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暑いですね(汗こんな暑さでも子どもは元気に外で遊んでいますが...。そういえば、自分が子供の頃には「熱中症」などという言葉はなかったような。。真夏もここまで暑くなかったのかもしれません。ところで、お問い合わせなども多い「お料理ごっこ」の、かなり程度の良い中古リペア品を販売中です。おそらく、制作から30年程度経過しているものですが、カツラ材のエイジングも良い感じに濃くなってきていて、使用感もさほどありません。あまり遊んでもらえなかったのかな。。数カ所、
人気のあるひめひきだしの、希少な無色(クリアー塗装)タイプの程度良好な中古リペア品を販売中です。この商品は色付きと無色のものがあり、20年以上前からは色付きのものだけになっているので、この無色のタイプは希少品になります。こちらも20〜30年経過していますが、使用感がほとんどなく、未使用ではなさそうですがかなり状態が良いです。全体をお米由来の木部用蝋ワックスで丁寧に磨きクリーニングを施しました。艶も蘇っています。ひきだしの中のフェルトもきれいです。
少し大きめなお弁当箱くらいのサイズの檜(ひのき)の木箱。説明抜きで手渡されたら、一体何が入っているんだろう?って考えてしまうと思います。中身は、檜のつみきなんです。諸戸百年檜という、とても高価なブランド材で作りました。銀座歌舞伎座の檜舞台は、日本中を何年もかけてリサーチした中から、この諸戸の百年檜が採用されています。この特別な檜でおもちゃを作っているメーカーは、多分うちだけだと思います。あかちゃんに優しい、角を大きめに
現在在庫切れの「はじめてのあかちゃんつみき」。寺内定夫の木のおもちゃではいくつかのあかちゃんつみきのセットを販売していますが、こちらはリーズナブルで人気があり、現在在庫切れ中のもの。アトリエで10年近く外気に触れる状態で保管していたものです。日焼けしたわけではなく、直射日光は当たらない場所で見本品として置いていました。良い木材は時間の経過で美しくエイジング=経年美化していきます。中身のつみきはまだ新しく、最近磨き仕上げしたばかりのもの。つみきパーツ自体も、外気の触れる
このお料理ごっこも、1970年前後から販売しているロングランの人気商品ですが、やはりカツラ材の入手困難から10年以上前から廃盤になっています。30年前後制作から経過した未使用品を、お米から作られた蝋ワックスで念入りに磨き仕上げをして出品しました。お料理ごっこでここまで程度の良い品はとても珍しいです。北海道産のカツラ材を無垢でたっぷりと使い、丁寧に仕上げています。ご存知のように、今は「ウッドショック」と呼ばれる、様々な要因による木材の高騰に加えて、それ以上に木工職人
寺内定夫が、昔からこだわり続けてきたひきだしの玩具。ひめひきだしは今も制作を続けているロングラン商品ですが、そこから派生した、鏡のついた可愛らしい小ひきだしが、ごっこの鏡台です。最後に制作したロットの分が、かなり在庫が少なくなってきました。10色から選べるひきだしの色も、在庫切れの色が出てきました。そのため、こちらで色を選んでセッティングしたものをいくつか販売中です。こちらはオールドローズとアンバーの組み合わせ。暖色系で派手すぎない、上品でスタイリッシュな配色
小さな子どもだと、両手で抱えるのが一杯一杯なほどの、大きな木のトラックのおもちゃ。この「トラックつみき」も、カツラ材をたくさん使うために早い段階で生産終了にしてしまった商品の一つです。あまり一般には知られていないと思いますが、まず、日本は先進国の中で国土に対する森林率がほぼナンバーワンであるということ(1〜2位は多分北欧の国)。もう一つは森林は多いのですが、広葉樹は成長が遅いため、一時期乱伐されたためもあって木材として使える広葉樹が少なく、成長の早い植林された人工林の針葉樹ばか
