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高田崇史さんの『卑弥呼の葬祭天照暗殺』を読みました。いくつもの謎が謎を呼ぶ展開…。結末に唖然とするばかりか、何かとんでもないことを知らされてしまったかのような気分になる、エンターテイメント性に満ちた1冊でした。PickItem卑弥呼の葬祭天照暗殺(新潮文庫)[高田崇史]楽天市場楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る高千穂の夜神楽の真っ只中で男性の首なし死体が発見された。一方、宇佐神宮では御霊水の井戸に禍々しいものが
『古事記異聞』<オロチの郷、奥出雲><京の怨霊、元出雲>に続き、<鬼統べる国、大和出雲><陽昇る国、伊勢>を読みました。大和出雲では、大神神社を中心に、伊勢では二見興玉神社、伊勢神宮等について、主人公・橘樹雅が謎を追っていく物語。一応、<鬼統べる国、大和出雲>で<出雲編>は完結ということですが、その最後に「出雲と伊勢は、金胎不二・一体分身で同体」という言葉を聞き、そのまま伊勢編へとつながる流れになっています。記紀に隠されてしまった謎を解こうとする雅たちに引っ張られるような感覚で、と
この間のアマゾン便で届いた高田崇史さんの「源平の怨霊」この小余綾俊輔のシリーズを読むのはこれが初めてです。こちらではQEDシリーズのように殺人事件は起こらず、純粋に歴史の謎解きをするお話となっていて、歴史好きな私には大いに楽しい読書になりました。お話は源平合戦と鎌倉幕府に関するもので、去年一生懸命見ていた「鎌倉殿の13人」の立役者たちが沢山出て来ますから、ついでに演じていた俳優さんたちの顔も浮かんできて面白くなってしまいました😆このお話には「吾妻鏡」のことも出て来ますから、「吾妻鏡」を
私の好きな作家さんを紹介するコーナー、第8回は高田崇史さん(★をクリックすると読書日記にJUMPします)QEDとは、昔むかし数学で習った「証明終了」の意味だったかと。現代で起こった事件を解決する際に、歴史で習った諸々の事象の裏に隠された怨念なども解き明かしていく感じ…かな(⌒-⌒;)とにかく「そんな秘密が隠されていたのか!」といった気づきが、堪らなく楽しい!百人一首の呪六歌仙の暗号ベイカー街の問題東照宮の怨式の密室竹取伝説龍馬暗殺そう言えば…浪人の時の漢文の授業で、い
高田崇史さんの『古事記異聞』シリーズ。第1作の「鬼棲む国、出雲」を読んだのが、ついこの前だったような気がしていたのですが、なんと5年も前でした。「シリーズの今後の展開が楽しみ」とブログにも書いておきながら、追っかけていなくて、すでにシリーズは5作目まで発行されていました。ということは1年に1作は書かれているということですよね。すごい!さて、とりいそぎ、2作目の『オロチの郷、奥出雲』と3作目『京の怨霊、元出雲』を読みました。ちなみに4作目は『鬼統べる国、大和出雲』、5作目は
あなたもスタンプをGETしよう「旅に出るならどこへ行きたい?」GWも天気がイマイチだったし、仕事もあったりで、どこにも出かけず終い・・・今なら決心すれば1~2泊の旅行くらいできそうです。まぁ財政と体調的に、少々問題ありですが(;^_^A行きたいのは鎌倉とか・・丁度「源平の怨霊/高田崇史」の二度目を読了した時ですし。今回は地図や年表を傍らに置かず、iPadを使って気になった事柄や場所を、表示させて楽しんでいました。静御前で検索すると、鶴岡八幡宮舞殿鎌倉まつり
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朽羅神社長さ6尺(≒1.8m)×広さ4尺(≒1.2m)堅田神社長さ4.4尺(≒1.3m)×広さ5尺(≒1.5m)×高さ6.5尺(≒2.0m)棒原神社長さ6尺(≒1.8m)×広さ4尺(≒1.2m)×高さ7尺(≒2.1m)上の三社は伊勢神宮125社の摂社・末社・所管社でおそらくは標準的な大きさと思われる社殿です。それぞれのサイズはWikipediaに載っていたものです。正確なものかは不明ですが、見た目でだいたい納得のサイズです。どれも同じサイズだと
