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天界から私おすすめの本を紹介してみては?と言われたので、何冊か挙げてみる。みなさん既読の書も多いであろうがその辺はご勘弁願いたい。まずは、プラトンの「饗宴」私は高校の時に読んだ。これはアンドロギュノスが出てくる。そこだけで読む価値はある。神話と現実がまだあまり別れてなかった雰囲気も味わえるしプラトンが神話をこんなふうに書いてたのかと新たな発見がある。二冊目は魯迅の阿Q正伝。私は小学生の時に読んだが大人になって読むとなるほど…いまだにこういう人が多い印象があると深く頷く。
夜眠れないので、青空文庫で本を読んだ。最近思うところもあり、小学校以来で魯迅の阿Q正伝を読んだ。ブログタイトルは、阿Qが、やってもない罪で処刑されるとき、引き回しの間に何か立派なことを言おうとして、『ゴタゴタの中で、今まで言ったことのないこの言葉を「師匠も無しに」半分ほどひり出した。好ハオ※[#感嘆符三つ、186-6]」と人ごみの中から狼の吠声のような声が出た。』という部分。どういう意味なのか。ネットで調べても故事のようなものはない。なんか立派な故事成語っぽいけど全く意味のない言
目覚めたら蛹になっていた體はすべて溶け、内臓は何一つない外皮は硬く、粘着質の糸で寝床に固定されている腹も減らないトイレに行きたいとも感じないだが、動けないのは困るどうやって仕事に行こうかブログだって更新できない119番に電話した方がいいのだろうかでも、スマホさえ手に取ることができない今、何時だろうか目覚めてからどれぐらい時が経つのだろうかま、いいさなるようにしかならないこんな体験は誰でもするワケじゃないと思ういつか、この体験を小説か、俳句や川柳に
Kindleで読了。最初は主人公である菖蒲を好きになれずなかなか楽しめなかった。でも後半になるにつれてこんな生き方できたら幸せじゃん!って思い、最終的には面白く読めた。魯迅の阿Q正伝とからめてるところとか良き。綿谷さんの持論なのかな?
「精神勝利法」ともいい、辛亥革命後の中国で活躍した小説家・魯迅の造語である。1921年に発表した小説『阿Q正伝』の主人公「阿Q」の処世術として描かれたことで有名になった。不細工で貧乏、女もいないという今で言う弱者男性であった阿Qは、周囲から馬鹿にされたり喧嘩に負けても、結果を心の中で自分の勝利と思い込む(負けたと思わない)ことで無駄に高いプライドを保っていた。魯迅は「精神的勝利法」にすがる阿Qの惨めな姿を露悪的に描くことで、中国5000年の歴史に高い自負を抱きながら列強に侮られ半植民地化され
「吶喊(とっかん)」という普段聞き慣れない言葉を調べると、戦闘前に士気を高めるため叫ぶこと、ざっとこんな意味を持っているらしい。なるほど、このような意味と解るとイメージを持てやすい。魯迅の言う「吶喊」はきっと、魯迅自身の内面の叫びを表したものであると私は思っている。刊行から50年。年季が入って少し傷んだこの「吶喊」という作品集の初版本を見つけたのはまったくの偶然で、本来私はフローベールの「サラムボー」を買い求めるかどうかを検討するため古本屋に立ち寄ったところであった。太宰治の「惜
古い家を売り、引っ越しに伴う家財道具の整理のため二十年ぶりに故郷へ帰った僕は、幼馴染の閏土(ルントウ)と再会した。大笊を仕掛けて鳥を捕まえ、夏には海で貝殻を集め、月夜にはスイカ畑の番をする閏土は、幼い僕の憧れだった。久しぶりに見た彼だったが、一目で閏土だとわかった。しかし、「旦那様!……」と声を掛けられた僕は……。「故郷」子どもの頃は気づきもしなかった互いの貧富の差を、大人になった閏土の呼びかけで初めて認識するお坊ちゃまの僕。憧れのまなざしで見ていた少年の卑屈とも思
