ブログ記事25件
紅霞後宮物語中幕愛しき黄昏本編に出てきた主人公小玉に近しい人達の短編集。ちょっとだけネタバレます。「清喜と賢恭」死期が近い沈賢恭を見舞う者達の沈痛な面持ちではなく、はつらつとした笑顔の楊清喜は、死ぬ前に話す事があれば聞くという。少し迷っていると、清喜は半生なんかどうか?と聞いてくる。ただでは話したくないというと、清喜の半生、小さい頃は今の反対の大人しい性格だったこと、大好きな兄の事、両親との確執、小玉との出会い、小玉が兄の恋人だった事を話し出す。。。「梅花と麗丹」
女性ながら最強の軍人として名を馳せていた小玉。33歳にして後宮に入り、皇后となるが…これはブックオフで110円とお得な買い物。人気作みたいなので一度読んでみたかった。「後宮モノ」といえば、帝がいて他の妃たちも多くいて、出身家の政治的な力関係なんかもあって、帝の寵を争う女たちの嫌がらせと嫉妬の世界…そういう物語かな、な〜んてイメージがあったのだが、読んでみるとあまりその辺のドロドロしたものは描かれていない(一応ないこともないけど)。というのは、このお話の主人公・小玉(しょうぎょく)は女
紅霞後宮物語第十四幕宸国の物語ですが、隣国の寛、康の様子も書かれております。少しネタバレます。晨国皇帝文林が小玉をもう一度皇后にすると言ってから七年が経ち、小玉はホントに皇后に返り咲く。前回の立后の儀式の時には、小玉の髪が少し短かったので、儀式をする上での特別な髪形にするのに、頭髪担当者がとても苦労したが、今回は髪の長さは足りているものの毛量不足で付け毛をすることになり、加齢がこんなところまでと思ってしまう。とは言え、儀式は問題なく終わり、文林と小玉は披露困憊したがすぐに寝付けず、
すっごく久しぶりの発売なので、どこまで進んだかすっかり忘れ、前巻の確認から始めないとでした。紅霞後宮物語第十三幕舞台は宸国。ちょっとネタばれます。関小玉は冷宮を出た後、充媛の位に落とされ、茹仙娥の遺児の世話をする役目を仰せつかっている。そして、仙娥の忠実な女官だった貞は、小玉の女官となっていた。ちなみに、仙娥は小玉に冤罪を仕掛け、皇帝文林に薬入りの酒を飲ませ襲い子供をもうけたが、実の所文林の子ではない確率が高く、仙娥は子の父親の名を言わぬまま自害した。ってのが、前巻でのお話。
雪村花菜さん紅霞後宮物語③読了Kindle本セールやってないので図書館で借りました。Kindle本セールになったら買おうかなぁと思ってるよ。それくらいハマってきたかも。ホント、少女マンガ的で読みやすい。今回の巻はちょっと悲しかったな。。好きなキャラクターだったし(ほぼネタバレ〜!)次回も楽しみ♪紅霞後宮物語第三幕(富士見L文庫)Amazon(アマゾン)1〜3,821円紅霞後宮物語第三幕(3)(富士見L文庫)[雪村花菜]楽天市場638円紅霞後宮物語第三
台風が通り過ぎて今日はお天気が良いと聞いていたのでいそいそと仕事用の靴洗ったのですが何か曇ってるまじで?明日には使うのにーーー最悪、乾かしに行かなきゃなんないかも知れないな…午後からの日差しに期待したいヽ(;▽;)ノだって今日は33℃まで気温上がる言うから絶対にカンカン照りだと思うじゃないですかwwwちまちまと読み進めていた紅霞後宮物語(富士見L文庫)[雪村花菜]楽天市場638
雪村花菜さん『紅霞後宮物語』第1~8幕関小玉、33歳。不世出の軍人と噂される彼女は、「とある事情」から、かつての相棒にして今はこの国の皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、皇后となった。いきなり夫婦となった文林との関係に戸惑いつつも、小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に、女性の嫉妬と欲望が渦巻く後宮「紅霞宮」に入る。他の妃たちの嫌がらせにも気づかぬ小玉のマイペースさに、後宮はまさに大混乱!だが、その混乱は後宮に潜む“闇”をも目覚めさせてしまい…。第二回ラノベ文芸賞金賞受賞作。