こんばんは~今日はハマっている高田崇史さんのQEDシリーズについて少し順調に読み進めているのですが、どこまで記事にするか、考えあぐねてしまって、書けていない特に「東照宮の怨」とサブタイトルのついた第4作は今年の大河ドラマが「どうする家康」なので。詳しく書きたいけど、書く時間が取れない読むの止めて少しずつ書けばいいので。言い訳ですが。なんか止まらなくて~次から次へと読んでいる主人公タタルさんとヒロイン奈々ちゃんがなかなかくっつかないのが先が読みたくなる原因のひと
こんばんは~今日は日曜日で。本来なら大河ドラマの記事を書く日ですが。今週はQEDシリーズの続きにさせてください。「どうする家康」は、明日昨日の記事↓『鎌倉の闇①☆QEDシリーズ』「鎌倉の闇」QEDシリーズ高田崇史著講談社文庫2007年発行こんばんは~すっかりハマっている感がある高田崇史さんのQEDシリーズ。読み終わっている3冊の…ameblo.jpさて、続きです。奈々ちゃんの妹・沙織ちゃんの取材に付き合って、鎌倉を散策しているタタルさん。3人で鶴岡八幡宮・段葛にやってき
「六歌仙の暗号」QEDシリーズ高田崇史著講談社文庫2003年発行こんばんは~今日も、先週までに3冊連続で読んだ『QEDシリーズ』の記事です。次女(小6)が担任の先生に薦められて読んでハマり、次女がわたしに薦めて~わたしがハマりつつあるQEDシリーズ主人公のタタルさんを含め、気に入っているキャラがいるわけではないのですが。(次女はタタルさん、スゴく気に入っている)なんかシリーズものって、読破せずにはいられないのよね~もともとこの手の本は馴染みがあるので。難なくサッと読め
こんばんは~お陰様で次女は熱も下がり、元気にしております♪今日わたしはのんびり本を読みました。次女が学級文庫で借りてきて、気に入って、わたしにも薦めてきた、高田崇史さんのQEDシリーズ↓『学級文庫⭐QEDシリーズ』こんばんは~先ほど次女に頼まれて、本を2冊古本で注文しました。講談社文庫高田崇史さんのQEDシリーズ次女のクラス担任の先生がオススメの本で、学級文庫にこのシリ…ameblo.jpこの時に買ったQEDシリーズ1作目が「百人一首の呪」高田崇史著講談社文庫2002年発
1.QED百人一首の呪QED百人一首の呪(講談社文庫)Amazon(アマゾン)902円2.QED六歌仙の暗号QED六歌仙の暗号(講談社文庫)Amazon(アマゾン)1〜5,039円3.QEDベイカー街の問題QEDベイカー街の問題(講談社文庫)Amazon(アマゾン)792円4.QED東照宮の怨QED東照宮の怨(講談社文庫)Amazon(アマゾン)803円5.QED式の密室QED式の密室(講談社文庫
坂本龍馬暗殺の背景や真犯人を推理する物語と、蝶ヶ谷村で起こった殺人や自殺の事件を追う物語が混ざっている。坂本龍馬暗殺にいろいろな説があることは知っていたけど、あまり詳しくはなかったので読んでいて面白かった。蝶ヶ谷村の事件はなかなかヘビーだったように思いました。QED龍馬暗殺(講談社文庫)Amazon(アマゾン)1,056円
こんばんは~先ほど次女に頼まれて、本を2冊古本で注文しました。講談社文庫高田崇史さんのQEDシリーズ次女のクラス担任の先生がオススメの本で、学級文庫にこのシリーズの第2巻「六歌仙の暗号」があり、ここのところ夢中で読んでいて。スッゴくおもしろいんですって基本、娘の興味に興味があるので。わたしも読んでみたいし。買ってあげちゃいましたわジャンルはホラーミステリーらしい買ったもう1冊はこちら↓「鎌倉の闇」ですって北条氏のことですか?と思ってしまうけど、歴史は出てこないかもな
1月はなぜか勝手におとなしくしている月と思っていたら、本当にそうなりました。年明けからコロナで動けず、翌週にはワクチン打って副反応で動けず、でもなぜか精神的には元気‼️体調的には決して良くはないのですが、なぜか全てデトックス、悪い物が出て流されているイメージです。最近は浅見帆帆子さんの影響で、1月中に今年やりたい事を100書き出すをやってみると、ほぼ俳優業に関することばかりでした😁そして日常生活で毎日続けている事として何個か書いた事が今のところ続いてます。いつも3日坊主なあたし