2月9日発売のカーサブルータス3月号、こどものためのデザイン100選にうちのおもちゃが選ばれ、掲載されました。この雑誌の性質上、どうしてもオトナ目線のデザイン重視に偏るのは致し方ないところ。。うちのおもちゃがよく言われるのは、こどもがよく遊ぶ、でもデザインも良くて、両方なところが凄い、ということ。数年前にも、ウッドワンという木製建築資材最大手の企業が選ぶ、日本の木のおもちゃメーカー5選にも選ばれました。とっても小さいメーカーなのに、選んでもらえるのはやっぱりそういうところなの
昨日は東京も珍しく本格的な雪になり、夜までに10cmくらい積もりました。積雪は4〜5年ぶりです。気温も0度くらいと寒く、ほぼ一日部屋にこもって古いおもちゃの磨き作業をしていました。木のおもちゃってみんな一緒、そんなに差はない...と思ってる人も多いと思いますが、実際は全く違うんです。良い木のおもちゃって、そもそも数少ないですが、とても良い木材を使って作っています。うちの商品、寺内定夫の木のおもちゃ・てのひらえほんの木のおもちゃは、日本で最も良い木材を使っているおも
20年くらい前まで生産販売していた、カツラ材のベッドです。長さ35cmと、おもちゃとしてはかなり大きなサイズで、シンプルだけど重厚なデザインが存在感があります。一見してわかるように、ムクのカツラの木をたっぷりと使うため、カツラ材が枯渇気味になってからは作れなくなりました。半世紀前のデザインとは思えない洗練されたフォルム。また、エイジング=経年美化した北海道のカツラ材が美しいんです。誰でも知っている、ネズミが主人公の絵本の「ぐりとぐら」が寝
この写真は、ひめひきだしの最後の在庫をご購入いただいた、東京にお住いのお客さまからいただいたもの(掲載許可済み)。小さなひきだしがいっぱいあって、それを開けたり閉めたりするのって子ども心にとって、とてもワクワクしますよね。楽しそうに開けたり閉めたり、いろんなモノをしまってみたり。夢中になってる感じが伝わってくる写真です。このひめひきだしは完売して現在在庫がありませんが、この商品より少し小さい、10コのひきだしのある「10のひきだし」の古い未使用
早いもので、今年も残りあとわずか、もうすぐクリスマスがやってきて、すぐに大晦日、お正月と慌ただしい年末です。ところで、グッドトイ、林野庁長官賞を受賞した「おうちごっこ」ですが、おかげさまでナチュラル色は完売していますが、ミルクホワイト色はまだ在庫があります。年内はSALEを続けるつもりですので、東京おもちゃ美術館やおもちゃコンサルタントの間でも話題のこの商品、お考えの方はぜひこの機会に!白いおうちはクリスマスのプレゼントにも良いですよ。今ならまだクリスマスイブにも間に
うちのおもちゃで過去最もよく売れた商品は、おそらく「あかちゃんつみき」です。今でこそ、角を大きく丸めた優しい手触りのあかちゃんのためのつみき、として多くのメーカーなどが出していますが、この角を大きく丸めたつみきの元祖がこのあかちゃんつみきなんです。実際、同業者の間でも、このつみきは有名で、あかちゃんのためのつみきなら寺内定夫さんの所のものとよく言われていて、最近は卸をしていませんが、昔は日本中の木のおもちゃの専門店から引き合いがありました。10年くらい前には、無印良品の
先日、愛知県に在住のお客さまから、古い汽車つみきのリペア依頼を受けました。おそらく、40年前後前に制作したカツラ材の汽車つみきで、お客さまが子供の頃に遊び、その後お兄さんやお姉さんのお子さんが遊び、今度は昨年生まれたご自身のお子さんに遊ばせたい、とのこと。このような状態で、本当にキズだらけです。でも、作っている側としてはこんなにキズがつくくらい遊んでもらえたことはとても嬉しいのです。今は、おもちゃで遊ばない子が増えてきている印象があります。小さい頃からス
おそらく、30年以上経過している「10のひきだし」を2点、販売中です。外に出さずに、しまいこまれていたまま保管されていたようで、多少エイジングしてきていますが、色落ちはあまりしていません。センの木の無塗装部分は少し褐色がかってきているので、かなり時間が経過しているのがわかります。ひめひきだしもそうですが、実際このくらいが一番良いところかもしれません。20年、30年という時間の経過が作る情緒感、雰囲気というのは最初から作れるものではないので、やはり価値があると思います。