1巻読み終えた直後に続刊を注文してしまった作品がコチラ紅霞後宮物語(富士見L文庫)[雪村花菜]楽天株式会社638円『小説「紅霞後宮物語」』初めて読む作家さんです本屋で見かけてずーーーーーーーーーーーーーーーと気になってた作品これが、久々に大当たりでした(*ФωФσ)σ紅霞後宮…ameblo.jp届いた品々がコチラ違う本もちらほら(ノ∀≦。)ノミニマリスト寄りな生活を目指して少しずつ物を
初めて読む作家さんです本屋で見かけてずーーーーーーーーーーーーーーーと気になってた作品これが、久々に大当たりでした(*ФωФσ)σ紅霞後宮物語(富士見L文庫)[雪村花菜]楽天市場638円どっか見たように設定とどっかで見たような内容かと大きな期待はしていなかったのですが逆に功を奏したかもしれませんwネタバレ感想はコチラ初読みの作家さんヽ(*´∀`)ノ雪村花菜「紅霞後宮物語
最近はつらい展開に、早く完結しないかな~と思い、なかなか読み進められず、レヴューは更に進まず、年内にUP出来るかちょっと焦りました。紅霞後宮物語第十二幕舞台は宸国ですが、寛と康についてもちょっと触れています。ちょっとだけネタバレします。後宮で毒や巫蠱(ふこ:呪術等で人を呪う事)を行った罪で廃后になった関小玉(かんしょうぎょく)は、冷宮送りになる前に、手前の建物にある小部屋で、彼女の副官鄭綵(ていさい)に説明を受けるはずだったが、何故かそこには従卒の楊清喜(ようせいき)がいる。
ほぼ一年ぶりの新刊ですが、最近はあまりいい展開ではないので、正直もう読みたくないのですが、ここまで読んでいるので、最期まで頑張りたいと思います。紅霞後宮物語第十一幕宸国の物語ですが、隣国の寛、康の様子も書かれております。ちょっとネタバレます。皇后(小玉)の住まう紅霞宮の女性たちが体調不良になり、死者まで出て、原因を掴めない為、皇后達は行幸と称して離宮に避難して行った。皇后は信頼する李真桂(りんしんけい)に後を託し、皇后でないと出来ない決裁事項は文のやり取りで済ますことになった
今月新刊が発売されました。毎回、新刊の発売日をチェックし、発売されたらすぐに買いに走るほどの大好きな小説なのですが……今回は「碧血剣」を見るのに忙しく……、読み終わるのが遅くなりました。いつもだったら、買ったその日に読み上げるのに……。内容が重かったせいもあって、なかなかでした。関小玉、33歳。最強の軍人と噂される彼女は、「とある事情」から、かつての相棒にして今はこの国の皇帝である文林の懇願を受け、ある日突然、皇后となった。いきなり夫婦となった文林との関係に戸惑いつつも
紅霞後宮物語第四幕読了雪村花菜/著富士見書房/刊20160620初版600円富士見L文庫一応一冊づつ起承転結がありながらも、シリーズとして話は繋がっり、因果は巡る。本書において三幕目の騒乱のラスボスが出てくるのだが、著者の人成りが優しいためなのだろう、人の狂気を描ききれずに緩急をつけるのに失敗しているように思える。まあ読者層が若い女性なので、拙者のオッサン視点的なそこまで人間の暗部を描く必要が無いのかもしれない。しかし主人公は人臣を極めた身だからこそ、人間の最低最悪の部分を直視し
TOKIOの番組『鉄腕DASH』の昨日の放送が一部生放送になっていました至らぬ点があった、と言うことてしたがまさかの城島茂のダジャレでした・・・また本の紹介でしかも漫画なのですが・・・雪村花菜の『紅霞後宮物語~小玉伝~』小説家になろう!と言うサイトにアップされていた小説が原作漫画は粟美あいアプリのポイントで買って物凄くハマりました!!大宸国と言う、架空の中国辺りにあった昔の国が舞台女性の登用が進んでおり、女性の武官もいます主人公は足の悪い兄に代わり、徴兵に応じた少女・小玉
紅霞後宮物語第三幕読了雪村花菜/著富士見書房/刊20160220初版20150415四版580円富士見L文庫皇帝の寵愛を一身に浴びる皇后の目下の悩みは皇帝の側室候補。一方皇帝は皇后へかかる火の粉がおよばないように奮闘中。1巻から人の生き死にをちゃんと描く事によって、単なる惚れた腫れただけではない“物語”の醍醐味が盛り込まれていて、オッサンが読んでも面白いストーリーになっています。なんだか角川で活躍していた頃の高殿円を思い出すなぁ。架空の歴史の一辺を切り取ってくるあたりが特に。
