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今回紹介する小説は、「男」が長い長い夢を見る物語です。タイトルから察せられるように、祖父や父といった祖先や、歴史に名を残す人々が、彼の夢に登場します。姿かたちはおぼろ気で、聞き覚えのある声が聞こえてもその声の主を思い出せないまま、瞬時に次々に場面は変わってしまいます。「男」が声や音に敏感なのは、彼が50年にわたりついてきた職業の影響です。なにがしかの物思い未満の片々がうっすらと漂うばかりで、男は自分がかたちもない意識だけのガスになっているらしいことを知る。夢を見ている当の「男」は自分自
↓秋からこっち、途切れながらも何かしら読んでいる。『「読書の秋」と行きたいところ』いつまでも暑いですね。それでも朝晩、少し涼しくなった?ような気がしないでもない。日の入りは早くなったし、セミの鳴き声もほぼ聞こえなくなった。少しずつ季節は動…ameblo.jpこのあと『きたきたシリーズ』計3冊、『ボンボン彩句』『堪忍箱』…と宮部さんの短編を読み、長尾Dr.の『歩くだけで治る』シリーズ3冊や薬膳系、医食同源系の料理本?啓発本?などをサラッと読み、さて次は何にするかな、今日
■映画黄金を抱いて翔べ■2012年■妻夫木聡・浅野忠信・桐谷健太・チャンミン・西田敏行概要ベストセラー作家・高村薫が1990年に発表し、第3回日本推理サスペンス大賞を受賞したクライム小説を井筒和幸監督、妻夫木聡主演で映画化。過激派や犯罪者相手に調達屋をしてきた幸田は、大学時代からの友人・北川から銀行地下にある15億円の金塊強奪計画を持ちかけられる。幸田と北川は、銀行のシステムエンジニア・野田、自称留学生のスパイ・モモ、北川の弟・春樹、元エレベーター技師の爺ちゃんを仲間に加え、大胆不敵
新潮文■黄金を抱いて翔べ■髙村薫(1953-)■1990年■サスペンス・クライム/倒叙■日本推理サスペンス大賞概要銀行本店の地下深く眠る6トンの金塊を奪取せよ!大阪の街でしたたかに生きる6人の男たちが企んだ、大胆不敵な金塊強奪計画。ハイテクを駆使した鉄壁の防御システムは、果して突破可能か?変電所が炎に包まれ、制御室は爆破され、世紀の奪取作戦の火蓋が切られた――。日本推理サスペンス大賞受賞、圧倒的な迫力と正確無比なディテイルで絶賛を浴びた著者のデビュー作!(裏表紙紹介文)
12月に読んだ本マークスの山高村薫・早川書房(単行本)・1993年刑事・合田雄一郎シリーズの1作目『マークスの山』を図書館で予約、借りて読んでみました文庫の方が手に取りやすいけど、文庫化にあたり作者の改編が著しいということで単行本を選択『レディ・ジョーカー』(シリーズ3作目)が初・高村薫作品だったので謎だらけ&情報過多で…『レディ・ジョーカー』ではお前が主人公なのか!という、激遅タイミングで現れた主人公の刑事・合田(ゴウダ)に翻弄される(ゴウダじゃなくてアイダと読
おはようございます。練馬(アメダス)の気温は夜明け前に-0.6を記録しました。この冬の初氷点下。朝、ベランダに出て植物の様子を見たとき、風邪はなかったけど寒い!って感じました(その時のベランダ気温は4度ほど)。チャイナリトルレモン(キンカンとミカンの交配種だそうです)の実の「ミカン色」が徐々に濃くなってきています。これ酸っぱいらしいけど、どんな味なのでしょうか?米の値段、生産量や在庫量から見て以上に高かったのですが、これからは下がってくるそうです。当然のこと。高値で仕
小説「我らが少女A」高村薫毎日新聞出版高村薫の人気シリーズ合田刑事もの最新作。今は警察学校の先生をしている合田ですが、昔の未解決事件に関係のあった女性が殺害され、当時の関係者たちが昔の事件を思い出していくというお話。約10名程の登場人物がそれぞれ一人称で語っていくのですが、通常そういう場合、一章ごとに区切るものですが、本作ではなんと、短いものだと3行とかで語り口が変わります。最初は目まぐるしく語り口が変わっていくのに慣れませんでしたが、高村薫のキャリアでも、こういう新
