ブログ記事93件
あなたは、誰かの大切な人原田マハ講談社文庫内容〜勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独のうちに他界した父。つまらない人間と妻には疎まれても、娘の進路を密かに理解していた父の最後のメッセージとは……(「無用の人」)。歳を重ねて寂しさと不安を感じる独身女性が、かけがえのない人に気が付いたときの温かい気持ちを描く珠玉の六編。/講談社文庫HP原田マハ「あなたは、誰かの大切な人」特設サイト|講談社文庫疲れた心に必ず効く、読む特効薬。まだまだ人生、捨てたもんじゃない。六つの小さな幸福
秋の日のヴィオロンのため息[ViolonSighofAutumnDay]原曲はアルメニアの巨匠ヴァイオリニストである「サンヴェル・ヤーヴィニャン」の「QuietLove(静かな愛)」です。ポール・ヴェルレーヌの秋の歌秋の日のヴィオロンのため息の身にしみてひたぶるにうら悲しLessanglotslongsDesviolonsDel'automneBlessentmoncœurD'unelangueurMonotone.サンヴェル・ヤーヴィニ
こんにちはアニマルコミュニケーター伊藤ななです息を吸うのが怖いような東京も砂漠のような暑さでした。皆さんはお元気でしたか?少しずつ秋の気配でホッとします今回、セッションさせて頂いたのは3匹の猫さんたちY様のこの上ない家族です。2022年4月🌈を渡りましたハッピーと共に暮らしていた猫さん。今は体調が芳しくなく元気がありません。いつも控えめな子です。2023新たに家族になった猫さん。家族となかなか距離感が縮まりません。Y様はかけがえのない存在であるハッピ
こんにちは悠〈ゆう〉です7月7日生まれの方へ誕生花からのメッセージは「あなたの静かな愛が伝播し運気が上昇していきます」です【誕生花】ヒオウギ【花言葉】静かな愛和名の由来は葉の形が公家が持っていた桧扇を広げた様子に似ている事からで気高い思いをイメージしますが皆さんがヒオウギに抱くイメージはどういったものでしょうか?そのイメージこそがあなた自身への花たちからのメッセージなのです
この絵を見て「酵母は愛かな」って友達が言った。愛だろうなと思ったけど、その愛ってどんな愛かなってお風呂の中でぷくぷくつかって考えた。きのう、「やすらぎの森」という映画を見て、胸を引き裂くような出来事の果てに灯った静かで穏やかな愛を感じていた。映画のお話は、世の中から離れて森で暮らす三人のおじいさん(世捨て人)は互いに踏み込みすぎず、けれど近くにいることで安らぎ、それぞれ自由に暮らしていた。そこへ存在を抹殺されて、たった今まで自由を知らなかったおばあさんが助けられ連れてこられる。老
銀閣寺界隈に白沙村荘橋本関雪記念館がある。庭に春(4〜5月)になると白い清純な花が咲き乱れる。一見シャラ(夏椿)やヒメシャラの花に似てるが良く見ると木も葉も違う。ナニワイバラである。中国南部原産地です。日本には江戸時代難波の商人より持ち込まれる。果実は生薬「金桜子」と言われ、下痢.頻尿.遺精に。葉は腫物.潰瘍に汁を外用する。花言葉はその姿で【清純な愛】【静かな愛】と言われる。
ある日ある時(9~12)9来た手紙を妻に読んでもらうこんな生活を考えたこともなかったがさびしいなかにもこころかよわすあたたかい世界があったのだ10子供たちは学校に行きやっと静かになった枕もとで妻がむいてくれる富有柿11暮れやすい日の夕ぐれ妻の帰りを待ち幼い子らといるさびしいのかわたしの寝ている布団に足を入れにくる子どもたち12便りもなく訪ねてくる人もないが今日は枕べに花があるいくたびか霜に
ある日ある時(5~8)5病気がながくなると訪ねてくる人も少なくなり堪えられない淋しさがおそうてくる6花が欲しい花が欲しい身も心もよみがえらせるような花が欲しい7九つの佐代子が火をおこしごはんをたきおかずをつくって食べさせてくれる夕べ急に冷えてきて妻のいない日の父と子の一つの灯8目を覚ますと枕べに真美子が拾ってきたという大きな銀杏の葉があったそれを手にとって眺めていると風に吹かれて散る大木
ある日ある時(1~4)1淋しさに堪えられず階下におりてゆく下では妻がせっせとミシンをふんでいる2寝床を今日は階下にうつす子供たちの声を聞きたさに3かなしんでいるといつのまにかあたたかい手がふところにあった4もう蠟梅が咲いたかそのほのかな薫りが心弱くなっているわたしをしずかに慰めてくれた坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆先程、行ってきました個人名・支持政党名・最高裁裁判官*:.
