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谷崎由依さんの「遠の眠りの」を読みました、初めての作家図書館本です。大正末期、貧しい農家に生まれた少女・絵子は、農作業の合間に本を読むのが生きがいだったが、女学校に進むことは到底叶わず、家を追い出されて女工として働いていた。ある日、市内に初めて開業した百貨店「えびす屋」に足を踏み入れ、ひょんなことから支配人と出会う。えびす屋では付属の劇場のため「少女歌劇団」の団員を募集していて、絵子は「お話係」として雇ってもらうことになった。ひときわ輝くキヨという娘役と仲良くなるが、実は、彼女は男の子である
新国立劇場の演劇研修所第16期生終了公演、宮本研の傑作戯曲を研修所の所長宮田慶子が演出した舞台「ブルーストッキングの女たち」を新国立劇場小劇場PITで観た。******演劇サイトよりあらすじ******「青鞜」創刊の翌1912年、編集長の平塚らいてうを慕う伊藤野枝が九州から上京してくる。同じころ、無政府主義者の大杉栄は「平民新聞」を創刊し、研究会や座談会を開きながら活動を続けていた。野枝は女学校で出会った英語教師辻潤との間に子をもうけるが、らいてうから「青鞜」を譲り受け、そ
💙💫5分で平塚らいてうについて!2017年11月20日れきし上の人物.com5分で平塚らいてうについて!女性解放運動とはどんなものだったの?|れきし上の人物.com平塚らいてう(ひらつからいちょう)といえば、フェミニスト(男女平等論者)として有名ですね。「元始女性は太陽であった」のフレーズが有名です。今回、平塚らいてうのかんたんな経歴、女性解放運動とはどんなものだったの?について、紹介していきますr-ijin.com💫💙平塚らいてう、子孫と夫。与謝野晶子との違いと思想
🕊目に見える仕事かたちに現われた仕事その仕事の量の多さといったことだけに人間の本当の仕事の価値や人間の本当の生活を見出そうとしない平塚らいてう(『元始、女性は太陽であった』より)元始、女性は実に太陽であったで始まる青鞜せいとうの創刊以来日本の女性史に大きな足跡を残した平塚らいてうその影響力の大きさ膨大な仕事量を思うとこれが彼女の言葉かと不思議な気さえしますでもこの言葉を知ってからますます彼女の偉大さを思うようになりました私たちはどうしても目に見える結
惑星診断をやってみました。凄すぎる惑星診断でした。確かに言えてるかもしれません。”太陽”で思いつくのはこの言葉「元始女性は太陽であった」大正から昭和にかけて活躍した女性解放運動家、平塚らいてう(1886-1971)が、文芸誌『青鞜』創刊の辞として書いた言葉である。大昔、女性は太陽のような存在であった。自ら生き自ら輝やいていた。その言葉が発せられてから100年以上経って、今は、昔の性差別から男性だから、あるいは女性だから、
この原作というか単行本は発売早々にかった。少しだけ読んだ、でそのままになっていた。今回、伊藤野枝役を吉高由里子さんが演じて、永山瑛太さんが大杉栄を演じる、というニュースに録画して、今日最終回を観た。大杉栄は無政府主義者、という言葉以外に私は何を知っていたのだろうか。「無政府主義者」という言葉はただただ一人ひとりの人権を獲得しようと、動いた人だったのではないか、と。伊藤野枝のことも、青鞜での一瞬以外あやふやなことばかり…そして揃って関東大震災直後に殺されてしまったということだけ我な
NHKで放送されていた連続ドラマ、「風よあらしよ」の最終回を観ました。とにかく1時間×3回では短すぎるという印象でした。最初の結婚からの逃亡から青鞜への入社、辻潤との破局から大杉栄との恋愛、最後の甘粕事件まで駆け足でした。演技や音楽、カメラワークなどの演出は非常に質が高いだけに大河ドラマにして欲しかったです。折角伊藤野枝が取り上げられたにも関わらずその功績が伝わりにくい点が残念でした。アナーカ・フェミニストのエマ・ゴールドマンの日本への紹介や赤潤会での活動が主な業績と
