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昨日リハビリに行く送迎車の窓から桜の花を観ました先週は咲いていなかったのに昨日の桜は満開でしたどの桜も一所懸命咲いていました【咲き満ちてこぼるる花もなかりけり】高浜虚子喜びも悲しみも幾年月1957年公開木下恵介監督激動の時代をくぐり抜けていく究極の人間讃歌です当時わたしは16歳でし
〈著者に聞く〉坪内稔典さん(本紙俳壇選者)が評伝「高浜虚子」を刊行2025年4月2日〈著者に聞く〉坪内稔典さん(本紙俳壇選者)が評伝「高浜虚子」を刊行【文化・解説】www.seikyoonline.com
角川「俳句」4月号岸本さんのとっても好意的な記事です。ボクとしては、評伝『高浜虚子』を読まない人はもぐりの俳人、と思いたいです。うふふ。
すいません。昨夜は深夜残業して・・・遅くなりました。感想・・・続けます。26.屋根の影まろみゆくなり春の夕円路掲句、「屋根の影」という暗色に対しての「春の夕」のまだ明るい日差しのコントラストでした。影が「まろみゆく」という表現も春ならでは・・・と思いました。着眼点が良かったです。あずさ発車す黒雲と春疾風特急「あずさ」で思い出すのは・・・昭和の歌謡曲「あずさ2号」ですね。信濃路を行く特急列車です。「あずさ」も走って行くものならば、「春疾風」も疾風(しっぷう)として駆け抜ける
こんばんは🌛今夜は「松本たかしの現代性」について考えてみたいと思います。松本たかしは、僕のだいすきな俳人です。とても繊細で深い俳句を詠みます。ではまず、松本たかしがどんな俳人なのか、AI君に尋ねてみましょう。松本たかし(まつもとたかし、1906年1月5日〜1956年5月11日)は、昭和初期から中期にかけて活躍した俳人であり、伝統俳句と近代的内面表現の橋渡しをした存在として高く評価されています。■略歴と背景本名:松本孝(まつもとたかし)東京・青山の能楽師の家に生まれ、父は能楽の
3月23日Tさんの月釜へ伺いましたこの日はおしのぎ付きで午後から開始お酒をいただく気満々で電車(新幹線)で向いました暖かい日となり着物の下に履いていたスパッツをやめました着物備忘録お召十(徳川将軍家の定め紋)の江戸小紋空色で八掛けには「雪月花」帯は「シルクロード」の袋帯衿秀の銀の帯締め待合には木の下にうずくまる馬と肘傘の男性の画和歌があります「言の葉のおのづからなるまことより天地をこそ動かしにけ
それでは・・・いつもながらの感想を付させて頂きます。3.まだやまぬ関節痛や沈丁花笑い仮面上五の措辞「まだやまぬ・・・」に惹かれました。「まだやまぬ・・・」ということは、いつか止むことを期待・希望して日々生きているという証と思いました。「沈丁花」の香りに、その希望を感じました。自分も最近、手指、足先の末梢神経障害を抱えてます。シンパシーを感じました。ホスピスの庭ちんまりとばら芽吹く舞台は「ホスピスの庭」そこに「ちんまりと」バラが芽吹いた訳ですが、こちらも「芽吹き」に何かしら
口ごたへすまじと思ふ木瓜の花星野立子木瓜(ぼけ)の花・・深紅なものは「緋木瓜」といい、写真のように一つの木に濃淡の違うピンクや白などが混じるものは「更紗木瓜」と言います。作者の星野立子は高浜虚子の娘なので、掲出句の「口ごたへすまじ」は父の高浜虚子に対してかも知れませんね。虚子に可愛がられた立子、ときには口ごたえがあっても不思議ではないと思いますが。口ごたへすまじと思ふ木瓜の花
すいません。結果報告遅れました。なんか・・・今年は花粉症がいつもより酷くありません?今回13名、39句に計65点が入りました。それでは結果発表に参ります。【漢字席題】2月参加作品より「節、天、間、見、側」【4点】7.寝起き良き赤き頬っぺた初節句百々世草12.助手席の窓にプードル万愚節ハイジ2名様、巻頭おめでとうございます。【3点】3.まだやまぬ関節痛や沈丁花笑い仮面11.龍天に昇る六十路の一人旅日記【2点】2.天井
【バングラデシュ人民共和国独立記念日】1971年(昭和46年)3月26日、パキスタンから独立してバングラデシュ人民共和国に。人口は約1億7000万人、首都はダッカ。【鉄幹忌】歌人で、詩人でもある与謝野鉄幹の命日。享年63。本名は寛(ひろし)。1900年(明治33年)に雑誌『明星』を創刊し、浪漫主義運動の中心人物。与謝野晶子の夫でもあり、彼女との間に11人もの子をもうけた。「妻をめとらば才たけて顔うるはしく情けある」の歌は有名。【犀星忌】1889年、石川県金沢市に生まれた詩人・小
