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十月四日秋晴。昨日の今日でよい日だ。日が照る、百舌鳥が啼く、萩がこぼれる、ほどよい風が吹く、……其中一人にして幸福だ。胡瓜を食べる、うまい/\。わが心、水の如し!貧乏有閑、呵々大笑!待つてゐた敬君が午後来訪、よい酒を飲んでバスまで見送る。それから飲み歩いてぼろ/\どろ/\。ぐつすり睡れた、アルコール様々だ。留守にNさんが来て、御馳走になりました、と書き残してある。灯取虫よ。お前の最後は気の毒だつた、追うても払うてもお前はランプにぶつかつて、とうたう焼かれてしまつ
寝る前に聴く文学作品・睡眠用朗読。フョードル・ドストエフスキー『地下室の手記』・社会から引きこもって地下室で暮らす40歳の男の独白。地下室の手記(フョードル・ドストエフスキー)作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有www.youtube.com男性音声・OpenShelf-オーディオブック青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000363/files/57393_66320.html林芙美子『浮雲』・戦時中の仏印
みなさま、おはようございますパソコン・スマホ超初心者さん大歓迎!出張パーソナルレッスン講師&パーソナルシステムエンジニア、オフィス・レッドベアの辰本ゆうこです。最新スケジュール/サービス一覧/公式HP/お問合せ・お申し込み今日の一曲は【Journey】前回の来日ライブ、めっちゃカッコ良かったです!(≧ω≦)★詳しくはWikipediaへ★★★こちらも名曲「Faithfully」きれいなバラードです~♡
十月二日曇――雨。自己省察、身辺整理、清濁明暗、沈欝。油買ひに行く(酒買ひにあらず)、路傍のコスモスが美しかつた、秋も日に日に深うなる。よくならうとすればするほどわるくなる、といふよりも、わるくなればなるほどよくならうとする、……真実なる矛盾である。……しばらく畑仕事をしたら、草の実がくつついた。今夜も不眠、やたらに読書した。風が出て月は見えなかつた。ウソとホントウウソらしいウソはよい、ウソらしいホントウもよい。ホントウらしいウソはよくない。私はホン
十月一日曇。今夜も無月か、惜しいなあ。夜明け近くなつて帰つて来た。……樹明君神妙に早起して出勤、昨夜の君はいつもと違つてよかつた。……身心すぐれず、宿酔の気味、罰だ。……たよりいろ/\うれしかつた、Nさんからハガキを頂戴した、少女のたよりは私をまじめにしてくれる。どうかして酒から茶へ転向したい。私は飲む、浴びるほど酒を呷る、それはひつきよう空虚の苦杯なのだ。……私は泣いた、ひとり泣いた、何故の涙であるか、私自身にも解らない、私は私自身を笑つてやる、私のオイボレセン
九月廿八日晴。樹明君悄然として出勤する、人間樹明のしほらしさは見るに忍びなかつた。朝酒!幸か不幸か、どちらでも構はない。嫌な手紙を書いた、書きたくないけれど書かなければならなかつた、それを持つて駅のポストへ出かけて、そしてふら/\飲み歩いた(といつてもフトコロはヒンヂヤクだつた)、ぼろ/\になつた、とう/\また畜舎の御厄介になつた。……九月廿九日秋晴。早朝帰庵。その日が来た、と思ふ。NさんがFさんと同道して来庵、私のことが記事として載つてゐる福日紙を持つて
東京から友達が遊びにきてくれた伊勢神宮帰りに橿原神宮へ行きたいって言うので、橿原神宮へいくなら大神神社へ行かないとだよって三輪神社もう何十回と来てる三輪神社友達も、わー空気が違うねって、めっちゃ喜んでくれてよかったですそこで「ここは大物主命(おおものぬしのみこと)っていう神様が祀られているんだよ」って話をしてたら、夜になって「ねえ、大物主命ってそもそも何者?」っていう話題に。「それなら、ちょっと『古事記』読んでみようよ!」って話が盛り上がって、青空文庫の『古事記』を広げて、夜
朗読「銭形平次」「凧糸の謎」、雑談と解説は最終回です。「銭形平次捕物控凧糸の謎」八五郎が階下へ行つて、窓の下に立つた頃を見計らつて、平次は血の附いた凧絲の一端に、羽のところに少し蟲の附いた楊弓の矢を結び、その矢を窓から、松の三番目の大枝、丁度屋根の上のあたりへ被さつた大枝の上へ射てやりました。今回は、なんていうんですか、トリック系というか仕掛け系というか。平次が発見した凧糸と事件の関係は?先代主人・八郎兵衛の持ち物だった楊弓の矢は?
