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5月3日(金・祝)川崎市麻生市民会館大ホール解説馬場あき子狂言『素襖落』(大蔵流山本東次郎家)シテ(太郎冠者)山本東次郎アド(主)山本凜太郎アド(伯父)山本則重(休憩)能『羽衣』・舞込(喜多流)シテ(天女)友枝昭世ワキ(漁夫白龍)舘田善博笛:藤田貴寬小鼓:森澤勇司大鼓:大倉慶乃助太鼓:小寺真佐人地頭:香川靖嗣面:シテ「万媚」らしいアフタートーク馬場あき子司会山本東次郎友枝昭世毎年、GWのこの時期に行われる、素晴らしい企画。連続
★歌誌「かりん」4月号から短歌結社「歌林の会」は馬場あき子先生が作られた結社です。毎月、歌誌「かりん」を発行しています。私は「かりん」の編集委員として、編集作業に尽力しています。最近郵便事情が悪く、「かりん」の配達が遅れ気味です。そのため、歌をブログに掲載するのも遅れるようになりました。遅くなりましたが、4月号から、引用します。まず私の歌、それから溝口真帆の歌、それから黄郁婷(ファンユーティン)の歌です。世界は一つ東京日置俊
日曜日は、朝日歌壇である。今日は、わたしの歌が掲載されていた。馬場あき子氏選第2席、佐佐木幸綱氏選第6席、重選である。子の髪型ウルフカットというらしい顔はウサギに似ているくせに馬場あき子氏は、「第二首はウルフカットの髪型に、改めて思う流行の力を」と評している。ウルフカットは流行しているのか。女性の髪型に疎いわたしは、全然知らなかった。美容室で髪を切ってきた娘が、ウルフカットにした、というのを聞いて初めて知った言葉である。娘は、上の前歯の真ん中の2本が大きく(父の遺
さくやこの花かりん1月号歌誌「かりん」の1月号で、馬場あき子先生が長く連載中の「さくやこの花」を読みました。これは「かりん」のホームページでも公開されている文章なので、ここにリンクを張り、また全文を引用します。「さくやこの花」は、馬場あき子先生が、ご自分の歌に解説をしておられる貴重な頁となっています。いずれ一書にまとまるはずですが、毎月、誌面で深いお話を聞けることは、ありがたいことだと思っています。今月採り上げられた歌は、衛星のごとく互(かたみ)にありたる
12月21日【白菜を】白菜を一つ抱えてしぐれする師走の街を走るさびしも馬場あき子---------------------白菜を一つ抱えながら、傘もささず冷たい時雨が降る師走の街を走る人がいるさびしいものですね#和歌#白菜を#馬場あき子
さくやこの花歌誌「かりん」の12月号で、馬場あき子先生が長く連載中の「さくやこの花」を読みました。涙が出てきました。これは「かりん」のホームページでも公開されている文章なので、ここにリンクを張り、また全文を引用します。「さくやこの花」は、馬場あき子先生が、ご自分の歌に解説をしておられる貴重な頁となっています。いずれ一書にまとまるはずですが、毎月、誌面で深いお話を聞けることは、ありがたいことだと思っています。今月採り上げられた歌は、亡き人はまこと無きなり新しき年
12月17日今朝も郷隼人さんの短歌を目にすることができました。永田和宏選哀愁と郷愁湛え汽車が行く夜のサリナス大平原を(アメリカ)郷隼人馬場あき子選ジョン・レノンと西岡徳江お二人の今日は命日12月8日(アメリカ)郷隼人
幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々2023年5月27日公開2019年に文化功労者に選ばれた歌人、馬場あき子を追ったドキュメンタリー。コロナ禍で生活が変わる中、文化に触れ歌を詠み続ける春夏秋冬に密着した。あらすじ昭和3年生まれ、2023年で95歳になる歌人、馬場あき子。戦争中は軍需工場に学徒動員され、空襲で家を焼け出される経験もした。その後は教員として戦後民主主義教育の現場に身を置きながら、経済復興による創造と破壊や、60年安保闘争などを駆け抜けた。そして、うつろな豊かさに
笑顔の素敵なあなたへこんにちは!サーフィン大好き!道子です!ひょんなことから、2018年5月50歳でサーフィンを体験人生が変わってしまうほどの最高の体験でした!現在55歳1998年(30歳)に発症・診断を受けた膠原病と片頭痛もよくなり2019年6月(51歳)からステロイドフリー2021年6月(53歳)に病人卒業しました2020年6月(52歳)から本格的に果物生活をスタート今夢中のサーフィンほか、日々の生活のワクワクすること心が動いたことを書きます紅型
地より芽が一筋天を仰ぎただ伸び伸びてゆくようにひとはみな一筋に何かをひとつ天へ天へと伸ばしていっているのでしょうその自覚が有る無いに関わらずきっと必ず久しぶりにその方をお見かけしたのは雑誌和楽のショッキングピンク色の表紙の号をお友達が見せてくれてその一ページ目の巻頭コラムをどうやら毎号連載されているのだろう見開きの短い読み物そしてこの号のお題は恋の相談あああの方らしいなと思った大変失礼ながらもうお幾つに
弾うけて斃(たお)れし人は撮されぬその血も見えずその声もなく歌人;馬場あき子……この歌はウクライナの状況を受けて詠われた。今、イスラエルとハマス、つまりガザの惨状を一滴の血も流さず、その臭いも嗅がず、ただ観ている自分を振り返ると何とも言えない申し訳ない、居心地の悪い気分になる。どんな理由があろうと、こういうことが起こった時に真っ先に、そして最後まで犠
今夜のEテレ「心の時代ライブラリー」は「歌詠みとして今を生きる」と題して馬場あき子さんを取り上げた回の再放送がありました。1928年生まれ、17歳の時に敗戦となりました。喜多流の能「黒塚」を見て感銘を受け、喜多流に入門します。「黒塚」への共感が後に『鬼の研究』として実を結びます。「黒塚」は安達ケ原の鬼女伝説にもとづく能です。山伏の一行が一夜の宿を求めて泊まった所の主は鬼女で、開けるなと云われた寝所には白骨が山を成していました。山伏によって調伏された鬼は、恥じて去
こんばんは。先日、「旅先で読んだ本」という記事で東北旅行中に読んだ2冊の本をご紹介させていただきました。今日は、その後に読んだ本で、ちょっと繫がりのある本、繫がりを感じた本を2冊、ご紹介させていただこうかなと思います。一冊目は、弘前の「まわり道文庫」さんで見つけて買った『季節のことば』歌人馬場あき子さんの古い随筆集です。これを書かれたのは60代の頃でしょうか…先月、馬場あき子さんのドキュメンタリ
今日も20日の朝日歌壇から。山添聡介くんの歌が、馬場あき子氏に選ばれていた。二重とび最高記ろくは26大きなアナベルいっぱいさいた(奈良市山添聡介)下の句の「大きなアナベルいっぱいさいた」には感心した。とても小学4年生で詠めるものではない。二重とびの新記録を達成した喜びが、たくさんの大きなアナベルと、よく響き合っている。ふつうの小学生ならば、下の句にも二重とびのことや記録達成の喜びを詠むところであろう。たとえば、「練習の
この人この一曲【第2回】『二人静』馬場あき子先生ご登場の瞬間カワイィ~(失礼)お元気なお声と姿勢は能の修行によるものと、現役の歌詠みがおっしゃる。「舞う姿勢は生きる姿勢そのもの、観ていれば分かる。」と、シテ方お二人を選ばれた理由をお話になった。中尊寺(佐々木氏)の能舞台は床の柔らかさが違うとおっしゃる。素人には確かめようのない事だが神社仏閣の神楽殿や能舞台でお話を聞く機会が皆無ではないのでそんな折には心して体感しておこうと考えた。『二人静』
名古屋では今年3月に名演小劇場の“休業”宣言があり、7月には名古屋シネマテークが閉館するという、ミニシアターでの鑑賞を主としていた映画ファンにとっては、まさに最悪の一年かもしれません。残る劇場に頑張ってもらうしかないというのは、かなり無神経な言い方。頑張らねばならないのは、やはり映画を見る側の問題かな。閉館する名古屋シネマテークで7月に見た映画は11本。その一方、名古屋駅西のシネマスコーレで見たのはこの1作品のみ。90代になってもなお精力的な活動を続ける歌人・馬場あき子の日常を捉えたドキュ
「幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々」歌人馬場あき子さんの、93歳から94歳にかけての日々を追ったドキュメンタリー映画です。映画を観ると、その自然体な姿とエネルギッシュさに驚きます。歌壇の大御所、第一人者であるのに、少しも偉ぶったところがなく誰にでも明るく気持ちよく接し、いつも楽しそう。ハキハキとよどみなく話し、テキパキと動き、スタスタと歩き、トントンと階段を登り…お出掛けには着物を着て、川崎市内の自宅から電車と
猛暑の中、新百合ヶ丘にバスを乗り継いで出かけた。馬場あき子の一年を追ったドキュメンタリー映画「幾春かけて老いゆかん」を観る為だ。今日は監督さんとのトークショーがあるので、会場は整理券を求めて長蛇の列ができていた。上の写真、ちょっと整然としているのは、開場時間になって、整理券毎に呼ばれて入場している所だから。さて、いよいよ映画が始まるというので会場が暗くなった途端、お隣に馬場先生が座られてびっくりした映画が終わる頃にいらっしゃるとばかり思っていたので…
7月22日(土)川崎市アートセンターアルテリオ映像感(アルテリッカ新百合)歌人(ワタクシにとっては能人)馬場あき子の、93歳から94歳にかけての1年を見つめたドキュメンタリー映画。現在は95歳のはず。済みません、以下、敬称略で。勿体ないほどの大先輩で、尊敬すべきお方なのだけど。まだ矍鑠としていて、お元気で能公演の解説などで度々拝見、拝聴している。映画芸術として、黒澤明などの映画作りとは違うのは当たり前で、ドキュメンタリーなのです。だから、映画の善し悪しと言うより、映画を見ての
弾む馬場さん!昨日は大阪・十三で馬場あき子さんを撮った映画を観ました。歌と能にかかわって生きる馬場さんが弾んでいます。足が痛いと言ってやや足を引きずっているように見えるのですが、でも、弾んでいるのです。観た後、いい気分になって映画館のそばの「がんこ」で岩ガキと鱧を肴に生ビールを飲みました。いい日でした。
大阪府富田林市すばるホール桃朱書道教室です🍑7月第2週目水曜日大人クラスのみのお稽古でした。午後1時から午後5時大人クラス皆様熱心です!向上心をしっかり持ってお稽古に来て頂き嬉しいです先日95歳の歌人馬場あき子さんのドキュメンタリー映画を見に出かけました。昭和3年生まれ5年前に亡くなった母と同じ年。シャキッと着物を着て毎日を溌剌とお元気な仕事ぶりに圧倒されました。映画の帰りに紀伊國屋書店へ早速著書購入しました。馬場あき子さんの人となりを更に深く読みたいと思いまし
かりん6月号作品について前月号の10首かりん2023年6月号の作品より、馬場欄から10首選びました。前月号の10首として、7月号に掲載されています。前月号の10首馬場欄おちてゐて蛙の足は乾きをり足のみありぬみづかきありぬ渡辺松男微動だにせぬアヲサギのしづく型のからだをきらきら駆けめぐるもの浦河奈々さくら降る窓が明るむ会議室それでいいですと言いそうになる古谷円場違ひの香りふりまき仏壇に王女のごとき白百合ゑ
正観さんによると…。(旅じょうず入門…昭和57年)●その他の公共宿舎以上、一般人の利用が多い宿舎のほか、健康保険加入者には安くなる健保保養所42軒、(2016年は318ヶ所あったそうです)、厚生年金施設(厚生年金会館など)45軒、(今は50施設)、労働福祉事業団体休養所11軒(今は8軒)、農林年金会館10軒(今はもうないかもです)もある。あまり一般に知られていないが、共済組合の積立金で建てられたものがかなりあり、これも空いていれば、(予約ができれば)組合員より2割ほど高い一般
幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々:作品情報-映画.com幾春かけて老いゆかん歌人馬場あき子の日々の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。90代になってもなお精力的な活動を続ける歌人・馬場あき子の日常をとらえたドキュメンタリー。昭和3年生まれの馬場...eiga.com朝日歌壇は読んでいたので、昔からお名前は見ていましたが朝日新聞も購読もやめてしまい、もう幾年か。ラジオ深夜便で2回のお話がすごく興味
歌人馬場あき子の日々「幾春かけて老いゆかん」を観る。才能は言うまでもなく、逆年齢詐称を疑うほどしっかりされている。想像できないような大富豪などと同等に、九十歳越えの歌人は圧巻の存在感で、当然ながらわたしから<差し上げましょうか>などと、補うようなところがひとつもない。無理やり何かないか、と絞り出してきて<若さ>を押しつけても、かの歌人は、今さらあなたの歳まで戻りたいなどと、これぽちも言わないだろうことに考えが及ぶと、我ながら発想の貧しさに一層傷つくだけだった。健康。それも才能の一部
あぢさゐの花の迷路に分け入りて母をさがしてゐる青い虫現在も精力的に活動されている95歳の歌人・馬場あき子さんの短歌。・今日で六月も終わりですね。通りがかりに「雨降りイヤだねぇ〜」「ホンットいやねぇ〜」と言い合うご婦人達の会話が聞こえてきて、視界には活き活きと咲く色鮮やかな紫陽花が飛び込んできて、『人は日差しが暑ければ文句を言い雨に濡れれば文句を言うけれどしんなりしていた道端の紫陽花はこの雨をじっと待っていたんだよなぁ。文
6月25日(日)横浜能楽堂『私が選んだわけ』馬場あき子聞き手:葛西聖司(休憩)能『二人静』(喜多流)シテ(静の霊)佐々木多門ツレ(菜摘女)大島輝久ワキ(勝手明神の神職)大日方寛笛:一噌隆之小鼓:飯田清一大鼓:佃良太郎地頭:長島茂面:シテ「小面」(作者不詳)ツレ「小面」(作者不詳)今回は、馬場あき子さんが選んだシテ方と曲、そのお話に惹かれていた。お能より馬場あき子。元アナウンサーの葛西さんが聞き手と言うが、前回は喋りすぎたので困ったなあ、と思っていた
18日の朝日歌壇から。富山市の松田姉妹が揃って入選していた。妹のわこさんの歌。新しい出会いいくつかある五月木もれ日がいつもより愛しい(馬場あき子氏選第1席、佐佐木幸綱氏選第9席)「木もれ日がいつもより愛しい」が、いい。馬場あき子氏の評、「若い世代にとって第一首の「新しい出会い」はまさに未知との出会いだ。一つ一つをかみしめながら歩む初夏の木もれ日も新鮮。」初夏を詠むのは簡単だが、初夏らしさが伝わる歌を詠むのはむずかしい。みずみずしい感性がすばら
十三において、歌人馬場あき子さんのドキュメンタリー映画を見てきました。コロナ禍になる前は、毎月13日に行われる「十三市」の日に行っていました。久しぶりなので、場所が分かるか不安でしたが、すぐに分かりました。食事処や飲み屋、パチンコ屋などが並ぶ中に、第七劇場はありました。この映画がなければ、歩かなかった道。映画は、馬場さんの後ろ姿から始まります。膨大な数のはがきに目を通し、選をしているシーンです。低い声は良く通り、とても元気な90代の女性。威厳と親しみやすさ。雑然とした、
幾春かけて老いゆかん歌人・馬場あき子先生のドキュメンタリー映画を拝見した。私は「和歌に憧れつづけるだけの○十年」(恥)ただそれだけで何の進展もない人生だが、能を拝見することでご縁のあった先生方のお一人りが馬場あきこ様。観能に夢中になり始めた頃、見所で偶然隣り合わせた時にご挨拶させて頂いて「先生の『鬼の研究』のファンです。」と、申し上げた所「ああ、アレね。あの時はまだ40代で、本当に一所懸命でした。」とのお言葉に、(私も一応まだ40代、ギャーーー!励まねば!!)←心