撮影日3/24/2025撮影地平尾台犬ふぐり/おおいぬのふぐり◆季節春◆分類植物------------------------------------------------------------------ゴマノハグサ科の越年草の花。在来種の犬ふぐりはほとんど見られず、ふつうヨーロッパ原産の大犬のふぐりをさす。早春、道端や野原に這うように広がって群生し瑠璃色の花を咲かせる。------------------------------------------
2025年3月24日(月)1793句【季語】花/春花にゆく老の歩みの遅くとも高浜虚子(たかはま・きょし)1874〜1959年。俳人。昨年の3月24日の句→これはこれは『これはこれは〜正岡子規』2024年3月24日(日)【季語】初桜/春これはこれはあちらこちらの初桜正岡子規(まさおか・しき)1867〜1902年。俳人、歌人。昨年の3月24日の句→…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
吾祖父加藤義雄俳号芳丁家業の電気店を全て婆さまに任せて俳句放蕩の私のお爺ちゃん師匠は池上浩山人祖父の俳句のモデルに私のこと多かったことに気がつきました。父との大げんかも句になっている。そうそうあの時はお巡りさんが来たっけ^^❤️当時の電気店の経営状態もなるほどと思わず笑って読みました。抜粋して掲載浩山人の明治神宮句会の編集をしていたお爺ちゃんいつも着ている穴の空いたセーターから謄写版のインクの匂いと大好きなお酒の匂いがしました。江戸っ子で新橋芸者と深川の着物の染
1月に横浜市中区にある三溪園に行きました。こちらの三溪園はとても素敵な庭園なので、年に数回行きます。2024年の1月にも行きました母と何回か一緒に行った事があるので、そのことからも行きたくなる場所です。最近は主人が盆栽が好きなので盆栽展がある時に行ったりします。三溪園は庭園だけでなく貴重な建築物が色々とあります。ゆっくり巡ってみました。高浜虚子の句碑もありました。ニホンスイセンもたくさん咲いていました!小さめで可愛らしいですよね。初音茶屋今まで何回か来ていてもあまり知らなか
2025.3.22Sat月齢:22.07下弦の月、二十三夜月、弓張月私は映し出すために溶かす秩序を解き放ちながら解放というスペクトルの音とともに私は果てしなさ(無限)のマトリックスを確信する私は二倍になった自分自身の力に導かれるIdissolveinordertoreflectReleasingorderIsealthematrixofendlessnessWiththespectraltoneofliberation
ごはん、お吸い物(とろろ昆布)、かぶのぬか漬け、鯖の水煮缶(大葉)、ほうれん草のお浸し、目玉焼き昨日の東京は、結構、雪が降りました。と同時にドカーンと「雷」一発。いわゆる「春雷」です。春雷(しゅんらい)は、春に鳴る雷のこと。立春(りっしゅん)から立夏(りっか)の頃までに発生する雷。寒冷前線(かんれいぜんせん)通過時に発生する界雷(かいらい)で、雹(ひょう)を伴う事もある。立春の頃の雷は春の到来を伝えるともいわれ、冬眠していた地中の虫たちが雷鳴に驚いて目覚めるという意味から「虫出し
あっという間に彼岸になりました。今年は「三寒四温」なんて・・・徐々に暖かくなる・・・どころではなく、とにかく気候が極端になったなと感じます。今回13名、39句が揃いました。それでは句稿一覧をアップします。【漢字席題】2月参加作品より「節、天、間、見、側」1.側見氏の天間林や四旬節2.天井のしみ見つめたり春愁3.まだやまぬ関節痛や沈丁花4.天丼をUberEats花の宴5.剪定の枝の間を白き雲6.啓蟄や蛙が出でて鯉を見る7.寝起き良き赤き頬っぺた初節句8.天蒼し
普通返り咲きと言えば春に咲くはずの花が秋に咲くことを言います。特に桜がよく俳句に詠まれています。日に消えてまた現れぬ帰り花高浜虚子の句です。返り咲きの花の光に透き通る儚さがよく出ていますね。でも、自宅の小さな庭ではなぜか秋に咲くはずの石蕗(つわぶき)が今咲いています。秋の返り咲きの弱々しい感じではなく、力強く生き生きして、瑞々しいです。石蕗は日陰に咲くことが多く、少し陰気なイメージでしたが、この春の花を見て印象が全く変わりました。レモンイエローの元気な色です。フキの仲間なので若い茎は煮物
青森県平川市に鎮座しています猿賀神社です。昨年の八月中旬、蓮の時期に参拝しました。あかい堂(水天宮)です。御祭神水波能女神、龍神様胸肩神社へ。胸肩神社(弁天宮)です。御祭神市杵島姫命由緒創建年等の詳細は不明です。日吉神社。御祭神事代主神胸肩神社(弁天さま)の息子とされ、両社が近くにお祀りされる例が多いそうです。鏡池の蓮と歌。『代馬は大きく津軽富士小さし』高浜虚子
