ブログ記事25件
一年前のブログをリブログします。帯広告の言葉を複数の辞書で引き比べをしていました。このころからでしょうか、辞書好きの度合いが急激に高まりました(笑)。
昨日書いたブログは1年前に書いたブログのリブログでした。集英社国語辞典を再購入してちょうど1年経ちました。そして昨夜、旺文社国語辞典第十一版の2020年重版が出たことを知りました。昨夜まで、座右の国語辞書は岩波国語辞典第八版と角川必携国語辞典でした。ちょうどTPOに合わせて女性が洋服や指輪、ネックレスなどの服飾品を買えるように、私の座右の辞書もしばらくの間、交換してみることにしました。新しい座右の辞書は集英社国語辞典第3版と旺文社国語辞典第十一版2013年重版です。赤
1年前のブログをリブログします。もうこの辺から私は辞書ウイルスに感染していたようですが(笑)、昨夜ツイッターで知ったのですが、旺文社国語辞典第十一版の2020年重版が出て、祝日などが修正されたらしいですね。私は同版の2013年重版を持っています。居住地では2020年重版はまだ出ていないようですが、アマゾンでもまだでした。
今年は、私にとって、新しい辞書に出会った1年となりました。自分史における大きな「辞書の1年」でした。【1】集英社国語辞典第3版を買いなおしました。(2月27日)【2】岩波国語辞典第七版新版を買いなおしました。(5月8日)【3】旺文社国語辞典第十一版を買いました。(7月12日)【4】大辞林第四版を買いました。(9月6日)【5】角川必携国語辞典を買いました。(9月22日)【6】岩波国語辞典第八版を買いました。(11月23日)全部で6冊もの国語辞書がそろいま
『妄想国語辞典』の方を早く注文したのですが、『さらに悩ましい国語辞典』が本日届きました。『悩ましい国語辞典』の続編です。3年前の3月、『悩ましい国語辞典』を買ったら、パソコンに表示されるネット広告が笑える内容に変わったことをブログに書きました。「悩ましい」という表題から、コンピュータが誤判断したものと思われます。けれども表題は、筆者が日本語の「揺れ」や「変化」にまじめに悩んでいたからこその表題だったのです。今回届いた本は続編です。筆者は日国大(日本国語大辞典二版)の編集者のおひと
三現新の帯広告にある「評論文キーワード」を他辞書と比べ読みする第28回です。本日の評論文キーワードは【フラグ】です。(三省堂現代新国語辞典第六版)フラグ〈名〉[flag][小説や映画で]読者や観客のために、先を容易に読めるようにした伏線ふくせん。「ヒロインに死亡-が立つ」このように使う用法は知りませんでした。勉強になりました。(三省堂国語辞典第七版)フラグ〈名〉〔flag=旗〕①〔情〕プログラムで、ある条件を有効にするかどうかを指定する部分。「-が立つ〔=条件が有効になる〕
三現新の帯広告にある【評論文キーワード】を読み比べています。本日の評論文キーワードは前回の【表象】に似ている【表徴】です。(三省堂現代新国語辞典第六版)ひょうちょう【表徴】〈名〉[気持ちが感情としてあらわれるように]心理や観念など、形のないものが、目に見えるものとして外部にあらわれること(・あらわれたもの)。あらわれ。しるし。サイン。[類]記号(三省堂国語辞典第七版)ひょうちょう[表徴]〈名〉〔文〕①外にあらわれたしるし。「流行語は社会の-である」②象徴。シンボル。「平和の-」
三現新の帯広告にある評論文キーワードを他の辞書と読み比べています。本日の評論文キーワードは【表象】です。(三省堂現代新国語辞典第六版)ひょうしょう【表象】<名・他動サ変>[哲学てつがくなどで]❶なんらかの抽象ちゅうしょう的なものごとを、形としてあらわすこと。また、そのあらわされたもの。❷ものごとのイメージを頭に思いうかべること。また、そのイメージ。❸なんらかの象徴しょうちょう的な意味をあらわすこと。また、その意味内容。(明鏡国語辞典第二版大型版)ひょう-しょう【表象】ヘウシャウ
三省堂現代新国語辞典第六版の帯広告にある【評論文キーワード】について辞書の読み比べをしています。本日の評論文キーワードは【投企】です。(三省堂現代新国語辞典第六版)とうき【投企】〈名・他動サ変〉[哲学てつがくで]自己というものを固定的に見ないで、未来の可能性に向けて絶えず開かれている存在としてとらえ、なにか社会的なことを企くわだてて、能動的に自己を関わらせること。投企という言葉も、その語釈も難しいですね。(現代国語例解辞典第五版)立項なし(岩波国語辞典第七版新版)