編:「新しい女」研究会2011年2月15日初版第一刷翰林書房ドーンセンター情報ライブラリーより貸出GW中に読んでいた本を読了しました。青鞜と新しい女についての論集です。三部に分かれています。青鞜を生み出した平塚らいてうの母校、日本女子大学が日本近代フェミニズムを育んだ土壌についての10つの論争は第一部、日本の「新しい女」たちで紹介されています。家政学、体育、日本女子大の同窓会の連帯、キリスト教などの様々なアプローチからによる読み応えのある内容でした。第二部の
編:米田佐代子・池田恵美子1999年12月10日初版発行世界思想社以前から興味があって購入後積ん読にしていた青鞜についての本を読了しました。らんたんを読んで、日本の近代女性史により関心が深まったタイミングで読めて良かったです。『らんたん』著:柚木麻子2021年10月27日電子書籍版発行株式会社小学館小学館eBooks次回の読書会の課題本を読了しました。恵泉女学園の創設者の河合道とシスタ…ameblo.jpこの本は10名による青鞜に関する論集です。青鞜
新しい地図@atarashiichizu稲垣吾郎特集ドラマ『風よあらしよ』出演決定!https://t.co/TXqUVjpPot#新しい地図#atarashiichizu#稲垣吾郎#GoroInagaki2022年01月14日16:05NHKドラマ@nhk_dramas特集ドラマ【#風よあらしよ】#吉高由里子が主人公#伊藤野枝を演じ、自由を守ろうと懸命に生きた一人の女性の“炎”を描く。#永山瑛太/#大杉栄役#松下奈緒/#平塚らいてう役#稲垣吾郎
○山の動く日○君死にたまふことなかれ○青鞜の増刊号○土井たか子久しぶりの水上温泉でした。天気も良く渓谷の遊歩道を歩いてきた。この遊歩道には、与謝野晶子の歌碑公園があってこの水上を愛した晶子が風景を詠んだ歌がそれぞれ歌碑に刻まれている。その中で、「山の動く日来る」という歌がある。それは、女性解放の先駆けとなる平塚らいてうらが発刊した雑誌「青鞜」の増刊号に寄せた歌。山の動く日来るかく云えども人われを信ぜじ山はしばらく眠りしのみその昔において山は皆火に燃えて動きしものをされど、そは
荒尾市立図書館郷土資料再発見の旅(第17回)『荒木一郎の親戚にして「青鞜」作家の荒木郁子』荒尾市立図書館で働く増永荒雄と申します。荒尾市在住歴40年の私が、当館が所蔵する郷土資料とその魅力を綴らせていただいています。図書館HP↓荒尾市立図書館(arao-lib.jp)++++++++++++++++++++++++++++人が、たまたまその性別が「女」であるという理由で人としての権利を持てなかった時代。選挙権はないわ、表札に名前は書かれないわ、不貞を働けば女性と男性の罰則に
「捨てよう」と本箱から手にして文庫がぽろりと落ちた。ちゃんと読んでいないのに、ひどいじゃないか、と言われたような気がした。それほど頁数も多くないし、詩が中心のものなので、さっと読んでみた。有名な「あどけない話」や「レモン哀歌」の印象が強かったせいもあるのだが、本書に「愛の嘆美」や「淫心」といった詩があったことには驚かされた。そしてあの雑誌『青踏』創刊号を智恵子が描いたということも知ったのである。お恥ずかしい限り。智恵子が暮らした生家|高村智恵子|二本松市|高村光太郎(m
