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ついに「源氏物語掛軸」が完成しました‼️8月から習いに行き、月2回の作業。しかもけっこう難しいのをいきなり始めたので😅とにかくあたふたしまくりでした。源氏物語「鈴虫」の場面です。寝そべりながら扇に和歌を書く源氏。隣にいるのは源氏の正妻で、出家した女三の宮。出家したから、髪が短く尼削ぎに描かれています。脇には女房(侍女)。右上には蓮が咲く池。御簾と廊下。几帳。この几帳と、雲はきらきら光ってきれいです。これ、元はメルカリに出ていた風呂敷です❗
我が家に古くから掛かっていた掛け軸があった。当時の事は正確には覚えていないれど昭和30年代初期の叔母の結婚式のスナップ写真には既に写っている。家にはその掛け軸しかなく、年柄年中、同じものが掛かっていたように思う。長い間、古新聞に巻かれて、押入れの中に無造作に放ってあった。そお~っと開いてみるとボロボロで捨てるしかないと思っていた。しかし私の祖父が大正時代後期に分家させて貰った時に、本家から頂いて来たものかもしれないと思い表装し直す事にした。早速、表装を本業としている友
本紙絵を2017年に東福寺で買ってからいつか額装にしようと色々案を練っていたのだがやっぱ掛軸でしょ?!と作り始めた見よう見まねで始めたが奥が深すぎた(当たり前だ!!)親友がプレゼントしてくれたレッスン本のおかげでなんとかやり遂げられた(感謝)第2ポイント紐つけ鐶の打ち込みには手こずった紐の縛り方はネットを見ながら風帯下の露もなんちゃってだけどそれなりにあ〜楽しかった!via古都旅兎Yourownwebsite,AmebaOwnd
Q.305このイラストのBの部分の名称は?①壁掛②吊額③掛軸④吊画答え③掛軸ですね絵や書を掛けて鑑賞できるようにしたもので中国・唐時代に始まり日本にも奈良時代頃に伝わりました鎌倉時代に禅宗文化の影響で掛軸が流行します室町時代に入るとイベントや会合の際に座敷飾りとして住宅でも使われるようになりました掛軸は一幅(いっぷく)二幅(にふく)…と数えますQ.306書や絵画を上の問のイラストのように、床の
掛軸を入れておく桐箱などをしまっておくのに紙で箱を作ったりもします💡桐箱まるごと入れるものや箱上部に書かれた箱書きを保護するものなど色々な形状のものもあります👍丁稚に入った始めの頃始めの方に教えてもらいやってきた仕事です✨簡単な工作作業ですが、掛軸や表具に使う風帯などそういったのものを作る際にもそういった技術を使って施工をするので基礎はやはり大事だなと✨ふすま新調・張り替え障子張り替え掛軸・衝立・屏風など表具一式腰張りお問合せ・HPは↓神山表具店
続きです。手拭いの周りの生地は金襴です。何種類かから選べましたが、これがいいかな~、と(^∀^)↓良い生地でした。高かったけど(;∀;)でも長く愛用するなら良い物の方がいいよね。上から下まで全部、違う生地は使わず同じ金襴です。あと、上から「風帯(ふうたい)」という2本の飾りがありません。「袋仕立て」という形式だそうです。↓掛け軸には様々な形式がありますが、どれがどうなのか等は頂いたテキストに書いてあるのにちゃんと読んでいない私本当にいろんな仕立
お軸を仕立てる際和紙と裂を裏打ちしたり切り継いだりして仕立てます💡仕上げる際仕立てによっては風帯と呼ばれる上にプラーンとしている飾りをつけることがあります😊糊付けなどではなく一つ一つ縫って付けてます⤴︎着るものではないですし動きが大きなものではないですが、緩まないようキンキンに引っ張ります👍丁稚の頃はよく針で指をつくというあまりにもベタすぎる失敗もよくしました😅丸表装や明朝など風帯がないのが正解の表具もありますが表具によっては欠かせないものもあるのでキッチリ仕立
季節ごとに掛け替えて四季の移ろいを楽しむ掛け軸まだまだ肌寒さを感じられますが床には春のお軸を掛けられることをお勧めします掛け替えられる際以前も紹介しましたが巻きをきつくしすぎないことや巻く際軸先を持つなどもありますがもう一つ、大切なことに風帯の取り扱いがあります上からプラーンと垂れさがった風帯、ついこのまま巻いてしまわれる方もおられますがそうしてしまうとこんなふうにスルメイカの足みたいにクルクルになっ
お軸の上部分にプラーーーンとぶら下がっているアレお軸を仕立てる際こちらももちろん手仕事で作成しています普通の裏打ちとは違い薄手の和紙で裏打ち・乾燥させたものを使ってパーツごとに細工して裁断していきますアイロンで折り返し部分をしっかり圧着させ表パーツと裏パーツの下部分を糊で接着たま業者さんによっては上から下まで糊で接着しているところもありますが昔ながらの手法で糸で縫い合わせ作業場板の下に養生をしてより
お盆を迎え床を六字名号や御朱印などの佛軸などに掛け替えご先祖を迎える準備をされているお宅もあるかと思いますがそのお軸についている風帯よく見るこの手の風帯は垂風帯と呼ばれ、お軸の上の方でプラーンと垂れていますこの手の風帯以外にもプラーンとしていない、そんな風帯も天の裂を風袋の幅で開けてその間に一文字の裂と同じ裂を使い風帯としてはめ込みますそのほかにも一文字の裂にとらわれず風帯の幅にスジを廻し風帯を模して見