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盲腸がんを患ってから、ずっと気になっていたのだが、最近の医師は患部を見たり触診したりしない特に内科系の医師は見ないし触らないその代わりに血液検査のデータは必ず採る盲腸にがんが見つかって5年半になろうとしているが、採血は200回を超えているだろう確かに血液検査のデータには呼吸器から循環器、消化器の状態を表す内容が数とかされて明確に記載されている私は項目を全て理解しているので毎回印刷して貰って、数値を見ながら診察を受けている私の主治医が時にそうかもしれないが...肋間神経痛になった時
チューブを抜いて楽になり経過観察も丸一日が過ぎた翌日、37℃前後の微熱が続いており、一度は治った腹痛がいつの間にか戻っている事に気が付いた原因は何だろうと思い起こしながら考えてみたそして、入院時に抗生剤を点滴投与した後、従来の薬は痛み止めも含めて全て処方されていたのだが、抗生剤だけ出されていない事に気が付いて担当看護師に伝えた処方されていたのは広範囲の菌に効果のあるセファレキシンという抗生剤だったのだが、感染症などの治療にも用いられるものだった看護師の顔色が変わり、確認すると言って戻って
突然の腹痛からドタバタの挙げ句に緊急入院となり、翌朝を迎えた朝の引き継ぎで看護師たちは私が舞い戻った事を周知されており、廊下で顔を合わせると皆にこやかに接してくれた縫い止めた縫合糸が外れ、歯止めが効かなくなって腸液が排出される度に内圧で抜け出て来る様になってしまったドレーンチューブは、ストーマ袋にクリップで固定して出て来れない様に留めていた午後になって再縫合する予定でIVRの処置室に入りレントゲンで腹の中を検査すると、チューブを押し込んだ影響は殆ど無いという事が確認された手術台に横になっ
救急外来の廊下で待たされて呻いていると、「採血します」と言ってきた。しかし、右腕で2回、左腕で1回失敗して採血ができない...手首に近いところから採ろうとするので、そこだけは痛いから駄目と言って拒否した「血管には入っているのに...」看護師は頭をひねりながら他の看護師に相談して当直医を呼んで来た裏で看護師と話している医師に「採血なら一昨日経過観察で来た時にやってるから2日前のデータがあるでしょう痛いのは腹なんだから、腹を見てよ!」私の怒った声が聞こえたのだろう医師がやって来て腹を
膿瘍ドレーンの留置手術を行い退院して2週間、腹に刺し込んでいたチューブを2カ所で腹の皮膚に縫い付けていた部分が外れてしまった入院中に一度、縫い付けた皮膚が千切れて外れてしまったので、少し深めに縫い込んで貰って退院したのだが、2週間で2カ所とも千切れてしまった消化管ストーマを付け直す前にシャワーを浴びていて気が付いたのだが、腸液が出る時にチューブが内圧に押されてググッと押し出されてしまったので、慌てて押し込んだ(患部は生々しいので、前回入院時のもの)片手でチューブを押し込んだ状態で急いで身
膿瘍ドレナージから排出される腸液は消化管ストーマに溜めておき、ある程度溜まるとトイレで廃棄している排出される腸液には強力な消化酵素が含まれているので皮膚まで溶かそうとするのか猛烈にアタックして来るのだが、ストーマの粘着剤に使われている皮膚を保護する成分も溶かされるその為に内側から粘着剤を侵食して剥がれてしまうのだが、このタイミングがストーマの寿命と考えている大凡3〜4日なのだが、このストーマを剥がし取ったタイミングでシャワーを浴びて全身をしっかり洗ってしまうその間に頭だけや足だけを分割し
ストーマを装着して買い物に出てみた私の場合、ストーマの中に腹から出たチューブが15cmほど突き出ており、このチューブを押し込んだり引っ張ったりすると皮膚に縫い付けた部分が動かされて強い痛みが走る普通に歩いている時には全く痛みもないのだが、車に乗る時に腰を曲げる際、チューブの先が大腿部を滑る様に動いてくれれば良いのだが、引っ掛かるとチューブの先が押されて数mm押し込まれるゆっくり押し込むのであれば痛みはないのだが、一気に押し込まれると、例え数mmでも縫い付けてある部分が擦られて激痛が走るこ
