかし近年、商船三井はその立ち位置を大きく変えつつあります。本記事では、地政学リスクの常態化という世界的潮流と、明確になった株主還元方針に注目しながら、長期投資家の視点で「商船三井は今は買いか?」を整理します。地政学リスクは一過性ではなく「構造変化」ロシア・ウクライナ戦争の長期化、中東情勢の不安定化、米中対立の
「リユース銘柄に興味があるけれど、どこに投資すべきか迷っている」「安定した配当を受け取りながら、将来の成長も楽しみたい」そんな長期投資家の皆様、ハードオフコーポレーションの最新決算と中期経営計画はもうチェックしましたか?単なる中古品販売店ではなく、「循環型社会のインフラ」として進化を続ける同社。今回は2026年3月期第2四半期の決算資料をもとに、なぜ今ハードオフが長期保有に適しているのか、その成長ストーリーと株主還元の魅力を徹底解説します。1.決算深掘り:一時的な
ソニーFG(ソニーフィナンシャルグループ)は、ソニー生命・ソニー損保・ソニー銀行を抱える国内最大級の総合金融グループです。安定的な収益基盤を持ちながら、ステーブルコイン戦略という新たな成長路線を打ち出しており、長期投資の観点から注目度が高まっています。本記事では決算・業績推移ステーブルコインによる成長性株主還元(配当方針)信用倍率のリスクと押し目戦略の4つを軸に、ソニーFG株の魅力を“投資家向けに最適化した構成”で解説します。■1.業績総括:FY25上期は修正純利益
積水ハウス(1928)は2025年度第3四半期決算を発表しました。売上は過去最高を更新した一方で、営業利益は減益でした。「積水ハウス株は今買いなのか?」と迷う投資家も多いでしょう。結論から言うと、積水ハウス株は“買い寄りの長期優良株”。特に今は仕込み時に近い状況です。その理由を、決算データを根拠にしながら長期投資家目線で整理していきます。積水ハウスの以前の解説は下記のページからお願いします。『インフレ×アメリカ住宅市場×人口減少を徹底分析!長期投資家のための積
SBI証券は国内最大級のネット証券として、預り資産56兆円、口座数1,400万を突破するなど、圧倒的な存在感を示しています。しかし、SBIの本当の強みは「株」「投信」だけではありません。近年、投資家の間で特に注目されているのが、SBIグループが保有するリップル(XRP)関連資産の“潜在的含み益”です。リップル社との強い資本関係、XRPの商用利用拡大、トークン証券・国際送金・ステーブルコインなどの新規事業が重なり、SBIは「伝統金融×暗号資産」双方の成長を同時に取り込める独自
REIT(不動産投資信託)は、小口で不動産収益を取り込めるうえ、安定した分配金が得られることから長期資産形成に有効な投資先として注目されています。REITの有用性はこちらのページで紹介しています。興味のある方はご確認ください。『【完全ガイド】REITって知ってる?実はインフレや金利変動に強いんです!!』長期投資家が押さえるべき本質と戦略インフレと金利変動が続くいま、安定した資産形成を考える投資家の間で、REIT(不動産投資信託)への関心が高まっていま…ameblo.jp
物価上昇が続くなか、「インフレに強い株」として個人投資家から注目を集めているのがイオン株です。トップバリュの拡大、好調なイオンモール、安定収益の金融事業など、決算は長期投資向きの構造を示しています。さらに人気の株主優待「オーナーズカード」による実質利回りの高さも魅力。本記事では、最新決算から株価の評価ポイント、優待・配当まで、イオン株の投資価値を総合的に解説します。1.結論:イオンは「インフレに強い生活インフラ株×優待利回り×長期成長」の三拍子イオン
好決算でも株価が低調な理由と、今後の上昇ポイントを投資家目線で徹底分析オリエンタルランド(OLC)の2026年3月期第2四半期決算は、売上・利益が着実に伸びた“文句なしの好決算”でした。しかし、不思議なことに株価は決算前後も低調で、上値の重い展開が続いています。本記事では決算の要点に加えて、「なぜこれほど強い業績でも株価がついてこないのか?」「いつ株価が動き出すのか?」という視点を中心に解説します。1.オリエンタルランドは好決算でも株価は伸び悩み
―激変する鉄鋼市況と構造不況下で投資家が注視すべきポイント―2025年度の日本製鉄は、鉄鋼業界全体が直面する世界的な逆風の中にあります。中国からの輸出急増による市況悪化、国内の人口減・需要縮小、米国の関税政策の揺らぎ。こうした環境下でも同社はU.S.Steel(以下USS)買収をテコに、グローバルな競争力の圧倒的強化を進めているのが現在の大きなストーリーです。本記事では、最新の2025年度2Q決算資料を基に、日本製鉄の現状とUSS買収が投資家にもたら
