ブログ記事162件
風野真知雄さん南町奉行と死神幇間五人の若旦那が次々と謎の死を遂げる。あまり時代劇シリーズは読まないのですが、思わず手に取りました。ぴたっとはまる感じが心地よく、希望も見出せるような結末もグッとくるのです。
【後藤又兵衛】文春文庫【著】風野真知雄黒田官兵衛、その息子長政に仕え、最後は豊臣秀頼に仕えて大阪夏の陣で散った武将の話。豪傑にして爽やかな性格。その為、下の者に好かれる好漢として描かれている。父官兵衛と比較されることで功を焦る黒田長政との確執が、中盤以降かなり盛り込まれているが結構えげつない。長編小説ではあるが、大阪の役までは各章ごとの時間が飛んでいるので、短編的で読みやすい。文春文庫後藤又兵衛時は天下分け目の戦乱期。朝鮮出兵、関ヶ原の戦いで一躍勇名をはせた後藤又兵衛は
「狐桜耳袋秘帖外伝」を読了した。かつて読了した池波正太郎の「鬼平犯科帳」に「狐雨」という一編があった。この「狐桜」は「狐雨」と繋がっている。私がかつてブログに書いた読後感から「狐雨」を引く。--狐雨◎敏腕同心・青木助五郎には良くない噂がある。一度、平蔵は青木助五郎に直に問いただすが、動揺しない。そのまま放っておいたのだが、この青木助五郎が豹変した。豹変した青木助五郎の言動は理解しがたいものがあった。しかし、そこで語られたのは…◎途中までは先日DVDで観た話かと思っていたのだが、後半
わるじい秘剣帖、慈剣帖各10巻でシリーズ完結しました。著者の風野真知雄氏は大学の学部も同じ先輩ということを最近知りました。もっと早く知っていれば、全巻図書館で借りずに少しでも売上に貢献したのにと残念です。この人気シリーズは元目付の愛坂桃太郎の息子が芸者に子を産ませて、それを知った愛坂が妻や嫁に知らせずに孫の世話をしながら、江戸の悪を討つという変わった話です。愛坂は切れ味鋭い目付ではありましたが、いたずら心も併せ持つという人物で、本書では「わるじい」となっています。知恵が働き難事
こちらも、初めての作家さん穴屋でございます時代連作第二弾どんな物にも穴を開ける珍商売「穴屋」を営む佐平次は惚れ込んだへび使いのお巳よと晴れて夫婦になった稀代の絵師、葛飾北斎先生も二人の住む夜鳴長屋の住人となる第一話あの世の唄七千石の旗本の用人が来て屋敷の壁に何のためか解らない穴が開けられていた穴の正体を解明してもらいたいと・・・第2話時を刻む穴いまをときめく板前の一番弟子がやってきて師匠が水時計の水が落ちる音が一定じゃなくなってきたというので見
10/27にワクチン接種。ゆうべから少しずつ頭痛が始まって、結局、朝方まで眠れなかった😞⤵️鎮痛剤は、迷ったけど服用しなかったから💦朝方には頭痛は治まったけど、眠れなかったせいで疲れてたし、前回の接種では2日目の夜に熱が出たから、念のため仕事はお休み。この段階で、熱は37.0度前後を行ったり来たり。少しふらつきながら、ゴミ出しは行きました😅お昼過ぎから、段々と熱が上がってきた😵休んで正解でした👌38.0度を越えたら、無理しないで解熱剤を使おう。でも、少しダルいだけで、食欲は普通にあるし
坂本龍馬とお龍が題材になっている作品はたくさんあるので、あえてこれを選ばなくてもという感じはあるけれど、それを風野真知雄さんが書いたらどうなるのかって興味があったので読んでみた。もう、とにかく読みやすいです。その代わり、歴史小説っぽさは薄いです。むしろ、作者の妄想たっぷりって感じだった坂本龍馬といえば必ずと言っていいほど土佐弁を話してますが、この本の龍馬は標準語仕様です。実はこれは風野さんのこだわりらしく、「二度にわたり、合わせて3年数ヶ月のあいだ江戸で暮らしているん