私の場合、消化管ストーマを装着する位置は、臍から右に12〜13cmの辺りにあるここから約6mmのチューブを膿の塊である膿瘍に挿入し、更に膿瘍と癒着している小腸の穴まで差し込んでいる膿瘍ドレナージの排出口は体表に15cmほど出ている状態で、チューブの根本と根本から2cmほど離した2ヶ所で皮膚に縫い付けてある腸液が排出される際にチューブが押し出されて縫い付けた糸が引っ張られるので痛みがあるが、縫い付けて1週間ほど経っているので、痛みには慣れ始めた排出される腸液はチューブの先から出て来るのだが
入院中は何も考えずとも横になっているだけで治療計画通りに看護師が全てやってくれるしかし、私の場合は体力的にも自己管理能力的にも食事&投薬管理から排泄までを独力で行う事が可能で、体調の良し悪しはあるが、アルカリ性の腸液によってただれてしまった皮膚の痛みをコントロールできれば、通常の生活を行えるので、後は漏れ出て来る腸液の処理がスムーズに行えれば退院してアパートでの生活が可能だと考えていたこれは少しハードルが高いと感じていたのだが、皮膚・排出ケアの認定看護師により、幾つかの消化管ストーマを装着ト
小腸に癒着した膿疱にチューブを挿し込んで、膿を出す治療計画だったものが、膿疱の中を挿し進めながらレントゲン撮影で確認していたら小腸の中ほどで穴を開けて繋がっていたベテランIVR医師も対処について決めかねていた一先ずは当初の予定通りの位置にカテーテルを留置したが、その翌週には小腸の穴までカテーテルを伸ばした消化器内科の主治医は、外科にオペの相談してくれていた膿疱を切り離して除去し、小腸に開いた穴を縫合するオペで、担当医は前向きに考えてくれていたが、難しいオペになるので、大腸外科としての内部
痛みの発生する患部は大きく分けて2つに分けられる腫れて神経が圧迫される事で起こる深い場所の痛みと、腹に挿し込んだチューブの隙間から漏れ出て来る腸液がただれた皮膚を刺激する肌表面の痛みで、深層部と表層部の違いがある前者はオピオイド系の薬が効果があるのだが、内服薬なので小腸で吸収されて血中濃度が上がるまでに1.5時間ほどを要すので遅れて効果が現れるこの時間に痛みが出た場合はレスキュー薬として顆粒状で舌下や口内粘膜からも吸収されて即効性のあるオピオイドを2.5mg内服する。後者はフルルビプロフ
チューブの肌への再縫合と詰まってしまったカテーテルの交換の為、3回目のオペを行った。今回はオペの推定時間に合わせて、事前に痛み止めの点滴を落としたりして準備したので、痛みも最小限でリラックスして医師と会話しながら進んだ。腰に麻酔の注射を打ってからスタートなのだが、1本目は強烈に痛い。2本目は麻痺しているが、3本目は深部に入れるので、これも痛みが強い。カテーテル交換は10分ほどで終了し、交換後のレントゲン画像を撮って確認、完了となった。最後に縫合の場所と縫合糸の長さをリクエストしながら終
2種類のサージドレーンを試用したが、肌への接着部分からの漏れを防ぎ切れていない患部が老人の三段腹なので起立時には真っ直ぐな部分が、座った姿勢では谷折になって溝になるこの湾曲から僅かな剥離が生生じ、三角形の隙間ができて漏出してしまうあと1cmだけ上の位置だったら溝を避けられるのだが、なかなか上手く行かないものである肌への密着強度を増す目的で、体温で柔らかくなって腸液のPh調節を持ったする、餅状のシール材を土手の様にリング状に成形してチューブ穴の周囲に接着しているのだが、薄くても駄目、厚くて
骨転移は、痛みはあるが生命活動には影響を及ぼさないと言われている痛みはかなり強い腸腰筋が炎症を起こしているので膝が上がらない腸腰筋を使わないと内転筋が衰えて太腿を内側に持って行く力が弱くなりガニ股になるガニ股になると爪先で地面を蹴りながら歩く事が無くなり、尻から太腿、ふくらはぎの筋力が落ちて、すぐに疲れて歩行が困難になるこの様に骨転移から連鎖反応的に歩行困難になり、体力が落ちて寝たきりになってしまうそうならない為には消炎鎮痛剤を有効に使い、身体を動かして筋力の維持回復に努めるしか無い
今回の入院は、腹にチューブを突き刺して右下腹部に溜まった膿を出す事が目的だったが、IVR科がカテーテルを留置する為に、CTで画像を細かく切って撮影したところ、小腸に癒着している膿塊に微小な穴が空いている事が確認された。そこから話が複雑になって行き、チューブを挿している挿入口から漏れ出る腸液(茶褐色の膵液が分泌されたものや更に胆汁が分泌された黄色いもの)の流出をいかにして抑えるか?が問題になっていた。放置していると下着がぐっしょりになってしまうので、大量のガーゼで吸着させていた。そこで認定看