阿Q正伝・狂人日記他十二篇:吶喊(岩波文庫赤25-2)Amazon(アマゾン)『阿Q正伝』を読むには、幻灯事件について知っておく必要がある。幻灯事件とは、魯迅を文学に向かわせることになったある事件である。魯迅は、留学生として仙台医学専門学校に留学していた。その時に出会った師との思い出を書いた「藤野先生」は日本でも有名だが、魯迅は細菌学の授業で見た日露戦争のスライド写真を見て、大変なショックを受ける。その写真は、スパイ容疑をかけられた中国人がロシア人によって処刑される場面が映
だいぶ前に送っていただいた『小説導熱体第6号』やっと読了しました。全7篇の収録作品のうち冒頭の2篇がSFというのは意外でした。巻末の「モダン阿Q」はもちろん「阿Q正伝」の二次創作になっています。「阿Q正伝」と言えば小学生のときに『少年少女世界の文学』の中国編で読みましたが、なにしろ小学生のときで中国にもそんなに興味もありませんでしたからストーリーもほとんど覚えていませんでした💦「西遊記」「水滸伝」「三国志演義」がそのほかの収
2017年5月2日に保存してあった文です。もったいないので投稿します。内容の編集はしていません。(長くなったので前の記事から分けました)《一件小事》(『小さな出来事』):人力車の車夫がかっこいい話。私が思うのは、そんなに中国の教育が遅れてて意味がないと思ってたなら、学校中退しろよ。ということです。親に勉強させていただいていた人にそんなこと言っても分からないか(笑)《頭髪的故事》(『髪の話』):偏屈な青年が、髪型や服装の違いひとつで罰される世の中に不満を表明する話。
2017年4月25日に保存してあった文です。もったいないので投稿します。内容の編集はしていません。岩波文庫(訳:竹内好)の魯迅『阿Q正伝・狂人日記他十二篇(吶喊)』をだいぶ前に読み終えました。最近魯迅の作品に触れる機会があったのでそう言えば最初に読んだとき何も言及してなかったなと思い、感想を書くことにしました。良くも悪くも雑な感想です。著名な文学作品ですし、追究しようとするといくらでも深く!まじめに!時代背景とも照らし合わせて!……といった感じで感想を書けるの
科学史によれば理論は不滅ではありえない。新たな真理の扉が開かれるたびに自然の理解が深まり概念や見方が修正されていく。ニコラ・テスラ皆さん、こんばんは。新戸雅章さんの「天才ニコラ・テスラのことば」を読みました。(2019年発行)以前、読んだ「超人ニコラ・テスラ」と同じ著者なんですがこちらは、テスラが残した発言集でした。新戸さんが言うにはテスラの物質観は古典物理学の「エーテル」理論らしくエーテルを不要としたアインシュタインの理論を最後まで否定していたそうなんですが「ニ
美少女MAGちゃんが、うまくコミュニケーションが出来るのは家族だけのようです。自宅にこもって本を読む間はとても楽しく次から次へとページをめくる指が止まりません。お友達が広い芝生の公園や大きな石を重ねて作られた小川に連れて行ってくれました。MAGちゃんは楽しくて寝っ転がったり水に浸かって遊びました皆んなと一緒に居るのですが川の水を堰き止めたり芝生に出来た穴をつつく事に熱中して他の方が何をやっているのかわかりません。でも1人では来る事が出来ないので皆んなが
朝、元気に家を出た瞬間、3歳長男君が一言「何かいい匂いがするねぇ。」数百メートル離れたStaropramenのビール工場から漂う麦芽の香りが、ぷんと鼻をかすめる薄っすら青空の4月のプラハからこんにちは。(麦芽の香りをいい匂いと感じる幼稚園児、、うーん、恐るべし、これぞビール大国の遺伝子か!?)、、、。さて、つい先日、私は体調を崩した同僚のピンチヒッターでオケのコンサートにのりました。わがオーケストラはGP(←本番前最後のリハーサル)は午前中というのが基本(これは主に音楽学校で教えている団
