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住友生命いずみホールのレジデントオーケストラ(座付きオーケストラ)として2000年より活動を続けている、いずみシンフォニエッタ大阪。近現代音楽の演奏を主目的として、関西出身もしくは縁のあるアーティストがメンバーを務める室内オーケストラです。©樋川智昭年に2回のペースで定期演奏会を開催しているのですが、この2公演をセットでお得にお求めいただける「サポーター」についてご存知でしょうか?サポーターの特典は以下の通りです。◆サポーター特典◆その12公演(一般¥5,500×2枚)
この前の日曜日にシンフォニーホールに聴きに行った「運命×カルミナ・ブラーナ」というコンサートのことを書きます。発売当時は見送っていたんですが、先月、東京でバッティ指揮・東フィルの定期演奏会でカルミナ・ブラーナを初めて聴かれたブロ友さんからとても良かったと教えて頂き、演奏機会も多くはないとのことだったでので、バッティと東フィルほど良いかはわからないけど、兎に角、先ずは聴かねばと行くことにしたのです。オケは日本センチュリー交響楽団、前日の豊中名曲シリーズと連チャン。指揮は同楽団首席指揮者の飯森範親
ザ・シンフォニーホール「運命×カルミナ・ブラーナ」に来ています。急に暖かくなり大阪でも桜の開花宣言がありました。シンフォニーホールの前、上福島北公園の桜も咲いていました。今回のプログラムは、ベートーヴェン「運命」とオルフ「カルミナ・ブラーナ」の2曲。カルミナ・ブラーナの第1曲と終曲「おお、運命の女神よ」と「運命」かけているそうです。1曲目は「運命」。1~3楽章の「陰」から雲が一気に晴れて陽の光が差し込んではじまる4楽章の「陽」へ、飯森×センチュリーの運命を堪能できました。
飯森範親指揮群馬交響楽団の第596回定期演奏会が、3月23日(土)に高崎芸術劇場で開催されたので、聴いてきました。チラシ表(出演)指揮:飯森範親ピアノ:ジャン・チャクムル管弦楽:群馬交響楽団(コンサートマスター:伊藤文乃)飯森さんは、現在、群響常任指揮者、パシフィックフィルハーモ二ア東京音楽監督、日本センチュリー響首席指揮者、山響桂冠指揮者などを務め、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルとのベートーヴェン交響曲全集などCD多数。ジャン・チャクムルさんは、1997年
前に書きました九州交響楽団に続いて、群馬交響楽団もサントリーホールで演奏するという、その前日の高崎市での演奏会。これも鳥肌が立ちました。理論的なことはわからない私です。が、何でもブルックナー休止とか。突然時空に放りだされたような…感覚を味わいました!ブルックナーの未完成の交響曲交響曲第9番ニ短調第三楽章で中断された交響曲です。この後、輝かしい楽章になる予感がする曲だそうですが、本当にそんな気がしてきました。クラシック通ではないので、感覚でと
3月24日飯森範親✕群馬交響楽団東京公演15:00サントリーホール【プログラム】モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466*Ⅰ.AllegroⅡ.RomanceⅢ.Rondo.Allegroassai●ソリストアンコールファジル・サイ:BlackEarth(休憩)ブルックナー:交響曲第9番(コールス校訂版)Ⅰ.Feierlich,misteri
昨日はサントリーで、群響の東京公演を聴きました。飯森さん指揮で、モツPf協20KV466とブル9。モツのソリストは、トルコ出身のチャクムル。チャクムルの演奏は昨年9月にウィグモア・ソロイスツ、2021年10月に鈴木優人読響とのアデスで聴いてます。チャクムルの使用楽器はいつものシゲル・カワイ。いきなりオケだけの提示部を一緒に弾き始めて吃驚。フレージングも独特で、自由奔放。チャクムルってこんなだったかな。苦手だ。端正なオケとは対照的。
3月24日15時サントリーホール指揮/飯森範親(群響常任指揮者)ピアノ/ジャン・チャクムルモーツァルト/ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466アンコールファジル・サイ:BlackEarthブルックナー/交響曲第9番(コールス校訂版)当初は行く予定ではなかったのだが、先日聴いた飯森さんのブルックナーが余りにも良かったので気になっていた公演Twitterを見ると当日券が出るというので、もう行くしかないと思ってサントリーホールに向かった実は地方オケの雄群響を聴くのは初め