前回の投稿では、最後は自分が看取りたい自分の家の近くに戻って来てはどうか?という息子の言葉に、涙腺が緩んでしまったというところで色々な事を思い出してしまい、筆を置いた主治医から私の余命が短いという話を聞いた息子に横浜の病院への転院を勧められた考えてみれば、私が逝った後に長泉では後粗末も大変であるこの状態で退院して1人で全て出来るのか?毎月3万円もかかる訪問看護を受けるのか?今は中心静脈から点滴で栄養液を入れているが、元の経口摂取に戻せば、ポートへの穿刺の問題は無くなるので訪問看護
主治医から家族に説明をしたいと半ば強引に求められて、次男坊が静岡がんセンターまで足を運んでくれた事は前回投稿した彼が私を外して話をしたいと主治医に切出した私は先にベッドに戻る事にして待っていた戻って来た彼はスッキリした感じだった「どうだった?」と話を振ると「やっぱり、横浜に戻って治療を続けたらどうかと思う月に2〜3回(長泉まで)来るとしても、片道1時間以上かかって不便だから...」思いがけない返答で、どう返すか迷っていると「湘南泉病院って、あったと思うんだよな...」と独り言を
主治医の強引な要請で家族の誰かを呼んで説明する時間を作って欲しいと言われていた。主治医とソーシャルワーカーの日程を抑えなくてはいけないので、急ぎの案件であった。妻は義母の軽度の認知症を介護しなければならず、実家の岡山県に行っており、頼りになるのは次男だけだった。事の重大さを理解してくれた次男坊は翌日の夕刻にがんセンターまで来てくれる事になった。1月の結婚式で大泣きした、涙もろく心根の優しい男である。彼を交えて、主治医とソーシャルワーカー、看護師の5人で治療歴から現在の病状と治療の選択肢
今回、外科への説得が不発に終わった事を受けて、勤務の継続が難しくなった会社に電話する事にした。「1週間の予定が伸びてるのですが、外科医から手術を断られたので、このまま退職になっちゃうんです」「え〜!身体は大丈夫なんですか?」「身体は大丈夫なんですけれど、チューブを死ぬまで抜けないんで...」「え〜!これから何年間もチューブが抜けないのですか?」「いや、あと何年も生きられないから...」「え〜!どれくらい生きられるのですか?」「そんなに一言ごとに驚いてたら、周りの人がびっくりするでし
外科医が予約を入れていたので期待して待っていたのだが、結果は残念な知らせになった。結論から言うと『外科的手術は出来ない』というものだった。色々な説明をしていたが、要は手術をする事によって近くに有る腫瘍を刺激してしまい、寝た仔を起こす様な事にしたくない...という事だった。既に結論は出てしまっているのだから交渉の余地は無く、元々外科医が受ける事は無いだろうと考えていたところを、たまたま前回の執刀医が男気のある方だった事から難しいオペを前向きに考えてくれていた訳で、この医師には感謝こそすれ、で
腹に挿し込んだチューブの根本から結構な量の腸液が漏れ出していて、皮膚が赤くただれてしまった。口から入った食べ物は、胃酸で酸性になり、十二指腸から腎液や胆汁などでアルカリ性になる。このアルカリ性の腸液が弱酸性の皮膚を荒らして、特に漏れ出した腸液をガーゼで押さえている部分が赤くなってしまい、チューブの根本部分はただれてしまった。医師は、漏れ出したら患部を洗って、こまめにガーゼ交換をする様に....などという現場を全く理解していない指示を出していたが(そんなに頻繁にナースコールなど出来ない)、現
先ほど、看護助手が院内マニュアルの差し替えに来て、全病棟でwi-fiが開通した事を教えてくれた。何か工事をしているな...と思っていたらwi-fiの工事だった様だ。一部の共有スペースでは使用できたが、病室では有線LANしか無かったのだが、とうとうwi-fiが使える様になった。何の前触れもなくwi-fi開通とは驚いたが、早速i-phoneを接続してみたら、意外と簡単にセットアップできた。しかし、10分ほど接続しないでいると自動で回線が切断されてしまうのか、再接続が必要だ。不具合と言えば不