あなたが政治について語る時(コルク)Amazon(アマゾン)「街とその不確かな壁(新潮文庫)」:村上春樹氏を読んだショックがまだ、尾を引いている。同じ感覚の人が多いのでは?とYUUTUBEなどで探ってみるが、意外に皆冷ややかである。そこには今更感が伝わってくる。何故、今、書き直し?という長い休眠状態を憂うものである。確かに、村上氏はメタファーの多い作家である。更に、どの作品も連動しているので、途中の作品から読みだしても中々理解し難い作家である。それを以て、村上氏を批判するの
11/9~11/11と2泊3日で金沢を旅してきました。今回もJYUNKOさんとのエンジョイ・ソロライフ旅。10月に手にした五木寛之氏の「金沢さんぽ」は素晴らしい金沢ガイド本でもあり、インスパイアされまくりました。嬉しすぎてブログがかなり長くなってます初日は出発時から大阪も雨なら金沢も雨模様金沢は犀川と浅野川と二つの川があり(ちなみには犀川)、この二つの川の周辺文化のちがいが面白いことを五木氏が語っています。坂を楽しむ五木氏の云う通りさっそく坂が登場、緩やかで散策にはもってこいだわー
墳墓記/高村薫【1000円以上送料無料】楽天市場2,090円文体が。。。難しくて挫折してしまいました。。。🙇日の名残り(ハヤカワepi文庫)[カズオ・イシグロ]楽天市場1,650円映画「遠い山なみの光」を見て予約したものの一つイギリスの古き良き時代を懐かしむ執事の旅当時は旅するのはさぞかし大変なことだったのでしょうね周到な用意ぶりに少々驚きました私はイギリスには行ったことないのですが風景が思い浮かぶようで叙情溢れる描写と訳が素晴らしいなぁと思いました
か、どうかは微妙なところですが(笑)モチベーションのためにも褒められたということにしておこう。今日は午後からヘルパーさんがいらしていつも通りお掃除と段ボールの回収をお願いしました。段ボールはたまたま担当の方がお子さんの学童で段ボール(と缶)を集めているそうでwinwin状態で助かっています(๑•̀ㅂ•́)و✧昨日は一日中なんだか寝てしまって明け方ようやく目が覚めたのですが、しばらくひたすら怠惰にd(゚ー゚*)ネッ暮らしていたおかげか、何日かにほんの数時間ずつ片付けをチマチマ出来ていたの
入院時の読書とスペース確保のため、電子書籍に以降して久しい。が(*゚Д゚)❗️電子書籍化否定派の作家の中に私の必読作家さんがいたことを後になって知ったいや、気持ちわかりますよ。私だって紙の本好きだし、叶うならば手触りや装丁をふと愛でたい。が、そこは一応雑誌や印刷物のデジタル化に捧げて来たとも言える仕事人生そしてスペースも去ることながら、本の重みに耐えられない私の腕力ついでに知ってしまった読みながらそのまま検索や参照出来る利便性。何より。フォントサイズを大きくしたり、部分的に拡大縮
アラフィフ◆図書館で借りて読んだけど購入して手元に置いておきたい本『マークスの山』初めての方はこちらもどうぞ→★『マークスの山』完読メタくそ長かった長編小説『マークスの山』著者:高村薫ようやっと完読しました分厚い上に1ページ上下段ですからでもこの本を読んで本当に良かった私の中ではめちゃめちゃ心に響いた本の一冊です初版をどっかで手に入れて自分の本棚に入れておくつもりどう読んでもBL
お題の話は後にして、今朝のつぶやき女性初報道の次同日の学徒出陣式の映像言葉をつなぐのが結構難しかったのだけど、この事実に結構驚いたので載せておきたかったのだ。1943年10月21日、雨の中学徒出陣式が決行された、その映像がXだと思うのだけど、流れてきたのだ。とあるニュース記事の次に。悪い冗談だ、だけど多分何かを意味しているのだろう、私のXにおいては。で、お題の話なのだけど、買ったのは理解している。単行本だったんだ…合わせて1000円程度だったのに。だけど、なんで買
アラフィフ◆やめられない!とまらない!で睡眠時間3時間弱あんまり面白いから初めての方はこちらもどうぞ→★読書の怖さ今日は自分を褒めてあげたい昨夜は睡眠時間3時間弱それでも普段通りに仕事をした私ってエライ!(昼ご飯後はホンマに死ぬほど眠かった……)ま寝不足は自業自得なんですけどね以前ブログで書きましたがネットサーフィンでだらだらと時間を無駄に過ごすくらいならその時間を読書にあてよう👇️『アラフィフ◆