久しぶりに、読書のことを。2015年から、主に文庫の時代小説を読み始めた秘書以前読んだシリーズを読み直すこともあり今回は2年前に読んだ沖田正午著「殿様商売人」4巻シリーズを・・・・。読みだしても内容に記憶がなく・・・新鮮さが(苦笑)腰痛で読むこともできない日々があったので、3週間借りて読破し返却しました。そして、今日借りてきたのが小杉健治著・「三人佐平次捕物帳」20巻シリーズを見つけ5巻を借りてきました。(初めて読みます。)同じように、上田秀人著・水城聡四郎
いい湯じゃのう「三」ご落胤の真相・風野真知雄を読みました。シーリーズの完結編でした。誰が将軍の子なのか!?吉宗の子と噂される天一坊の他に、もう一人、ご落胤候補が……。幕府転覆を企む者たちも現れ、どうする吉宗!?天一坊が本当に「上さまの隠し子」かどうかの謎を解くべく、龍神温泉や宝泉寺温泉に探索に向かったお庭番・湯煙り権蔵とくノ一・あけびは、驚きの事実をつかむ。そんななか、徳川吉宗がおしのびで訪れていた湯屋でもう一人、吉宗の子と目される人物が現れる。さらには偶然、天一坊や、彼を利用して
久々に、、、、忘れるところだったくらいシリーズ最新刊!思わず購入。妻に先立たれ、幼い娘を育てる同心。見てくれは良くはない。縮れっ毛がひどく、どうしても陰毛のように見えてしまうらしくその諦めない捜査方法とともに、江戸町民の中で大きな声では言わないものの『ちぢれスッポン』とあだ名される。八丁堀の役宅隣は幼い頃からの友人でもあり上司でもある松田与力と妹志保。志保は面倒見が良く、娘おみちの世話をしてくれる。与力松田重蔵は、見た目も役者にしたいくらいの美形。上司にも部下
弟ができた1歳半の孫は状況の変化に戸惑いながら、彼なりにどうにか頑張っている。生まれてたった1年半で、観察し、両親の心理を推しはかりどうにか、甘えたい自分の心と闘っている。人間はすごい!と会うたびに思わさせてくれる存在。さて、再びの梅雨かと思うようなぐずぐずした天候に悩まされながらも暇な時間を読書にあてる。大大大好きな作家、風野真知雄さんの新作、静岡県出身の夫婦で時代小説作家の鈴木英治さん、そして、月刊誌サライで紹介されていた現実に現役の医師で時代小説を書く根津潤太
月末月初は忙しくて嫌だよ先月新刊で出た本ですが、感想を書かないままあっという間に月が過ぎてしまった。ささっと書かないと、新刊ではなくなってしまう。7月も面白そうな本の発売予定があって楽しみですそろそろ来年の大河ドラマを見据えて家康コーナーが作られつつあるみたいだし。さて「耳袋秘帖」シリーズも3冊目。このシリーズでツボっているのが、元老中の松平定信様のお茶目ボーイっぷりです。(ボーイという年ではないが)今回も、南町奉行の根岸様にまとわりついてウザいですもう
風野真知雄「いい湯じゃのう2」を読みました。上さまが江戸の湯屋で謎を解く!?人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ!目安箱への投書をきっかけに、将軍・徳川吉宗は身分を偽って町の湯屋を訪れる。温泉好きの吉宗は湯屋を堪能するも、なぜか市井で起こる謎を解くことに。一方、吉宗お気に入りの熱海の湯は、正体不明の山伏集団に襲われていた。お庭番・湯煙り権蔵とくノ一・あけびは、山伏らと戦いながらも、吉宗のかつての想い人の行方を追って龍神温泉へ。さらには、「上さまの落とし胤」と噂される天一坊をめぐる陰謀
時代劇小説4冊千野隆史上田秀人風野真知雄(¥1,200)がフリマアプリラクマで販売中♪#rakuma#ラクマhttps://item.fril.jp/35781235928bcb482917ec2cff2114de
やっと獣編狩猟獣類1リス類、クマ類、シカ、イノシシ左上からノウサギ・ユキウサギタイワンリス、シマリスヌートリア、ヒグマツキノワグマ、イノシシニホンジカ名前が覚えにくいのはカタカナばかりのせいだろうかさて、押城の籠城戦38日に及ぶ小田原城落城後、5日後のこと落城ではなく開城である押城城主の成田氏長は小田原城へ残るは城代成田肥前守彼が緒戦まもなく病に倒れ後を次いだのが息子の成田長親指名を受けて軍義の席で彼が一言「ま、やるだけやって、あとは野となれじゃ」