2019年に、グッドトイ及び林野庁長官賞を頂いた「おうちごっこ」。このおもちゃも1970年代頃からずっと変わらないデザインで生産、販売を続けているロングセラーの商品です。うちのおもちゃは、ロンングセラー、息の長いものが多い(というかほとんどの商品がそう)のが特徴で、よくお客さまから長い間変わらないで作り続けていることを褒められます。これも、他のメーカーにはない、唯一無二のものではないかと思っています。2年前に新たにたくさん作ったおうちごっこですが、おかげさまでナチュラル塗
女の子がお化粧ごっこ遊びを楽しめる「ごっこの鏡台」。いわゆる、おもちゃのドレッサーですが、うちの商品はカラフルでも上質感があるので安っぽくなりません。ずっと手元に置いておきたくなる木のおもちゃです。ひきだしの色は10色用意していますが、人気のある色は在庫がなくなってきています。色をこちらでセレクトしたごっこの鏡台を、お値引きで販売中です。北海道産の広葉樹、センの木を使い、一台一台手作りで丁寧に仕上げました。ひきだしの色は水性塗料で何度も重ね塗りをして深
1965年度に玩具で初めて、日本グッドデザイン賞を受賞した仲よし車のトラック。そのアウトレット品の荷台に8つのあかちゃんつみきを積んでみました。意外にすんなり収まって可愛い感じです。つみきは磨きたてでスベスベです。元々はカツラ材で作っていたこのトラック。10年くらい前から諸戸百年檜(ヒノキ)でデザインはそのままに復刻再生産しています。仲よし車ではこのトラックと組立車がグッドデザイン賞を受賞しています。なんでアウトレットかというと、荷台が少し古い保
諸戸の百年檜で作ったゾウの親子の在庫が残りわずかです。大きな材を使い、制作費もかなりかかるので、そんなに作れない商品です。全長が19cm、厚みが5cmもあるゾウさんらしいどっしりとした大きさです。小さな子どもと比べるとこんな感じ。動物の大きい木のおもちゃは特に男の子は大好きなんですよ。重たいおもちゃは危ない!なんて野暮なことは言いっこなしです。子どもは、頭の中でアフリカの草原を思い浮かべながらゾウさんを転がして遊ぶと思います。悠々と、伸びやかな遊
新バージョンになったロングラン商品のけやきままごととけやきの収納箱のセットを販売中です。この収納箱は、基本受注製作で1か月ほどかかりますが、こちらは即納できるのでお待たせしません。けやきままごとは20年ほど前までは収納箱とセットで販売していました。ただ、次第に木材価格も職人の手間賃も上がり、価格が高くなってしまうために箱とのセットは取りやめています。蓋はお盆(トレー)にもなります。セットで作っていた箱よりも、こちらの受注生産の箱の方はかなり良い作りになっています。
うちのあかちゃんつみきは、諸戸百年檜という特別なヒノキで作られています。ヒノキは結構ピンキリの差のある木材です。なぜかというと、よく手入れされ間伐を行い管理された山のヒノキと、放置気味で管理もおろそかなヒノキとはかなり品質に開きが出るからです。あかちゃんつみきは、自分で植物性の油脂原料塗料の塗装〜磨き仕上げをしているのですが、美しい檜を磨いているといつも癒されます。板目の木目の流麗さ、年輪の細かく詰まった柾目...。諸戸の檜のような上質の檜材は、目が細かく淡いベージュの
20年くらい前から廃盤商品になっている「さくらままごと」。ひきだしのある箱は今や入手困難なカツラ材ではなく、ブナ材なのですが、やはり国産のブナは貴重です。日本にはブナの森はたくさんあるにもかかわらず、製材としてはほとんどを輸入のブナ(ビーチ)に頼ってしまっています。ただ、廃盤になった最も大きな理由はやはり制作コストがかかるため値段が高くなってしまうから。20年くらい前の最後のカタログでも、2段つみきの次に高価な商品で、汽車つみきより高かったです。アトリエ倉庫で長い間保管