"万博「国力の衰退如実」高村薫さんが会期途中から感じた変化"https://l.smartnews.com/m-6nYFUfSg/Zfzfxo万博「国力の衰退如実」高村薫さんが会期途中から感じた変化(毎日新聞)2500万人の来場者を受け入れた大阪・関西万博は13日、熱気に包まれたままフィナーレを迎えた。閉幕を前に取材に応じた作家の高村薫さんは「国力の衰退を感じた」と語った。【写真】万博、最後の見納め多額の税金投入に足る成果見えず大阪・関西万博の会場に開幕直後に一度だけ足を運んだが、日
「レディー・ジョーカー」脚本:前川洋一監督:水谷俊之鈴木浩介原作:高村薫『レディ・ジョーカー』合田警部補役:上川隆也日之出ビール城山社長役:柴田恭兵岡田経友会顧問田丸役:中村嘉葎雄物井清三役:泉谷しげる半田巡査部長役:豊原功補高村薫原作ドラマ「マークスの山」に引き続き、「レディージョーカー」を観ました。実際に起きた事件を調べ、原作の小説を読んだパートナーの俊昭さんからドラマと違う部分を教えてもらいながらの鑑
『マークスの山』『レディ・ジョーカー』は共に高村薫さんの傑作です。『マークスの山』は、二十代で亡くなった親友の自宅へお線香をあげるため訪問した時、自室の本棚にあったものを頼んで頂いできました。『マークスの山』は、親友が生前「すげぇ面白いから読め」と私に言っていた本でした。読んでみると、探検部時代に親友たちと一緒に登った南アルプスが舞台として登場していました。感動のラストは圧巻です。素晴らしい作品で、心からお勧めする本です。刑事が主人公の小説で、これ程おもしろい本を他
レディ・ジョーカーby髙村薫終わらないで~って思うほど面白かった株の話や企業の黒い部分は難しかったのですができるだけ丁寧に読んでいました文庫で3巻もあったので終わり方ががっかりだったら嫌だなと思っていましたが「レディ!」の声で締めたのが素晴らしかった嬉しかったと言っても良い後味の良さでしたおかげ様でこの間証券会社のホームページ開けてみたり競馬も何回かやってみたり興味もってたこと思い出させてもらったのも個人的にはよかったこのあともちろん他の髙村薫さ
昨年末に手術をしたものが再発し先日から入院していましたこの短期間での再手術となるとは思いもせず拒否(え。どうにもならず、堪えきれずまたお世話になりましたタイミング良く?購入していた本と音楽も聴けたらとイヤホンもしっかり持って高村薫さんは高校生の頃読んで衝撃だった方のおひとり。久ぶりに拝読しましたがやはり深い。また他の作品も読み返したくなりました。気がかりなのは元気が落ちかけの観葉植物さん水やりキャップなるものを見つけたの
こんばんわ。今日は、暑さを避けて自宅籠り。練馬の最高気温は36度でした。高村薫さんの「我らが少女A」読み終えました。この小説の展開に欠かせないSNSやゲームについての知識がほとんどない私。LINEもXもほぼ経験なし。ゲームは子供の時に入り浸っていた近所のボウリング場のピンボールや射的ゲーム、「デジタルもの」は、少しだけハマったインベーダーゲーム程度の「経験値」の私が、このゲームとSNSで出来上がっているような物語をそれなりに面白く読めたのは、物語の舞台になっている地域をよく知ってい
おはようございます。練馬は快晴。猛暑日らしいもわっとした薄い青空が広がっています。昨日、ベランダの山椒の木で育ったアゲハが羽化しました。自宅に戻ってきたときには蛹は蛻(もぬけ)の殻でした。蝶が飛び立った街(環七が近いし)には熱中症患者対応?絶えず救急車が行き交っています。で、一句。救急のサイレンの街発つ揚羽蝶(あげは)少しずつ読んでいる高村薫さんの「我らが少女A」。文庫版下巻の真ん中辺りまで読んできて、物語(事件)は核心に迫ってきました。残りは一気に読