狩猟鳥類4ヒヨドリ、スズメ類ムクドリ、カラス類左上からニュウナイスズメヒヨドリ、スズメムクドリ、ミヤマガラスハシブトガラス、ハシボソガラス椋鳩十という作家がいたなぁ児童文学、動物文学の第一人者因みに雀も烏も食べれますさて、埼玉県行田市の押城おしじょう、と読む初めて知ったのは「のぼうの城」野村萬斎主演の映画榮倉奈々共演時は戦国末期四国九州制圧後の秀吉の次の標的小田原城の北条氏フランチャイズの押城の城代成田長親と城主の娘甲斐姫のぼうとは、木偶の坊のことら
風野真知雄さんの「いい湯じゃのう一お庭番とくノ一」を読みました。軽い感じのいつもの風野節でした。上さまの肩凝りで江戸が危機に!?人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ開幕!八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、湯の中では最強のお庭番・湯煙り権蔵と、すご腕だけど玉の輿狙いのくノ一が調査へと向
いつもながら、風野真知雄さんのユーモアとペーソス漂う独特の世界観が、ほんわか、のほほんと安らぎをくれます。腕利きで若い頃には相当遊んだ目付け、桃太郎が息子に代替わりして、隠居暮らし。そこに舞い込んだのが堅物で面白みのないと思っていた嫡男の隠し子。それも売れっ子芸者の珠子が産んだ名付けて「桃子」外孫ながら、初めての女の孫は可愛くて仕方がない!その安寧だけが桃太郎の全てになってしまう。元々腕利きの目付けとあって、謎解きに一種の才能が。妻子のいる役宅を出て桃子大事の長屋
幻の城🏯大阪夏の陣異聞風野真知雄かぜのまちお2冊目ご存知、真田幸村と十勇士自決の一歩手前まで追い込まれる徳川家康豊臣敗因の一つが大将不在淀殿を押さえ込み秀頼を旗頭に戦場に出すことが出きるだけの大将父真田昌幸存命なら加藤清正存命なら福島正則が駆け付けていればそこで注目されたのが中納言、八丈島に流された男宇喜多秀家関ヶ原の戦いの折、西軍の大将当年42歳ぐらい廃人になったという噂もある根津甚八らの活躍もあり開戦後に参戦本人が狂気と正気の狭間を行き来している
密室本能寺の変風野真知雄とうとう大活字本の有難い年齢織田信長が徳川家康を亡き者にするため供回り30名の無防備で自らを囮として家康を招き寄せる気安く呼ばれては家康も少人数で行かざるを得ないいずれ敵になる家康を打つ信長の敵は実に多い朝廷、将軍、僧侶、そして忍びの者誰かの手で伐たれる信長ならいっそ我が手で、と思った光秀後半は本能寺で光秀が容疑者⁉️を次々と尋問する皆、我が手で伐った、と表明する斯くして真実は闇の中じわじわと家康暗殺計画が真実のものとして扱われ
感動の最終巻船長を彦馬に迎え、幽霊船はいよいよ海外へと出ようとしていた。織江に執着する川村、鳥居が放った四天王の目が光る中、織江は彦馬の元へ戻れるのか…濤の彼方妻は、くノ一10(角川文庫)Amazon(アマゾン)495円長くゆっくりと読んできました妻はくの一シリーズ、最終巻。時代のうねり、日本の未来を見据えた開国への道。そんな大きな歴史の流れを汲みながら、愛する男女1組が、やっとやっと・・・。終盤の激しいアクションシーンはパイレーツ・オブ・カリビアンを思い出す
しーさんですご訪問ありがとうございます東京都文京区にあります妻恋神社湯島天神と神田明神の間に位置しますあの角を曲がったところ赤い旗のところです初参拝は10年ほど前でしょうか風野真知雄さんの連載時代小説『妻はくノ一』を読んで地図で実在の神社であることを知りました小説の主人公が妻を思う心情とこの神社の名前があまりにも一致していて涙してしまいました甘酸っぱい名前で現代風ですが由緒書きによると歴史は古いようですしーさん実は地図が大好きでして地図といっても古地図でして…訪問