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます初代国立劇場さよなら公演歌舞伎✕落語コラボ忠臣蔵応援中☆芝翫さんが勘平したの1993年6月の三越劇場なのですね😊監修:中村芝翫とのことなのでお父様の思い出もあるのではないかな?と気になるところ。このときの思い出聴きたいなと思いました。三越歌舞伎やらないかしら。三越劇場華麗で好き🌸さてさてさて!落語家さんや講談師の神田伯山さんや作家の高田崇史先生がコラボ忠臣蔵を観に来ていたりしてSNS時代ならではな感動が…💖一般の方々
2022年11月7日に高田崇史「QED憂曇華の時」を読了しました細男舞と傀儡舞、何となく過去に見た神事を思い出しましたが、それもそのはず、タタルの解説中に神社の名前も出てきました。(私が観たのは福岡県、タタルが言っているのは大分県だけど)また、隼人の流れから、私も行った百體神社、凶首塚、化粧井戸も登場!しかし、化粧井戸の説明書きの内容は、正確には覚えていないところで、磐井の乱のことは知っていますし、百體神社で読んだ説明からも、隼人に対する仕打ちはエグいなぁと思いましたが、安曇氏はそれ以
2022年11月4日に高田崇史「QED神器封殺」を読了しました「熊野の残照」の続き…的な??皇室の氏神で、天皇の守護神として重んじられていた御巫八神とは、神産霊、高御産霊、生産霊、足産霊、玉留産霊、大宮乃売、大御膳都神、事代主。伊弉諾尊も伊邪那美も含まれていない。確かに!天照大神や素戔嗚尊の親神という位置付けなのだから、親神も怨霊神であってもおかしくない!しかし、袋綴じ部分は話が細かすぎる上に、エピソードというより事例の列挙で、全く頭に入ってきませんでした日本書紀や古事記の編纂を命
2022年9月27日に高田崇史「QED月夜見」を読了しました嵐山周辺⇒松尾大社、月読神社(月読社)、櫟谷宗像神社(櫟谷社と宗像社)、衣手神社(衣手社)、野宮神社(斎王が潔斎した場所)※松尾大社に月読社・櫟谷社を合わせて「松尾三社」と称され、これに宗像社・三宮社・衣手社・四大神社を加えた七社は「松尾七社」と称されるのだそう。(三宮社と四大神社は境内社)太秦周辺⇒広隆寺、大酒神社、蛇塚古墳行っていないところがあるので、その内に行ってみようと思います。三貴神=三鬼神=蘇我氏の素戔嗚尊、
2022年9月25日に高田崇史「QED白山の頻闇」を読了しました白山神社と江戸吉原の2編が収録されていました。加賀国一の宮の白山比咩神社、御祭神は菊理比売命。菊理比売命は、古事記には出てこず、日本書紀に一度登場するだけなのに、全国各地に白山神社があるのはなぜか…。という謎に迫る今作。まだ高田崇史さんの中で仮説段階だから短編なのか。金澤神社は、鋳(芋)と鉄穴(観音)と砂鉄で、金が採れたことを暗示。白山比咩神社は元々、鶴来町の舟岡山に神地を定めたのが始まり。鶴来は剱であり、また、鶴は
2022年7月25日に高田崇史「QED諏訪の神霊」を読了しました諏訪湖の周りにある、御柱祭で有名な諏訪大社。出雲の建御名方神が封じられているということで、出雲との関わりも明らかになっていき、早く諏訪大社に行きたいぞついでに、母神奴奈川比売関係の神社も!あと、出雲から諏訪に移動する際のルートの一部も説明されていて、早く敢国神社や南宮神社に行きたいぞ…と、大盛り上がりでした。でも、諏訪に行こうと思ってるのはまだもう少し先なので、早く読み過ぎました
2022年9月23日に高田崇史「カンナ奥州の覇者」を読了しました奥州と言えば、もちろん阿弖流為!神様の御用人にも阿弖流為が出てきて、阿弖流為と母禮の顕彰碑や片埜神社の向かいの首塚に行ったりしました。(清水寺は随分と前に行きました)また、東北にはアイヌの人たちがいたと推測される話は、「アイヌ文化で読み解く『ゴールデンカムイ』★」でも出てきました。しかし、開発が進んで遺跡や寺社がなくなったり移転させられたり、行政地区の統合で地名や漢字が変わったり、神社が合祀されて御祭神が分からなくなったり