3日ほど高カロリー(200kcal/100cc)の総合栄養食品を出して貰っていたが、退院後は処方薬として認可されている経腸栄養剤を出して貰う事になった。食事として出されていたメイバランスなどから栄養剤に切り替えなのかと思っていたら、食事として出されていた栄養食は変わらずに出て来た。しかし、これだと1日分の摂取カロリーが3,500kcalを超えるので、流石に多いだろうと思ったが、実際に飲み続ける事ができるかどうかの試飲だった。退院時に2週間分で42本が出されるが、フレーバーはコーヒー味しか
今週末は息子の結婚式なのだが一生に一度の晴れ舞台なので、私も地味に盛り上げたいと考えている。花婿の父の衣装は紋付袴かモーニングコートなのだが、最近は紋付袴は流行らないらしいのでモーニングコートに決めた。当初は青山のレンタルを利用しようと考えていて、裾野の青山の店舗で採寸して披露宴の前日に借り出して2日後に返却する計画だった。着替えが面倒なのでアパートからモーニングコートで出発して、軽自動車から颯爽とモーニング姿で現れるという趣向だった。しかしまさかの入院延長でギリギリまで入院になってしま
退院までに体重を増やす目的で総合栄養食品を追加で出してもらう事にした。これらは保険適用される医薬品ではなく“食品”で、ドラッグストアなどで購入できる。退院後も栄養補助として使用する可能性が高いので、在庫の範囲で色々なフレーバーを出して欲しいと要請した。下記は個人的な感想9〜10点は毎日でも可6〜8点は普通に飲める4〜5は何とか飲める1〜3点は遠慮したい飲み物メイバランスぎゅっとミニミックスフルーツ味超濃厚フルーツ牛乳後味ねっとり8点/10点テルミールミニ麦茶味濃厚麦
昨夜、就寝前に悪寒がするので検温したら38.3℃だった。消炎解熱剤は処方薬から外したので、アセトアミノフェンを貰おうと看護師に伝えたら、当直のDr.がコロナとインフルエンザの検査をした方が良いと診断した。確かに平日なので、日中は“外来患者”も“付き添い”も“面会”も全てありで、大勢の人が院内の至る所を行き来していたのだから当然の判断かもしれない。39℃の発熱になってからでは後手後手に廻ってしまうので、適切な危機管理だろう。その後、カロナールを出してもらったが、37.7℃までしか下がらなか
先ほど副看護師長が調合栄養液の在宅投与について相談にやって来た。小型ポンプの操作やチューブの接続、チューブ交換時の抜針は問題なくできるが、最初に行うCVポートへの穿刺を自分で行うのは無理なのではないか?という話だった。実際にやってみて、皮下で動く直径1cmのポートを左手で押さえて固定し、右手でヒューバー針を垂直に穿刺する事の難しさを痛感していた。副師長は経口栄養食で主たるカロリー確保(1,200kcal)を行い、ヨーグルトやプリン・ゼリーなどで補給するプランを提案してくれた。経口栄養食
まだ腸炎が治まっていないのだが、退院日が近づいている。しかし、まだ食事はヨーグルトやプリンなど流動食に近い物しか食べられないので、退院後も点滴で1,200kcalを確保して、それ以外にヨーグルトやプリン、ゼリーなどで補給する事はできないか?と申し入れた。ポンプを使ってケモで使用していたポートから栄養液を点滴投与しているが、小型ポンプをレンタルして自宅でも点滴投与できる。四角いリュックに1.5リットル入りの栄養点滴液の袋を入れて担いで仕事ができるものだ。本来、点滴というものは高低差で抹消静
このブログを読んでいる息子から心配して連絡が来た。挙式前の忙しい時に余計な心配をかけてしまった様だ。昨年末からのブログを読み返してみたら、心配するのは当然の内容だった(苦笑)結果的には痛みと発熱の原因も絞り込めて、対策を取る事も出来つつある。私も40年前の結婚式を思い出した。貸衣装のドレスとタキシードで仲間たちと夜中まで渋谷を飲み歩き、行く先々で注目を集めて、新婚旅行前の宿泊先だった六本木の全日空ホテルにチェックインする際、大勢の米国人団体客に祝福されたのが懐かしい。当日は披露宴の最
CT検査の結果が出たので主治医と今後の治療方針について打ち合わせを行なった。小腸に癒着が見られるとの事だった。3年前のオペの瘢痕ヘルニアで小腸がグニャグニャに入り組んでおり、何処がどう癒着しているのか分からない状況の様だ。癒着は外科的な治療しか無いので、外科医とも事前に話をしてくれていたのだが、外科医は否定的だった様だ。オペを行っても再発するリスクが高く、一過性の効果しか得られない割に、腹壁に再発している悪性腫瘍に近い位置にあり、悪影響が出る危険性が高い。何より何処と何処が癒着している