2019年度に、林野庁長官賞及びグッドトイに選出された、究極のドールハウス「おうちごっこ」のホワイトバージョンをとてもお求めやすい価格でセール中です。戸建て住宅で最も多い外壁色が白ということもあり、白いおうちは人気が出るのでは、と考えて作ったのですが、思ったより売れませんでした。人気のあるナチュラル色と同じ、北海道の広葉樹センの木を使い、むしろ白の方が凝っていて手間がかかっているんです。工場からは、白の制作費は高くしてほしいと言われていたくらい...。写真で見ると
15年くらい前まで販売していて、今は廃盤になっているこっとんパズル。いわゆる「型はめ」遊びのパズルおもちゃですが、いろんなメーカーが同じような商品を出していて、うちが元祖というわけではないと思います。デザインも寺内定夫ではなく、うちのスタッフがデザインしたもの。カツラ材がそろそろ少なくなって来つつあって、白太(樹皮に近い白い部分が混じる)の材を有効活用しようとして作った商品の一つです。四角、三角、丸の穴にうまくはめるとこっとんコロコロと、小気味の良い音を立ててつみ
角を優しく丸めたあかちゃんのためのつみきはうちが元祖なのですが、そのあかちゃんつみきを15個収めたとてもお得なセットを販売中です。四角い紙箱の中に、こんな風に2段に重ねて収めました。箱は、数十年前に「いしころつみき」を販売した時に作った箱なんです。石ころの形をした木のつみきは、今ではかなり色々出ていますが、こちらもうち(寺内定夫)が元祖です。こちらの商品でした。これ、実は制作してくれる木工所がなかなかない、難しい作品なんです。旋盤でカットするときに指が危ないので.
小さな夢のかけらをそっと忍ばせておく、家具とも玩具ともつかない弊社オリジナルの「ひめひきだし」。小さなひきだしが30個もあるこの商品は、子どもも大好きですが、大人の方にもおすすめです。2017年に生産したロットが最新のものになるのですが、かなり在庫残りが少なくなってきました。数量限定で数台ですが、卸しの価格(定価の3割引)でSALE中です。これはかなりお得な値段なので、迷っている方はぜひこの機会に!次の生産から値上げになってしまうのはほぼ確実です...。ひめひきだ
町づくりつみきの見本品をお得な値段で販売中です!この商品も、50年くらい前から販売しているもので、以前はカツラ材で作っていました。カツラが枯渇してしまってからは長い間廃盤でしたが、10年くらい前から檜(ひのき)で復刻しています。街やクルマなどに見立てられるパーツに、信号機とバス停がセットになっています。人形は大人と子ども?がそれぞれ3体ずつ。意外に、このようなつみきは他では見かけないです。家と信号、人のサイズ感がみんなバラバラなんです。でも、子どもは意に
今日は諸戸百年ひのきのあかちゃんつみきを塗装しました。塗装と言っても、透明の植物性油脂原料(体には無害です)を塗りこむので、着色ではありません。ひのきなどの針葉樹は、広葉樹と違い木の中の油分が表面に染み出して来ることがあります。クリア塗装しておけば油分の染み出しを防ぐことができ、また耐久性もできます。塗装を終えて並べて乾燥中。1日乾かしてから、目の細かいサンドペーパーで磨き仕上げします。サンドペーパーは数種類のイギリス製のスポンジ研磨剤を使用しています。以前
けやきままごとは、以前は専用の木箱付きで販売していました。もう20年以上前になるのですが、木材の値上がりなどに伴い、価格を抑えるために箱の生産は終了しました。今は箱を受注制作で作っています。箱の本体価格2万円と、結構高価なのですが、とても高級感、特別感のある作りです。もちろん、国産のけやき材。トレー(お盆)にもなる蓋はシナ合板です。以前の箱よりも厚い材で、さらにしっかりと作りました。ままごとをこのように食器棚として収納できます。
好評のけやきのイスと丸テーブル、テーブルの在庫がなくなりました。イスの方は少し多めに作っていたので、廃盤のカツラ材の丸テーブルとセットにしてみました。カツラもけやきも共に国産材の広葉樹です。戦後、というかもう江戸時代の頃から、木材は乱伐され成長の早い針葉樹のスギやヒノキばかり植林したために、森林はいっぱいあるのに広葉樹が本当に少なくなってしまいました。けやきは固く重量感がある材ですが、同じ広葉樹でもカツラは柔らかく、針葉樹並みに軽い材です。カツラの木でおもちゃを作るメーカーはな