青森県平川市に鎮座しています猿賀神社です。昨年の八月、蓮の時期に参拝しました。この日は青葉の手水舎。池上神社です。御祭神少彦名神孔雀柏(くじゃくかしわ)、牧野富太郎博士命名。一般的に西日本の暖かい地域に見られ、北国には大変珍しいそうです。柏は新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、「子供が生まれるまで親は死なない」、「家系が絶えない・子孫繁栄」など、古くから縁起を担いで親しまれています。猿賀神社、拝殿です。
今年の椿も花付きが良くないのですが侘助椿がぽつぽつ咲いていますこちらは太郎冠者家の裏の狭い場所ではこちらの侘助が嬉しいことにたくさん咲いてくれています小夜侘助かと庭散歩椿に向ひまた背き高浜虚子
白牡丹といふといへども紅ほのか流れ行く大根の葉の早さかな高浜虚子角川書店の「俳句」3月号で上の句を挙げたある論者は「一物の凄みが感じられる」と言っている。ほんとうだろうか。前句は「いふといへでも」と捻って読者に期待を持たせ、「紅ほのか」という意外な表現へ展開したところがすごい。後句もはほぼ同じで、「早さかな」という表現がなんとも意外なのだ。つまり、一物の凄みがこれらの句にあるわけではない。ちなみに、以上の展開の意外性は一種の取り合わせがもたらしている。はっきり言っておこう。「一
わかるでしょ「わからないこと」わかるでしょ想像の余地創造の境地「詩以道志」と教わってきた中国人にとって、「俳句」は、「天書」より難しい。俳句を教えてくださっている方に「如何に自分の心を分かりやすく伝えるかは、大変難しいですが、少しでも俳句の入り口に辿り着きたいと思います。」と言ったら、以下のような返事をくださった。>俳句は、お考えの『如何に自分の心を>分かりやすく伝えるか』とありますが、>それは大いに間違えです、>この考え方ですと俳句は主観的な表現に>なってし
『現代俳句ハンドブック』(雄山閣)には「現代俳句用語100語」があるが、そこに「一物仕立て」があり、本井英さんが「内容的にも音調的にも明確な句切れを持たない句」が一物仕立ての句だと解説している。一物仕立ての例として本井さんが挙げているのは高浜虚子の「箒木に影といふものありにけり」。この句、虚子の写生句として有名だった。句の構造としは正岡子規の「鶏頭の十四本もありぬべし」とほぼ同様。子規のこの句もかつて俳人の間で有名だった。でも、俳壇を超えて有名になったかというとそうでもないのではないか。
最後の一本/唄美空ひばりブロ友さんのブログで見つけたこの曲美空ひばり「最後の一本」の最後とは何の事だろうかと聴いてみました。あいにくの雨日曜日、暖かな春日和になりました。スーパーのレジ近くに置いてある月刊誌などちょっとした小冊子の棚いつもは購入せずに横目でながめながら素通りするのですがきょうは、300円の本を久しぶりに買いました。その本の裏表紙に書いてあった「あいにくの雨」あいにくの雨は
「沈丁花の香の石階(せっかい)に佇みぬ」<高浜虚子>「沈丁の四五花はじけてひらきけり」<中村草田男>暑さ寒さも彼岸までという諺があるが、その彼岸が間近い。▼早咲きの桜も咲き始め、いよいよ春本番。このころになると民家の庭先や公園で咲
「読売新聞」2025年3月9日
備忘メモ7俳句の成り立ち●俳句の起源は、鎌倉時代に成立した「連歌(れんが)」にある。連歌とは、五七五の上の句と七七の下の句を複数の人が交互に詠み継いでいく文芸(遊び)。室町時代になると、正統な連歌から分岐して、次第に滑稽な内容や日常的な題材を扱う「俳諧連歌」=「俳諧(はいかい)」が生まれ、庶民の間に広まっていった。*「俳諧」の本来の意味は、こっけい、おどけ、たわむれ、滑稽、諧謔(かいぎゃく)のことだが、「俳諧連歌」が広まることで、その略称として使われるようになった、。●江戸時
3月も「桃の節句」も終わり、春の雪に翻弄され・・・ご案内遅れて申し訳ございません。今月の募集要項を記します。・漢字席題1句・句型・技法の課題2句合計3句を募集します。【漢字席題】2月参加作品より「節、天、間、見、側」、の5文字から一文字を句に詠み込んでみてください。【句型・技法の課題】1)類想・因果関係を避ける例句を記します。衣ずれの音のゆかしき晴着かなこの場合、「晴着」→(だから)→「衣ずれの音のゆかしき」となる、こういう因果関係であったり、ありきたり
2025年3月7日(金)1776句【季語】ものの芽/春ものの芽のあらはれ出でし大事かな高浜虚子(たかはま・きょし)1874〜1959年。俳人、小説家。昨年の3月7日の句→人に死し『人に死し〜夏目漱石』2024年3月7日(木)【季語】冴返る/春人に死し鶴に生まれて冴返る夏目漱石(なつめ・そうせき)1867〜1916年。小説家・英文学者。昨年の3月7日の句…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」