今日の午後はサントリーで、群響の東京公演を聴きます。飯森さん指揮で、モツPf協20KV466(w/チャクムル)とブル9。ブル9は完成された3楽章のコールス校訂版(2000)。大野さんの解説動画が面白い(ノーヴァク版)。コールス(Benjamin-GunnarCohrs)は、未完に終わった第4楽章の補完も行ってます。SPCM補筆完成版(SMCP版とも呼ばれる)のCはコールスの頭文字。SPCM版での演奏は、昨年8月のダウスゴーPMF東京公演で聴きました
バイオリンの先生を紹介して下さったお友達からお誘いを受けて、センチュリーユースオーケストラの演奏会に行ってきました。プロのオーケストラの演奏会しか行ったことがなかったのでユースオーケストラというのはどんなのかな?と思っていましたが上手すぎてびっくりしたのでブログにしていますまずはロビーコンサート。こういうの、いいですね。毎回違うらしいのですが、今回は管楽器の方々で、お若い。と思ってよくプログラムを読んでみると中学生から29歳までのオーケストラでした。心のこもった、演奏でした。今回は
今日・明日も午後から出掛けるので、昨日行った日本センチュリー響の定期演奏会のことは月曜に記載します。で、今日のブログネタは今週のチケ取り。バッティ指揮・東フィルのカルミナ・ブラーナが良かったというブロ友さんの記事を拝見して、一度は生で聴いてみたいと思い急遽購入した運命×カルミナ・ブラーナと今朝発売が開始された、生で聴くのだめカンタービレの音楽会の2件でした。①3/31運命×カルミナ・ブラーナ生で初めて聴くカルミナ・ブラーナ楽しみです出演指揮:飯森範親ソプラノ:幸田浩子テノー
こんにちは。昨日は初台にある東京オペラシティでパシフィックフィルハーモニーア東京略してPPTの定期演奏会へ行ってきました。お目当ては私が大好きなヴァイオリニストの髙木凜々子さんがダブルコンマスを務めるため足を運びました。どの曲も素晴らしい演奏で日本のオケの実力は数十年前より格段に向上しています!凜々子さんは演奏中に時折笑顔を見せて輝いていました✨そしてベートーヴェンの弟子だったリースの交響曲第1番の日本初演でもありました。弟子だけあってベートーヴェンっぽい所も時々聴こえてきて中々面白い曲でし
2024年2月10日(土)16時開演、いずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応—愉悦の流域」が近づいてまいりました。公演プログラムに掲載いたします楽曲解説を4回に分けてご紹介いたします。最終回④では「三味線協奏曲」を、作曲家自らの解説を掲載いたします。◇-◇-◇-◇-◇◆藤倉大:三味線協奏曲三味線協奏曲は、三味線奏者の本條秀慈郎さんと友人の長谷川綾子さんによって個人的に共同委嘱されました。この協奏曲は、秀慈郎さんのために書かれたソロ三味線のための私の以前
2024年2月10日(土)16時開演、いずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応—愉悦の流域」が近づいてまいりました。公演プログラムに掲載いたします楽曲解説を4回に分けてご紹介いたします。今回の③では川島素晴プログラム・アドバイザーによる3曲目『室内交響曲「タイム・カレント」』の解説を掲載いたします。◇-◇-◇-◇-◇◆一柳慧:室内交響曲「タイム・カレント」一柳慧(1933-2022)は、日本におけるアメリカ実験主義の受容、及びその独自な発展において欠くべ
2024年2月10日(土)16時開演、いずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応—愉悦の流域」が近づいてまいりました。公演プログラムに掲載いたします楽曲解説を4回に分けてご紹介いたします。今回の②では2曲目『室内オーケストラのための「ハルシネーション」』、作曲家自らによる解説を掲載いたします。本作は、「関西出身若手作曲家委嘱プロジェクト」の第9弾として、いずみシンフォニエッタ大阪が委嘱した新作です。◇-◇-◇-◇-◇◆冷水乃栄流:室内オーケストラのための「ハ
2024年2月10日(土)16時開演、いずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応—愉悦の流域」が近づいてまいりました。公演プログラムに掲載いたします楽曲解説を4回に分けてご紹介いたします。初回①では川島素晴プログラム・アドバイザーによる序文と1曲目「シンプル・シンフォニー」の解説を掲載いたします。◇-◇-◇-◇-◇西村朗音楽監督により「和洋感応―愉悦の流域」と銘打たれた本日の公演。前半は、西洋クラシック音楽を代表してブリテンの初期の代表作と、日本の若手作曲家を