点字全盲の人となったつもりで布団の上に点字器をおいてアイウエオカキクケコと書いてみる一マス一マスがはっきりせず目の見えない人のかなしみが一点一点にわかってくる便り杉村春苔尼先生に美しい文字の優しいお心のお便りを読んでいますと世界の海を渡ってきた大きな船の明かりのようなものがわびしいわたしの心にもともってきますまもなく春がまいりますわたしの目にもふたたび光がよみがえってくることを信じ力を出して生きてまいります坂村真
一日一信一日一信やっと楽しいひとときがきたあの人この人を身近かにおいて一字一字書くひとときのうれしさ待つこえいちにち寝ていると待たれるのは子どもたちが帰ってくることであるお父ちゃんただいまと小鳥のようにこえはりあげて元気よく帰ってくることであるそして学校であったいろいろのことを口早に枕べで話してきかせてくれることである坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-
美しいゆめ赤松稚枝さんにどこにも行けぬわたしを慰めようとあなたは美しいアルペン・カレンダーを送ってくださったえぞつつじヒマラヤの花春の尾瀬沼わけてもマナスルの高峰にこころひかれてひとりゆめみるゆめまたゆめ笑いめしいの人たちの笑いの美しさかなしみを微笑でかくすこの人たちの顔の清らかさ返し歌中井コツフ先生へ観音に千の手あるを心から知り得しことのありがたくして坂村真民*:..。o○☆
雨一枚の葉書をかくともうぐったりと疲れるあの人へのごぶさたこの人へのごぶさた音たてて降る雨のわびしさこころゆたんぽをいれてもかいろをいれてもあたたまらないひはわたしのこころもさむい夕ぐれ詩もなく歌もなき夕ぐれしきりに鵙がなく坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-^)二度とない人生だから今日が大事、今日が大切明日もいい日でありますように【合掌】
両手わたしが病んでから十一の梨恵子と九つの佐代子が右の手となり左の手となって仕事をしてくれる今日も二人で風呂の水をくんでわかしてくれるこの子らのためにお父ちゃんお嫁さんを見に行ってくるよそう大きなこえで二階に寝ているわたしに告げて三人の子が行ってしまうとあとは静かな雨あがりの午後妻も編物を習いに行って留守ひとり目をつぶって早く治りたいと一心に祈る守らせたまえ子らえおうえさせぬため妻をかなしませぬため春になったら勤めに
生きてゆこう貧しさに堪え人の世の冷たさに堪え生きてゆこうこの妻とこの子らと夜明けかすかながら星々が見えるようになった夜明け合掌し仰ぐ十方三世の諸仏諸尊諸菩薩さま光ふたたびまもなく春がくるわたしの眼にもふたたび光がよみがえってくる坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-^)二度とない人生だから今日が大事、今日が大切明日もいい日でありますように【合掌】
雨の音愛する者への別れか雨が音たてて降る幻杉村春苔尼先生に二度まであなたはわたしの枕べに立ってくださったいまでもありありと浮かぶあの夜のあなたの尊いお姿返し歌杉村春苔尼先生に夢にきてわがために花を活け給うみ心やさし白き花の香坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-^)二度とない人生だから今日が大事、今日が大切明日もいい日であります
弁才天さま半眼の弁才天さまあなたのお姿をかかげて幾年月わたくしもあなたと同じく右眼だけになろうといたしましたなんという宿縁だろうかとなにか恐ろしい思いがしてくることがたびたびありましたでも今日はそれが大へん間違いであることを知りました半眼の弁才天さまあなたのいたましい左眼喪失はまったくわたしの身代わりであったのだとじっと仰いでいて涙がこぼれてなりませんでした童話涙して母を待つ子に童話を読んできかせる病む子病む父守らせたまえ
白泉先生の手1あなたの手にかかるとすべての臓器がこうもおとなしくなるのかやっと息がつけるようになり死の苦しみから解き放たれる2偉大な医王仏のようなあなたの強い手たけりくるうすべての臓器をしずめてくださる不思議な手生きたい今日も夜が明けるもずのこえがするすずめのこえがする生きたい生きたい生きねばならぬまだまだしなければならないわたしの仕事が残っている香もう幾日もなにひとつ喉を通らぬわたしにあなた
秋篠宮家の長女眞子さまご結婚おめでとうございます心より御慶び申し上げます。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆白泉先生の言葉”自分を生かすのは自分ですぞ”と叱りとばすように枕もとで言われた先生の言葉が消えようとしていたわたしの生命に火をつけた四十度ちかい熱のなかでわたしは皿のなかのものをつかんで口に入れた静かな愛もしもこれが奇跡と言えるなら奇跡と言おう悶絶するような苦しみの果てにわたしを蘇らせたあの光をあの静かな愛の
夜明けの光カーテンに夜明けの光がにじんでくる不思議に生き堪えたわたしをつつんでくれるこの清らかな光よ鯛消えようとした火がまた静かに燃える朝だった妻は一匹しかなかったからといって大きな鯛を買ってきた坐を組む悶絶するような痛みからようやくのがれて今日初めて静かな日がきた春の光のなかで久しぶりに坐を組む桃咲く病いがまた一つの世界をひらいてくれた桃咲く坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
