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◆相変わらず新規に読んだ本が無いため、既読の本で「ごまかす」記事であります。『綾辻行人/霧越邸殺人事件』は確か1990年の秋に出たんではなかったか?自分は当時、これの初出本が都内某所の本屋さんの新刊コ-ナ-に「ででんっ!」と平積みになっているのを見つけ、即座に購入した(注・当時の自分は、島田荘司と綾辻行人は「出たら即座に購入」だったのです)。そしてそのまま近くの喫茶店に入って一気読み。う~ん‥‥ここ数年間の読書スランプの自分からは考えられないようなパワ-である。この作品、当時の世間では凄く好
みくるです久しぶりに『なつかしい歌の「ぬり絵」ブック』を塗りました。なつかしい歌の「ぬり絵」ブック心ときめく歌詞とかわいい図柄Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}ようやく雨の季節に入ったということで、北原白秋の「雨」を選びました。見開きで、歌詞と歌からイメージを得て描かれた「ぬり絵」が収録された本です。千代紙のイメージでしょうか?なつかしい感じがするように落ち着いた色合いの「トンボ
雨が朝からシトシト降っています。関東方面は雪になると予報で言ってました。受験シーズン、高校入試や大学の2次試験もひかえていると思うので受験日が荒天の日に当たらないことを祈ります。さて。綾辻行人さんの「霧越邸殺人事件」。読了しました。出版社は違いますが館シリーズの十角館、水道館の頃の初期の作品です。館シリーズの番外編といわれているみたいです。見立て殺人&幻想小説です。ストーリーはなかなか面白かったのですが最後の謎解きがちょっと長かったかなーーと思ってしまいました上下巻の表表紙を
ビックリした綾辻行人原作『十角館の殺人』が実写化だそう表紙が気になってたまたま本屋で手に取った文庫本私がミステリ好きになったきっかけの本私の持っているのは↑のカバーで第12刷だったわ出版されて何年かたってからの出会いだったのかでもこれもうみんな言ってるけどどうやって映像化するんだろ〝あの一行〟綾辻さんの本を読むときは気になったところをメモしながら読んだこともあったなぁ(笑)でも最後(やられたぁ…)ってなったこと多しあぁこの映像化も気にな
『霧越邸殺人事件』<完全改訂版>綾辻行人著角川文庫【内容(「BOOK」データベースより)】1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」を訪れる。冷たい家人たちの対応。邸内で発生する不可思議な現象の数々。見え隠れする何者かの怪しい影。吹雪で孤立した壮麗なる“美の館”で舞台に今、恐ろしくも美しき連続殺人劇の幕が上がる!美の女神が司る“死の館”から、貴方はもう、出られない―。続発する第二、第三の殺人。執拗な“見立て工作”の意味は?真犯人は?動機は
見立て殺人とクローズドサークル。どちらも取り分け食指が動くわけではありませんが、ド直球というか王道過ぎて寧ろ新鮮に感じられるものです。有名作であることは知っており、意気軒昂として読み始めました。得体の知れない家人たち、姿の見えない六人目の予感、過去を固着させたような館。さまざまなガジェットが打ち揃って、縁起の悪さが遺憾なく発揮されています。そして起こる四つの見立て殺人。ミステリー的な意想外の真相に加え、どこか幻想譚的な雰囲気を帯びているのも嬉しいところ。どこが、とは具体的には言えないのですが、
こんばんは読み終わりました霧越邸殺人事件。凄い!少しネタバレ気味になります。ご注意ください。なぜ偶然泊まることになった邸宅で殺人事件が行われなければならないのか、しっかりした理由があったこと。幻想的な話とは別にちゃんと論理的であったこと。犯人の発言にに犯人の証拠となるものがあり、それは読んであれっ?と思ったのにまぁ文脈の問題だろと見逃してしまって最後すごく後悔しました。悔しい!しかしあなたは、殺人の必要なかったのではと言いたくなりますがこれはミステリーでした。仕方ない。第三の死、悲
こんばんは日付変わる前に上巻を読み終えました。面白い!!!彼女は下巻に入った途端殺されてしまうのかなぁ…眠れないのでこのまま下巻に突入しそうです。
11月21日読了槍中秋清が主催する劇団「暗色天幕」の一行は、吹雪の中道に迷ってしまう。道中、山の中にポツンと建っている霧越邸という邸を見つけ助けを求める事に。吹雪が収まる気配がなく渋々彼らを受け入れてくれた家人達。彼らの他にもこの吹雪の中難を逃れてきた医師もいた。雪で閉じ込められた館内で、彼らの運命を決定づけるかのような予言めいた不可思議な現象が発生。暫くして北原白秋の「雨」に準えた殺人事件が起こり始める江戸川乱歩の次作がくるまでの繋ぎとして借りてきました。こちらも昔読んではいますが内容は全
これは2011年8月1日に「吹雪に閉ざされた館そして見立て殺人」の見出しで書きました。もう直ぐ10年になります。『霧越邸殺人事件』の再読終了しました。発売が1990年ですから23年ぶりの再読です。大まかな基本だけが記憶に残っていましたが、犯人、動機等ほとんど忘れていました。このぐうたらブログを始める前に『館』シリーズを全部再読していましたので、綾辻さんはこのブログでは初登場です。*ぐうたらブログは前のブログの名前です。『猛吹雪のために密室と化したアール・ヌーボーの洋