九月廿七日雨――晴。未明に起きてごそごそ。――夜が長い、ああ長い。肌寒を感じる、冬物の御用意はいかゞ!Kよ、ありがたう、おめでたう、私のさびしさかなしさはわかるまい、わからない方がよい。Kさん来庵。午後出かける(これは当然必然だ)、そして例の通り、払へるだけ払つた気持はよいな、酔つぱらつた気持もわるくない。夕方帰つて見ると、盃せん浪藉、KさんとJさんとがやつてきて、飲んで、そして出かけたらしい。うたゝねしてゐるところへ樹明君来訪、二人の酔漢がそのまゝ寝てしまつた。
朗読「銭形平次」「凧糸の謎」、YouTubeちゃんねるにUPいたしましたー。「銭形平次捕物控凧糸の謎」「これは何んだえ」平次は少し離れたところから、一と握りの凧絲を見付けました。「凧絲ですね」「凧絲はわかつて居るが、血が附いて居るぢやないか」「凧糸の謎の地理的なお話」です。神田明神かんだみょうじん平次の住んでいるのは神田明神下御台所町。三田四国町みたしこくまち老木屋のある場所。赤羽橋あかばねばし友吉親分
九月廿六日曇、――雨。樹明君ぼうぜん、私はせいぜんとして。酔中の自己について語り合ふ、そして笑ひ合ふ。雨しとしと、その音は私をおちつかせる、風さうさう、その声もおちつかせる。身辺整理。茶の花が咲いてゐた(此木には気がつかないでゐた、ずゐぶん早咲である)、好きな花だ、さつそく活けて飽かず観る、純日本的のよさがある。夕暮出かける、豆腐買ひに酒買ひに、地下足袋穿いて傘さして。Nさん来庵、いつしよにほどよく飲んで食べて、それから歩く、ほどよく酔うて別れた、めでたしめでたし。
九月廿五日晴――曇。身心だいぶ落ちつく。わがこゝろ水の如かれ、わがこゝろ空の如かれ。午前、大毎のMさんが写真師を連れて来訪、私と庵とを写した、私といふ人間はつまらないが、萩にすすきの草屋はつまらなくはない。庵中独坐。曼珠沙華の花さかり、とても美しいが、その妖艶は強すぎる。悔恨、更生、精進。……さびしけりやうたへ。夜更けて、樹明君が酔つぱらつて転げこんだ、そして寝てしまつた、酔態あさましいものであつたが、人事ぢやない、それはまた私の姿でもあるのだ。頭部に腫物が出来て
朗読「銭形平次」「凧糸の謎」、ただいま準備中です。雑談第1回目です。「銭形平次捕物控凧糸の謎」三田四國町の大地主、老木屋勝藏の養父で今年六十八になる八郎兵衞は、その朝隱居所の二階で、紅に染んだ死骸になつて發見されました。予告編、登場人物のご紹介です。「凧糸の謎の登場人物紹介」神田の平次明神下に住む岡っ引き。通称・銭形平次。八五郎平次の一の子分。通称・ガラッ八。老木屋勝蔵三田四國町の大地主。先代の八郎
九月廿四日秋晴。弱者の悪、痴人の醜を痛感する。思索、批判、統制が足らない、厚顔無恥、そして無能無力だ!終日怏々。愛想が尽きたか!未練はないか!甘えるなかれ、甘やかすなかれ。濁貧!矛盾地獄!孤独餓鬼!流れるままに流れろ、なるやうになれ。空は高い、私は弱い!死ぬるまで生きてをれ!現実の夢か、夢の現実か。苦悩は踊る!△反省、それは弱者の唯一の武器だ。△太陽を仰いで孤独を味ふ。△愚人、悪人、小人、狂人、――私はそのいづれぞ。私は私の愚を守らう、守りたい。△疣
九月廿三日晴、彼岸中日。日本晴、ピクニツク日和、まさに人生行楽の秋。朝霧のすが/\しさ、朝の水を汲みあげると清新そのものだ。来るか来るかと燗して待てばあなた来ないで酒は無くなる待つても待つても来てくれない曼珠沙華が赤い此二章を樹明君にあげる。秋空一碧、一片の雲なし、私もあんなでありたい。地虫しきりに鳴く、私もあんなにうたひたい。自己を知れ、此一句に私の一切は尽きる。大毎記者Mさん来庵、ざつくばらんに話す、私のやうなものの言動が記事の一つとして役立てば、それも