中国の江沢民元国家主席死去のニュースが流れた。日本に対して強硬な姿勢で臨んだことで知られる彼は、来日時に仙台を訪れている。「阿Q正伝」の作者、魯迅がかつて日本留学時に学んだ仙台医学専門学校(現在の東北大学医学部)の講義室に入っていった江沢民は、魯迅がいつも座っていたとされる席に腰をかけたという。魯迅に解剖学などを指導した藤野厳九郎との師弟関係は後に「藤野先生」に描かれ、「わたしがわたしの師であると思いきめている人の中で、彼はもっともわたしを感激させ、わたしを励ましてくれた一人なのである」(
うしろをふり向く必要はない。あなたの前にはいくらでも道があるのだから魯迅(1881年-1936年)魯迅(ろじん、ルー・シュン、繁体字:魯迅;簡体字:鲁迅;拼音:LǔXùn;ウェード式:LuHsün1881年9月25日-1936年10月19日)は、中国の小説家、翻訳家、思想家である。本名は周樹人(しゅうじゅじん、繁体字:周樹人;簡体字:周树人;拼音:ZhōuShùrén;ウェード式:ChouShu-jen)。最初の名は
世界は時事刻々と動いている。アマゾンのキンドル本セールの世界もまたしかりである。昨日20日(20:43:59)に投稿した「講談社文芸文庫の翻訳作品セール事情」で紹介した、『ファウスト』と『天使よ故郷を見よ』のキンドル本の価格が下がったので、今日21日の昼に、その旨を追記して「講談社文芸文庫の翻訳作品セール事情【価格情報追記】」として更新しておいた。『講談社文芸文庫の翻訳作品セール事情【価格情報追記】』講談社文芸文庫は、主に過去の日本作家、評論家の文芸作品を丹念に拾った、高尚な雰囲気
講談社文芸文庫は、主に過去の日本作家、評論家の文芸作品を丹念に拾った、高尚な雰囲気を湛えた文庫シリーズだが、発行部数の関係からか、かなりお高い価格設定となっており、大型書店以外でこれを常備しているのは、店主がよほどこだわりを持つ店に限られるだろうといった印象が強い。その講談社文芸文庫のキンドル本がセール価格になっていることを最近知り、少し調べてみた。既刊タイトルの多くが498円というなかで、ほんとうに読んでみたい本の価格設定は渋めに感じられるのは、やむを得ないところだろうか。(^^;【注
昨日は返却日だったので愛知県図書館へ桜木紫乃さんの本は先回読み切れなかったので再び借りました阿Q正伝は中学生の時に読んだことがあるけどどんな話だったか全く覚えてないのでふと思い出して借りてみたのですが読みだしたら思い出すかな?そして本を借り終えカフェにパンが並んでいたのでこちらを購入^^どうも、お昼近くにならないとパンは並ばないみたいまずはこの日の昼ご飯のあとに
砂を掘下げ支持された安部公房ワンシチュエーションスリラーの中巻かれる虚無感が漂う阿Q正伝目当てがまさか故郷で泣くとは歳を重ねた証拠
3月にビデオニュースで初めて『水に落ちた犬を打つ』という言葉を知り、シェアします。👇権力者は議論などしない。反対言論など圧倒的な力によってねじ伏せればいいから。彼の論争対象は、自主的に権力の犬になりたがる者どもたちになる。彼らは表向き正義の看板を挙げる。そして論争や批判に対しては人格やモラルを持って非難する。形勢が不利になったらしっぽを振る。相手の追及の手が緩むと、依然と同じことを臆面もなく繰り返す。そのうち善意の第三者が現れて、「フェアプレイ」を説く。「相手も充分に反省して
蕎麦屋のおじさんの話日本が敗戦をした時、満州から帰って来て、これからは屋台を引いて日本を立て直して行くんだと思った。それで、蕎麦屋を始めたという。「阿Q庵」という、札幌の北24条という市街地の一番端で、国道沿いに少しスナックなどがある地下鉄の乗換駅の近くで、その蕎麦屋はやっていたが、開くのが遅かったので大学の1、2年目まではあまり知らなかった。その内夜遅くなったら開くことがわかった。蕎麦屋のおじさんは60歳ぐらいの苦み走った、昔初代の水戸黄門をやった東
今日は月末アノマリーでやや大きな動きがありました。もっとも日経VIはあまり上昇していないので、昨晩のエントリーに書いた通り今が大きな調整では無いことは明らかでしょう。個人的には5月のSQまでに28500円近辺に行かないかと皮算用をしています。本年のGWは全国的に天候も不順であるようですし、蔓延防止措置や緊急事態宣言の関係で自宅でゆっくり英気を養う機会にもなるでしょうから、全くのお節介ながら時間をつぶすのに最適な本でも紹介してみようかと思います。例えば『阿Q正伝』ではいかがでしょ
短いストーリーを寄せ集めた短編集。『藤野先生』教職に熱心なあまり身なりを気にしない風変わりな藤野先生(医学専門学校の教授)に、周(清国からの留学生)は呼び出される。周の取ったノートに日本語の勉強も兼ねて、藤野先生は添削を始める。周の成績が良いことをほかの学生が訝しがるが、藤野先生は周をかばい『偏見は恥ずかしいことだ』と睨みつける。授業の一環で周はスライドを見せられる。それは日露戦争の映像で、一部ロシア軍スパイとして見せしめに処刑される支那人の場面があった。興味深そうに取り囲むシナ人
やり返す。やり返したら、倍になって返ってくる、と言う発想はもっともではあるが、実際は無い。やったらやり返してくる人に喧嘩は売らない。それはかなりレアなケース。やり返さないと見くびらかれているから、舐められる。残念だが。被害を受けたら、自分にも悪いところがある、と言う道徳的優越、或いは精神的優越はまやかし。「阿Q正伝」の世界。魯迅。今の地位やら立場があるのは、誰かのおかげだが、負い目を感じる必要はない。相手は相手で必要だから、あなたをおいている。フィフティーフィフティー。負い目を感じる
<魯迅、芥川龍之介、森鷗外>358「吶喊」とっかん魯迅短編集高橋和巳:訳中公文庫収録作品1.吶喊自序2.狂人日記3.孔乙己4.薬5.明日6.小さな事件7.髪の物語8.風波9.故郷10.阿Q正伝11.端午の節句12.白光13.兎と猫14.家鴨の喜劇15.宮芝居『吶喊』は、現代中国の文学と思想の礎石となった魯迅の不朽の第一作品集であり、本書はその全作品(「吶喊自序」「狂人日記」「孔乙己」「薬」「明日」「小さな事件」
←クリック魯迅によって、1921年頃、今から丁度100年前に書かれた作品。阿Q正伝も狂人日記も周囲と全くうまくやれない、かなりの変わり者が主人公である。「もっとうまくやれんかなあ」「困ったもんだなあ」「自分が持っている変わり者の要素はないのかなあ」などと思いながら読み進めたのだが、解説を読んで見方が変わった。魯迅は小説によって、当時の社会(儒教や辛亥革命がある)を風刺し、社会を変えようとしていた。そういう背景からこの作品を読むと、正確な情報が伝わらない、TVウィルスにかかってい
私はあまり中国の映画を見てこなかった。だから何を見たらいいかわからない。そこで友人、多田麻美さんが書いた『映画と歩む、新世紀の中国』を手に取る。この本には百本以上の映画が紹介されている。これを入手したときはかたっぱしから見ていこうと思った。少し見た。しかし、つまらない。私は中国の映画が楽しめないとわかった。名作と言われているものでもどこがいいのかわからない。内容が暗いものが多い。本の帯からして「社会にひそむ文革の傷跡」、「格差にあえぐ人々」。時間がある。毎日家にいる。ゲームを
魯迅原作の短編小説《阿Q正传》を映画化したもの。1982年の作品。辛亥革命の時代に典型的な貧農(あるいは佃戸?)だった阿Qを严顺开が演じ、阿Qの救いのない境遇と末路を描いています。どんな仕打ちを受けても、自分は悪くない、悪いのは相手だと思い込める阿Qの「精神勝利法」は、その場しのぎにはなりますが根本的な問題解決にはならず、結局皆さんご存知の結末を迎えます。(ポスターは百度からお借りしています)