1月27日14時芸劇指揮:飯森範親ピアノ:小菅優*西村朗:カラヴィンカ*ピアノ独奏西村朗:ピアノとオーケストラのための《神秘的合一》(2023年度パシフィックフィルハーモニア東京委嘱作品/遺作)*ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版・一部ハース版)西村さんの遺作が演奏されるということで、久しぶりのパシフィックフィルもしかしたら東京ニューシティからパシフィックフィルに改名してからは初めてかもしれない西村さんはN響の番組の司会を池辺さんから引き継いだ時期は
🎶コンサート記録東に西に様々な演奏会で名前をお見かけする三浦文彰さんのヴァイオリンを聴いてみたくてコンサートへ🎻[指揮]飯森範親[ヴァイオリン]三浦文彰[管弦楽]日本センチュリー交響楽団[曲目]ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調op.77ブルックナー:交響曲第3番ニ短調WAB103「ワーグナー」(1873年ノヴァーク版第1稿)演奏会のスタートは三浦さんのショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番から。まず、どうでもいいことで驚く。えぇーっ
昨夜は、日本センチュリー交響楽団第278回定期演奏会を聴きにシンフォニーホールに行ってきました。指揮は楽団首席指揮者の飯森直親さん、ソリストにヴァイオリニストの三浦文彰くんを迎え、前プロがショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲、メインプロがブルックナーの故郷曲第3番でした。出演指揮:飯森範親(楽団首席指揮者)ヴァイオリン:三浦文彰管弦楽:日本センチュリー交響楽団コンサートマスター:荒井英治(楽団首席客演コンサートマスター)プログラム前半ショスタコーヴィチ
2024年が明けましたね本年も住友生命いずみホールが素敵な音楽との出会いの場となることを切に願っている企画担当です。さて、年末に私達の事務所には出来立てホヤホヤのスコアが届いていました2月10日(土)に開催するいずみシンフォニエッタ大阪第51回定期演奏会「和洋感応―愉悦の流域」公演で世界初演する新作です作曲者は、1997年和歌山県生まれの冷水乃栄流さん。関西出身の40歳以下の若手作曲家に新作を委嘱をして、いずみシンフォニエッタ大阪の演奏で発表する「関西出身若手作曲
こんにちは、広報担当です。もうすぐ2023年は終わりますが、2023年度はまだまだ続きます!先月、2月と3月に行われるふたつの公演の取材を行いました。ひとつは、3/7に開催する「小菅優いずみ室内楽シリーズVol.1祈り」の出演者・小菅優さんのインタビューです✨記者の方々とテーブルを囲み、公演のプログラムのこと、共演する仲間の演奏家たちについて、たっぷりお話しいただきました。すでにエンタメ情報メディア「SPICE」で、ロングインタビューが掲載されています。https://spi
ハイドン:交響曲第96番ニ長調Hob.I:96『奇蹟』偶数番号への期待通り、アグレッシブな曲です。但し、少々コミカルな表現も目立ちます。兎に角破天荒に前進する簡潔な第1楽章と異様な叫びにまで発展する最終楽章の充実感は誠に快感です。しかし演奏によっては大分印象も変わります。ヨッフム盤ハイドン:●交響曲第96番ニ長調『奇蹟』●交響曲第97番ハ長調●交響曲第98番変ロ長調ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団オイゲン・ヨッフム(指揮)録音時期:1973年明るく楽しい『奇
ハイドン交響曲第94番ト長調Hob.I-94『驚愕』さて、いよいよ超有名曲の第94番『驚愕』(びっくり交響曲)です。第2楽章に当時の流行歌『キラキラ星』(ABCの歌)を持って来たのも人気の理由なのでしょうね。私は最終変奏のドンチャカお祭り騒ぎの演奏が好みです。この曲の録音は、200点以上有るとのことで、結局その一部を聴きかじることしかできません。とりあえず、自身の所有CDとNAXOSミュージックライブラリーで聴き漁ってみました。・ヨッフム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に
日時:2023年11月26日会場:ミューザ川崎第14回音楽大学オーケストラフェスティバル2023(第2日)全席指定1,000円2CA-1-20番台♪昭和音楽大学管弦楽団指揮:現田茂夫(ファンファーレ)佐々木裕一朗FanfareforConcert2023(演奏:武蔵野音楽大学)チャイコフスキー交響曲第5番・ホ短調op.64♪武蔵野音楽大学管弦楽団指揮:飯森範親(ファンファーレ)永井宏祐Fanfare"Sunrise"(演奏:昭和音楽大学)R.