長期投資家が押さえるべき本質と戦略インフレと金利変動が続くいま、安定した資産形成を考える投資家の間で、REIT(不動産投資信託)への関心が高まっています。REITは賃料収入を原資とした分配金の安定性が魅力ですが、同時に「インフレに本当に強いのか?」「金利上昇時は買いなのか?」といった疑問も多くあります。この記事では、インフレ・金利の視点を中心に、長期投資としてのREITを投資家的にわかりやすく解説します。競合記事では触れない“具体的なアセット別の強弱”や“金利上
NTTは今、AI・データセンター・IOWN(光技術)の3つを軸に、大変革を進めています。生成AIの普及によりデータ量が爆発的に増え、さらなるネットワークとデータ処理能力が求められる中、NTTの強みが改めて注目されています。本記事では、NTTが2025年に示した最新戦略を「何が変わるのか」「株価にどんな影響があるのか」という投資家目線でわかりやすく整理します。1|AI市場の拡大とNTTが追い風を受ける理由まず押さえておきたいのは、生成AI市場の急成長です。Ch
―株価・業績・ROE改善のカギは「政策株式」の削減にあり―日本の大手損害保険グループ——東京海上HD・MS&AD・SOMPOは、2025年に入り「政策保有株式の売却」を過去に例を見ないスピードで進めています。本記事では、最新決算資料に基づき、売却が企業価値・株主還元にどう影響するかを投資家視点で解説します。目次■政策保有株式とは?なぜ売却が進むのか【政策保有株式売却のメリット】■東京海上HD:政策株式“ゼロ”を目指して売却を加速【特徴:売却規模が最大・ROE改善
世界的なインフレ圧力が続く中、企業には①価格転嫁力、②資産価値の保全、③金利上昇への耐性、④事業ポートフォリオの分散がこれまで以上に求められています。その中で、オリックスの2026年3月期第2四半期決算は、「インフレに強い企業とは何か」を明確に示す内容となりました。今回の記事では、決算内容に加えて、重要な戦略であるカタール投資庁(QIA)との共同PEファンドについても投資家目線で深掘りします。■1.インフレ下でも最高益更新オリックスは上期純利益で過去最高
世界経済は、インフレの高止まりと資源価格のボラティリティという“二重苦”に揺れています。この環境下で、企業は利益確保のみならず、財務健全性の維持や株主還元のバランスに一層の慎重さが求められています。本記事では、最新決算情報をもとに、コスト上昇・資源価格変動が企業収益へどう影響しているかに加え、財務戦略・配当政策を投資家の目線で読み解きます。1.インフレが企業収益へ与えた打撃2025年度上期の営業利益は前年同期比で205億円の減益となり、主因は各種コストの上昇です。
世界的なインフレと資源価格のボラティリティが続くなか、日本最大のエネルギー企業であるINPEXは、2025年上期決算において堅調な利益成長を示しました。原油価格(ブレント)は前年同期比で83.42→70.81ドルへ低下し、為替も円高方向に振れたにもかかわらず、当期利益は2,235億円(前年同期比+109億円)へ増加していますこの外部環境下で増益を実現した背景には、油価耐性の高い収益構造と、LNGを中心とした成長戦略があります。記事では、インフレと原油価格の観点から見たINPEXの
■物価上昇がどう利益・不動産価値に影響したのか?2025年以降、国内外でインフレ傾向が続く中、不動産関連企業の業績は「建設コスト増」による圧迫と、「資産価格の上昇」というプラス要因が同時に存在します。そんな環境下で発表されたのが、東急不動産ホールディングス(東急不動産HD)2026年3月期第2四半期決算。結果は大幅増益で着地し、インフレ局面を追い風に変えている点が投資家の注目を集めています。この記事では、「インフレと不動産企業の関係」を軸に、今回の決算内容を深
インフレや金利上昇で揺れる米国住宅市場、日本の人口減少が続く中、積水ハウスは高付加価値住宅とストック収益で安定成長を維持しています。本記事では、最新決算の要点を踏まえ、国内の強みと米国事業の回復余地から、積水ハウスの長期投資としての魅力を徹底解説します。1.インフレ・金利上昇のなかで「積水ハウス」は長期投資に向くのか?2025年の住宅市場は、インフレと金利上昇が大きなテーマです。そのなかで積水ハウスは、国内の安定成長×米国の積極成長という二軸戦略を継続しています。
高配当株式投資を標榜する方をはじめ、配当金・分配金などのインカムゲインに注目されている方のブログなんかを見ていると結構見かける「チャリンチャリン」という表現。まあ、現金が自動的に入ってくるイメージを表現しているのだろうなぁと思っていましたが、カン・チュンドさんがそれをキーワードとしてnoteをアップされていたので、リスク資産の中のそれなりの割合を高配当ETFで保有している身として、読んでみて思うところなど…気を付けよう、高配当株戦略とチャリンチャリンの概念|カン・チュンド高配当株