少女は、女優になる。と言っていたはずなのに、同棲中の男に殴られ死んでしまった。そして少女がまだ少女だった頃に起きた未解決事件が動きだした。死んでしまった人を思い出し、まだ子供だった愚かな時代を思いだす。生きて行くという事はいつかは死ぬ、それはいつ来るともわからない。感慨深い。
久々に1人で本屋へ。好きなだけ滞在して最高な時間です。新書が読みたいけど今の握力弱の私には重たいし不向き。文庫本の棚をウロウロ。やぁーーーーーー!久しぶりぃーーーーーー!と再会したのは人間ではなくこちら!20代に好きで読んでいた高村薫さん。『マークスの山』『レディ・ジョーカー』のシリーズが本当に好きで🎵こちら初めて見る作品でしたが私が子育てしている間に合田さん(刑事)は若いキレキレの刑事さんから大学教授になっていて驚きで。一緒に歳をとっていました笑高村さんの作品は
昨夜から気温が下がり、涼しい一日だった。30度以下って、こんなに体が楽なのか、と、感動エアコンで室温を下げているのとは、違う感じがする。気温が上がる前に散歩に出ようと焦る必要も無いので、午前中、ストレッチ動画をのんびりやったり、シャワーを浴びたりしてからゆっくり散歩を兼ねた買い物に出た。図書館にも寄った。毎日こんなだったらなー📚📚📚最近アイルランドが舞台の小説をよく読んでいる。それで、私がアイルランドものを読んだのは、この本が最初だったな
【中古】地を這う虫/高村薫【著】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}落ち着いた心理描写、高村薫の『地を這う虫』今回は高村薫の短編小説『地を這う虫』のご紹介です。元刑事の田岡を主人公にした静謐な心理劇です。刑事を辞職し、いまは薬品会社の雑務と夜間の倉庫警備という地味な仕事を掛け持ちする田岡。その背後には、かつての捜査中に関わった事件と、ある“判断”がもたらした後悔が影を落としています。物語は、田岡の現在の暮らしを淡々と描きつつ、彼の心に渦巻く
日経の「私の履歴書」2025年6月は早川書房社長・早川浩氏が登場。6/28には日本の作家の名前が並んでいて、早川社長とは好みがあうなあと思って見ていました。栗本薫『グイン・サーガ』高村薫『マークスの山』小池真理子『恋』伊藤計劃『虐殺器官』逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』『グイン・サーガ』は全てを手放しでは認められないんですが、出だしは面白いんだ出だしは早川社長が挙げたこの5作はどれも好きなんですけど、ダントツで好きなのは『マークスの山』です。マークスの山(ハヤ
上巻346下巻311中々の長尺読み終える高村薫「我らが少女A」ふ〜久々にかなり活字に集中したかも27歳風俗店アルバイトの女性が殺されたのをきっかけに12年前の絵画教室を主催する老女の未解決殺人事件が再捜査されることに…12年前の捜査責任者が合田雄一郎だった今は警察大学校の教師を務めているが勤務先は当時の事件現場に近く再び陰ながら再捜査に関わっていく…巻頭に地図が掲載されているけれど中央線武蔵境・東小金井・武蔵小金井西武多摩川線新小金井・多摩・白糸台
今日は予定ゼロ…でやることは読書・編み物まず高村薫の「我らが少女A」を読む次は昨日のうちに底部分が完成したので側面に入る…これはまだ立体的ではないけれど編み進むと段々と立ち上がってくる黒はスマホ・ポシェット大きさの目安…明日の完成をめざしているけれどどうかしら?洗濯・料理・買い物の家事以外の時間は読書→編み物→スマホを3周?ズッと一つをやり続けるとシンドイので1時間ほど一つに集中して次へ…の繰り返し間にティーorコーヒーブレイク入れながらで「我らが少
昔夢中になって読んだ高村薫特に刑事物「マークスの山」「照柿」「レディ・ジョーカー」主人公は合田雄一郎…エンタメ小説なのだけれど硬質な雰囲気が強くサッと読める小説ではなかったけれどハマった昔の弁当箱のように厚い単行本があった細かい活字2段‼️今なら読めない…他に「リヴィエラを撃て」は日本にもこんな国際的エスピオナージ小説を書く人が❗️と驚いたのも記憶している高村薫凄い…とさて合田が警察学校の教官として帰ってきた⁉️上346ページ中々のボリュームだ