ブログ記事195件
2004年映画降旗康男監督なかにし礼:原作常盤貴子:主演赤い月パンフレットより香川照之インタビュー(ところどころの抜粋)「例えば牡丹江に来たばかりの波子と勇太郎が夕陽を眺めるシーン。零下25度の下、夕陽が落ちるのを常磐さんと抱き合いながら1時間待ち続けました。足の感覚が完全になくなったけど、その時間を経て常磐さんが口にした「すごい夕陽ね」という台詞は、それまでとは全然違う声のトーンになった。カメラの前にいるその一瞬を100%生きること。そのとき感じたことを偽りなく演技として表
基本情報公開年:1989年監督:降旗康男原作・脚本:中島貞夫、松田寛夫(共同執筆)撮影:北坂清アクション監督:千葉真一主題歌:THEALFEE「FAITHOFLOVE」(C)東映あらすじ三代将軍・徳川家光は、性格や容貌が自分と似ていないという理由で長男・竹千代を嫌い、佐倉藩に預けて次男・徳松を溺愛していた。将軍継承問題から、家光は老中・阿部重次に竹千代の暗殺を命じる。佐倉藩主・堀田正盛は家光の陰謀を察知し、石河刑部らの凄腕浪人たちに竹千代
昔みた映画を再視聴してみた。。Netflix配信と同時にソジソブの『広場』みてずっとアップしようと思いながら、、、、、アマプラ開いてたら"健さん"が呼んでました(爆)ティッシュがなくなった1999年公開だったんだぁなぁ、思ったより最近(←感覚がヘン)だった〜高倉健さん当時68歳。健さんの姿みるだけで胸が一杯になるのは日本人🇯🇵だからでしょうか。ぽっぽやは韓国🇰🇷でも上映されてて、たしか当時広末さんも人気でしたよね⁈健さん主演の『駅』という名作もありますが、、鉄道(駅)と
今回は3本の日本映画。今年前半に観た作品もあわせて。『冬の華』★★★★6月鑑賞倉本聰脚本、降旗康男監督の1978年作品。繰り返し流れるギターの音色は、逃れられない運命のよう。予想外に、心に沁みました。全文はコチラ→「キネマのマ」『生きて、生きて、生きろ。』★★★☆2月鑑賞島田陽磨監督の2024年作品。東日本大震災後の福島南相馬の人々を中心に、心の病を抱え、容易に生きることが出来なくなる人々を写すドキュメンタリーだが、福島県のみにとどまらず、福島と沖縄、過去の経緯も交
タイトル極道の妻たち三代目姐概要1989年の日本映画上映時間は119分あらすじ兵庫県の坂西組組長が入院中で妻の葉月がその世話をしている頃、服役中だった組員の赤松が出所してくる。傘下の寺田組組長は赤松に対してまだ遺恨が残る木曽との兄弟盃を交わすように依頼するが、赤松はそれを断ってしまう。後日、赤松は寺田組組長に謝罪するため高級クラブに向かうと、赤松を狙った襲撃未遂事件が発生してしまい…。スタッフ監督は降旗康男音楽は三枝成彰撮影は
関東地方は10日にハッピーバースデーツーユー入りしたらしい。昨年より10日以上早かったとのこと。今日は3週間ぶりにプリキュアとスーパーヒーロータイムから始まる日曜日。プリルンとメロロンがプリキュアになってて驚いた(^_^)午後は座・高円寺1にて扉座「北斎ばあさん」を観た。葛飾北斎の娘で画家の応為(伴美奈子)が、襖絵制作の依頼を受け、腹違いの姉お美与(中原三千代)を伴って北斎ゆかりの地へ旅する話。面白かった。北斎ファンの風神(岡森諦)といい、人物の配し方が上手い。お美与と、死んだと思われて
blogno.556タイトル:居酒屋兆治(1983)を観て観た日:250606金放映日:250319水放送局:BS12その他の情報:原作:山口瞳。監督:降旗康男。出演:高倉健=加藤登紀子・大原麗子・田中邦衛・左とん平・あき竹城・山谷初男・伊丹十三・小松政夫・佐藤慶・ちあきなおみ・平田満・細野晴臣・東野英治郎・池辺良・大滝秀治=石野真子・小林稔侍・武田鉄矢。1983。上映時間125分。評価:★★★☆函館の街を舞台に小さな居酒屋を営む男とかつて
高倉健の視点から高倉健は「鉄道員」で定年間際の駅長・佐藤乙松を演じ、その存在感が映画の核となっている。(C)1999「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会黒い制帽と制服に身を包み、静かな威厳を漂わせる姿は、まさに役者・高倉健の真骨頂家族よりも仕事を優先してきた不器用な生き方を、無駄な感情表現なく体現(C)1999「鉄道員(ぽっぽや)」製作委員会娘や妻の死に目にも立ち会えず、仕事人間として生きてきた後悔と責任感の狭間にある複雑な感情を繊細に表現この映画で珍しく涙を流すシーンが