村に火をつけ、白痴になれ伊藤野枝伝栗原康著岩波書店刊教科書ではアナーキスト大杉栄が惨殺されたときに、一緒に居た妻と甥も殺されたとしか書かれていない。その一緒に居た妻伊藤野枝がどんな人か知るプラットフォームにはなると。伊藤野枝という方どこを切っても面白い方なので。ただ著者自身が書いた後書き読む気がしないほど全体が質の低いナルなのがなんとも。村に火をつけ、白痴になれ伊藤野枝伝[栗原康]楽天市場1,980円
以前、伝記を読んで生きざまと主張に心打たれ、著作を読みたくなり購入。これ、お勧めです。「女性問題?えー・・・」という方、まあまあ、読んでくださいな。先日、あるエライ方の発言に対して政治家さんたちが白い服を着て抗議なさっていました。あの発言は「切り取られた」としてもアウト。ただ、抗議の方法を単に「責任を追及します!」にするのでなく、問題の本質はどこで、今後は・・・まま、いいです。てか、日本の政治家なのだから、青い靴下/ストッキング(青踏)にしたらいいのにと思いまし
■今夜は「満月」(月齢15.3)。20210227--19:44(月の出よりほぼ2H)**■2月27日は「女性雑誌の日」1693年2月27日、イギリス・ロンドンで世界初の女性向け週刊誌「ザ・レディス・マーキュリー(TheLadiesMercury)」が創刊された。この雑誌は、男性と女性の両方に向けた週刊誌「ジ・アセニアン・マーキュリー(TheAthenianMercury)」から派生した雑誌として発行され、恋愛や結婚など女性の悩み相談を扱い、現代から見てもかなり斬新な内
おはようございます。2月最後の週末です。そして、今夜は満月です。2月の満月のことを「スノームーン」と呼びます。アメリカの先住民が名付けたもので、2月は雪が降り注ぐ季節であることからこの呼び名が付けられたといわれています。また、もう一つ「ハンガームーン」というものがあります。アメリカ北部では、2月は、寒さが厳しいため、冬を越すための備蓄食料が底をつき、空腹に苦しめられていた時期でもあることから、そう名付けられたそうです。今宵の満月、どちらを感じられますか?さて、今日は「女性雑誌の日」の日
💮私は今まで節穴の目で、光太郎と智恵子の純粋な愛の結晶『智恵子抄』に酔っていました。智恵子は小鳥と話をしながら、切り絵をして最後は結核になって、死ぬ間際、檸檬をキリリと噛んで、一瞬正気に戻って、とうとう死んじゃった。のかと思ってた。ところが、事実は違った。そしてそのことを知っている人は沢山いた!!<ここからネタバレ>というかネタというより真実「青鞜」の表紙を描いた智恵子は、平塚らいてうの目には「花のやうな未来を楽しんでいる」「最も美しい女画家」から、一変、その観衆のひとりにすぎ
平塚らいてうの文学碑。「原始女性は太陽であった真正の人であった」と書いてあります。説明板にによると「生涯の伴侶奥村博史と南湖の地でめぐりあい、茅ヶ崎を『愛のふるさと』と偲んだ。らいてうを想いこの碑を建立す」ということです。皆さん、自分と彼女(彼氏)の出会いの場所に石碑が建っていたら、驚きませんか!?茅ヶ崎市美術館の敷地に建っています。下は説明板も入れての写真です。
いつ買ったかさえ忘れた、昨年の夏か秋か…本棚に置いて、忘れていた。思い出して、この冬で読もう!と読み始めたのだけど…風よあらしよ村山由佳著集英社明治、大正の時代を疾走した感じの、伊藤野枝という女性の伝記、平塚らいてうや青鞜をちょっと齧った私としては興味はめちゃくちゃ大きかった。が、それにしても厚い、読みでがあるなんてもんじゃない。読んでも読んでも進まない感じだ。今やっと上野高女に入ったあたり…だけど、私が学生時代知り得た伊藤野枝は東京に出てきて青鞜に参加した辺りから
旅から帰れば日常、洗濯物の山、そしてキッチンには洗ったかどうか怪しげな食器類まあそんなこんなを片付けながら、新聞を見ていたら…発見!してしまったのだ、新刊伊藤野枝の評伝買うしかないな〜とポチッとして、今書いている。もう40年以上前だ、女性学のゼミで、青鞜を読む、というお題での一年間で、多分学んだことはすごく多いのだろうけれど、その時は若干退屈だな…と思っていたことも事実。年齢を重ねて様々経験して、少しずつ気づいていく。そして、青鞜の時代の女たちのいかにパワフルだったことか、直
無限生成平塚らいてう書(元始、女性は太陽であった④より)わたくしは永遠に失望しない〜〜今後、女性の真の解放への道が、いかに曲折あろうとも〜と人生の最後に記しておられるらいてうさん今は女性に限らず、女性も男性も。(らいてうさんのいう)自分の内に潜める天才を発現し合うことそれが、真の解放なんだろう(潜める天才については、前回の投稿の『青鞜創刊の辞』を見てね)らいてうさんは、今の世をどう見ておられるだろうかわたくしは永遠に失望しない、と笑っておられるような…無限生成HAPPY
昨年の観劇の記録です(^○^)二兎社公演43「私たちは何も知らない」日時2019年11月24日(日)午後2時会場富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ■作・演出:永井愛■出演:朝倉あき藤野涼子大西礼芳夏子富山えり子須藤蓮枝元萌二兎社のお芝居は定期的に観ています。新作の発表は必ずチェック。前2作品が現代社会の問題に深く切り込むものだったので、過去を題材にしながらも、同じようなテイストのものなのかな、と勝手に想像して観に行きました。そうしたら、ちょ
今日は春らしい暖かな日ですねなのでタラタラと…与謝野晶子の世界に戯れました「そぞろごと」は婦人解放運動をした平塚らいてう率いる月刊誌『青鞜』(ブルーストッキング)の創刊号冒頭の言葉として掲載されました男前与謝野晶子の骨太人生がかっこいいですね山の神は女であるその神が立ち上がるときがきたいよいよ山が動くときがきたそう言っても人々は私を信じようとしない女達が今まで自己主張しなかったのはただ眠っていただけなのだその昔は山はマグマをたぎらせ炎をあげていたそして女も
美しい装丁の本を読んでると、外から見られるときに少し背筋が伸びます。大正時代末期に福井県の貧しい農村の娘として生きる絵子。唯一の楽しみは貸本屋さんから本を借りて読むこと。両親は本を読むことに全く良い顔をしない。男は学があった方が良いが、女は知識も教養もいらず母や家族のために出来ることを増やしていくことが求められた。子どもは宝ではなく、一家の働き手として役割を担うことを期待された時代の話。本を読むと社会のズレが気になり始めます。どうやら周りの意見はなんだか変じゃないかと。本当に変な
∂美は乱調にあり瀬戸内寂聴美は乱調にあり伊藤野枝と大杉栄(岩波現代文庫)[瀬戸内寂聴]1,078円楽天∂「伊藤野枝と大杉栄」と副題は付けられているが、この二人の恋愛関係に留まらず「新しい女」たちの熱愛の状況を見事に描いている。平塚明子(らいてう)、伊藤野枝、神近市子。女性の地位向上を目指した「青鞜」のメンバーたち。彼女たちの理論(文章)と実際の恋愛行動のギャップが、良く書かれている。彼女たちの理屈を超えた本能の愛情表現が迫ってくる。大杉
東出某の不倫が、大騒ぎになってますが彼はものすごーく女好きで有名で手当たり次第、口説きまくってたらしいんだけどたった一人、口説けなかった女優さんがいるんですってそれは、長澤まさみ!オーラが半端なくて、手が出せなかったとかま、ボクちゃんでは身分が違うわね土曜日は、人生初の二兎社の演劇を観てきたよ朝日新聞の芸術欄で大きく特集されてたから、何となく興味を持って平塚らいてうが、文芸誌「青鞜」の編集に苦労してた頃のお話パンフレットは、青鞜=bluestockingだからかなこちらは