今日は、ワクチン接種3回目💉2回目の接種から、6ヶ月+2日。ワクチンは、1・2回目がファイザーで、3回目は交互接種をしてみようと思ってモデルナ社製を選択。接種は町のクリニックで、指定された時間帯(15:30~16:00)の中で、5人くらい揃ったら次々に呼ばれて、15分待機して異常なければ終了。前回よりも、機械的にサクサク進んだ感じ。22時段階で、腕の痛み少々と倦怠感くらいです。花粉症の咳と皮膚がむず痒い方が辛い。少しボーっとする感じがあるけど、熱は平熱よりほんの少し高いくらいだから、花粉
夕飯のおかずがちょっと弱い時は、炊き込みごはんにすることが多い。きざみショウガと青のり、叩き梅とゴマ、焼き魚のほぐし身と青ジソ等々。実はすごく簡単なんだけど、グッとごちそう感が出て喜ばれる。この度、究極の炊き込みごはんを発見。それはズバリ、雑穀米。下ごしらえも味付けも不要で手軽。美味しいし、色んな栄養素が摂れるし、よく噛むし。カレーやとろろをかければ、これはもう最強と言ってしまってもいいのではないだろうか。ただ炊いただけのゴハンを調理扱いするなと指摘されるかもしれない。でも私は
楽しい時代小説でございます。やっぱりわたし、この作家さんの文体、好きだな!既読のものだと、南町奉行の根岸様とおちゃめ松平定信様が登場する『耳袋秘帖』シリーズが風野先生の作品ですが、ふつうに会話してるだけ、ふつうに解説してるだけの文なのに妙なおかしみがあるというか。ニヤニヤしながら読んでしまいます。この本もまさにニヤニヤ、たまに「ウフッ」と声が出るほどツボりましたね。こんな姿を見た周りの人は、さぞかし気味が悪いでしょう。これは望月竜之進っていう名前の無職の侍が主人公
耳袋秘帖の南町奉行シリーズ2冊目。なんでこんなに時代劇が好きになったんだろう。年を取ると、おしなべてそうなるのか?(周りを見ると、そうでもないみたいですがね)昔はいっぱい時代劇のドラマやっていたよな〜見たいな〜江戸の町の、あの大雑把さとユルユルさがいいよな〜パターン化している勧善懲悪も味わいたいな〜と、思うこの頃です。さてこのお話、江戸の市中で起こる怪異めいた事件を、お奉行様である根岸肥前守とその手下の面々が謎解きするっていうお話です。風野真知雄さんの文
ニコライ盗撮/風野真知雄【3000円以上送料無料】楽天市場792円あの大津事件にまつわるお話です。写真が残っていないと言われる西郷隆盛の写真が存在した。そんなところから謎は始まります。来日するロシア皇太子を撮影するために出かけた主人公。明治維新から24年。まだまだ外国人に馴染みがなく、反発心をもつ市民もいたことでしょう。そんなときに起こった大津事件。日本が注文して納品時に失われた戦艦と、西南戦争で亡くなったはずの西郷隆盛の生存説。最後にサラッと團十郎が出て
(坂本公民館の図書室の本)Y.S先生の寄贈本初読み作家。「妻はくノ一」シリーズがテレビドラマ化した作家さんだそうな。・・・テレビは見てないなぁ💦1巻に登場するお兄ちゃんはカッコいいし、(1巻の表紙イラスト…兄の似顔絵は…悲しい💧)賢くて、強い、モテモテの同心。それなのに、すぐに殺されてしまって💧後は弟の魚之進が主人公。どうなん??主人公がこんなで良いのか…見習い同心としてバタバタして、結局は事件を解決することになるのは良いのだけれど…どうにも私の好みと違うなぁ…💦せっ
風野真知雄の本~📘耳袋秘帖「妖談さかさ仏」根岸肥前守が江戸の怪異を解き明かす新「耳袋秘帖」シリーズ
今回は全部で7冊~料理本二冊~時代小説四冊~池波正太郎「西郷隆盛」志木沢郁見習い同心捕物帳「真紅の影」風野真知雄二冊~ミステリー鏑木蓮「疑薬」