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阿房列車一条裕子(作画)内田百閒(原作)小学館イッキコミックス1~3号1号発行日2009/2/28「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。」の書き出しは、「国境の長いトンネルを抜けたら…」に匹敵する名フレーズ。鉄道随筆家の大家である内田百閒先生の名作のコミカライズである。敬意を表すかのようにハードケースに収められている。随筆といっても紀行文というか旅行記だから、全てが事実である。心に浮かんだよしなしごとをただ書き連ねているわけではない。登場する
2024年3月24日(日)〆の第三弾。今日は、「こだま」呑みでスタートダッシュ。「「のぞみ」でお茶して酔い覚まし。京都で早咲きのカンザクラを鑑賞して、復路は夜の「ひかり号」で〆の呑み。本日の〆。下加茂茶寮の12種そうざい、十二絵巻に、お酒は、伏見の地酒、招徳の「純米吟醸招徳春の酒うすにごり」。京都の花見が肩透かしで、早咲き1本しか見られなかったので、その代わりと言っちゃぁ何だけれど、桜花ラベルの春酒だ。三段仕込みのあとの四段目にもち米を使って甘さを引き出したというお酒。うすにごり、という
東京→名古屋こだま号2等車お寿司で地酒一杯企画のあと、名古屋タカシマヤで地酒を仕入れ、京都へ。名古屋14:47→のぞみ373→15:21京都。京都は桜開花で混むだろう、という前予測で1ケ月前には予約していた座席は、三等車なのにガラガラ。寒さが戻って、開花が大幅に遅れているので、是非もない。京都では、旅行企画段階では、東山エリア早回りで、昼の桜と夜桜を見て、最終の「のぞみ」で帰ろうかと思っていた(残念ながら予定変更)ので、ここは、のぞみでサクッと入洛、の予定だった、したがって、34分しかな
3月24日(日)、#居酒屋新幹線贅沢編、という感じのdancyu企画があったので」覗いてみました。東京11:27→こだま721→14:06名古屋。10号車貸切団体。隣接する、11号車の、ここしばらく車内販売がなくパーサーが使わなくなった業務用室を使って、後楽寿司やす秀の綿貫さんが寿司をにぎり、解説トークを10号車で、dancyuの植野編集部長が喋りまくるという企画。10号車には喫煙ルームがあったが、この3月のダイヤ改正で使用中止されたため、8、9号車の一般客が入り込む必要性・必然性がなくなっ
3月24日、dancyu企画の、車内で握る寿司で地酒を呑む企画が開催される。どんな感じかな。こだま号で名古屋までだから、2時間39分。ゆっくり呑むのに十分な時間だ。四谷の「後楽寿司やす秀」の握り・肴(どら焼きも付くのか)と、沿線の地酒3種だそうだけれど、居酒屋新幹線の高級版だから、旨いんだろうな。11時27分、こだま721号、いよいよ発車か。ところで、「こだま号」は、ここ久く、車内販売を営業していない。他は、グリーン車での販売を継続しているので空かないのだけれど、ここ、普通車11号車車端、
3月23日。明日は、阿房列車。昼間から、寿司と日本酒を飲るので、今夜は珍しく、日本酒休肝日。刺身や魚では、間違いなく日本酒を呑んでしまうので、今夜は浜松餃子。薄川。これなら飲んでもビール系。今夜は、安いスコッチウイスキーで、ハイボールから入ろう。スタンダードとニラがあったので、今夜は、「ニラ餃子」を選択。餃子の脂がしつこくてハイボールで流しきれない時は、ジントニックのレモン果汁増量。こいつで、餃子18個を流し去る。今日は、スコッチとジンだから、スコットランドとイングランドで、大英帝国の日だ