今回は禁断の書に手を出してしまった記録雪村花菜紅霞後宮物語13冊本編1幕~10幕外伝零幕1~3カバーのイラストが美しい主人公小玉は並の顔という設定だがイラストを見る限り美人である物語の中では雄々しい(笑)コミカライズされている方はチラッと見たが文庫のイラストより顔面偏差値は劣るなのでコミックは萌えそうにもないから手を出さないこれは、ずっと気になっていた本であるAmazonを開くと必ずおススメに入ってたなぜか手を出し
まずは、昨日朝と夜の地震で被害に合われた方にはお見舞い申し上げます。昨夜の緊急地震速報で、静岡県全部が真っ赤な画像が流れたので、かまえていたのですが、静岡市は全く揺れませんでした。ご心配いただき、連絡をくださった方は本当にありがとうございました。紅霞後宮物語第十幕少しネタバレているのでお気をつけなさいまし。宸国の宮城の冬はとても寒く、寒さの苦手な小玉にとってはとても堪える季節である。いつもの様に皇帝、皇后、皇太子3人での食事は、穏やかに過ぎていく。食事が終わり鴻が帰った後、
読書のハナシ『狙われた旗本公家武者信平(五)』佐々木裕一(講談社文庫)紀州頼宣が亡くなり、世子福千代が大幅に成長。地味に剣力高め設定伏線もあり。分かりやすく加増するような活躍は無かったけど、このくらいのハナシで良い。ま、遺命でもあるから、これからは前向きに出世を考えるんだろうけど。けど、最近ちょっとバイオレンスな気がする。相変わらず鷹司松平信平の強さは盤石で華麗なんだけど。気のせいかな?政争、やるのかしら?あんまり実在幕臣は今更使えないしね。そういえば、馬を手に入れるハナシになった
後宮を取り仕切っていた梅花が亡くなり、新たな難問が勃発する、第二部に突入です。紅霞後宮物語第九幕少しネタバレているので、お気をつけを樹華と明慧は一つの廟※に祀られている。※廟とは先祖を篤く敬ったり、偉人を祀る建物で、建物である必要のない墓と区別している。そこに文林と小玉は、小玉の甥丙と樹華と明慧の息子誠と一緒に、お忍びで来ていた。しかし、そこには上半身裸の筋肉質の若者が、筋肉関係の願掛けに来ていて、見込みの有りそうな筋肉の持ち主には、樹華が夢に出て、適切なアドバイスをくれると
コッチも結構前のです。『紅霞後宮物語第零幕(三)二人の過誤』雪村花菜(富士見L文庫)帯に書いてある通りです。まだまだ軽妙に見てられる「青春」ぶり。本編の方が気になってる状態なので、本編では既に退場しているキャラも含めた青春時代は、スゲーやきもきします。スパロボ的な鎮魂効果が無いから。皇后出征前か、本編完結後に読みたかったかしら。第零幕。楽しみ方を間違え始めてます。『草雲雀』葉室麟(実業之日本社)葉室麟という作家のイメージブランドに引きずられた煽り文の帯ですが、本作は軽妙なバディ物
本のハナシです。『水戸黄門天下の副編集長』月村了衛(徳間文庫)タイトルのフザケっぷりに惹かれてです。『大日本史』の原稿を上げてこない全国の学者へ取立てにいく水戸黄門一行。真田の残党が類似企画で豊臣寄りの史書を編もうとして、黄門一行と学者の取り合いになったり、くの一バトルがあったり、タイトル通りにふざけてます。小ネタもソチコチに感じましたが、ワタシが気付けなかったネタも沢山あったと思います。あとがきにもありましたが、本作で特筆すべき特徴は「劇中の設定を説明するために明白な偽書を引用す
第7幕が嫌~な終わり方だったので、早めに出てくれて良かったですが、ちょうどワールドカップ中で、なかなか読めませんでした。紅霞後宮物語第8幕ネタバレていますゆえ、お気をつけなさいますようこの物語の主人公小玉は宸帝国(しんていこく)の皇后です。病の小玉から指揮を引き継だ沈賢恭は、結構ピンチの寛との戦いを早く終わらせる為、国境付近の「坏胡(はいこ)」に協力を仰いだ。坏胡は宸の影響下で半分自治区のような状態に置かれている人達で、どの国に肩入れをすることもないので、協力を仰ぐことは相
かなり前に買ったのですが、諸事情で全然読む暇がなくて、今になってしまいました。紅霞後宮物語―第七幕―多少ネタバレしているので、気を付けてください因みに、文林の治める国は宸帝国(しんていこく)である。先々帝のおかげさまで、寛との戦は避けられない状況になっているが、まさか寛が康と同盟を組み、向かってくるとは意外な展開になっていた。寛のみの使者が来たことで、二国の関係は寛が上位と解る。ここまで関係が悪くなると、戦を避ける手段はなく、形式だけの会談の末明後日が開戦と決まる。双方の陣