霧越邸殺人事件:綾辻行人★★★★★★★7:秀作、十分に楽しめる作品テンポ;7、プロット;8、ストーリー性;8、人物/背景描写;7、発想:7、空気感;7、ミステリー/サスペンス性;7、伏線;7、ドンデン返し:8、読後感;7ジャンル:ミステリー、新本格、密室~前置き~作家のシリーズものではない作品で、文庫で700頁、ハードで400頁を越える大作である。いろいろな賞の候補にも選出されるなど、初期の代表作ということで、相当に期待したのだが。。。せっかくの大
本日の一冊は『霧越邸殺人事件<完全改訂版>(下)』著者:綾辻行人出版:角川文庫発売日:2014/3/25読了日:2015/8/18特徴:ミステリークローズド・サークル幻想的【感想】幻想的。犯人然り、殺人事件然り…全て含めてこの小説は幻想的だった。超常現象、そればかりに意識が向いてしまっていた。しかし、やはり、結局は、人為的なものであるという簡単な結末にもたどり着けないただ、気付いた。下巻の割と最初の方に、ある人物のおかしな言動
『霧越邸殺人事件』綾辻行人|出版社:新潮社→KADOKAWA|発売年:1990年|ページ数:342+411頁(文庫版)◯ジャンル推理/ミステリー/幻想__________________◯謎ランク|★★★★★★★★☆☆|怪異のような幻想要素が謎の魅力を|高めている|◯物語の楽しさ|★★★★★★☆☆☆☆|物語性よりも美しい描写に特化している|◯キャラクターの魅力|★★★★★★★☆☆☆|館シリーズよりは個性的かも|◯リーダビリティ|★★★★★★☆☆☆☆|長
タイトルと言い装丁と言いミステリですと全てを使って訴えてきますね・笑この印象的なカバー装画ですが、著者の夫人であられる作家の小野不由美さんの手によるものなんですね。雪に閉ざされた湖畔の屋敷、切断された電話線、次々と殺されていく人々、存在するのか不明の人物、見立て殺人等々、ジャンルの定義にほとんど知識のない私にでも本格推理小説だとわかります。私の読んだ新潮文庫版で700ページ弱の大作ですが、途中でダレることなく最後まで読ませる作品でした。明治
月原渉さんは初読となります。初めて読む作家さんの作品は読むときにドキドキします。いつも自分の好きな作風であれば良いのにと思っています。「使用人シズカー横濱異人館殺人事件ー」『「あと、二人、死にます」使用人は容赦なく云った。嵐に閉された異人館で、「名残の会」と称する奇妙な宴が始まった。館の主は謎めいた絵を所蔵する氷神公一。招かれたのは画家に縁のある6人の男女―。次々と殺されていく招待客たち。絵の下層には、なぜか死んだ者が描かれていた。縊られた姿もそのままに。絵は死を
霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>【電子書籍】[綾辻行人]信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々…。閉ざされた“吹雪の山荘”でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!今年の43作目。綾辻行人氏の「霧越邸殺人事件(上)」名前は知ってるのに読んだのは「Another」だけかもしれない。イメージは・・・館系の作家さん(笑)今回これを選んだのは・・・この表紙Anotherに似てるな。。。だけ。(笑)
順番シリーズ第十弾です。綾辻行人さんの「館」シリーズも順番通りに読んでください。8冊しか出版されていなので改めて順番と云う事もないのですが。一応書いておきます。1、十角館の殺人(1987年9月発売)2、水車館の殺人(1988年2月発売)3、迷路館の殺人(1988年9月発売)4、人形館の殺人(1989年4月発売)5、時計館の殺人(1991年9月発売)6、黒猫館の殺人(1992年4月発売)7、暗黒館の殺人(2004年9月上・下巻発売)8、奇面館の殺人(2
綾辻行人さんの霧越邸殺人事件読み終えました〜とっても描写が美しかったです恐ろしい連続殺人の舞台にはなってしまいましたが美しい湖畔に建っていて、温室や噴水、チェンバロが置いてある礼拝堂があり、洋館なのに『和』も感じさせられる霧越邸腕の良い料理人がいらっしゃって、ごはんも美味しそうですし泊まれるものなら、私も泊まってみたくなりました事件に巻き込まれるのは嫌ですけどね館シリーズとは、一味も二味も違う作品でした現実逃避ばかりしてられませんがミステリは本当に面白い最近、電車でも本を
綾辻行人さんの館シリーズ暗黒館の次は、びっくり館ですがちょこっと寄り道していきます霧越邸殺人事件寄り道先は、信州の霧越邸(きりごえてい)美しくもあり、怪しげでもある表紙の絵も素敵でさて、こちらの館ではどんな出来事が待ち受けているのでしょうもう一人の中村青司氏に捧ぐと、作品の一番最初に書かれているのにも、凄く心惹かれます今日は、これから美容室ですリフレッシュしてきます〜Graziemille強運HIROKO☆
霧越邸殺人事件(新潮文庫)/綾辻行人¥961Amazon.co.jpページ数:701ページ発売日:1995年1月或る晩秋、信州の山深き地で猛吹雪に遭遇した8人の前に突如出現した洋館「霧越邸」。助かった…安堵の声も束の間、外界との連絡が途絶えた邸で、彼らの身にデコラティブな死が次々と訪れる。密室と化したアール・ヌーヴォー調の豪奢な洋館。謎めたい住人たち。ひとり、またひとり―不可思議極まりない状況で起こる連続殺人の犯人は。驚愕の結末が絶賛を浴びた超話題作。-----