3月20日、春分の日。昨年は21日。桜がすでに咲いていた。今年はまだだから、週末の開花まで待たないといけない。(下の桜の写真は、開花が非常に早かった、昨年の春分の日。昨年の春分の日は、3月21日。)こちらが、昨年の春分の日。ソメイヨシノがいい具合に咲き始めているので、屋外で花見呑み。コロナ禍でも欠かさず呑んでいたが、2022年あたりから、ご近所の花見仲間の皆さんが戻ってき始めた。テレビでくどくど、政府や都知事が自粛要請をしていた2020年とか、誰も花見に来ないので、一人で桜の木を独占して、毎日
3月18日(月)、富山県南砺市の地酒を呑む。南砺市といえば、城端線の福野・福光あたりかと思うが、この上梨は、終点の城端(じょうはな)駅よりもさらに奥地。合掌集落のある五箇山地区の酒蔵だ。その、三笑楽酒造さんの「三笑楽山廃純米」を呑む。南砺市産の山田錦を60%精米しm協会7号酵母で醸した地酒だ。1,700円+税。五箇山といえば、山の酒だけれど、富山県の地酒には、やはりほたるいか、を合わせるのがいいなと思う。で、この三笑楽山廃純米。米の旨味と、ほどよい酸味がスペック通り。それに、わずかな苦味
3月3日(日)。週末、常磐線でさんざん「阿房列車」を愉しんだ挙句、まだ呑むか、という感じで、家呑み。今日は、福島県の浜通り、いわき市の、常磐ハワイアンセンターに近い、湯本温泉で売っている、このお酒。太平桜酒造。「太平桜」の「絆」という銘柄はマイナーで、あまり聞かないけれど(もっとも、「絆」は、震災以降に出来た商品ではないかと思う。)、地元用のおとなしめのラベルのほか、お土産向きに、このような、「いわき湯本温泉フラ女将」ラベルも発売している。いわき産の酒米「天のつぶ」を60%精米した特別純米酒
3月2日(土)、久しぶりに春に買った「青春18きっぷ」。いつもは、毎週末毎週末、花見酒で忙しくて使いきれない「春季」青春18きっぷを、久しぶりに購入。夏や冬はよく買うけれど、春に使うのは、何年ぶり、いや、何十年ぶりかな。「四季島」が5年振りに、常磐線に来る、と聞き、青春18きっぷで先発・少し前の普通列車で先回り。日立駅で待ち受けた。沿線で鉄ちゃんが撮影しているようで、とある踏切では、乗っていた普通列車が急停車した。無理な撮影はやめてほしいものだ。で、こちらが、日立駅。向かいのホーム。少し低い位
こんばんは。内田百閒「阿房列車」読了しました。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪に行って来よう」という書き出しから面白い。本当に用事はなくて、汽車に乗るのが目的。借金しても出かけます。汽車の中でもお酒を飲む。目的地に着いたら旅館に行って、お酒とお食事、翌朝にはもう出発。観光とかほとんどありません。百閒先生のこだわりがけっこうすごくて、あとめんどくさがりだったり、人付き合いが苦手そうだったり、でも不思議なユーモアがあって…友人、知人や教え子がおかしな
1月28日(日)。今日は、予備日。どこに行こうか、面倒だからやめようかと思っていたら、8:59に地震で目が覚め、出かけなければ、と思い出発。上越新幹線か北陸新幹線(このあたりがすいていて、当日でも座席が取りやすい)で迷った結果、東京駅の券売機で、先発の上越・ときより、次発の北陸・あさまの空席が多いので、そちらへ。発車時点では満席になったので、結局、どちらも直前には埋まる、ということらしい。結果、周囲の空いていた座席を埋めていたのは、中共・台湾国語の方が多かった。ジャパンレールパスかな。行きの「
今日も、呑んだ、呑んだ。おみやげは、こちら。まだ喰うか、というスナック。満腹。
26日。呑みも呑んだり。
今日から、SNSの休日。デトックス中。長文、打たない期間。コメントへのリアクションは、しない期間。(過去の記事を含みます。)さあ、電気系統総点検で、すっかり安心安全になった、大宮ジャンクション経由の新幹線で雪見酒。朝酒のアテは、こちら。カンパイ。
1月19日(金)。岐阜県中津川市、はざま酒造さんの地酒「恵那山純米吟醸ひだほまれ」を呑む。「ひだほまれ」は、名前のとおり、岐阜県が自信をもって開発し、使っている酒造好適米。50%精米は、大吟醸スペックなのだけれど、この、はざま酒造さんも控え目で、「吟醸」クラスとして発売している。お値段も、1,500円+税、と控え目のコスパ酒だ。合わせるアテは、鶏の岐阜県風味付け「鶏ちゃん」。味噌味の「モト」、郡上八幡製があるので、漬け込んだ鶏肉をキャベツと炒めて合わせえる。さて、恵那山の味はどうかな。壁紙
今日は、久しぶりに、江戸時代以来という岡山名物の、大手まんぢゅう、を頂く。てのは、昨年暮れに角川文庫本化された、酒井順子の「鉄道無常内田百閒と宮脇俊三を読む」を流し読みして、久しぶりに食べてみたくなったから。酒井順子は、軽く浅い文章を書く鉄女だけれど、この本は、無駄に両先生の記述を切り裂くこともなく、何となく時系列をまとめているので、悪くない。そう、小学生の読書感想文みたいなのだ。自分もそうだったのだけれど、多くの小学生は、感想文を書け、というと、おおかた、サマリーになってしまう。この本も、
内田百閒「第一阿房列車」初出誌・小説新潮(昭和26年1月号~)平山三郎「実歴・阿房列車先生」初出版・1965年朝日新聞社より元祖乗り鉄・随筆家内田百閒と、その鉄道旅を支えた国鉄職員で編集者平山三郎。百閒が表現する平山は冷めた能吏といった感じ。しかし、その実、平山は・・・。2000年没の平山三郎は杉並区天沼に住んでいたようで、かつてその近隣に長年住んでいた私は、百聞の「天沼なんぞというところは狐狸の住むところだ」を自転車で通り過ぎる時折に思い出していました。百聞(没は1971年)は彼
あけましておめでとうございます。遠出をしてもしなくても、何となく、車窓からの初日の出を拝む年が多いここ数年。コロナ明けで、今年あたり、混んできたからやめようかと思ったけれど、やはり、車窓から眺める元旦の朝日が、最高だと思う。今年の阿房列車も、駅弁アテにいい地酒が呑めますように。
11月26日(日)、久しぶりの居酒屋新幹線。ちょうどこの季節、京都や、愛知の香嵐渓の紅葉が見頃で、ツアーバスも大渋滞の時季。夕方上りの新幹線は、当然のように混んでいて、二等車でも、となりには人が来る、後ろは外人さん。そんな中でも、構わず#居酒屋新幹線二等車なので、車内販売も頼める。往路は、#スゴクカタイアイス#ちんちんのコーヒー両方取ったのだけれど、復路は、デザートにピレーネがあるので、ちんちんのコーヒー、だけにしておく。メインは、豊橋駅の駅弁業者、壺屋さん。「飯田線秘境駅弁当」。1,
11月から、東海道新幹線三等車のワゴン販売が、なくなった。が、二等車では頼めるらしいので、頼んでみた。これが、今まで通りの、スゴクカタイアイスと、ちんちんのコーヒー。何やら、セット購入特典なのか、あみた池大黒の、花ラングが付いて来た。ブラックのコーヒーに合いそうで、ちょっと嬉しい。カタイアイスは、駅の売店や・・・のぞみ停車駅のホームの自販機で買えるらしいけれど・・・スゴクカタイアイス、を頼むなら、二等車に乗るしかない。モバイルオーダーサービス、というらしい。コロナ前は、山陽新幹線で駅弁
11月18日夜〜19日未明にかけて、岩手の地酒「赤武」(エンゼルスカラー。レッドの兜柄のラベル)で、MVP史上初の満票二度目受賞を祝う。大谷兜を丸ごと卓上に置くと手狭なので、ともあれ、オオタニサンがポンポン叩いた兜の「前立」を卓上に置いて、愛でながら呑む。瓶どんは、盛岡界隈でよく売っている、牛乳瓶サイズの瓶に入った海鮮。ウニ・イクラ・ホタテ・ホヤ・キングサーモンなどの海鮮に、めかぶなんかが入っていて、そのまま丼にかけると、うまい海鮮丼になったりする。もっとも、岩手県では、鮮度の高い「瓶ウニ」な
窓がもう少しきれいだったらなあ。それでもさ、海に登る朝日はうつくしいな。なんだかんだで端っこまできた。特に何も用のない阿房列車なので引き返す。百鬼園先生みたいやん。木をふんだんに使った特別な車両。前にもそんなあったなあ。はやりか。通勤通学の人にとっては乗りにくい車両なんかも。ねぶう
2022年9月12日(月)、何の用事もないのに、函館本線・山線の途中駅、北海道新幹線併設設備工事中の倶知安(くっちゃん)駅で下車した。ほkぁでもない、この日は、札幌→函館間、下りの臨時特急ニセコ号(ノースレインボーエクスプレス)二階席の旅の予定だったのだけれど、1ケ月前の発売に買いそびれ、気づいたら、乗客が中抜けで減る「倶知安→長万部(おしゃまんべ)」間しか指定席を取れなかったから、というのがその理由。宿も、札幌より小樽が安かろう、と思い、夜景には特段関心がなにのに、前日、夜の小樽観光をすること
ちょっと夕刻、ワインとつまみを呑みすぎ&食べすぎたこんな夜は、無理に#居酒屋新幹線をやっても腹が破裂するので、時間をおいて家飲み。そもそも#居酒屋新幹線のための駅弁、純米大吟醸。リーズナブルな価格の幕の内が売りの東海軒。上等駅弁も出したんだな。こちらの「限定鯛幕弁当」が、これ。東海軒には珍しい、1,480円。お酒は、静岡県島田市、大村屋酒造場、おんな泣かせ純米大吟醸。。300ml1,320円。箱入り4合瓶よりもちょっと割高だけれど、短区間のちょい飲みには最適だ。ともあれ、満腹で呑め
↑↑内田百閒氏の「閒」は門の中の文字は間でなく、聞でなく、月です。「閒」ってムズイ(汗(右)河出文庫さん宮脇俊三氏「時刻表2万キロ」カバーデザイン栗津潔さんカバー装画園五朗さんカバーフォーマット佐々木暁さん(左)旺文社文庫さん内田百閒氏「阿房列車」カバーデザイン田村義也さん〜〜〜〜〜〜〜〜〜さて
10月28日は、水戸に呑みに行った。もちろん、呑むために行ったのだけれど、帰りは珍しく、特急を予約。呑んで帰るはずだったのだが、水戸で呑みすぎて不発。駅弁を買ったのに、家で呑む羽目に。本来、帰りの「ひたち」(又は「ときわ」)で、このように「阿房列車」で呑むはずだった。水戸駅、印籠弁当。この秋限定の「さつまいもご飯」バージョン。来福の8%超精米、純米大吟醸だって、買ってあったのに、おなかいっぱい、で呑めず。さて、今回は、水戸で呑むため、行きは、二等車料金を払わず、都内から三等車で乗り越し。この
10月15日、SNSの休日3日目。帰りの常磐線快速車中、霧筑波で酒盛り。水戸発品川行きの快速で呑もうと思って、食材とお酒を準備。ところが、神立駅で動かなくなる。牛久だか、龍ケ崎市だかで、人身事故があったようだ。こいつは運転打ち切りかなと思っていると、土浦でストップ。先に、土浦始発が停車していて、それに乗り換えるよう放送で促される。スイカGが自動でオフになったせいか、車内で反応せず、社販兼任のパーサーに主導で「緑ランプ」に変えてもらう。「品川行き」となっていたが、終電間近。「きっと上野で打ち切
10月15日。雨・こんな天気だけれど、汽車なら呑める。茨城DC、はじめます。常磐線快速。月の井なら、生しらす、だけれど、ないので、やむなく、中トロ、真鯛。崎陽軒は、ちょっといい幕の内。崎陽軒のシウマイ。ポケットシウマイで呑む。崎陽軒「幕の内」、で月の井を呑む。ごちそうさまでした。(SNの休日につき、詳細別途)
さて、3日目。連日、駅弁三昧なので、今朝は家で一杯やってから出発進行だ。うなぎ寿司。握りで朝から一杯がまた愉し。チキン・チーズ。こいつも、十一正宗純米酒なら、ねじ伏せられる。水餃子。これだって、地酒で大丈夫だ。食後の甘味は、宇都宮名物「かりまん」。今日は、さつまいもかりまん、も食べてみる。スタンダードなあんこもいいけれど、秋の味覚もまた、佳い。一晩経過したので、ちょっと、カリッと感が薄れつつある。そろそろ、「オーブン200℃✖️2分」かな。こいつは、緑茶だ。さて、今日も、呑み鉄の旅に出