もう少し辞書の読み比べを続けることにしました。三省堂現代新国語辞典第六版の帯広告にある評論文キーワードから【テクスト】を読み比べます。(三省堂現代新国語辞典第六版)テクスト〈名〉[text,フランスtexte][文芸評論などで]作者の制作意図などからは独立していて、それ自体としての解釈かいしゃく可能性をもつという考え方からいう、文章・作品。「-論・-批評」評論文を自力で読解しようとする高校生や大学受験生に、本辞書を使ってほしいですね。(岩波国語辞典第七版新版)「テクス
三省堂現代新国語辞典第六版の帯広告から評論文キーワードを他の辞書と読み比べています。今回は、【通奏低音】です。ところが、本日は、事件が起きました!事件というと大げさかもしれませんが、帯広告にある言葉が、辞書に立項されていないのです。今回対象となる言葉は「通奏低音」ですが、次の写真のとおり、辞書に立項されていません。帯広告を見てみましょう。「評論文キーワード対応ナンバーワン!」として、「異化」から「両面価値」まで、36の言葉が並んでいます。「通奏低音」は22番目に印刷されていま
首を長くして待っていた再注文の『岩波国語辞典第七版新版』が昨日到着しました。無駄をしましたが、再購入の嬉しさに包まれています。7年で七刷ですから、毎年売れているのですかね。初回購入時には無かった帯広告が付いていました。いわく・・・・・・--ここから(帯の背)頼れる「岩国(いわこく)」(帯のおもて)大きな文字、読みやすさ抜群!西尾実・岩淵悦太郎・水谷静夫編(帯のうら)過去百年の、一時的流行でない、ことばを収録。この大きさの国語辞典では最大級の文字。
三省堂現代新国語辞典第六版の帯広告から、評論文キーワードとしての【装置】を読み比べます。(三省堂現代新国語辞典第六版)そうち【装置】🈩<名・他動サ変>機械や道具などをそなえつけること。また、その機械や道具。「心臓救命-(=AED)・緊急きんきゅう脱出-」[類]デバイス🈔<名>❶[現代思想で]国家や社会のさまざまな制度や体制を運用・維持いじするための、施設しせつや組織のたとえ。[例]議会・裁判所・軍隊・学校など。❷←舞台ぶたい装置。(現代国語例解辞典第五版)[そう-ち装置サウチ
玄関前の君子蘭の花芽が満開になりました。昨夜、集英社国語辞典第3版を読んでいた時、この重量の辞書を持ってページを繰れるのならば、書庫の奥にしまっておいた明鏡国語辞典第二版大型版も持てるのではないかと、思いました。集英国よりも大きく重いこの辞書は、2016年の年末に退院した時点では、右手が動かず、持つには重すぎたのですが、思い出の詰まった辞書なので、捨てるに捨てられず、書庫の奥に「閉じ込めて」おいたのでした。今朝、書庫から出して、持ってみたら、何とか持てたので、3年ぶりに手に取っ
外国の有名な推理小説が邦画化されたが、何か「大味」のようでした。全部見ませんでした。おおあじ(おほあぢ)【大味】(形動)1(略)2転じて、大まかで趣に乏しいさま。「大味な女(人柄)」3(略)KokugoDaiJitenDictionary.Shinsou-ban(Revisededition)ゥShogakukan1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館1988先日購入した『コンパスローズ英和辞典』を渉猟していたら、親近感を覚えました。その親近感は、
評論文キーワードの【消極的/積極的】を読み比べます。(三省堂現代新国語辞典第六版)以下、「三現新」と略記しょうきょくてき【消極的】<形動>❶ひかえめで、自分からすすんでものごとをしようとしないようす。「-な姿勢」[類]受動的❷ある文が、否定や禁止を表すようす。「-規定(=『…することはできない』『…してはならない』のように表現される規定)・-自由(=やりたくないことをやらなくてもよい自由)▲[類]ネガティブ[対]積極的せっきょくてき【積極的】<形動>❶自分から進んで、もの
評論文キーワードとしての【視座】を読み比べます。(三省堂現代新国語辞典第六版)以下、「三現新」と略記しざ【視座】<名>ものの見方の基礎きそになる立場。「グローバル化を-に据すえた教育・庶民しょみんの-から歴史を見直す」(集英社国語辞典第3版)以下、「集英国」と略記しざ[シ]【視座】ものを見る基本となる立場。視点。観点。(現代国語例解辞典第五版)以下、「現国例」と略記【しざ視座】物を見る姿勢、視点。「視座を変える」(国語大辞典)以下、「国大」と略記しざ【視座】知
帯広告の真偽を確かめるため、「評論文キーワード」を読み比べています。本日は【自己相対化】と【自己目的化】です。(三省堂現代新国語辞典第六版)じこそうたいか【自己相対化】<名・自他動サ変>[主観や思い込みを排はいして]自分で自分のことを客観的にとらえて考えること。じこもくてきか【自己目的化】<名・自動サ変>何らかの目的や目標のための手段であるはずの行為こういが、それ自体追求の対象となること。「金もうけが-する」(現代国語例解辞典第五版)(集英社国語辞典第3版)(国語大辞典
評論文キーワードとしての【互酬】を読み比べます。(三省堂現代新国語辞典第六版)ごしゅう【互酬】<名>人から贈与ぞうよを受ければそのお返しをする人間関係。「-性」[文化人類学の用語][類]互恵ごけいごけい【互恵】<名>おたがいに特別の便宜べんぎや利益をあたえあうこと。「-性・-条約」[類]互酬ごしゅう(現代国語例解辞典第五版)互酬立項なし【ご-けい互恵】互いに特別の便宜や利益などを与えあうこと。普通、国家間のそれをいう。(集英社国語辞典第3版)互酬立項なし
最近、辞書について、先輩ブロガー諸氏のブログを読んでいて、ふと頭に浮かんだことがあります。『三省堂現代新国語辞典第六版』の帯広告の真偽について他の辞書との読み比べを始めたのですが、「果たして読み比べの辞書は『国語大辞典(小学館)』だけでいいのか?」という疑問です。そこで今後は、折に触れて、『現代国語例解辞典第五版』(小学館)や先日再購入した『集英社国語辞典第3版』を読み比べてみようと思いました。装丁を見ますと、イメージカラーが『三省堂現代新国語辞典第六版』(現新国)は青(水色)、『現代国語
1『集英社国語辞典第3版』を入手した。前回のブログで書いたとおり、『集英社国語辞典第3版』の再購入が実現しました。なんと、購入は4回目です。1回目:不可抗力で本辞書を使えないほど汚してしまい、廃棄。2回目:友人に進呈のため再購入。3回目:病気で使えないと思い、未練を断ち切るために古書店に売る。4回目:退院して3年経った現在、後述のブログに刺激され、左右の手を使えば使えるだろうと考え、今回購入。しかし現在でも『日本国語大辞典第二版』は書架に鎮座しているものの、重さゆえに使えないでい
ここ数日、辞書に関する情報収集をしていて、インターネット上に凄いサイトを数多く発見し、思わず引き込まれました。世の中には、辞書読みや辞書収集を趣味(趣味の域を超えている)とする人は大勢いらっしゃるものだと、つくづく感銘を受けました。その中でも特に素晴らしいと感銘を受けたサイトを紹介しておきます。国語辞書の購入の手引き市販15種徹底比較【1種追加】そして、上記のサイトを読むにつけ、その評価の高さから『集英社国語辞典第3版』を読みたくなり、再購入することに決めました。実は、この辞
日曜日にそぐわない記事ですが(笑)こんなテーマで記事を書いたことないんですが、質問があったので、書いてみますね。私はライターなので、ありとあらゆる辞典を持っています。※辞典は、私の中では「読み物」ですその中で感じたことと、過去に学んだことを合わせて紹介します。ザッと並べると、よく比較されるのはこの辺りですね。・角川国語辞典・新選国語辞典・旺文社国語辞典・三省堂国語辞典・岩波国語辞典・新明解国語辞典・新解国語辞典・新潮現代国語辞典・三省堂現代新国語辞典
足掛け3年、辞書といえば、パソコンのハードディスクに組み込んである『国語大辞典新装版』(小学館1988)を利用していた。何度もブログに書いたが、杉の木の枝の伐採以来、両肩・両腕を「壊し」ていたため、紙の辞書が持てなかったのである。昨日、『日本語シソーラス2版』を購入して、2階の書斎に運んだとき、「あ、これだけの重さの辞書が持てるようになっている!」と自分の体調快復を褒めた。と、同時に、「紙の辞書を使えるかも・・・!」と思い、以前から気に入っていた『集英社国語辞典3版』(集英社201