幻影雨に濡れて歩いている半盲の身のわびしい姿を父や母はあの世からどんな思いで見つめていられることだどう暮れの街の雑踏のなかでふと浮かんできたさびしい日のさびしい父母の幻影暗い日寝ているわが枕べのラジオがオネスト・ジョンの試射弾の響きを伝える暗い日が一層暗くなり目を閉じたまま寝返りをする勇気善いことをするには悪いことをするよりも一層勇気がいる時代になりましたそうKさんに言う点字器を三台も持ってきた若いKさんに
灸背中に十二左肩に一つ両足に一つずつ身を焼き心を焼く十五の灸詫びる視力のみだれがわたしの心までもみだしてかなしませなくてもいい妻を今朝はかなしませてしまった冷たい雨の降るなかを歩きながらゆるしてくれゆるしてくれと何度も詫びた自分の未熟さが吹いてくる風に刺されるように痛かった業苦の夢どうして毎夜のようにあんな恐ろしい夢を見るのだろうあたまつるつるの亡者どもがきて地獄の入口まで引きずってゆく業苦の夢をくりかえ
PGAツアーZOZOチャンピオンシップ松山英樹選手優勝おめでとうございますプレー中鬼のような英樹の恐い顔が一転和やかになりましたよファイナルラウンドの仔細は明朝のブログにて*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆YさんにあんまのYさんの家でお昼の御飯をいただくいわしの酢もの小魚の煮つけおいしい漬物この所縁のありがたさ涙ぐましさHさんにのりのびしっとついた敷布洗いたての枕カバーさあどうぞとHさんは言われる
花1毎日寝ていると自然に生活が簡素になってくるいつか花とわたしだけになってくる2一日寝ている父親のため花をもらって帰ってくる子のこころのいじらしさ3つわの花がもう咲いたのか坐禅のかえりだという若い人たちから今朝もらったわたしの好きな冬の花おはぎあなたの手でまるめられた五つのおはぎ親子五人で一つずついただいてうまかったうまかったと言い合う秋のまひるSさんにあしのうらまでこころをこめて
み仏のようなわたしに揉ませてくださいわたしに鍼をうたせてください先生の御病気はわたしたちの念力できっと治してあげますとあんまさんたちが言ってくださるおことばじっと寝ていて涙のにじんでくるみほとけのようなことば雀雀がなんども軒からのぞいてチイチイ言う早くおなおり早くおなおりとかわるがわる言いにくるのだろう鶴の眼もう北の国には鶴が飛んできたといういちにち目をつぶって寝ていると鶴の澄んだ眼がしたわれる
湯たんぽ妻が湯たんぽを買ってきたなにも考えず一日湯たんぽの上に足をのせて寝ている空の一角から迷うな迷うなと空の一角からきこえてくる声がするいましがた飛んでいった小鳥たちのこえであろうか妻と子らにわたしの視力の弱ってゆく日でも子らよ朗らかにあれ妻よ気をおとすな坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきありがとう(^-^)二度とない人生だから今日が大事、今日が大切明日もいい日
眼のつぶれたアヌルダひとり寝ていると眼のつぶれたアヌルダのことがよく浮かんでくるおシャカさまに針に糸を通してもらって涙ぐんでいるアヌルダの熱い涙がじーんと伝わってくるそんな夕はわたしも精舎の静かな庭で世尊に向かいあっているような気がする濡れているのは濡れているのはわたしだけではなかった馬も牛も港の荷役の人も濡れていた冬木の森冬の木はどれもいい赤い実がたくさん落ちていて小鳥が一ぱい鳴いていた坂村真民*:
花はひらけど花はひらけどわが眼ひらかずわが心ひらかず初しぐれしぐれしぐれ半盲の身の枕べに音たてて降る初しぐれ一枚一枚の木の葉を落すようにわたしの悲しみも打ち散らしていってくれ夜半のしぐれ全くの盲目となってしまったおそろしい夢をみて目覚めていると夜半のしぐれが音をたてて降ってゆく遠い砂漠の果てにでも運ばれてゆくような淋しい音である坂村真民*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆今日も命を授けていただきあ
薔薇の花忘れられたようになっていた一株の薔薇が今年はどうしてこんなに咲くのだろうもう季節も冬に入ったのにつぎからつぎへと開いてゆく薔薇視力を失いかけてゆく眼にほのかな紅をふくんだ白い薔薇が何とも言えず美しく映ってくる試練この試練を越えようこれを越えたところにまた一つの新しい自己が見出されよう手千も万もの手がわたしをきびしく打ちのめす日と千も万もの手がわたしをやわらかくつつんでくれる日とがある坂村真民*:..。o○☆゚
とある日救世観音のお顔がかなしみに満ちて見えることがある横からひょいと見たときなどあのほっそりしたお姿ぜんたいがなんとも言えないかなしみで一ぱいになっていられるときがある風の音光を閉ざしてじっと寝ていると風の音のみがきこえてくる秋深くなる風の音には観音のみ声のようなものがある花の薫り花の姿はうつらなくなっても花の薫りだけはじんじんとひびいてくるそんな日の夕の空気はことに澄んで遠い波の音までがきこえてくる坂村真民*: