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本席様の刻限御話に以下のものがある。刻限話は人間の意思とは関係なく、神様の側から、決められた時刻に重大な思惑を明らかにするもので、伺いのさしづよりも重要度が高い。夜中でも、刻限の御用があった。神の館、神の屋敷としての地場に神意が発動していた時代である。神様は人間に何かを伝えたい、心に治めて欲しいことがあり、啓示が下される。前後の脈絡や背景が分からないと、今では不明なものが多いが、聞いていた人たちは、すぐに分かった何かなのである。明治26年1月13日夜2時45分刻限御話
2020年8月に投稿した記事が、結構読まれていたようなので、改めて改訂しました。『飯降政甚に掛けられた神意-「二代大工と許し置くほどに」(明治32年2月21日)』飯降尹之助先生が『復元』第3号(昭和21年9月)に「永尾芳枝祖母口述記」という貴重な記録を残されている。本席出直し後、40年祭に際に書かれたものであるが、こ…ameblo.jp大工の理とは、機械(啓示者)の意味であることを、掘り下げました。みかぐら歌12下り目の大工も同様な意味があり、地場には神の
2018年に書いたものですが、トランプ政権がまた生まれるご時世でもあり、再度、直しました。『教祖存命の理とは何か―本席のさしづが神の言葉』天理教において教祖に対する信心が確立され、その教祖として歩まれた50年の道すがらは雛型の道として信仰者が振り返るべき模範・範型とされる。<キリスト教の神学…ameblo.jp
令和4年10月26日、ご本部秋の大祭にて、真柱様から、諭達(ゆたつ)第4号が発せられた。脳梗塞か何かで倒られた真柱様であるが、公の場でのご発言に、天理教の信徒達からもかなりの親愛の情が寄せられたことであろう。この中で、存命の教祖(おやさま)を慕うこと、教祖の御生涯がひながたの道として、信仰の原型(モデル)であることが改めて、開示されていた。諭達(ゆたつ)とは、天理教の教団指導者トップである真柱(しんばしら)が全教にむけて、発する公式の指示書で、現在の神意がわからない中で、教団として最高
前回の続きが遅くなりました。明治40年6月9日午前9時の本席様の最後のおさしづを改めて引用します。明治四十年六月九日(陰暦四月二十九日)午前九時昨日分支教會長普請の事に付會議を開き、本席の御身上も普請の上から御苦しみ下さる事でありますから、部下教會長一同わらじの紐を解かず一身を粉にしも働かさして頂き、毎月少しずつでも集まりたるだけ本部へ納めさして頂く事に決め申しました、と御返事申し上ぐ「一寸一言々々、どういう事聞かすなら、これまで初まりからだん/\年限追うてある。この道、皆
本席、飯降伊蔵さんによる最後の啓示は『100日さしづ』と呼ばれる。その連続した啓示は、この道の真理とは何か、この道が教祖(おやさま)から始まって70年たったその意味の総括を語り、そして今後10年間の展望を与えたものである。世界救済の真理を教祖が説き始めて50年、さらにその天啓は本席様によって継承されて20年たったのが明治40年であった。当時の天理教の隆盛は政府の弾圧にも表れほど、勢いがあった。その頂点にあって、本席様の啓示の指導で、教団体制は組織化されて、道が広がってきた。そして、翌年の明
天理教には多くの教会がありますが、人から人へと伝播しているのですが、とりわけ大きく布教した人も中にはいます。天理教の伝道史では、河原町大教会(斯道会系)から分かれた大教会が36カ所もあり、今でも斯道会の別席団参もあるそうで、歴史を感じさせます。天理教秩父大教会の青年会のブログから。http://titibuseinen.seesaa.net/article/404601204.htmlhttps://titibuseinen.up.seesaa.net/image/E696A
天理教の二代目の啓示者である、本席様(飯降伊蔵)が出直す(亡くなる)直前の最後の啓示は「百日さしづ」と呼ばれており、教祖(おやさま)から始まった世界の救済の道の継承における根幹的なことが集中的に諭されている。道の継承とは、教祖(おやさま)から始まった理の教えがいかに継続的に伝えられるかという問題である。神が見定めた特定の人物が機械(啓示者)となるが、その際、月日の社(やしろ)である教祖の魂が、別の人間の肉体を借りて、その思惑を伝えるという意味である。ただ、本当に教祖がその者を使
天理教の2代目の天啓者で、存命の教祖の理を体現された本席様は、明治40年6月9日(陰暦4月29日)にお出直しになられた。現在の、天理教の公式見解では、本席でもって天啓は終了した。人間は十分に成人したので、天啓は必要ないという立場で、これまで来ている。しかし、今の教団体制の中で、多くの矛盾と低迷を抱えて、四苦八苦されている。ネット上には、天理教へ言論的な批判に溢れている。情報化社会でSNSで誰もが情報を発信できるこの時代において、善も悪も、一時期に広がる怖さがある。ロシアへの批判が世界中でこれ
今の天理教の信徒にとって、真柱(しんばしら)様こそは教団のトップであり、大教会に真柱様がお入込みになることは最高の栄誉である。その奥様の中山はるえ様が東京教区でお話されることも最高の栄誉であった。https://tenrikyo.tokyo/pdf/%E6%95%99%E5%8F%8B689%E5%8F%B7.pdfただ、天理教の歴史、その始まりの由来を辿ると、真柱様を至高のワントップとする体制は大正期に意図的に作られたことが分かる。それも教祖(おやさま)の遺徳を継承する中山家を
アメリカのトランプ大統領が自分の支持者たちを煽って、過激派保守主義の人たちが、議会開催中の議事堂(CapitolHill)を襲撃した事件が2021年1月6日にありました。その罪を厳しく問われたトランプ氏は弾劾訴追(impeachment)を受けることが決定した。それも史上初2度目(『朝日新聞』1月15日1面「トランプ大統領弾劾訴追」)。議会が襲撃中に、共和党の議員が大統領に電話して、襲撃を止めるように電話したにも関わらず、本人はテレビの生放送にくぎ付けになって楽しんでいたという(同「トラン
<天理教のトップ倒れる>真柱様の中山善司様が、2018年5月に脳梗塞か何かで半身不随となられ、おさづけの運びをできなくなっております。大変な事態です。その後、かなり回復されたようですが、歩行困難なご身上はいまだ続ているようです。<御母堂様のもと中山家中心体制の確立>今から100年前にも「おさづけ」停止の異状事態が起きました。上田奈良糸様が胃腸の病から、大正7年3月からお運びが不能となったのです。現在の天理教の公刊物からは、日付も不明であり、何もなかったかのようなことですが、これ
天理教という啓示宗教の創始された日が10月26日ということから、元一日の尊い日を祈念して、毎年のこの日は天理教にとって大切な祭儀式が奈良県天理市の教会本部がある神殿で施行され。世界各地からも大勢の帰参客が地場に押し寄せるのである。祭典の終わりに神殿講話がなされる。通常は教団トップの真柱(しんばしら)が神殿講話を行うが、この日は内統領の役職を担っている宮森与一郎(61歳、本年4月に就任)・本部員が講話を担当した。内統領とは天理教の祭儀・教義を統括する最高責任者を意味する。ここでは教義の最高責