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青山工房カシミヤ対応洋服ブラシ埼玉県日高市より青山工房カシミヤ対応洋服ブラシを頂きました。到着までの数ヶ月、とても楽しみ待っていました。戴いたブラシは期待を裏切らないしなやかな使い心地👏カシミアのニットも凄く滑らかになりました。納期案内のお葉書や手書きのお手紙まで頂戴し、細やかなお心遣いにも感激しました。大切に使っていきたいと思います✨
月刊のような更新になりましたが…。よろしくお付き合いください。ところで、昨夜、この記事をアップロードしている最中でしたが…。プライムビデオで、凄い試合を観せてもらいました。3つのタイトルが掛かった王座統一戦。結果は、皆さんご承知の事でしょうが…。いくつか、ボクシングが素人の僕でも分かった事がありました。まず、両者とも、後ろ足の爪先が相手の方向には向いていなかったこと。これは、欧州、中央アジアの空手スタイルが源流となって、
昨年の今頃は、中国のどこかの省で、得体の知れない病気が流行り出している。そんな情報を聞いて、少しばかり不安に思いましが、特段、危険を感じるほどの事とは考えませんでした。それから、1年。無能な為政者の所為で、コロナウイルスの猛威が続いています。来春には、ワクチン接種が始まるようですが、接種を受け持つ看護婦の手配も大変なようで…。ワクチン接種用のコールセンターを受託する業者がまとめて段取りする場合もあるようです。民間
70年代前半…。御三家と呼ばれていたハードロック・バンドがありました。キッス、エアロスミスと…。当初は、アメリカン・バンドの台頭を象徴するように、モントローズだったのです!(今回紹介するのが「PAPERMONEY」。、モントローズの日本でのデビューアルバムになります。)(こちらは、「ロック・キッズ⑱~キッス-ALIVE!-デュース~」で紹介したキッス。今回は、CDの「ALIVE!」を。)(こちらは、「ロック・キッズ⑲~エアロスミス-離
白とくれば黒。黒とくれば白。法則のように、植えられた毛の色を選んでしまうのが、手植え靴ブラシ。(こちらは、「手植え靴ブラシ~江戸屋~」と「手植え靴ブラシ⑬~江戸屋②~」で紹介した江戸屋のブラシです。)(こちらは、「手植え靴ブラシ②~藤本虎~」と「手植え靴ブラシ㉔~藤本虎②~」で紹介した藤本虎のブラシです。)(こちらは、「手植え靴ブラシ⑧~イシカワ~」で紹介したイシカワのブラシです。)(こちらは、「手植え靴ブラシ⑯~バーゴル~」で紹介したバー
映画「ボヘミアン・ラプソディー」が、クイーンを知らない世代にも好評で大ヒットしているとのこと。周りでも、友人のI君を含めて、かなりの人が観ていて…。これが切っ掛けとなって、洋楽にも耳目が集まって欲しいものです。ところで、僕の記憶が正しければ…。女子中高生から人気に火が付いた彼らは、ライブ・パフォーマンスできるのかと思えるほど複雑な楽曲の構成より、ビジュアル的な要素を前面に押し出して紹介されていました。日本では、あっという間に大ブレイクして…。当時の代表的な
これまで、今年で創業300年を迎えた江戸屋に始まって…。江戸屋のブログは、こちらで…「手植え靴ブラシ~江戸屋~」。江戸屋②のブログは、こちらで…「手植え靴ブラシ⑬~江戸屋②~」。藤本虎、宮川刷毛ブラシ製作所、田中ブラシ製作所…。藤本虎のブログは、こちらで…「手植え靴ブラシ②~藤本虎~」。藤本虎②のブログは、こちらで…「手植え靴ブラシ㉔~藤本虎②~」。宮川刷毛ブラシ製作所のブログは、こちらで…「手植え靴ブラシ③~宮川刷毛ブラシ製作所~」。
黒革のツナギでベースを弾く…。そんな格好いい女性ハードロッカーを初めて見たのがスージー・クアトロでした。(73年の「CantheCan」は、UKチャートNo1シングルです。)日本では、イギリスで大ブレイクした「キャン・ザ・キャン」と、次のシングル「48クラッシュ」が、ほぼ同時期のリリースなので…。どちらも良く聴きました。でも、僕の脳裏に焼き付いているのは…。ディスコ調のファンキーなロックで、アルバムタイトルにもなった「YourMamm
ロンドンでは、紳士は雨が降っても傘を差さない、と聞いた事があります。アクアスキュータムとか、マッキントッシュの防水性の高いコートの襟を立てて、細巻にした傘はステッキのような使い方だったのでしょう。その細巻の傘の代表格がフォックス。1868年創業の英国屈指の老舗傘メーカーです。典型的な8本骨のこうもり傘のフォルムは、和傘のような太巻が大好きな僕にも美しく感じます。今回、紹介するのは、こちら。(8本骨の典型的なこうもり傘のフォルムです。)(フォッ
北欧の国、スウェーデンで、家内制手工業のような形態で、100年以上に亘って手植えブラシを製作しているイリス・ハントバーク。(代表的なボディブラシとフェイスブラシです。)以前、靴ブラシの別注をお願いしたところ、仕様変更は受けないとの回答があり、同社の白馬毛のボディブラシを靴ブラシとして使用していると紹介しました。ところが最近、靴ブラシとして毛の種類を変更している別注品がある事が判って…。扱っていた宮城県大崎市のショップ、WOLFPACKに、無理を言って
一昨年の夏には、そろって近所の八幡宮へ出掛け、稽古に勤しむ親子でした。空手を始めてから十余年。ほぼ同じ年月を「慢性糸球体腎炎」と共に過ごして、何とか上手く付き合えるようになって、全国大会への切符も手の届くところまで来ていたのですが…。新たな巡り合わせで、生活は一変してしまうのです。(一服してください。ジェームス・テイラー「マッド・スライド・スリム」。「You'veGotaFriend」を聴いてください。)真冬の寒さが、ほんのちょっとだけ和らいだ
企業イメージが一新され、女性に人気のコーチ。1941年創業のアメリカの高級ブランドです。かなり前になりますが、確か、最近終了した「ER緊急救命室」にドクター役で出演していたノア・ワイリーが、広告塔として活躍していたのを思い出します。京都の百貨店に出店したばかりの90年代には、堅牢な革製品を作る質実剛健なイメージで…。特に、代名詞のグローブレザーを使ったブリーフケースは、僕の周りでは大人気でした。(アメリカから個人輸入したトップ・バー・ブリーフ。30年物です。
久し振りの手植えブラシの話題です。守口にある京阪百貨店の「日本の職人展」に出向いたのが梅雨前のこと。目的は、以前から直に製品を見たいと思っていた「松本悟朗商店」。聞けば、平成27年設立のホヤホヤの店でしたが、「手植え靴ブラシ②~藤本虎~」で紹介した「藤本虎」で修業を積んで、独立されたとのこと。同店の手植え靴ブラシは、かなり細身の木地に短い黒馬毛を植えた一手のみ。それでも良かったのですが…。少し我儘を言って、仕様を変更してもらったのがこちら。(同店
手植えブラシの毛の素材は、馬毛、豚毛、それ以外の獣毛に大別できます。名店は、それぞれに毛質や毛丈、精毛や植毛の技術などに一家言持っていて、唸らされてばかりです。手植え靴ブラシの締め括り(中締め?)に紹介するのは…。バーゴル(Burgol)の高地に棲む馬の弾力の強い栗毛の先端を何等分かに細かく処理したタイプ。毛質と毛先の処理に拘りが感じられて、ヤク毛の白と黒と同時に輸入することにしました。(毛先を細分する事で、根元の腰の強さを残しつつ、毛先が柔らかいブラシに仕
90年以上の歴史があるスイスのバーゴル(Burgol)。同社が作っているヤク毛の白と黒は、出色の出来栄え。チベットの高地で飼育されているウシ科のヤクは、尾毛ばかりでなく腹部、脚部の周辺も長毛で覆われています。この毛をふんだんに使い、周りをグラデーションのように山羊毛で囲ったとても贅沢な作りです。(真ん中のグレーに見えるのがヤク毛、その周りの白いのが山羊毛です。)(どちらの毛も、このようにたっぷりと植えられています。)(少し短めの20mmの毛を植
年明けから周囲の期待に反して、まったく登校する気配がなくなってきたチビ。この病気の厄介なところは、発症するのが受験に影響する時期であるのに、過度に登校を促しても、性急な回復を試みても事態が好転しない点です。また、夕方あたりからは症状がかなり改善するので、不規則な時間限定で通常の生活を営む事ができる点も、他の疾患とは異なる特徴です。したがって、授業は受けられないのに、体調によっては、夕方の部活には行けますし、ほとんど毎晩、塾には行く事ができます。ある意味、都合の良い病気です
先日、「機械植え靴ブラシ④~ホースブラシ②~」で紹介したドイツのブラシメーカー、レデッカー。機械植えでブラシを作っているメーカーとばかり思っていたところ…。最近、剥き出しの引き線を使ったブラシが掲載されている事に気が付いて…。実は、手植えでもブラシを作れるメーカーでした。その手植えブラシのひとつが、共蓋の上にハンドルを付けたユニークな靴ブラシ。こちらは、ワックスコーティングされたブナの木地に、山羊毛には珍しい黒毛を植えたもの。毛丈30mm、幅50mmで、長
申年最後の更新となりました。よろしくお付き合いください。毛の質に拘りのあるこの工房では、精毛(馬毛の原毛を洗浄し、ボイルして余分な脂を抜き、まっすぐ形を整える作業)をしてから手植えしています。これは、洋服ブラシの工程なのですが…。そこで、お願いして、同じ手間を掛けて、靴ブラシを作ってもらいました。かなり大きな長さ180mm、幅60mmの大判型の檜の木地に、毛丈40mmの白馬毛を…。洋服ブラシと同じ仕様なので、9行植えしてもらいました。緩やかにアー
三条大橋の西詰に、古民家の落ち着いた佇まいの店があります。看板を掲げていないのですが、店先に並んだ束子や箒で、棕櫚(シュロ)の専門店である事を窺い知ることができます。文政元年(1818年)創業ですから、もうすぐ2世紀になる老舗です。(真ん中の店が今回紹介する桔梗利内藤商店です。三条大橋に向かって撮って見ました。)(通りの向かい側から撮って見ました。)棕櫚とは、ヤシ科常緑高木で、丈夫な樹皮は、縄や敷物、束子や箒に加工され、図案化された意匠は、家紋
無垢の材から手作りされている至高のハンガー。(今回の主役のプレジデントハンガー、背景が映り込むほど輝いています。)迎賓館や有名デザイナーズ・ブランドなどで使われていると聞きます。ブナの原木から職人が削り出して作っていくのですが、個々の形がほとんど異なりません。僕の知る限り、国内で販売しているのは、3社(他社をご存知の方は、ご紹介を)のみ。豊岡市にある1946年創業の老舗、中田工芸。プレジデントと言う名を冠したハンガーを同社にお願いしたときには、既に注文生産になっていました。スーツの
またもや、メガホースブラシの話を…。こちらは、トレーディング・ポストの別注品で、ECCで教えを受けた先生が米国に移住する際にも、プレゼントで使いました。しっかりと面取りされ、側面に削りがない長さ210mm、幅60mmのクリア仕上げの白木の木地に、毛丈40mmの栗毛を植えたもの。今考えると、荷物になって迷惑だったかもしれませんが…。(しっかり面取りされ、側面もフラットです。)(クリア仕上げの木地です。)(毛丈40mmは、手植えブラシの別注品と同じ長さです。)(黒毛に見えますが栗毛です
(今回の主役は、真ん中に鎮座するかなや刷子です。)大正3年創業のかなや刷子。こちらは、浅草の出店で小売りをされています。本店に直接、依頼して作ってもらったのが、一回り大きめの長さ137mm、幅61mmの大判型。朴の木の木地に、毛丈もちょっぴり長めの42mmの白馬毛を植えてもらって…。軽く面取りされた白木仕上げの共蓋は、削り出しそのままのプレーンな状態。側面もフラットで、削りは入っていません。特徴的な釘打ちは、通常とは反対方向の木地の縁、例えると書類のマージンとか、紳士靴のコバのよう
