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新作俳句2025年10月24日春…春眠やあるじ惰眠をはばからず老といふ暇もてあます春の宵すかんぽや外れ親ガチャかも知れず蝌蚪の里ふるさと出づるものばかり離合集散紆余曲折の花筏空縮む揚雲雀鳴く一点へ西行の死出の旅路や春夕焼西行の死の旅はるか春夕焼西行の死して久遠の春夕焼青き踏む幾山垣を越えてもや風やはらか蝶やはらかに飛び去りぬ若かりし貧しかりしをス
青き踏む天地逆さの手描き地図青空の燕の姿切り絵ごと鳥の絵の羽は虹色愛鳥日水面の板のごとしや通し鴨下駄の音の小さくなりし夏夕べさとう菓子★同人(高木宇大氏)が選ぶ『璞玉を拾う(6月号より)』に拙句がありました。
新作俳句2025年7月6日春…風光る真昼の星を光らせて梅が香や須磨は古町寺の町梅が香やまだ来ぬひとの薄おもてそのままよ安芸が小富士の春霞辛夷咲く帰りなんいざふるさとへ花又花山又山の六甲路壊れざるシャボン玉欲し息をつぐ海を越え空をも越えて青き踏む青き踏む水平線は遠けれど青き踏む句の先にある句を求め
俳子歳時記春<あ~あね>アーモンドの花(春・植物・晩春)花アーモンド悲しき恋の果てに咲き咲き満つも甘く切なき花アーモンド青木の花(春・植物・晩春)星降らば森に青木の花盛り青き踏む(春・生活・晩春)あちに行きこちにも行きて青き踏む青き踏む二男一女を引き連れて神戸湖の底ひなりし地青き踏む踏青や草食獣の駈けし丘まなかひに須磨アルプスや青き踏
健脚は今はまぼろし青き踏むフーザンボー踏青(とうせい)・・もともとは旧暦三月三日に野辺に出て、萌え出た草の上を歩いて、宴を催すという中国の習俗と歳時記に書いてあります。そう難しく考えずに、春の野山を萌え出た草を踏んで歩くことと考えれば良いのだと思います。写真は井の頭線東大駒場駅近くで写したものです。健脚は今はまぼろし青き踏む
来し方に悔なき青を踏みにけり安住敦青き踏む・踏青(とうせい)・・・春、芽生えた青草を踏みながら、野山を散策すること(角川俳句大辞典)。踏青は唐詩の中に出てきますが、日本では訓読みにして「青き踏む」となったのです。似ている季語としては野遊び(ピクニック)があります。「来し方に悔なし」なんて格好よすぎですね。来し方に悔なき青を踏みにけり
(神奈川県横須賀市長沢)棒きれを振りて踏青より戻る今瀬剛一「対岸」2024年7月号季語は「踏青」で春、「青き踏む」ともいう。三月初めの巳の日(上巳)に、山野へ出て青草の上で遊宴を催したという中国の古い習俗から来ているといわれるが、今日では3月3日に限らず、春の野辺に出て青々とした草を踏みつつ、摘草、あるいはそぞろ歩きすることをいう。ー『現代俳句歳時記春』ハルキ文庫ー草花は除き、春をもっとも感じる季語の一つであろう。俳句はさまざまな表現方法が許されるが、
点描の一点となり青き踏む木内怜子青き踏む・・踏青(とうせい)とも。春の野に出かけて、草を摘んだりお弁当を食べたりして遊ぶのは「野遊び」と言いますが、それに近い季語として「青き踏む」があります。青々とした若草を踏んで遊ぶことです。点描・・線を使わずに、点又はごく軽いタッチで描く画法。(大辞林)写真は藤沢市にある新林(しんばやし)公園。小高い山に囲まれていて、その山に入ると山桜が咲いています。点描の一点となり青き
十日ぶりひだり足より青き踏む踏青やこちらはむかし墓地でしてニンジンは売り切れ青き踏みかへる青踏むや公衆電話の鳴りはじめ院内に青き踏みたきひとのゐて【笑い仮面】吹く風はまだ冷たいけれど、じょじょに日が長くあったかくなってきたせいか、花は芽吹き、鳥はさえずり、ついでに人間もとうとうこたつから這い出してきて、そこいらをぷらぷら歩きまわってみたくなってくるから、自然のサイクルというのはふしぎなもんだ。家族そろってピクニックなんてしゃれていていい
扁額の文字の太さよ新松子悠人濡れ縁にひとり言ちたり月鈴子秋兆す街を見下すランチかなしのぶじやんけんの指の勢ひ秋の空【同人の自薦一句】パチンコに勝ちて昭和の日なりけりしのぶ新しく出来た季語の一番乗りになろうという密かな野望。空映す瞳になりて青き踏む悠人朝、一仕事終えての吟行。さあ、俳句モードに切替えよう。
潮を見て返す岬や青き踏むフーザンボー青き踏む・・・踏青(とうせい)・・・春、野山を青草を踏みながら散策することです。潮・・・いろいろな意味がありますが、海流の動き、潮流、海水の流れなどを言います。海流の一つ、黒潮は暖流で、本流はフィリピン辺りから北上し、太平洋を三陸沖まで流れていると言われています。写真の1枚目、2枚目は江の島です。江の島は観光の島ですが、自然が残っています。1枚目の写真の遠くに見えるのは伊豆半島です。来し方に悔
夏井いつき選『一句一遊』5ヶ月ぶりに投句してみました。兼題「青き踏む」(水曜日選)青き踏む腹の子にユーミンの唄『花芭蕉句会』で一緒に活動している、美人さんでカッコいい若き俳人のPさんが、この度元気な赤ちゃんをご出産されました。きっと彼女なら臨月を迎えるまで、お腹の赤ちゃんに沢山の事を話しかけ、沢山の唄を聴かせていたんだろう~と思い詠みました。きっと、素敵でカッコいいお母さんになるんだろうなぁ。赤ちゃん連れて吟行句会に来てね~♪夏井い
夏井いつき選*水曜日聞き分くる耳は翼や青き踏む夜の河川敷で1時間青きを踏んで撮影しましたヤマシギヒヨドリ普段あまり撮らないけれど桜と一緒にパチリ!
青き踏む下手の横好き音合わせ職場で可愛がって頂いてる先輩方と、ちょいちょいツーリング旅行などをしてました。そんな中のコロナ!!「やること無いからみんなで楽器やって、タイミングみて合わせてみようぜ」との提案が。それで、河川敷や公園でナニシャルディスタンスだかを確保しながらど素人どもが各々楽器を持ち寄って、下手くそな音を出してました(。-∀-)そんな去年の思い出を詠んだ一句です。ちなみに自分は「カホン」という打楽器を買いました。最近練習はサボりがちです(`・ω・´)
釣竿を担ぐ父子や青き踏むお揃いのYGキャップ青き踏む今日は昭和の日つまりGWに突入❗️………去年までは…緊急事態宣言延長とか…
踏青の気もなく町の外に出る左脚は半歩遅れて青き踏むゆくりなく踏めば青みのやはらかく踏青やあをいリボンのはづみたる青き踏むそろそろ脚をはづさうか【笑い仮面】画像:www.enartsu.co.jp/author/detail/2746/
廃校にからすのえんどうピアノ弾くはいこうにからすのえんどうピアノひくなかなか、写真いい感じに撮れてませんかスマホです❣️加工もしてないですでぷちゃんスマホ片手に撮りまくりですスマホ、十分楽しんでます😊今日も、ブログにいらしてくださり、ありがとうございました*・'(*゚▽゚*)'・*✨✨✨
靴を履くひととなりけり青き踏む鳥の音に青きを踏むは息詰めよ踏青やここは故郷ではないが踏青の歩みは八坂神社まで青き踏む詩人結ぶや靴ひもを【笑い仮面】画像:https://blogs.yahoo.co.jp/sin1884jp/62202683.html
空映す瞳になりて青き踏む悠人宿坊へ続く回廊花は葉に青葉雨最中の餡のつやつやと薔薇の雨呼ぶ口実にパイ焼いてしのぶ検車区へ終電戻る植田かな
青き踏み己が猫背を立て直すフーザンボー青草の生え出した野に入ると、幼いころ野を駆け回ったことを思い出します。そのうち、童謡や詩の一片を口ずさんだり、土筆や蕗の薹があれば摘んで手にしたり・・・花見の人でにぎわう花の名所に行かなくとも、あたたかい春の日を浴びて青草の中を歩くだけでも、十分春を楽しめますね。単なる散策、そぞろ歩きが楽しいのです。今のわれ僧のこころに青き踏む上村占魚
来し方に少し悔ひあり青き踏むフーザンボー青き踏む・・・踏青(とうせい)とも言います。野辺に出て、青々と萌え出た草を踏み遊ぶことです。野遊びというと、草を摘んだり野川で遊んだりということを含みますが、踏青はもっぱら春の野山を歩くことでしょうか。小生の句は、次の安住敦の句を踏まえています。安住の句は来し方に悔いはないというのです。そんなことってあるのでしょうか。悔いてばかりとは言いませんが、悔いたこと、こころ残りは幾つもあるのです。でも、あと
今回は元をたどれば関連が深いよ、という季語です。・寒食・清明・青き踏む≪踏青の副題≫・鞦韆(しゅうせん)≪ぶらんこの別名≫の四つです。詰め込みます。で、何で詰め込む事になったか、というと。何時もの如く、夏井いつき先生の、『絶滅寸前季語事典』を眺めていたのですが。「鞦韆」を紹介したページに、有名な漢詩が載っていました。蘇軾(蘇東坡)の七言絶句です。結句(四行目)に「鞦韆」が出てくるのですが……。あれ、これって、「清明節」の詩じゃなかっ
出羽の地に立つやいつぱい青き踏むフーザンボー青き踏む・踏青(とうせい)・・・本来は陰暦の三月三日に野辺に出て、萌え出た草を踏み宴を催すことを言うのだそうですが、その日に限らず、春の野山の青草を踏むことや、単なる散策にも言います。掲句ですが、山形の俳句会に参加の際、あいさつのつもりで作りました(上位入選でした。)。出羽は、現在の秋田県と山形県のことです。羽州とも言います。羽前は主に山形県のこと、羽後は主に秋田県のことです。