こんにちはアラフォーお兄さん?です。皆さんお盆休みいかがお過ごしでしょうか?アラフォーお兄さん?は子どもたちと夏の思い出を作りにどこかに遊びに行きたいのですが「パパとはどこも行きたくない!」(奥さんは仕事)と言われずっと家にいますさて昨日は日経平均最高値を更新しましたね本日も今のところ初の43000台突破中!普段は昼休み中しか株価を見ることの出来ないリーマン投資家の皆さんも気持ちの良い休日の朝を迎えられたのではないでしょうか?アラフォーお兄さん?もその一人。含み益過去最大!ト
いつも9時には相場を見る習慣なんですが今日はイオンへ9時前から野菜や果物や卵や…を買いに行っていて5000円くらいかと思ったら9,230円?これはーとして帰って10時半ごろ相場を覗いたら…°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°…何がどうしたの?あ!竹内い~~☆彡稲妻が輝く瞬間に相場に居なければならないって今日のコト?トヨタ自動車☆彡夫は自動車株ばかりなので家庭内リスク分散で?私は今トヨタしか持ってませんが(今日一番大きい上昇の我が家の愛車
お疲れ様です日経平均が1月7日以来の40000円台回復です566円高⬆半導体株と防衛関連株の上昇が目立ちましたmyPHも日経程ではないですがプラス引けです日経平均採用銘柄の上昇15位までの銘柄を1つも保有していないのでLHではありませんが、1/7の資産と6/27の資産はほぼ同じなので、まあいいっか利上げ見送りだと、このまま半導体祭りが続くのかしら毎年安定した配当が頂けて、雪だるま式に増えていく配当投資も捨てがたいのです本日は権利落ち日でしたが、地合のおかげで想定内でしたスミダコ
※積水ハウス良いよ!買ってね!という記事ではありません。私の個人的な独り言、積水ハウスについて財務分析ができている訳ではないのでご注意下さい※皆さまいつも読んで下さりありがとうございます😌✨私はインデックスと高配当の両刀使いの投資手法なのですが💮私の手法↓✅インデックスオルカン・sp500✅高配当アメリカのETF(SCHD・VYMが主力他にもHDV・VIG・SPYDを持ってます)日本の個別株(三菱商事・NTT・三井住友FG・東京海上・INPEX等)下がった時に買う大切さ
x.comx.com上記より引用高配当!
株式投資初心者が大きな利益を得るために注意しないといけないこととが一つあります。それは、「いつ」株を買って「いつ」株を売るのかのタイミングに囚われすぎてしまうこと。もちろん利益を最大化するために売買タイミングは重要なんですが、それよりももっと、、、成長が期待できる「個別銘柄」を選ぶことが重要です。タイミングよりも銘柄選びが重要大きな利益を狙うためには、タイミングを計るのではなく、成長が期待できる「個別銘柄」を選ぶことが重要です。多くの優れた投資家が大きな利益を上げているのは、適切な銘柄選定を
「一度の“良い投機”は、一生をかけて慎重に投資する価値がある」という言葉を聞いたことがありますか?投機というと、大きなリスクを取るイメージがあるかもしれませんが、実はうまくやれば大きなリターンを狙うことができるんです。ここでは、私の経験をもとに、この考え方をシェアしていきます。私の経験過去に私が投資した銘柄の中で、いくつかはそれぞれ数倍以上のリターンを生み出してくれました。特に2018年頃に起こった大麻株関連ですね。この成功例は、私にとって「良い投機」と言えるものでした。では、どうやってこん
こんにちは!今日は、株式投資でよく使われる「移動平均線」についてわかりやすく説明しますね。移動平均線(MovingAverage:MA)とは、ある期間の株価の平均を線で表したものです。この線を使うと、株価の激しい変動を平均化できるので、日々の細かい動きに惑わされず、全体の流れがつかみやすくなります。例えば、5日、25日、75日の3つの移動平均線がすべて上向きなら、それは「明らかな上昇トレンド」と言えます。逆に、5日線が下向きで、25日線と75日線が上向きの場合、「短期的には調整中だけど、
PER(株価収益率)は、会社の利益と株価の関係を示す指標で、株価が割安かどうかを判断するために使います。投資を始めたばかりの方でも、このPERを理解することで、より賢明な投資判断ができるようになります。一般的に、PERが低いほど、その会社の利益に対して株価が割安であるとされています。PERの計算方法PERは次の計算式で求められます:[PER=株価÷1株あたりの純利益(EPS)]例えば、株価が1000円で、1株あたりの純利益(EPS)が100円であれば、PERは10倍になります
どうもこんにちは。投資の手法はいろんなものがあります。例えばモメンタム投資法(上昇トレンド)これは、株価チャートが上昇トレンドを示している銘柄に注目する手法です。この投資法では、株価が継続的に上昇している銘柄に投資し、その上昇が今後も続くことを期待します。これにより、投資家は短期的な価格変動にとらわれず、長期的な成長を見込んで投資を行うことができます。例を見ながら理解していきましょう。次の株価チャートをご覧ください。このチャートを見てどう感じますか?チャートはきれいな上昇トレン