2022年9月23日に高田崇史「カンナ吉野の暗闘」を読了しました突然、井光が出てきてびっくりしました東南院から勝手神社へ向かう参道を右手に入った一角に井光神社がある、…。私が行った井光神社はココですが、作中に出てくる井光神社は善福寺の井戸のことではないだろうか…。「井」は水銀坑、「光」は金鉱脈。なるほど、吉野に天智天皇や持統天皇がたびたび来ていたのは、重要なスポットだからなのね上千本の水分神社は水ではなく水銀を分けていたのだとか。行ってみたい!もうひとつ、若狭も突然、出てきてびっく
2022年9月20日に高田崇史「カンナ天草の神兵」を読了しました天草の乱が、実は元支配者側の残党が絡んだ反乱だったことは聞いたことがありますし、天草四郎は豊臣秀頼の遺児であるという説もきいたことがあります。だからこそ、加担者は皆殺しでなくてはならないし、原城は徹底的に破壊する必要があったとも。既に死骸となった加担者を放り込んだ穴に、更に石をたくさん投げ込んで徹底的に証拠隠滅したとも。ただ、前提として、なぜこれほどキリスト教が受け入れられたのかとか、なぜ一郎ではなく四郎なのかとか、その辺
2022年9月16日に高田崇史「カンナ飛鳥の光臨」を読了しました結局、振り出しに戻りまして、カンナは蘇我氏や聖徳太子の謎からスタート。もう、楽しくて楽しくて仕方がないです!行ったことのある場所も登場しますが、そこで違和感を感じたかというと、残念ながら、全く何も感じずでした。甲斐の進化の兆しはこの時に既に見えていたんですね。それにしても…辻村深月さんも解説に書いていますが、授業で習ったことを全てが事実と思って疑いもしなかったんですよね。高田崇史さんに出会うまでは。いや、今でも高田さ
2022年9月3日に高田崇史「カンナ京都の霊前」を読了しました「神は自分を不幸に陥れた出来事から、我々を守ってくれようとする」と書いてあるのを読み、思わず膝を打ちました。心中した2人を祀る露天神が恋愛成就のスポットで、不思議だったんですよね。藤原氏より蘇我氏に思い入れがあるのは宝塚歌劇団月組公演「飛鳥夕映」、また、月読命に関心があるのは宝塚歌劇団月組公演「LUNA」の影響かと思っていました。なんだかね、藤原氏は嫌すぎてあと、藤の生態を調べてから、今では藤、特に山中に自生している藤を見
2022年9月1日に高田崇史「カンナ出雲の顕在」を読了しました甲斐は上野、竜之介は油日に住んでいる模様で、油日神社は行っていましたが、信長協奏曲のロケ地のつもりで行っているので、ブログには何の情報もない。これは出直しだな途中で出てくる月読神社も、出雲大社ももちろん行っています。何となく懐かしいです。それにしても、そうか、そうきたか!古代豪族について調べないと、誰と誰がどういう関係かなのか、分からなくなってきました。(そもそも分かっていない)何にしても、まつろわぬ者たちにとても興味があ
2022年7月27日に高田崇史「カンナ戸隠の殺皆」を読了しましたこのシリーズは初めてなのですが、戸隠神社が気になって読んでみました。ここで「伊勢の曙光」に繋がる話題が出てきて、まぁ、天岩戸だから当然と言えば当然ですが、出雲に夢中で天照大神はご無沙汰なので、なんか楽しいそれにしても…、主人公が忍者、友人も忍者、ペットも忍者犬、敵も忍者、めっちゃ面白い!!!「忍者の里を旅する」を読んで戸隠の神社のことを知ったのですが、読み返さなくては…。
五年前の9月には、『30年目の「十角館」』というイベントに行っていました。今年は35周年だそうです。『十角館』から読み直してみたくなります。※イベントは撮影・掲載許可あり2022年9月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:5118ページ■ecriture新人作家・杉浦李奈の推論IVシンデレラはどこに9月2日著者:松岡圭祐■京の怨霊、元出雲古事記異聞9月4日著者:高田崇史「出雲」といえばもちろん島根ではありますが、京都