久々に、指揮者の飯森範親先生がスタジオに写真を撮りに来てくださいました。やっぱり、先生は楽しい。色々と勉強になることがいっぱいあります。また、宜しくお願いいたします。さあ、今から日本橋ですが、ロケです。晴れてて良かった。
飯森範親指揮の群響室内楽演奏会が、11月11日(土)に高崎芸術劇場音楽ホール(412席)で開催されたので、聴きました。楽団員による室内楽の演奏会が行われていて、今回は、vol.10です。(出演)指揮:飯森範親ヴァイオリン:伊藤文乃ヴァイオリン:福田俊一郎管弦楽:群馬交響楽団員飯森さんは、現在、パシフィックフィルハーモ二ア東京音楽監督、日本センチュリー響首席指揮者、山響桂冠指揮者などを務め、本年4月から群響常任指揮者。伊藤さんは、1996年にティボール・ヴァルガ
いやはや聴く前はピアコン4曲も大変だなあと完全に他人事でしたが、途中20分の休憩をはさんで3時間10分ほどの濃密な演奏にヘロヘロになりましたまあなかなかイッキョ演奏は少ないので参戦したわけですが、各々時系列的に比較検証できたのでその点は面白い企画でしたアクロス福岡到着2023年11月3日アクロス福岡シンフォニーホール横山幸雄華麗なるロマン派の4大ピアノ協奏曲の響宴Orch:九州交響楽団Cond:飯森範親【第1部】ピアノ協奏曲第1番Op.11ホ短調(
ハイドン:交響曲第88番ト長調『V字』Hob.I:88ハイドンの交響曲全104曲の中では最も有名な交響曲の一つで、20世紀のそうそうたる大指揮者の無数の名盤が残されています。(トスカニーニ、ブルーノ・ワルター、フルトヴェングラー、ジョージ・セル、バーンスタイン、オイゲン・ヨッフム、カール・ベーム、オットー・クレンペラー、フリッツ・ライナー・・・etc.)ブラームスのこの曲へのオマージュも一役買っているのでしょうか?いや、やはりこの曲が名曲だからでしょう。前作の『パリセット』のエッセン
日本センチュリー交響楽団「BestofOrchestra2023飯森範親×若き巨匠の新世界」に行ってきました。今回の演奏会は、前半2曲目の協奏曲でソリストを務める2人が後半のシンフォニーで首席奏者を務める珍しい企画の演奏会です。10月も終盤になり、ザ・シンフォニーホール前の木々も色づきはじめていました。席は前から8列目のほぼセンターでかなりいい席でした。5月の演奏会で「会場限定先行販売チケット」を買った甲斐がありました。マエストロの姿もよく見え、素人ながらも分かりや
本日、群響が2024-2025シーズンラインナップを発表しました。飯森さんが群響の常任指揮者になって2年目。来シーズンは海外の指揮者、ソリストを多く起用している印象。群響史上最多らしい。選曲も悪くないけど、これといって特徴も無い印象。特に、声楽付きの大曲がないのが残念。GMC時代には、大井さんのドヴォ《スタバト》、大友さんのエル《神の国》とかあったのに。来シーズンの声楽物は9月の《カルミナ・ブラーナ》だけ。最近聴いた中では、昨年5月の大友さんのオー