『鉄道員ぽっぽや』1999年日本《スタッフ&キャスト》監督降旗康男原作浅田次郎脚本岩間芳樹撮影木村大作音楽国吉良一出演高倉健/大竹しのぶ/広末涼子/小林稔侍/志村けん/吉岡秀隆/安藤政信/田中好子/奈良岡朋子《解説》ありがとう、この想い届くだろうか浅田次郎の直木賞受賞の同名短編を、想像力豊かに映画化した人間ドラマ、高倉健・降旗康男監
blogno.510タイトル:あ・うんを観て観た日:250319水放映日:220312水放送局:BS12その他の情報:原作:向田邦子。監督:降旗康男。出演:高倉健=宮本信子・板東英二=富司純子(本作出演にあたり「寺島純子」より改名)・富田靖子・真木蔵人・山口美江。1989。上映時分114分評価:★★☆☆昭和初期の東京・山の手を舞台に、男の深い友情と親友の妻への秘めた想いを描く人情ドラマ。上品で感動的で温かい作品に仕上がっている。昭和12
小さな女の子が登場したあたりから、「ひょっとして、そういう展開なのか。」「いや、健さんの映画でそりゃないか。」「あ、これはそうかも。」「じゃあ、最後は...。」このファンタジー的要素が作品の肝で、大きく左右している。そうなんだけれど、オイラ的にはマイナスに働きました。それを含めたても★★★★なほど見入ってしまう作品でしたよ。カミサンと一緒に観たけれど、やっぱり健さん、いいな。
いしだあゆみ追悼特集(完)「夜叉」「夜叉」プレビュー1985年8月31日公開。高倉健をいしだあゆみが田中裕子と取り合う名作。「人斬り夜叉」と呼ばれた大阪・ミナミの伝説の男とその女たちを描く。脚本:中村努監督:降旗康男出演者:高倉健、田中裕子、いしだあゆみ、ビートたけし、乙羽信子、奈良岡朋子、田中邦衛、大滝秀治、小林稔侍、寺田農、下條正巳、あき竹城、真梨邑ケイ、檀ふみあらすじ:日本海に面した小さな漁港。漁師として働く修治(高倉健)は十
blogno.483タイトル:健さん観た日:250221金放映日:250219水放送局:BS12その他の情報:監督:日比遊一。出演:マイケルダグラス・マーティンスコセッシ・ジョンウー・降旗康男・山田洋次・梅宮辰夫ほか。2016。上映時間95分評価:★★★★2014年11月10日に亡くなった日本が世界に誇る映画スター、高倉健の偉大な足跡と知られざる素顔を、日本のみならず世界の一流映画人たちの証言を通して明らかにしていくドキュメンタリー。監
TV放送作品で、面白そうな23作品を紹介していきますので、映画鑑賞の参考にしてください^^)🎦TV放送作品紹介一覧(2/17~2/23)🔶外国映画2/17(月)『ボディガード』『ニキータ』『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』2/18(火)『トロイ』『クーデター』『レジェンド・オブ・フォール果てしなき想い』2/19(水)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『エル・スール』『イナフ』2/20(木)『ケイン号の叛乱』『トランスポーターイグニション』2/
〜“ぽっぽや”なら、拳の代わりに旗を振り、涙の代わりに笛を吹け!!〜北海道の幌舞線という往年のローカル線の終わりには、これまた年季の入った幌舞駅という小さな駅があった。長らくそこの駅長を務めてきた定年間近の佐藤乙松は、今日も雪の冷たさと冬の厳しい寒さの中で、“ぽっぽや(鉄道員の意)”としてひたすらホームに立ち続けている。炭鉱町として賑わったのももう遠い昔、もはや幌舞駅も急速に寒村化していく町と共に消えゆく運命にあった。乙松の同僚で長年の親友である仙次は、乙松に定年後の身の振り方を考えるよ