九月二十日曇。朝酒がある、あれば飲まずにはゐられない私だ。やつと来た、それを持つて街へ、昼も夜もなくなつた、彼も私もなくなつた、……一切空々寂々だつた、濡れて戻つて寝た。……九月二十一日晴。自責の念にたへなかつた、何といふ弱さだらう、自分が自分を制御することが出来ないとは!終日憂欝、堪へがたいものがあつた。九月廿二日秋晴。朝、眼が覚めるといつも私は思ふ、――まだ生きてゐた、――今朝もさう思つたことである。山の鴉がやつて来て啼く、私は泣けない。身心重苦し
九月十九日曇。秋風、間違なく秋風。子規忌、子規逝いて何年、年々鶏頭は赤し。花めうが匂ふ、それはあまりに独善的な。身辺整理、日記も書き改めるし、浴衣も洗濯しました。茶の木がもうかたいつぼみを持つてゐる。たよりいろ/\、ありがたし/\。昼飯をたべてゐるところへNさん来訪、何もないからいつしよに近郊散策、そのまゝ別れた。二人のなまけもの!わるくない題号だね!今日の散歩はNさんが青唐辛を貰つてくれた、帰庵早々佃煮にしてをく。左の太腿が痛い(昨日から)、そろ/\ヤキがまはつて
ろうどくSUNDAYレッスンスタート📣レッスンをご一緒した方から甘〜い差し入れをいただきました♡ありがとうございます✨️
ノリスケです!YouTubeで朗読配信をしています。今回は、夏目漱石(1867-1916)の『夢十夜』という作品を朗読しました。「こんな夢を見た。」で始まる十の夢の話です。夢は無意識の心の働きを表現したものであると言われますが、後味の悪い夢はあまり見たくないですね。私は未だに体育の授業の日に体操服を忘れる夢を見ます。寝ている時に見る”夢”と、将来の願望を表す”夢”が同じ言葉ななのは何故でしょう?英語の”dream”も同じですね。それでは、ぜひご視聴ください。チャンネル登録もよろ
九月十八日晴、満洲事変記念日。宵寝をしたのであまり早起だつた。朝空の星のうつくしさ。身心平静、秋気清澄。百舌鳥が出て来た。胃の工合がよろしくない、当然すぎる当然!昼飯を食べてから、ふと思ひ立つて湯田へ行く、椹野川を土手づたひに溯る、葦の花、瀬の音、こほろぎのうた、お地蔵さま、秋草のいろ/\、……温泉で一浴して引き返す、徃復とも歩いたが(銭がないから)、近来のよい散歩だつた。温泉はありがたし、酒と飯とがあればいよ/\ありがたし、銭があればます/\ありがたし。やうやく花茗
青空文庫にあったアルフレッド·テニソン著アーサー王物語をPerplexityに現代英語版に換えてもらい日本語訳も付けてもらいました。青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000140/card50131.htmlKINGARTHUR'SROUNDTABLEbyAlfredTennysonGARETHANDLYNETTE13.ThethreeknightsGarethhaddefeatedwerebrotherso
断捨離で持ち物やサブスクを減らしてますが秋なので服とコスメは普通に買ってます毎年毎年去年って何着てたんだっけ?っていうくらい服がなくて(あることはあるけど)今後どういう治療になるのかわからないけど体型変わったら着られなくなるかなーと思いながらどーんと買っちゃいました本も欲しくて本屋さんに行きたいけど遠いので青空文庫が読めるアプリをDL芥川龍之介の河童がおもしろくて一気読みしちゃった古いお話は難しいかなと避けてたけど夏目漱石が読みやすくて面白い!腰と背中が痛くてあんま
