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ウンスは起きて、食事の支度をしようとする。ヨンが大勢連れて来た事でウンスの身体に負担がかかっては大変だと一緒に手伝う事にする。下に降りると丁度ジン殿が来た。大勢だと食事に困るのではと、使用人を3人連れてきました。うちに居た者なので、信用できます。口も固いです。ジン殿の先を読む力は、アン・ジェより凄いな。助かる。その代わりに警備員の強化は、任せてくれ!強者ばかり連れて来たから、いい鍛錬ができる。ご飯食べたら行きませんか?見てみたいです。みんなが起きてくる頃、
100年前の彼の地で、蒙古の兵達に捕まりそうになったウンスを救い出し、天門に入ったチェ・ヨン。しかし、彼はウンスひとりを2012年の天門に導いたのでした。再び、マダムローズと対の、チェ・ヨンの話しです。天門が開いた日…指先から放った雷功が天門の中に散って、やがて束になって過去へと流れた。辿り着くことは叶わなかったが、ウンスがどの時代に飛ばされたのか…その雷功の行く先がチェ・ヨンに知らしめてくれた。二十三代高麗王、高宗の末期。蒙古の開京侵入を避けるように江華島へ
「ねぇ、何があったの?」「何も無い。」「じゃあ、なんで約束の刻限に迎えに来てくれなかったの?」「所用で出かけて居った。途中倒木で道が塞がった処があってな。遠回りして戻る羽目になったのだ。」「本当にそれだけ?」「ああ。」何度脈診し直してもいつもと違う脈が現れているこれが出る時はつまり...ウンスは首を傾(かし)げ脈診を続ける。体調には問題ない何処も違和感は無い何処が何時もと違うのだ何ゆえ拘(こだわ)るウンスは脈診を終え
こんにちわんこ2学期が始まってしまう前に(笑)「プレゼント企画」やります。鬼剣チャームのキーホルダー、プレゼントします9月2日(日)20:00まで応募は終了しました。4名の方にエントリーいただきました。ありがとうございました!「プレゼント企画」のエントリー方法①下記のアドレスへアクセスしてください。(※PCからのアクセスは不可)②件名は「プレゼント企画」としてください。③本文に書いてもらいたいこと。*「imja」
まるで、おしゃべりをするような鳥の鳴き声で目が覚める。どうやらいい一日になりそうだ。ウンスは固い板の間に仰向けになると、バンザイをし手を組んでつま先を立てたまま思い切り伸びをする。その状態で息を吐きながら五つまで数え、一気に力を抜く。この朝の儀式のおかげで、身体が目覚め、リンパや血液の巡りが良くなってくる。さてと、リセット完了!問題無いわウンス、大丈夫よ昨夜、不思議な夢を見た。そこにはチェ・ヨンがいて、その声もはっきりと聞いた。貴女が新たな薬瓶と小菊を残して
雨が降ればその色を濃く変え夕焼けに染まれば紅色を差すすべてのものにはそれぞれの自然の理が備わり一所(ひとところ)に長く留まることもない春は、儚く美しい夢に似ている透けるように青かった空を薄墨色の雲が覆いはじめ、松の緑と藤の紫が、波のようにゆらゆらと揺れている。藤棚の下で言葉少なに酌み交わす酒も、残り少ない。「風が出てきました。そろそろ戻る支度を…」「雨になるかしら?」その女人(ひと)の酒に濡れた艶やかな唇が、目の前でつらつらと動く。一瞬、言