★★★★132分東宝監督:降旗康男脚本:倉本聰出演:高倉健、倍賞千恵子、田中邦衛、いしだあゆみ、古手川祐子、烏丸せつこ、宇崎竜童北海道のJRの駅、「銭函駅」と「増毛駅」が主人公、嘘。銭函駅は、函館本線にある。函館本線は、函館から札幌を経由して旭川までの区間のようだ。そのうちの「銭函駅」は小樽と札幌の中間地点の駅。フム、フム。増毛駅は留萌本線の駅で、今は廃駅となっている。留萌本線は函館本線の深川駅から留萌駅を経由して、終点増毛駅まで伸びていた
駅STATIONオリンピックの射撃選手でもある刑事と3人の女性の宿命的出会いと別れを3部構成で描いた人間ドラマ。1967年。警察官の英次は過酷な仕事とオリンピックの射撃選手として練習が続いたことが原因で妻・直子と離婚した……。ちょっと前にU-NEXTで鑑賞しましたなんか一年に何度か急に古い映画で未観賞の映画をめっちゃ観たくなる時期があるんですよね(゜ー゜)って事で今回はこちらの作品、高倉健さん主演でずっと気になってた今作、脇を固める役者陣も
2024年12月17日(tue)2011年12月からブログを綴るようになって丸13年。14年目に突入している。よく続いてきたと思うが、旅先を絞った今、更新頻度は徐々に下がっている。年内は本編が最後の更新にする予定だ。先日、自分のブログのスタイルについて綴ると、意外にも多くの方々から元気づけるコメントをいただいた。圧倒的に男性からの感想だったが、唯一、「まるで旅に出る時の飛行機で読む雑誌のよう」とあり、さすがにそれはないなと思いながらも嬉しくもあった。『ブログがもたらせてくれたこと』「こ
オリンピックのライフル射撃でメダルを期待されながら、妻も子も犠牲にしてまで打ち込んだにも関わらず、選手としてもコーチとしても夢を遂げることができなかった刑事。射撃の腕を買われて事件の犯人狙撃を何度も経験させられ、「人殺し」にほとほと疲れた彼は何度も退職を考える。そんな中、故郷の北海道で場末の居酒屋を営む女性と懇ろになり、心の憩いを感じるが…。ずっと昔に一度観た映画だが、全く内容を覚えていなかった(だからこうしてせっせとブログに記録しているのだが)。どうして健さんってこう苦味走って渋いんだろ
さてこの後、午前1時からNHKBSで放送するプレミアムシネマ今日は、1981年11月7日に公開された映画、「駅STATION」をお送りします。名優、高倉健さんの代表作のひとつです。脚本は、ドラマ「北の国から」などを製作した倉本聰。監督は、鉄道員(ぽっぽや)、居酒屋兆時など高倉健さんの映画に深く関わった降旗康男です。高倉健さんが亡くなって、もうすぐ10年を迎えます。もう、そんなに経つんですね。高倉健さんは数々の映画に出演してきた俳優です。
月イチのスカパー無料デー、東映チャンネルにて文太さんの「現代やくざ与太者の掟」を放送していたのでエアチェックして、鑑賞…“現代やくざ”シリーズと冠された作品群の第1弾とのこと、たぶん、今まで見たことはないんじゃないかな?ムショ帰りの一匹狼・文太さんが…男気のあるヤクザ、待田京介と出会って、後に兄弟分となるものの…組のトラブルに巻き込まれてしまい、両者が対立してしまう状況に陥る。共演もなかなか豪華で…志村喬、若山富三郎、藤純子、山城新伍などなど。監督は…一連の高倉健作品でもおなじみ、名匠・降
★★★★112分原作:浅田次郎の短編小説「鉄道員(ぽっぽや)」短編集は第117回直木賞受賞作監督:降旗康男出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子、山田さくや、谷口紗耶香、志村けん佐藤乙松(さとうおとまつ)は、北海道の廃止寸前のローカル線の終着駅・幌舞駅の駅長さん。乙松は一人娘の雪子を病気で失い、妻にも先立たれ孤独な駅長だった。「1人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…」ぽっぽや一筋に生きてきた乙松は定年退職が間近い。そんな正月に、真っ赤
「鉄道員」の降旗康夫監督による、山岡秀治(高倉健)と知子(田中裕子)夫婦の絆の物語。山岡は特攻隊の生き残りで、当時の記憶を引きずりながらも、知子と寄り添って生きている。昭和天皇の崩御の後、同じく特攻隊の生き残りだった藤枝が冬山で遭難死する。特攻の母のセリフ「実の母親は我が子に死ねとは言わない。どんなことがあっても、自国を捨ててでも子供を守るでしょう」後半の話の持って行き方について、降旗監督の意図/メッセージについていくのが、ちょっと大変だったかも。それはそれでいいし、分かった
ひとつ前の当ブログで、『万引き家族』(2018是枝裕和監督)や『あなたへ』(2012降旗康男監督)で、樹木希林さんや高倉健さんは役を通してスクリーンから「別れの挨拶」をしたんじゃないかということを書きました。『あなたへ』を僕は公開初日2012年8月25日(土)の朝1回目上映に観ています。高倉健さんが亡くなるのは2年後の2014年11月10日ですから、この作品の中で健さんが「ありがとう」と呟くシーンに、まさかそうとは思わなかったですが、亡くなった後に思い出すと「最後の挨拶」のように思い出され
ラピュタ阿佐ヶ谷OIZUMI東映現代劇の潮流2024より製作:東映監督:降旗康男脚本:石松愛弘降旗康男撮影:仲沢半次郎美術:中村修一郎音楽:渡辺岳夫出演:安藤昇若山富三郎伊丹十三松尾嘉代城野ゆき伴淳三郎山本麟一二本柳寛1967年10月21日公開2年の刑期を残して仮出獄を許された郡司(安藤昇)は、昔の仲間で口の聞けない金庫破りの木島(伊丹十三)に迎えられます。木島は早速、日東化工が密輸入した金塊を奪取する計画を郡司にもちかけます。郡司は二人だけでは
ひとつ前の当ブログで、『新・網走番外地流人岬の決斗』(1969降旗康男監督)について触れました。冒頭で、由利徹さんが「えー、これからこの高倉に代わりまして、私が主役になりました」という、とぼけた口上を映画館に座っている観客に言う冒頭が爆笑ものでした。この『新・網走番外地流人岬の決斗』で思い出したことがあります。2018年の4月、刑務所から逃走した受刑者が3週間あまりも潜伏しているという事件がありました。空き家になっている家屋に潜んだり、島から本州へ泳いで渡っていたりで捜査網をかいくぐって
ひとつ前の当ブログで、『極道VS不良番長』(1974山下耕作監督)を取り上げました。『極道』シリーズ(1968~1972山下耕作監督など)と『不良番長』シリーズ(1968~1972野田幸男監督ほか)という、東映の2つのシリーズを合体させた映画です。これより前、『不良番長』の神坂弘(梅宮辰夫さん)は池玲子さん主演の『女番長ブルース牝蜂の挑戦』(1972鈴木則文監督)にもスケ番グループの助っ人として登場します。『女番長』ミーツ『不良番長』というわけです。長いシリーズの作品だと、マンネ
監督:降旗康男、張芸謀2006年公開原作:『千里走単騎』所要時間:1時間49分本作は、高倉健主演の日本と中国を舞台とした映画で、日本編と中国編で構成されています。日本編を降旗康男監督が、中国編を張芸謀監督が担当しています。高倉健演じる高田剛一には疎遠になっている息子がいました。ある日、その息子が余命僅かであることを知り、息子・健一の願いをかなえるために剛一はひとり中国へ渡るのでした。健一は民俗学者で、中国の仮面劇の役者とある約束をしていました。その約束を父の剛一
毎日新聞で紹介された実話をエロティシズムで描く1966年製作の降旗康男の監督デビュー作品です。家出してきたヨーコは幼馴染みのタケシを頼るが、彼女を欲望の対象としか見ないタケシのもとを逃れて新宿の繁華街へ。もともと男心をくすぐる魅力を持つヨーコはたびたび街の男たちに声をかけられ、仲間のたまり場であるスナックバーでジャズのビートに酔いしれ、睡眠薬を遊びをし…高倉健の映画のイメージが強い降旗康男監督がこんな風俗映画でデビューしていたことにびっくりです。内容的にはいかにも当時の若者のすさんだ
ひとつ前の当ブログで、『仁義なき戦い』(1973深作欣二監督)はキャスティングの変更、脚本の笠原和夫さんが深作欣二監督に難色を示すなど、撮影前にドタバタがありましたが傑作となり大ヒット、シリーズ化された話を書きました。この大変な状況で、プロデューサーをつとめたのが日下部五朗さんです。日下部さんは2020年2月8日に85歳でお亡くなりになりましたが、訃報を知らせる記事でも『仁義なき戦い』の文字や写真が出ておりました。日下部さんは1957年(昭和32年)に東映に入社しました。映画人口のピークは