タイトルの「萩柚月の生活と意見」は伊藤の整氏の「伊藤整氏の生活と意見」をもじっただけで、特に大それた“意見”などはございません。だいぶ時間が経ってしまったので今さらなんなのですが…YouTubeのちゃんねる登録者が10,000人を超えました。やったーヽ(^o^)丿長い道のりだったなあ…10,000人を超えた記念に何かサブチャンネルとかパートナーシップとかやってみたらどう?みたいな話はあがるのですがなにしろ、本編のチャンネルの朗読
朗読千本ノック!ばっちこおおい!今週は、江戸川乱歩目羅博士の不思議な犯罪ですこの物語の語り手はわたしですがそれすなわち江戸川乱歩本人です。原稿の催促がうるさかったので、上野の動物園に避難していたらしい江戸川乱歩が推理小説のネタを聴きたくないか?という若者から話を聴く。人間でも動物でも、いわゆるモデリングという特性?をもって親の事を真似するのが当たり前。猿だけの話じゃなくて、真似したいわけですよね。
九月十七日秋晴。身心すが/\しい、澄んだ自分が出現する。身辺整理。今日も来ない、今日も。――空腹しみ/″\読書。ひよろ/\(何しろ昨日の朝食べたきりだから)散歩する、ついでに学校に寄つて新聞を読んでゐたら、ひよつこり樹明君(何といふ幸福、実は遠慮して逢はないでゐたのだ!)、遠慮しないで米を貰ふ、酒と魚とを買つて貰ふ、後から来るといふので、庵中独酌、待つてゐる。酒はうまいな、飯はうまいな。三十余時間ぶりに御飯がはいつたので胃がたまげて鳴つてゐる、どうだ、うまからう。私
九月十六日雨、晴れる、曇る。秋雨、しよう/\とふる、単衣一枚では肌寒く、手水も冷たく感じられる、火鉢がなつかしくなつておのづから手をかざすほど。せつかくのお祭が雨で気の毒なと思つてゐるうちにだん/\雲が切れて日ざしが洩れてきた、私にはお祭も(盆も正月も)ないけれど。秋風さらさらさら。待つ、待つ、待つ、――来ない、来ない、来ない。うたゝ寝していやな夢を見た、覚めても、しばらくはその情景から離れることが出来なかつた。夢は正直だ、意識しない自分をさらけだして見せてく
青空文庫収蔵図書岸田劉生『美術上の婦人』より
九月十五日曇。五時過ぎには起きて新聞を読み、煙草をくゆらし戯談をいひ、そして戻つて来て、茶を沸かし御飯を食べた。やつぱり私は不死身に近い。今日明日は地下のお祭、お祭だとて私は。……おもしろい手紙をうけとつた、処女のにほひがする、何となく愉快になつた。午後、Nさん来訪、お互に無一文だからしばらく無駄話をして、さよならさよなら。柿の葉の落ちるのが目につくやうになつた。青柚子一つ、秋が匂ふ。あまつた御飯をおむすびにして焼いてをく、明日の糧です、一つ二つ三つ、四つあります。
九月十三日晴。今日はまつたくぐうたら山頭火だつた。午近くKさん来庵、焼酎を舐めながら雑談、かうして余生をむさぼることは苦しい。九月十四日曇、時々雨。早起、そしてそれから。――銭がない、米もなくなつた。頼まれた短冊を書いて送るべく、学校に樹明君を訪ねて郵税を借りる、酒代を貰ふ、夕方訪ねようといふ、……飯を炊く、鰯を焼く、酒を注ぐ、……ああいそがしい。驟雨一過、自然も人間もせい/″\した。酔境無我、万象空。曇天、憂欝、孤独、寂滅。……待つ身はつらいな、立つたり座
三重県【四日市教室】の御案内♡心がふり向く朗読♡を目指して朗読教室「プルメリアの花束」四日市【一般社団法人日本朗読協会】認定スクール━━━━【直近3ヶ月のレッスン日程】第1・第3金曜日10/210/1611/611/2012/412/18*詳細は下段の【時間】の欄を御覧下さい。━━━━【場所】❋❋【重要なお知らせ】❋❋〈じばさん三重〉改装工事中の為休館期間:令和8年9月1日~令和9年12月28日上記期間中は【MG四