紅霞後宮物語第零幕の第2弾。第零幕は、数字の通り、紅霞後宮物語の本編以前のお話。主人公である関小玉が皇帝である周文林と結婚する前のエピソードです。関小玉が15歳で許婚から振られるところから話が始まり、周文林と結婚するのが33歳なので、この第零幕は何巻まで続くのだろうかww?でも、やはりこの第零幕がないと紅霞後宮物語は物足りないかも。それだけ関小玉と周文林をはじめ、登場人物が魅力的なんだろうな。本編で死んでしまった人も、第零幕で元気に登場&活躍しているので、祝カムバックだわ。第零幕の一
★紅霞後宮物語第零幕二、運命の胎動雪村花菜富士見L文庫2017年9月発行(積読本)新刊の第七幕を先に読んだので、こちらが遅れてしまいました。web連載を読んでいたのであとでもいいかと。ただひたすらに戦に邁進しその才を認められ階級が上がっていく関小玉(かんしょうぎょく)。未来の夫となる周文林(しゅうぶんりん)初登場、こちらはただひたすらにそりが合わない。飄々として自然体すぎる小玉に反感もかうが、戦を乗り越え、小玉の兵の扱い戦局の扱い方を近くで見、その感覚も変化していく。理不尽なその
さて、本のハナシ『志士の峠』植松三十里(中公文庫)天誅組のハナシです。主役は中山忠光。「誰?中山忠能じゃないの?」みたいな名前ですが、忠能の嫡男で、姉が明治天皇の生母なので、このタイミングで決起して「生き残ることができれば」、維新後に三条実美や岩倉具視や西園寺公望ぐらい、教科書レベルのネームバリューになったと思われる人。天誅組、なんてのも知名度がイマイチですが、戦前は結構称揚されてたらしい。土佐の吉村寅太郎とか池内蔵太なんかが参加してます。ウチ(水戸)も大概だけど、天誅組なんてのも名
★紅霞後宮物語第七幕雪村花菜富士見L文庫2018年2月刊行このお話も七冊めになります。(ほかに零幕が二冊でてますが)稀代の皇后、伝説とも言われた関小玉。皇帝である文林の妻であり将軍の位を持つ武官。極貧の生まれからその身を軍に投じ、才覚をもって武運を味方につけた。文林の思惑で皇后とされ、隣国の戦に皇后自ら出撃するも……。生と死がすれ違う戦場に血生臭い風とそれぞれの思惑が渦巻いていく。新たな歴史となる本人には酷ではあるが、カッコイイヒロインという定義には当てはまる。それもこれも
先日ブログで紹介させていただいた望月麻衣さんの新刊のサイン本が京都市内の書店で販売されているとか…私は早く読みたいのでブログで新刊の発売日を知るとすぐに近所の書店に予約します余程の体調不良でない限り発売日に受け取りすぐに読みますいえね、それで普通だし…ね?ただね?やっぱり好きな作家さんがお気に入りの小説にサインを書いてるワケですよ同じ買うならね?そちらの方が読む時もこうテンションMAXで読めそうじゃないですか?し・か・も、京都市内の書店で!しかーし、私の住んでいる所から
またまた『紅霞後宮物語第六幕』雪村花菜(富士見L文庫)なんか人気も安定してるみたいですし、コミカライズの方も順調なのかしら。前巻の流産(?)から夫婦仲の根っ子の部分で変化があったりで、帯みたいなフレーズが出ちゃったりもする。とはいえ、キャラクター達の会話劇は相変わらずのテンポ。そして舞台は戦場。国が攻め込まれ、迎撃に出した将が討たれ、これ以上状況を悪化させないために出せる最強のカードが主人公たる皇后関小玉。合戦よりも、ガイジンキャラが出てきたら良いな、なんて期待の方が大きい。あん
活字と映画はレビューを書くのに時間がかかり、何度無いことにしようとしたか。紅霞後宮物語第六幕今回は戦の状況を理解してもらうためにこの物語のざっくりした地図を入れました。因みに、文林の収める国は宸帝国(しんていこく)である。ネタばれているのでお気をつけなさいまし文林は寛に対して迎え撃つ事を朝議で発表するが、多くの反対の声が出る。徳治政治を行う上では、武力の乱用は極力避けるべきと言う観点からの事なのだが、今回は相手が攻めてきている為やむを得ないとの判断からの決断で、反対派と論