ある地域ブランドの紹介サイトで知ったのが、宇野刷毛ブラシ製作所。創業は、大正6年。と言う事は、来年には100周年の節目を迎えます。こちらで手に入れたのが、少し長めの155mm、幅55mmの角丸長方形の朴ノ木の木地に、毛丈35mmの白馬毛を植えたもの。オーソドックスな7行植えで、17列あるので119の穴が空けられています。木地の側面に削りが入らないタイプで、丸頭の真鍮釘を左右対称に4本ずつの釘打ち。(少し大きめの角丸長方形の木地です。)(毛丈は35mmですが、木地の厚みで、高さは大判
もう10年になるでしょうか。桜の季節には、幾分早い弥生の中頃に、実物が見たくて、出店していた堺の高島屋に出向いたのが、洋服ブラシのイシカワ。同店の長さ150mm、幅50mmの長方形の黒馬毛は、毛丈が27mmの尾脇毛、いわゆる尾の根元に生える羽毛のような毛を使ったタイプ。火のしで、高温プレスして整えられた尾脇毛は、小筆と同じ品質で、滑らかで柔らかいのに腰があるとのこと。「このブラシは、小筆が木地の穴の数だが並んでいると考えればいい。」ご主人の物づくりに対する熱意が伝わってくる、そんな説明
神田神保町の山田塗具ハケ製作所は、大正2年の創業で、1世紀を超える歴史があります。ハケとブラシの専門店として、テレビでも取り上げられたことがある名店です。同店5代目のご主人に、かなり無理を言って、お願いしたのがこちら。大判形で、長さ135mm、若干細身の幅53mmの朴の木の木地に、毛丈40mmの白馬毛を植えてもらって…。この馬毛は、白さが際立っていて、真っ白に見えます。法則どおり、柔らかさも抜群です。(朴ノ木の大判型です。)(毛丈40mmのホントに白い馬毛です。)(自然光だと良く
前々回に続いて、機械植えの靴ブラシの話を…。ドイツの靴に対する考え方は、整形外科的な健康と繋がっていて、足裏にフィットする特注のインソールの製作など、目から鱗のアプローチでした。15年くらい前、京都高島屋の1階に入っていたのがアルカ。ひと通りのレクチャーを受けた後、若干オーバーサイズのトリッカーズのカントリーとアンクルブーツ用にインソールを作ってもらいました。何故か、裏側の色が違うのが不思議ですが…。可塑性のある素材に足を入れて型を取って成形してもらい、数週間後完成する、と言った手順だ
今回は、ちょっと、ブレイクと言うことで…。手植え靴ブラシを使う前のレギュラーが、シューツリーのメーカーとして有名なイギリス、ダンケルマン社のブランド、ダスコ。柳町弘之氏のワークショップが原宿のワールドフットウェアギャラリー内にあった頃、お願いした靴に合わせて同社のシューツリーを薦められた事を思い出しました。(ダスコの白馬毛ブラシです。落書きしてスミマセン。)(ヒロ・ヤナギマチの内羽根式5アイレットのストレートチップです。)(木目の美しいダンケルマンのシングルチューブのシューツリーです。
日高市にある2代目のご主人が取り仕切る青山工房。まず手に入れたのは、特徴的な瓢箪型の2本。靴ブラシの材としては珍しい檜の木地に、毛丈25mmの黒馬毛と栗毛を植えていて…。しっかりと面取りされた白木仕上げの共蓋には、小さく「青山工房」の焼印が入ります。実測で、長さは95mm、括れた部分の幅が41mmと、かなり小振りですが、7行植えで使ってみると納得の掌にピッタリ収まるサイズ。聞けば、女性にも持ち易いように設計されているとのこと。こんな寸法でも、丸頭の真鍮釘を左右対称に4本ずつ釘打ちして
國田ブラシ製作所は、昭和の創業ですが、15年頃と聞きますので、三四半世紀の歴史があります。秋田での木地製作の加減で、数年越しのメールでのやり取りの後、めでたく作ってもらったのが、大判型のタイプ。若干小振りの長さ133mm、幾分細身の幅52mmの朴の木の木地に、櫛で梳かして製毛した毛丈40mmの白馬毛を100穴植えてもらって…。綺麗に面取りされた白木仕上げの共蓋は、削り出しそのままのプレーンな状態。木地の側面には削りが入り、釘打ちは、丸頭の真鍮釘を両端に1本ずつ、左右対称に3本ずつの8本で